きょうは隣村のキャンプ場に予約したコテージへ1泊の予定で行ってくる。そういえば、去年の春も、南信州のキャンプ場巡りをした。いや、確か桜の花を眺めながらだったから、あれは、さらにもう1ヶ月以上後のことになるのか。昨夜は「春キャンプ始める!テント&ご飯&たき火」というタイトルに釣られて、ついそのテレビ番組を見たが、キャンプのやり方がどんどんハイカラになっているのに驚いた。考えさせられもした。あまり快適さや、便利さが過ぎてもなあ、と。
思い出しても、キャンプ場でのキャンプと言ったら大分昔のことで、キャンプ場の管理人としては小屋と同じく時代遅れかも知れない。行った場所も奥多摩、田貫湖、本栖湖・・・、それくらいだろうか、どれも付き合いだった。大体いつも家族連れが多く、その中には面倒見のいい人間が何人もいて、だからそういう人に料理でも何でも任せて、あまり手を出さなかった。キャンプ用品についても、ひと家族が収まる大型テントが、ブタンのコンロや照明器具との組み合わせで使われるようになり、便利な物が出てきたなとローソクを灯しながら眺めていた。30年以上も前の話だから、こんなことを呟いても嘲われるだけかも知れない。そう言えば、アメリカやカナダでも山以外の場所でキャンプをしている・・・、というよりか上高地や徳沢でもお世話になっている。あれも一応キャンプだろう。
昨夜のテレビ番組でも、焚火を扱っていた。今は直火は禁止というキャンプ場が多いらしいが、確かに好き勝手な場所で火を焚かれたら、焚火の跡だらけになってしまう。当キャンプ場ではそういうことを利用者が心得ていてくれて、直火のできる場所があると言っても大方は用意してきた、あれは何と呼ぶのだろう、焚火用の台を使っている。それでも、燃える火を見つめていると、野外生活の醍醐味を感ずることができるだろう。今年は薪も用意しておくか。
入笠牧場キャンプ場は、他と比べてもいいキャンプ場だと思う。環境、星空、露天風呂。今年も平穏な雰囲気を守れるように予約を主としたい。その上で、もっと中高年の人々に平日を選び、キャンプ場だけでなく小屋へも来てもらいたい。
F枝さん、久しぶりです。相変わらず登っているようですね。今は軽い靴が好まれるようですが、背中の荷物との兼ね合いもあると思います。あそこの店で作った「ドタ靴」と呼ばれた二重靴、捨てないでいます。O里さん、そうですか。アイヌ語と関係があるのですかね。落人ですよ。白岩岳はいい季節が来たらお知らせします。若葉のころはいかがですか。