既に先々週の話ですが、日本女子サッカーが新たな金字塔を建てた。
シナの杭州で行われているアジア大会での優勝であり、初の連覇である。ちなみにこのチームは若手主体の二軍であり、夏に女子ワールドカップ大会でベスト8となったチームとは異なる。つまり次世代を見据えたチームでの優勝であり、次のワールドカップ大会での雪辱を考慮したチームでもある。
なおこの決勝戦の相手は北コリアである。90年代まではシナと並ぶアジアの最強チームであり、体の大きな選手を集めたパワープレーが特徴である。実際、この試合でも前半から力任せに押し寄せる迫力は凄みがあった。ただ準決勝までで見せた汚いプレーは控えめであり、不思議に思ったほどだが、それはそれで評価したい。
試合は前半で1-1だが、後半スタミナ切れをみせた北コリアの間隙を突いて、終盤に一気に3点を取って試合を決定させた巧みな試合運びが見事であった。王者に相応しい見事な結果であった。
ところでこの試合の中継は、TBSである。なにかやらかすだろうと思ったら、やっぱりやらかしてくれた。
前半で先制した日本に対し、北コリアに同点ゴールを叩き込まれた。興奮したTBSのアナウンサーが叫ぶ「やりました、追い付きました!」と。解説者ドン引きである。普通なら「追いつかれました」だと思いますが、さすがは反日自虐が売りのTBSです。
多分、TVやモニターに向かって、お前はどこの国のアナウンサーなのだと突っ込んだ視聴者、けっこういると思います。ちなみに当然というか終盤、日本が3点をたて続けに叩き込んだ際には、実に冷静なアナウンスで、興奮する解説者との見事な対比を示していました。
そしてTBS様ですから当然に日の丸掲揚、君が代はスルーされております。もう確信犯ですね。