“ゆきのくにですが これは雪なのか、氷ではないのか。
出遅れたのか早すぎたのか 一人で雪しごとしながら 格闘していた。
いつもの雪しごと道具は先日壊れ なんだか勝手のよくないサイズのものを振り回し
「これってラクロス!?」ボケとツッコミ一人でこなしながら雪よけしていると
「あんた、そんな道具じゃだめだ。そんなやり方じゃだめだ。」と
いつの間に後にいたのか見知らぬおじさまが 鋼様の細い棒を手に立っていた。”2018-02-14
思えば あの時の(あの頃合いの)雪は 異質なものだった。
(ちなみに“見知らぬおじさま”はその頃引っ越してこられたご近所の方だった。お会いすれば目礼するような感じになりました。)
そして今シーズンは 雨が降る。雪模様でもいい頃合いに。
雨はね、濡れます。
雪はね、凍えるけれども冬コートの表面を弾んでこぼれていきます。
雨ならば いっそ雪がいい。
よく思い出す冬景色の中にいたい。
予測のつかない変わりゆく天候の日々に
いつもの冬 を 探してしまう。