才能があるからといって、なんでも出来る訳もなく、なんでも許される訳でもない。
90年代後半に人気を博したバンドにHysteric Blueがある。リーダーはギターのナオキ、ドラムのタクヤ、そしてボーカルのTamaの三人組である。ヒット曲として「春~SPRING」や「なぜ・・・」で知られており、紅白歌合戦にも出場している。
タクヤが作曲し、伸びやかな歌声のTamaにノリが良いナオキが引っ張るバンドであった。ジュディマリのコピーなんて悪口もあったが、楽曲のパワーは本物であったと思う。本来ならばもっと活躍が出来たバンドであったと思う。
しかしリーダーのナオキに問題があった。女好きを通り越して病的な性犯罪志向者であったらしく、バンド解散後に強姦強制わいせつ罪で逮捕されている。もちろん実刑判決で刑務所を退所後にも懲りずに再犯を繰り返し、何度も報道されている。
これは私の邪推だが、おそらくバンド活動中にも相当やらかしていると思う。リーダーの暴走を他の二人は止められなかったし、プロデューサーやバンド関係者にも抑えることが出来なかったからこそバンドの解散に至ったのではないか。
そのためにHysteric BlueのCDなどは全て廃盤になっている始末である。幸いYOU-Tubeなどに動画がアップされているが、一時期は忘れられたバンド扱いであった。
バンド解散後に、タクヤとTamaは別のバンドを結成して活動しているが、成功したとは言い難い。タクヤの作詞作曲の才能はあると思うし、Tamaはボーカリストとしては屈指の歌い手であったが新しいバンドは売れなかった。
実はこの二人、若い頃から名古屋周辺で路上ライブをやっていたがなかなか目が出ず、ナオキに誘われてHysteric Blueを結成した経緯がある。人間的には問題があるナオキだが、彼の牽引力があってこそ二人の才能は活かされた。
ちなみにナオキだが、刑務所を出所後に結婚もして家庭を築いていたが、それでも悪質な女癖は治らず、再犯後の裁判で「なにが性犯罪なのか分からない」などとほざいている。彼が更生することは生涯ないと私は確信している。
そして残念ながらHysteric Blueが再結成されることも絶対にあり得ない。ある意味、悲劇的なバンドであったことを残念に思います。
メールさせて頂きました。
で、私は「つまるところ運」だと思うてます。
ヌマンタ様が一国一城の主として税理士をなさってこれた背景には、やはり少年期から現実を観て清濁併せ呑む事を体で学ばれた事、読書を通して己と違う価値観から観る事を学ばれたこと(とくに小説とは他人の人生を疑似体験するメディアでもある。だからマニュアルが必要な19世紀に発達した)、登山やケンカなどの物理的な危険。
こうした経験がミックスされてこそのヌマンタ様。
それは体験であって才能じゃない?
んにゃ、そもそもヌマンタさんの持ち前の反骨心(ひねくれ)や地頭の良さがなければチンピラで刺されて終わってると想う。それ才能でないすか
ヌマンタさんの自伝読むと「代紋テイク2」ってマンガを思い出すのですねぇ。失礼m(__)m
脳の問題なので、本人の意志や努力で解決できるものでもないように思います。薬物で制御できるのかもしれませんが、それによってその人らしさや活力も失われるのかもしれませんね。他人を傷つけることはなくなるのかもしれませんが。