入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     「冬ごもり」 (39)

2020年01月10日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 正月の間は一度も食べなかった雑煮を、毎日のように食べている。出汁を引くのは嫌いではないので、あまり苦にはならない。変わっていると言われればそうだ。それでいて湯がくのは好きではないから、ホウレンソウ以外は滅多にしない。丸元先生の料理の本を愛読した時期があって、その教えによれば、ホウレンソウは沸騰を維持しながら湯をくぐらす時間は1秒でいいとあり、根っこの赤い部分はもう少し湯に浸けているが、ほぼその教えを守っている。
 出汁の話に戻ると、昆布を沸騰する直前に湯から出すのが一般的だが、加温すると昆布から毒素が出ると、昔流行らない店をやっていた時に大洋漁業のPR誌で読み、それもできるだけ守ってきた。

 何だかきょうの独り言は料理の話になりそうなので、止めて話題を変えよう。
 昨夜、本年初めて紅灯の巷へ行ってきた。わざわざ駅まで15分ばかり歩いて、さらに電車に乗って行った先は蛍と日本の臍で知られる辰野町。そこでMと二人で呑んだ。「紅灯」などといってもそれは昔のことで、すっかりさびれた街を歩けば夜風が身にも心にも沁みた。
 久しぶりに食べた焼き鳥は美味かったが、生ビールを2杯をチェイサーにして二人で日本酒の熱燗を4合か6合呑み、別の店では紹興酒を呑んだ。それだけですっかり酔ったようだ。
 帰り、寝過ごすと飯田まで連れていかれる恐れがあるので帰りの電車では座らず、そこまでは良かったものの、電車から降りてよろよろと歩いてきて天竜川に架かる橋の手前で転び、膝を強く打つというヘマをした。ほろ酔い気分で天竜川の川音を聞きながら帰るのも楽しみの一つなのだが、自分では無視しているつもりの年齢も、いろいろな機会が教えてくれる。
 今朝は胃が痛くて昼まで寝ていた。その間、昨夜のことを思い出そうにも記憶は途切れ、大体勘定をどうしたかすら怪しくなって、心配になってきた。幸い、落ち度はなかったようで安心した。

 かんとさん、24日からですか。あまり早めに小屋の予約を入れると、天気は荒れませんか。クク。一応、承りました。O澤さんからも通信、多謝。あれ、またしくじったかと一瞬ヒヤリとしました。楽しみです。熊本のTさんは、谷川の雪景色と土合の駅を見るために九州から出てくるという。案内人も考えているようだが、女性の身で単独、その意気に負けそう。F枝さんも山女。お申し越しの北斗七星は春の星座のようですので、もう少ししてから何か呟きます。

 今年度の「冬季営業」の詳細については、下線部をクリックしてご覧ください。
コメント
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