ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

アジア杯序盤

2019-01-22 12:02:00 | スポーツ

分かっちゃいるけど、腹立たしい。

現在、中東の地で開催されたアジア杯予選リーグで奮闘するサッカー日本代表である。初戦はトルクメニスタンに3-1の逆転勝利。オマーンにはからくもPKで1-0での勝利で、三戦目は強敵ウズベキスタンに2―1での逆転勝利ある。

既に決勝トーナメント進出は決まっているが、マスコミは森保ジャパンをもたついている、慢心だと手厳しい。

相変わらずマスコミ様は分かっていない。ワールドカップでの活躍を、そのままアジア杯に期待しているかのような報道に苛ついてしまう。

ワールドカップでは、日本は挑戦者の立場であり、強豪国は日本に勝つことを当然として攻め込んでくる。しかし、アジア杯では立場が違う。アジア各国は、日本に負けないために、まず守りを固めてチャンスを伺う。

それはワールドカップ本大会における日本の立場と同様である。攻められる立場だからこそ、勝機があったのが日本の活躍の下地である。もし、ウルグアイやセネガルに守りから入られたら、日本に勝機はほとんどない。それが日本の実力である。

一方、アジア杯では、日本はまず守りを固める相手を崩して勝つ試合をしなければならない。組織で守るのは得意だが、個々人の力はさほど強くない日本にとって、アジア相手の試合は厳しいものになる。

まして現在のチームは、森保監督が大幅に選手を入れ替えて育成中である。未だチームとしての戦い方さえ定まっていない。まァ、それは韓国、イラン、オーストラリアなどの強豪国も同様である。

余談ですけどオマーン戦は、本来引き分けであった可能性が高い試合でした。身体能力の高いオマーンにあれだけ守られたら厳しい。それはこの十数年、常にオマーンとは一点差の試合ばかりであったことから分かります。審判は流したけど、長友のハンドは明白でしたしね。

なお、ウズベキスタン戦は双方ともに控えの選手で戦っています。決勝トーナメントを考えた調整なので、この試合は少し割り引いて評価する必要があります。まァ、少し荒れたようですけど、控え選手の頑張りは、見ていて気持ちいいものです。

私としては、アジア杯はベスト4に入れば、一応合格なのですけどね。嫌な予測ですけど、森保監督の国際経験の拙さが出る可能性、高いと踏んでいます。でも、頑張ってね。

追記(1/22) 決勝トーナメントが始まり、昨夜サウジアラビアと戦い1-0で勝利。ボールポゼッションは2割で圧倒的にサウジに攻めたてられながらの勝利でした。かつては、ボールを圧倒的に保持していながらも勝てなかったことを思うと、隔世の感が否めませんね。

コメント
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