
何故にマスコミはもっと積極的に報じないのか。
2月にアメリカで開催された女子サッカーのナショナルチームで戦われるシービリーブス・カップにおいて日本女子代表が初優勝を成し遂げた。
この大会は日本では知名度は低いが、試合のレベルは高い。十数年参戦している日本も決勝まで上がれても、優勝の賜杯を受けたのは今回が初めてだ。
やはり優勝の原動力は現在、欧州のプロサッカーチームで活躍している選手たちだ。中でも私の一押しである長谷川唯選手は凄い。澤穂希に匹敵する才幹の持ち主だと思う。だがサッカーは一人では出来ない。期待されたパリ五輪での敗退は長谷川頼りであったことが原因であった。
そこでデンマークからニルス・ニールセン監督を招聘し女子サッカー代表チームを率いてもらった。効果は絶大であった。なぜに埋もれていたのか不思議なほどの選手が次々と呼ばれた。コロンビア戦でロングシュートを決めた谷川萌々子や素早いシュートを決める籾木結花も凄いが、今大会でのMVPとなった田中美南のゲームコントロールが凄い。
おかげで長谷川に輝きが戻り、近年女子サッカーの世界に君臨していたアメリカチームを破っての優勝である。優勝後のニールセン監督のインタビューが格好いい。
アメリカに勝ったことを問われて「僕は(監督として)アメリカを破ったことがあるよ」と驚くことじゃないとスマートに答えていた。こりゃ、選手も信頼するわな。終始しかめっ面であった船越監督とは大違いである。
もはや長谷川頼りのチームではない日本女子サッカー代表からは当分目を離せませんね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます