Photo by かんと
万緑の中を今日もまた溺れるようにして来た。もう、この仕事も8年目になる。いろいろな職歴の中では2番目に長い。
昨日の脈略を欠く妄念の苦しい言い訳だが、緑溢れる落葉松の森の中を走りながら、信州に帰って暮らすようになったこの10年が、自分の人生の中ではもっとも平安な時期ではなかったかと考えた。そしてまた、その過ぎていった幸福な時を思い、一抹の呆気なさも感じたりした。
「限りなく広い宇宙、永遠に続く時間の中で、アンと同じ惑星、同じ時代に生きることを喜びつつ・・・・・。」これは、天文学者カールセーガンの有名な著書「コスモス」を、妻アン・ドルーヤンに献呈するために記した感動的な言葉で、いかにも天文学者らしい。彼が深く関わったボイジャーは、太陽圏を超えて今も飛び続けているけれど、その彼は、もういない。
138億年とか46億年とかいう単位を、せいぜい7,80年の生命しか与えられていないわれわれがどうとらえたらよいのか、考えてみても分からない。分からないが、人の一生を思うとき、ついこれらの想像を超えた時間や距離が、無限とか永遠といった漠々とした思いとともに、湧いてくる。
太陽が死滅するとか、銀河が衝突するとか、これもまたとてつもないことだけれども、宇宙の広大さやその時間からすれば、昨日のような例え話になるのかも知れない。まして、個人のことなど・・・。

大分昔のこと、前述のカールセーガンが「コスモス」に書いた献詞をぜひとも横文字でも見たくて、そのためだけに安い普及版を買ってみた。
山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましては6月2日のブログをご覧ください。かんとさん、ありがとうございました。カールママさん、TDS君にもお礼申し上げます。コメントは、励みになります。
万緑の中を今日もまた溺れるようにして来た。もう、この仕事も8年目になる。いろいろな職歴の中では2番目に長い。
昨日の脈略を欠く妄念の苦しい言い訳だが、緑溢れる落葉松の森の中を走りながら、信州に帰って暮らすようになったこの10年が、自分の人生の中ではもっとも平安な時期ではなかったかと考えた。そしてまた、その過ぎていった幸福な時を思い、一抹の呆気なさも感じたりした。
「限りなく広い宇宙、永遠に続く時間の中で、アンと同じ惑星、同じ時代に生きることを喜びつつ・・・・・。」これは、天文学者カールセーガンの有名な著書「コスモス」を、妻アン・ドルーヤンに献呈するために記した感動的な言葉で、いかにも天文学者らしい。彼が深く関わったボイジャーは、太陽圏を超えて今も飛び続けているけれど、その彼は、もういない。
138億年とか46億年とかいう単位を、せいぜい7,80年の生命しか与えられていないわれわれがどうとらえたらよいのか、考えてみても分からない。分からないが、人の一生を思うとき、ついこれらの想像を超えた時間や距離が、無限とか永遠といった漠々とした思いとともに、湧いてくる。
太陽が死滅するとか、銀河が衝突するとか、これもまたとてつもないことだけれども、宇宙の広大さやその時間からすれば、昨日のような例え話になるのかも知れない。まして、個人のことなど・・・。

大分昔のこと、前述のカールセーガンが「コスモス」に書いた献詞をぜひとも横文字でも見たくて、そのためだけに安い普及版を買ってみた。
山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましては6月2日のブログをご覧ください。かんとさん、ありがとうございました。カールママさん、TDS君にもお礼申し上げます。コメントは、励みになります。