私はガーシー元議員とは全く関わりがない。
ただ彼が芸能人の不祥事、スキャンダルを告発するユーチューバーとして著名であったことは、今回の件で分かった。どうも元々は飲食店などを経営する事業者であったようだ。
ガーシーとは無関係であるが、芸能人と積極的に関わる事業者のことなら些か思うことはある。
芸能人といってもいろんな方がおり、一概に言えないのは当然のこと。だからかなりの偏見交じりの感想であることは、予め記しておきたい。
正直言うと、私は芸能人の方とは積極的には関わりたくない。特に仕事の上で関わる場合は、極力一定の距離を置くことに務めてきた。
理由は簡単で、あの方たちには「たかり体質」があるからだ。もちろん逆に「ばら撒き」タイプもいるが、少数派だと思う。芸能人を連れて飲食店に行ったり、あるいは服飾店、ブランドショップなどに行けば、彼等は支払いをする気がない場面に遭遇することは珍しくない。
芸能人からすれば、自分がこの店で食べたり、買い物をすれば、それが宣伝効果になるのだから、その費用は店持ち、タニマチ持ち、ファン持ちが当然との思いがある。
これは全くのウソでもないし、実際芸能人が店を訪れたことを写真やサイン帳などで誇示するケースも多い。宣伝効果がないとは思わない。
ただ、それがどの程度効果があるのかは、些か疑わしいと思っている。実際、芸能人が良く通うという店を知っているが、経営的にどうなのかはあまり好意的な見解は出せない。このあたり、仕事上の守秘義務に係るので書けないが、継続的な宣伝効果はないと思っている。もちろん例外はあるだろうけど・・・
ところが芸能人を看板にして営業する店はけっこう多い。誰々が贔屓にしています。誰それが上得意ですと宣伝して集客する店は少なくないのが実情だ。
思うに、ガーシー氏も飲食店などを経営している時は、けっこう芸能人を使ったのだろう。その過程で彼ら芸能人のあまり良くない部分に関わっていたと思う。当時は我慢に我慢を重ねていたからこそ、店舗が潰れた後、芸能人の不祥事を告発するユーチューブを始めたのだと想像できる。
多分、それしか出来なかったのだろうとも思うし、もう後戻りも出来ないところまで追い詰められていたのではないだろうか。飲食店に限らないが、客商売をする以上、守らねばならない掟がある。それが顧客の個人情報であり、とりわけスキャンダルになるような情報は三途の川の向こう側まで持っていくのが鉄則だ。
ガーシー氏がそれを知らないとは思えない。もう引き返すことはないとの絶望的な怒りを込めての告発だったのだろう。当然にその反発も予想しており、だからこそ国外に逃げたのだと思う。
断わっておくが、私はこの告発に意義を認めている訳ではない。単なる私憤だし、自分こそが被害者だと思うのならば、刑事告発または民事訴訟をすれば良いだけ。なによりも商売の信義に反する行為として、私は嫌悪する。
ただ彼も必死だったのだろうなとも思う。その必死さが、国政選挙で効果を発したのだろうと想像している。マスコミが報じない芸能人の裏情報をこれだけ知っているのならば、きっと政治家の不正も告発してくれるのでは?
そんな安直な期待が、彼を国会議員へと押し上げてしまったのでしょうね。
いつの時代でも政治権力を握るものへの批判は命がけでした。それが民主主義と報道の自由という特殊な環境の中で、当たり前に思えてしまったことが背景にあると思います。
ただ彼が芸能人の不祥事、スキャンダルを告発するユーチューバーとして著名であったことは、今回の件で分かった。どうも元々は飲食店などを経営する事業者であったようだ。
ガーシーとは無関係であるが、芸能人と積極的に関わる事業者のことなら些か思うことはある。
芸能人といってもいろんな方がおり、一概に言えないのは当然のこと。だからかなりの偏見交じりの感想であることは、予め記しておきたい。
正直言うと、私は芸能人の方とは積極的には関わりたくない。特に仕事の上で関わる場合は、極力一定の距離を置くことに務めてきた。
理由は簡単で、あの方たちには「たかり体質」があるからだ。もちろん逆に「ばら撒き」タイプもいるが、少数派だと思う。芸能人を連れて飲食店に行ったり、あるいは服飾店、ブランドショップなどに行けば、彼等は支払いをする気がない場面に遭遇することは珍しくない。
芸能人からすれば、自分がこの店で食べたり、買い物をすれば、それが宣伝効果になるのだから、その費用は店持ち、タニマチ持ち、ファン持ちが当然との思いがある。
これは全くのウソでもないし、実際芸能人が店を訪れたことを写真やサイン帳などで誇示するケースも多い。宣伝効果がないとは思わない。
ただ、それがどの程度効果があるのかは、些か疑わしいと思っている。実際、芸能人が良く通うという店を知っているが、経営的にどうなのかはあまり好意的な見解は出せない。このあたり、仕事上の守秘義務に係るので書けないが、継続的な宣伝効果はないと思っている。もちろん例外はあるだろうけど・・・
ところが芸能人を看板にして営業する店はけっこう多い。誰々が贔屓にしています。誰それが上得意ですと宣伝して集客する店は少なくないのが実情だ。
思うに、ガーシー氏も飲食店などを経営している時は、けっこう芸能人を使ったのだろう。その過程で彼ら芸能人のあまり良くない部分に関わっていたと思う。当時は我慢に我慢を重ねていたからこそ、店舗が潰れた後、芸能人の不祥事を告発するユーチューブを始めたのだと想像できる。
多分、それしか出来なかったのだろうとも思うし、もう後戻りも出来ないところまで追い詰められていたのではないだろうか。飲食店に限らないが、客商売をする以上、守らねばならない掟がある。それが顧客の個人情報であり、とりわけスキャンダルになるような情報は三途の川の向こう側まで持っていくのが鉄則だ。
ガーシー氏がそれを知らないとは思えない。もう引き返すことはないとの絶望的な怒りを込めての告発だったのだろう。当然にその反発も予想しており、だからこそ国外に逃げたのだと思う。
断わっておくが、私はこの告発に意義を認めている訳ではない。単なる私憤だし、自分こそが被害者だと思うのならば、刑事告発または民事訴訟をすれば良いだけ。なによりも商売の信義に反する行為として、私は嫌悪する。
ただ彼も必死だったのだろうなとも思う。その必死さが、国政選挙で効果を発したのだろうと想像している。マスコミが報じない芸能人の裏情報をこれだけ知っているのならば、きっと政治家の不正も告発してくれるのでは?
そんな安直な期待が、彼を国会議員へと押し上げてしまったのでしょうね。
いつの時代でも政治権力を握るものへの批判は命がけでした。それが民主主義と報道の自由という特殊な環境の中で、当たり前に思えてしまったことが背景にあると思います。