市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

意外に蒸し暑い日が多いウラジオストクの夏(その6)

2010-08-30 23:27:00 | 国内外からのトピックス
■ウラジオストクでは、地元料理をはじめ、世界各国の料理を楽しめます。主要レストラン として、次が紹介されています。


<ロシア料理>
●「ノスタルジア」 ペルヴァヤ・モルスカーヤ通り6-25 ℡41-05-13 ボルシチ、ビーフストロガノフなど、代表的なロシア料理。


上:ノスタルジアのボルシチ、下:同じくペルメニ。

●「レスナヤ・ザイムカ」 マコーフスカヴァ通り115 ℡38-58-59 大きな山小屋の様な造りのレストラン。熊や猪など沿海地方の獣肉を使った料理。
●「アクフェス西洋」 100年大通り103 ℡31-90-00 コーカサス系のシャシリクをはじめ、魚等のロシア料理。
●「スタールィ・ゴーラド」 パグラニーチナヤ通り10 ℡20-52-94 ロシアの伝統料理が楽しめる。店内は静かで雰囲気が良い。
●「ポルト・フランコ」 スヴェトランスカヤ通り13 ℡26-78-19 内装は帆船内部風。夜はショーもある。
●「グドーク」 アレウーツカヤ通り2 ℡41-29-98 鉄道駅舎内にあったレストラン。広いので大人数で利用することができたが、昨年11月に閉店した。
●「クレストーヴィ・ペレヴァール」 ルツコヴォ通り12 ℡26-56-40,26-76-62 グルジア料理のレストラン。シャシリク、トルマ等、コーカサスの伝統料理。
●「ドゥヴァ・グルジーナ」 パグラニーチナヤ通り12  ℡26-85-80,22-53-93 「クレストーヴィ・ペレヴァール」と同経営のグルジア料理レストラン。なお、2年前から、ロシアとグルジアは南オセチア地区等の紛争のため、ロシアはグルジアワインの輸入をストップしたため、現在、これらのグルジア料理レストランでさえも、グルジアワインを楽しむことはできません。

<日本料理>
●「7人の侍」 スヴェトランスカヤ 7 ℡40-09-36 2003年オープンしたレストラン。寿司、うどん、天ぷら等。


●「エデン(寿司バー)」 アドミララ・フォーキナ通り22 ℡26-19-90 寿司、刺身等。
●「みたみ」 オケアンスキー大通り87 ℡43-79-18 寿司、刺身、うどん、ラーメン、冷やし中華等。
●「ヤポンスキー・ガラダヴォイ」マコーフスカヴァ通り58в ℡33-04-67 日本人の板前がオープンした日本食レストラン。寿司、刺身、カツ丼等。
この他にも、最近いくつかの日本食レストランが新規開店しています。

<欧州料理>
●「シンジケート」コムソモリスカヤ通り11 ℡46-94-60 アメリカ風ステーキが食べられる。ワインや前菜も豊富。
●「ロイヤルパーク」ルースカヤ通り17 ℡31-92-6 本格ステーキが食べられる高級レストラン。ワインや前菜も豊富。
●「ドン・ロマーリオ」ナロードヌイ・プラスペクト通り ℡45-21-54 ブラジル料理店。サラダや前菜のバイキングもある。ビジネスランチ有。
●「カフェ・プレスト」スヴェトランスカヤ通り15 ℡26-63-86 おいしいコーヒーが飲めるカフェ。簡単な食事もできる。
●「カフェ・ストゥーディオ」スヴェトランスカヤ通り18 ℡41-32-46 1階はカフェ、2階はレストラン。ハンバーガーやブリヌイの他日本食も楽しめる。
●「ハンス」フォーキナ通り25a ℡40-68-75 自家製ビールが飲めるドイツ風レストラン。
●「グートフ」ポシエツカヤ通り23 ℡41-48-21 自家製ビールが飲める。ソーセージ料理が好評。

