青森県で鳥インフルエンザに感染した食用アヒルが見つかったとの報道を読んだ。
鳥インフルエンザは、渡り鳥などから感染することもあるので、少し前に韓国で感染が報じられたことからして、いずれは日本にも来るだろうと思っていた。
少し驚いたのは、その感染が食用アヒルであったことだ。食用アヒル?馴染みのない言葉である。
アヒルが食べられることは不思議ではない。でも、北京ダックくらいしか思いつかない。そこで調べてみて驚いた。食用アヒルって、合鴨のことだったのか!
元々、アヒルの先祖がマガモであり、両者を鰍ッ合わせることで作られたのが合鴨。その合鴨を食用アヒルと呼ぶようだ。合鴨といえば、合鴨を除草に用いた田んぼの風景を見たことがある。
だが、合鴨は成長すると稲穂まで食べてしまうので、その前に食用として売られてしまう。また人工種であるため、繁殖して生物界に影響を及ぼさないためにも、食べてしまうそうだ。
ただ、出荷する前に、より高く売れるように囲いにいれて育成するそうで、その合鴨を食用アヒルと呼ぶらしい。
知らなかった・・・合鴨ならば、鴨南蛮や、焼き鳥などで御馴染みであり、カロリー豊富ゆえに多少控えてはいるが、それでも偶に私も好んで注文していた。
世の中、知らないことってあるものだ。
そういえば、年越しそばに昨年は合鴨を入れて作ったことを思い出した。あれは美味しかった。でも、鳥インフルエンザに感染となると、多くの食用アヒルが処分されてしまうのだろう。
今年は品薄かな?
今のうちに、合鴨の燻製等を買い込んでおこう。さっそく今晩、買い物にいきますぞ。
食用アヒルですが、合鴨として大量に出荷されているようです。私は焼き鳥の串焼きが一番馴染みがありますが、そば用の合鴨肉、高級スーパー等で売っているテリーヌ用など、いろいろと需要があるようです。
日本人は古来より野鳥を食べていましたから、アヒルもきっと食べていたと思うのですが、どうなのでしょうねぇ。