ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

オートミール

2023-04-04 10:51:36 | 健康・病気・薬・食事
私が大好きな言葉、手抜き料理。

なんと魅惑的な言葉なのだろう。楽して美味しいなんて最高だ。でも、なかなか難しい。やはり料理を美味しく調理するには、新鮮な食材の入手と事前の下準備、適切な計量と火入れの時間。やるべきことは多い。

分かっちゃいるけど、疲れて帰宅した夜に丁寧な料理は難しい。そんな時は外食しちゃえばいいと考えるナマケグマですが、さすがに朝食は外食という訳にはいかない。

これは食後に薬を多量に飲むからで、薬を持ち歩くのが面倒だからでもある。さりとてまだ眠く、午前中は眠りたい休日の朝でも食べねばならぬ。空腹の胃袋に薬だけはシンドイからだ。

そんな時の定番は、玄米フレークやグラノーラといった牛乳をかけるだけのシリアル食品だ。でも、同じものを続けて食べるのが嫌いなので、連日は我慢できぬ。

そこで最近試行錯誤をしているのがオートミールだ。正直あまり馴染のある食材ではない。子供の頃、体調を崩した時に母が作ってくれた他は、どこぞのホテルで食べた記憶がぼんやりとあるくらいだ。

母の作るオートミールは牛乳で煮込んで蜂蜜で味付けされたものだ。一方、やはり子供の頃の思い出として記憶にあるオートミールは塩味であった。家ではなく、旅行先のホテルで食べたように思う。そうなると、まだ両親が離婚する前だろう。しかも一緒に旅行となると小学校入学前である可能性が高い。

多分八王子か立川のホテルではないかと思うが、まったく思い出せない。なぜにこだわるのかと云えば、蜂蜜味のオートミールは飽きやすく、塩味のほうが美味しかったと思うからだ。より正確に云えば、母の作った蜂蜜味のオートミールを再現できないからでもある。

多分に思い出を美化しているかもしれないが、母の作ったオートミールは、私が作ったものよりも美味しかったと記憶しているからだ。要は私が下手なだけだと思う。

そこで最近は自分で独自にあれこれ試している。その一つがインスタントのポタージュを使った奴だ。お椀に一杯の水(180cc)を小鍋に沸かし、オートミールを大匙2~3杯程度入れる。その後にインスタントのポタージュ粉末を入れて、よく掻き回すだけ。

実に簡単だけど、オートミールの量を間違えると、ドロドロの塊になってしまうので、案外と難しい。なお、個人的にはクルトン入りのジャガイモのポタージュ味とカボチャのポタージュが好き。コーンポタージュもいいけど同じ系統の味なので、連日は嫌だ。

たまに私が作るポトフの残り汁を活用できないか現在思案中。ちなみにネットで検索すると、コンソメ顆粒を使ったり、和風だしを使ったものもあるようだ。ちなみにホットケーキに混ぜたこともあるが、これはお薦めできない。

はっきり言えば、下手な横好きな私です。でも楽しいから、これからも沢山失敗するもんね。
コメント (4)
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