一応隣国のことなので無視しては良いとは思わない。
でも呆れて関心を持つ気になれないのが南コリアの戒厳令騒動である。まったくもって100年以上前から進歩がない国である。
当時の半島は李氏朝鮮時代だが、独立国ではなくシナの清王朝の朝貢国であり、外交権と軍隊の保有を禁じられた実質属国扱いであった。しかし、元来約束など守らない気質であり、見栄っ張りの気性も手伝って好き勝手やっていた。
そこへ不凍港を求めて南下してきたロシア帝国と、明治維新による文明開化で国力を増大させた日本が開国を迫ってきた。そんな国家の存亡にかかる危機の状況下にあって内輪争いに夢中であったのが、当時の朝鮮政府であった。
いわゆる閔妃と大院君との政争であり、外交上の危機さえも権力争いの道具にしか考えず、結果的に清王朝と日本との武力介入となった。いわゆる日清戦争であり、その結果李氏朝鮮は清から独立を認められたが、すぐに日本帝国の属国となった。
太平洋戦争での日本の敗北後、コリアはやたらと日本を侵略者扱いして留飲を下げようとしているが、本当にするべきなのは外交上の危機を認識せず、内輪の政争に堕していた当時の李氏朝鮮の統治者たちの愚かさを反省することであろう。
それを侵略者・日本のせいにして本来するべき反省をせずに誤魔化してきた愚か者である。現実を直視するよりも、脳内理想の実現に汲々とする。アメリカのとの連携を重視する大統領と、北との友好を第一と捉える左派野党は、ロシアに擦り寄る北の脅威を無視し、アメリカからの不信感もないものとみなす。
だからこそ、夜に戒厳令を出し、朝には撤回するといった馬鹿げたことが出来るのであろう。自分たちの置かれた危機的な状況など全く考慮しない我儘な幼児の喧嘩そのものだ。断言しますけど、いずれ「日本が悪いニダ~」と言い出しますぜ。まぁ、日本側の一部の反日メディアが言い出しっぺになると思いますけどね。