●「セミ・フートフ」 レイテナンタ・シュミドゥタ通り17a ℡51-43-26 魚介類のメニューを中心とした各国料理が楽しめる。ビジネスランチ有。
●「ヴラッド・モーター・イン」 ヴァシマーヤ通り11 ℡33-13-51 自然の中にあるホテル内のレストラン。夏はテラスでの食事もできる。
●「キャプテン・クック」 ヂヴャタヤ通り14 ℡38-86-63 ホテル「アルバトロス」内レストラン
●「ピャートゥイ・オケアン」 バタレイナヤ通り2B ℡43-34-25 ウラジオストク唯一のスペイン料理レストラン。
●「デル・マール」 フセヴォロダ・シヴィリツェヴァ通り 77 ℡40-56-35 地中海料理。店内から金閣湾が一望でき雰囲気が良い。
●「モナコ」 スハーノヴァ通り1 ℡43-33-44 落ち着いた雰囲気のレストラン。フランス料理が楽しめる。
●「スカイバー」 セミョーノフスカヤ通り29 ℡40-73-50 ホテル「ヒュンダイ」の最上階12階に位置する。景色が素晴らしい。
●「ヴェルサイユ」 スヴェトランスカヤ通り10 ℡26-93-52 ホテル「ヴェルサイユ」内レストラン(3F)

<韓国料理>
●「ヘクンガン」セミョーノフスカヤ通り29 ℡40-73-10 ホテル「ヒュンダイ」内レストラン
●「コリアハウス」セミョーノフスカヤ通り7-11 ℡26-94-64 木目調のきれいな内装。ビビンバ・冷麺・焼き肉等。
●「韓国館」 クラースナヴァ・ズナーメニ大通り45 ℡45-16-87 25名ほど座れる座敷があり、「コリアハウス」とほぼ同等の価格設定。
●「フヴァロ」バシッゼ通り5 ℡43-08-73
●「ソウル」 オケアンスキー通り69 ℡42-63-51
このほか、韓国系ではありませんが、「ピョンヤン(平壌食堂)」という北朝鮮系のレストランがあるようですが詳細情報を調査中です。

<中華料理>
●「チャイヌィ・ドーム」 スヴェトランスカヤ通り69 ℡22-00-58 フセヴォロダ・シヴィリツェヴァ通り ℡22-21-65 比較的安価な中華レストラン。小部屋あり(15人位、カラオケ付等)。
なお、この他にも中華料理店は非常に多数ある。

<イタリア料理>
●「マウロ・ジャンヴァーニ」フォーキン通り1 ℡22-07-82 イタリア人のシェフがいるレストラン。酒類も豊富。
●「マウロ・ジャンヴァーニ」オケアンスキー大通り9 ℡20-57-62 フォーキン通りのレストランの姉妹店。各種カクテルが楽しめるカフェ・バー。
●「ピッツァ M」ポシェツカヤ通り20 ℡41-34-30,26-44-36 スヴェトランスカヤ通り51-a  ℡26-85-11 宅配もしてくれるピザのレストラン。各種カクテルのメニューも豊富。

<インド料理>
●「ボンベイ1」フォンタンナヤ通り15-2 ℡43-21-67 本格インドカレー店。好みに応じて辛さを調整してくれる。

■ウラジオストクでの宿泊ホテルとしては、現在のところ、三つ星クラスまでのホテルしかなく、APRC2012開催に向けて、国際レベルの五つ星ホテルの整備が急務とされており、現在2か所で建設工事が進んでいます。

