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ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

ワニ~

2019-05-03 14:54:00 | 健康・病気・薬・食事

この20年以上、毎月群馬県の太田市に日帰りで出張している。

この街は、日系ブラジル人が多く働く街でもある。そのせいか、わりと外国人が働きやすい環境であるようだ。だから、市役所に行くと、案内看板には、日本語、ポルトガル語、ハングル、中国語、英語と併記されている。

また駅前はシャッター通りに近い(夜は別)のだが、少し離れると国際色豊かな飲食店が散見される。私はなんでも食べる主義なので、ブラジル料理も全然大丈夫。馴染みのある味ではないが、あれはあれで乙なものである。

噂で聞いていたのだが、ある肉屋さんには、牛や豚、鳥の他に羊、ダチョウ、そしてワニの肉が売っているそうだ。先日、そのワニ料理に出くわした。

ちなみに頂いたのは、ワニ肉のマヨネーズ焼き。メニューがャ泣gガル語であったので、正式な名称ではなく、お店の給仕の女性の片言の日本語での説明であった。出てきた料理は、オリーブオイルで炒めたワニ肉に、スパイスの効いたマヨネーズを絡めてグリルしたものであるようだ。

見た目は鶏肉というか、鳥のささ身に近く、味わいは少し脂身の入った鶏肉であった。特に違和感なく、普通に食べられました。後で調べたら、ワニ肉は低カロリー、低コルステロール、低脂肪分のヘルシー食材として注目されているとか。

ネットで検索かけたら、都内にもワニ肉料理を出す店がけっこうあることを知って驚きました。とりわけいささかグロい絵図となる、ワニの手の料理まであるのだからビックリ。

思い返してみると、昔阪神タイガーズの助っ人外国人のパリッシュがワニ肉好きとして有名でした。鶏肉に似ていると書きましたが、もしかしたらカエルのほうが近いかもしれません。

高校生の頃に、居酒屋でカエルの腿焼きを食べたことがありますが、これも淡白な味わいで、疑わしげな同級生たちの視線を横目に、普通に食べちゃいました。食用のカエルは外国から輸入されたものですが、あまり日本人の嗜好に合わなかったようです。その後、養殖場から逃げ出した食用カエルたちは、現在日本の各地で繁殖しています。

ウシガエルとして知られていますが、鳴き声が凄まじく大きく、また食欲旺盛なカエルなのでご存じの方も多かろうと思います。ちなみに、普通はワニのエサに過ぎないカエルですが、北米原産のウシガエルはまだ小さいワニの子供を食べてしまうことでも有名です。

まァ、なんでも食べるウシガエルですから、目の前の動くものは全てエサだと認識しているはずです。非常に生命力が強く、現在では日本原産のカエルたちを圧迫している有様です。

まさかと思いますが、ペットとして飼われていたワニが逃げ出して、あるいは大きくなって手に負えなくなった無責任な飼い主が、河川に放り出したりして、日本で繁殖する可能性もなきにしもあらず。

ちなみに食用もしくは鞄業界が革として活用していたワニを養殖していたタイでは、大雨の際にワニが逃げ出して、現在タイの各地の河川でワニが繁殖してしまったとか。

北日本はともかく、温暖な西日本は要注意かもしれません。ワニってすごく生命力が強く、アフリカでは長い乾季も穴を深く掘って、そこで半睡眠状態で何も食べずに数か月生き延びるそうです。

ワニの放牧だけはやめて欲しいですね。あいつら逃げるの得意ですからね、ねぇ、ワリー君

コメント (2)
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