令和6年はマスコミ没落元年だとしたい。
私は以前からマスコミ様に対して強固な不信感を抱いている。それでも、中には立派な報道、学ぶべき価値ある報道もあると信じている。でも、世の中のことが分かれば分かるほどにマスコミ様への不信感は募るばかりだ。
社会正義を守る木鐸として異常に高い自尊心を誇るマスコミ様は、近年の視聴率低下、購買数低下に悩まざるを得なかった。世論を主導するのは我々マスコミ様である。そう確信していたのに、一向に世論は従ってくれない。
兵庫県知事の弾劾では、マスコミ様が力を合わせて斎藤知事を辞任に追いやったのに、再選挙ではマスコミ様の意向を無視して兵庫県民は斎藤を支持しやがった。おかしい、おかしいだろう。エリート様でもあるマスコミ様の思惑がまるで通らない。何故だ、何故なのだ。
最近の年末恒例でもある「今年の流行語大賞」にしてから、まるで大衆から支持されていない。その典型ともいえるのが「ふてほど」だ。なんでもTBS放送のドラマ「不適切にもほどがある」の略称らしい。TVドラマをまったく見ない私が知らないのは当然だが、流行っているとの話も聞いたことがない。
っつうか、私なんぞ「ふてほど」と聞いた時、「不適切な報道」の略称かと思ったほどだ。実際、似たような感想を述べる人は多かったらしく、既存のマスコミ様は無視しているが、ネット上では拡散しているのが実情であろう。
意地の悪い私の邪推だと、要はマスコミ様が流行って欲しいと願っていることを流行語大賞として広めているだけだと思う。いわゆるK-ポップ商法と同様の手口だと思う。確かに日本人には右に倣えというか、自分で判断するより空気を読んで行動することが多々ある。
それにしたって、マスコミ様は思い上がり過ぎではないのか。世間がマスコミ様の意向に沿うように操作しようとすること自体、傲慢だと思えないところが痛い。だからこそ視聴率が下がり、購買部数が減少しているのが実情だろう。
まぁあのお方々はプライドが高すぎるので、自らの失策は認識したくないのでしょうけどね。それこそ自業自得ですな。