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午後を過ぎて天気は曇ってきたが、午前中の素晴らしい天気に思い付いて、守屋山に登ってきた。約1年ぶりだったと思う。20日から牧場の仕事が始まれば、毎日のように眺める親戚、身内のような山である。途中、もみじ湖の周囲はまだ山桜が咲いていたが、守屋山々麓から頂上へかけての落葉松や照葉樹林の林は、芽吹きにはまだ早く、そのせいもあって乾いた登山道には充分過ぎるほどの春の日が降り注いでいた。
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いくつかある登山道のうち、箕輪口を今回も使った。この登山道は、どういう人たちの手で整備されているのかは知らないが、実によく手の入った気持ちのよい登山道で、感心もすれば、感謝もしたくなる。山頂にある簡素な避難小屋は今回もきちんと整頓されていて、守屋山に登る登山者はだれもが、管理者の心遣いに頭を下げたくなるだろう。
山頂には女性の単独登山者がいただけだった。少し霞んでいたが、八ヶ岳をはじめ眺望はまずまずで、目線よりやや高い位置に、雪のない入笠牧場や権兵衛山が望まれた。そのうち夫婦連れが2,3組、さらには東京方面からだという中高年の団体が10名くらいやってきた。平日ではあってもそれなりに手軽な、人気の高い山であることは昔も今も変わらないようだ。
なお、守屋山は一応双頭の峰を持ち、西峰と東峰がある。しかも、このくらいの山にしては、二つの山頂の距離は意外とある。 丼子(どんぶりこ)