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干潟&三裂星雲(再録) Photo by かんと氏
この時季の天気予報は難しいのか、あまり当たらない。予報通り雨は上がったが、昼近くなってもあまりスッキリとしない天気だ。上に行くようになれば、天気予報に翻弄される日が続く。外で働く者にとって、予報が外れるのは痛い。それで血圧が上がる。
きょうの天体写真は再録だが、撮影者のかんと氏は入笠牧場の夜空をこよなく愛するお馴染みの人。毎年四季を通じて何度となく牧場に通って、その成果である素晴らしい星や星座の写真をこの独り言にも送ってくれている。カテゴリー別の「入笠牧場からの星空」をご覧いただけば、入笠牧場と、かんと氏の"実力"を充分に知ることができ、さらには他の実力者の作品も見ることができる。
ところで、そのかんと氏にはもう一つ、恐るべき"実力"がある。今まで内緒にしてきたが、氏は度し難い「雨男」である。それも妙なことに、氏の予約が早ければ早いほど、予約当夜の天気は崩れ、どころか散々なことになる。氏の在所は名古屋だが、愛知県を出発するころから雲行きが怪しくなり、入笠山麓に着くころにはドシャ降りとなる、そういうことが重なった。実は今回も、この週末、天気さえ良ければ来るつもりでいたようだった。しかし、週末の天気は期待できない。これも、そうしてしまう、かんと氏の実力である。
もちろん、多少の誇張はある。でなければ、こんな写真を撮ることはできないわけで、氏も氏なりに入笠の天気を予測検討をしている。そして、厳(おごそ)かなキャンセルが時に入るのである。何しろこういう写真を撮るには30分とか40分とかの長時間露光が必要で、それを何度か繰り返す。相当の好天が絶対条件となる。そうやって考えてみると、天体撮影に適した夜というのは、思っているよりも少ないかも知れない。多分、悪天はかんと氏の実力だけではないだろう。
今週末は、仕事が始まる前の最後の週末だから、上に行かずに済むならそれはそれで一向に構わない。とりあえず氏におかれては雨男返上のため、近くの神社でお祓いでもしてもらったらとおススメしたいが、余計なお世話と言うだろうか。
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ヒトリシズカが芽を出し、カタクリの花が開きつつある。 丼子(どんぶりこ)