入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’18年「春」 (2)

2019年03月02日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 予定通り車で、上には11時に着いた。気温は3度、快晴。一昨日の下に降った雨は、この辺りでは雪だったようで、前回来た時よりも周囲の世界はまた雪が主役を張っていた。しかしその雪も、風もない春の穏やかな日差しの中で、ほどなく消えていくだろう。さっきから、屋根に積もった雪が日に暖められて滑り落ちていく大きな音が聞こえてくる。積雪は4,5センチほどか、いくらでもないあの程度でもその割に随分と大きな音で驚く。
 いつもの場所に陣取ってウイスキーとビールを飲んだ。その後、小屋で少しうつらうつらしたみたいだが、その間に恐らく3人くらいの登山者がテイ沢から来たのだろう、小黒川林道から登山口へと歩いていった足跡が残っていた。立ち寄ってくれればコーヒーぐらい用意して、あの辺りの様子も聞いてみたかったが仕方ない。

 いつの間にか外はすっかり暗くなった。薄雲のせいで今夜の星空は諦めた。ここで読むつもりでいた本を間違えてしまい、長い夜になりそうだが、せいぜい老人の妄念の相手でもしていれば夜も更けていくだろう。昨日、つい誤って想念などと言ってしまったが、恐らく妄念の類だから本日の呟きはここまでにしておきたい。

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