 市内の現在の主要ホテルは次の通りです。シングルもしくはツインのシングルユースで、一泊一人約3万円から約7千円まで次のようなホテルがあります。いずれもバイキング形式の朝食付きです。また、ロシアや旧ソ連圏の国では、固定電話から市内の固定電話番号に電話する場合無料です。したがって、ホテルの部屋の電話から市内の固定電話にはかけ放題です。
●ヴェルサイユ  スヴェトランスカヤ通り10 ℡26-42-01
●ヒュンダイ(韓露合弁) セミョーノフスカヤ通り29 ℡40-22-33
●ヴラッド・モーター・イン(加露合弁) ヴォシマヤ通り11 ℡33-13-51
●アルバトロス  デヴァータヤ通り14  ℡33-21-12
●アクフェス西洋  100年大通り103  ℡31-90-00
●ガヴァニ(中露合弁) クルィギナ通り3 ℡49-53-62
●ウラジオストク(インツーリスト系) ナーベレジュナヤ通り10 ℡41-05-82
●ヴェネツィア(ウラジオストク空港前、アルチョム市) ポルトーヴァヤ通り39 ℡30-76-01


●プリモーリエ  ポシエツカヤ通り20  ℡41-14-22


 もちろん、この他にも、無数のホテルがありますが、日本人観光団やビジネス客がよく利用するのはプリモーリエ・ホテルです。ウラジオストク・ホテルやその姉妹ホテルで、すぐ下の海岸にあるアムールスキー・ザリフ・ホテルには、中国人観光団が大挙して押し寄せており、中国語の専属ガイドまで雇っています。

■ウラジオストクと日本との時差は、ウラジオストクが、西に位置しているにも拘わらず、1時間も進んでいます。しかも、ヨーロッパ諸国と同様に、夏時間実施中(3月末~10月末)は、ウラジオストクが2時間進みます。なお、ウラジオストクとモスクワとの時差は年間を通して7時間です。

 商店の営業時間については、最近、24時間営業の食料品店が増えており、事情は刻々と変わっていますが、一般的には商店の営業時間は 10~20時頃です。


 また、カフェ(喫茶だけでなく食事もできる)やレストランの営業は、だいたい夜中の12時までですが、なかには翌日の午前1時ないし2時までやっているところが多く、若者らがにぎやかに歌って踊っています。


■ロシアに限らず、旧社会主義国では、いずれも治安の良さが持ち味でした。一方、ロシアは昔からマフィアの存在が知られています。ウラジオストクの治安についても、日本国領事館のホームページには詳しく解説してあります。

 沿海地方における2006年の犯罪認知件数は、前年より20,613件多い82,461件で、ウラジオストクでも10,469件増の33,569件と、一昨年から急激に増加しており、今後も犯罪件数は増加傾向にあると考えられます。ウラジオストク市の犯罪認知件数は、沿海地方における全犯罪認知件数の約40パーセントを占めています。発生している犯罪の特徴として、窃盗が最も多く、街頭犯罪と呼ばれる路上強盗やひったくり・略奪襲撃等が発生の大半を占めています。窃盗の多くは自動車泥棒のようです。

■2006年中にウラジオストク市で発生した強盗事件の件数は4,032件で、昨年と比較すると1,182件も増加しています。被害品で最も多かったのは、携帯電話機、続いてカメラ、音楽プレーヤー、コート、上着類でした。

 当地の犯罪発生件数は、2004年に一度減少傾向を見せたものの、2005年からは2年連続で急激な増加を見せており、当地の治安は悪化の一途をたどっていると言えます。

■当地における犯罪の特徴として、麻薬の生産国として懸念されている中国及び北朝鮮と国境を接しているという地理的状況、郊外に大量に自生する大麻草の存在などから、麻薬関連犯罪が蔓延する土壌を有しており、これら麻薬の密輸に係る犯罪、麻薬中毒者による各種犯罪の多さが挙げられます。

 一方、2004年以降、連邦保安局、オペレーション税関、内務局など各取締機関により積極的な取り締まり活動が行われ、検挙件数が毎年増加しています。

■当地の一般的な対日感情は良好な状態を維持しています。これまでに反日感情を理由とした特段の行動は見られず、民族的・人種的理由で日本人が狙われた事件は発生していません。ただし、外国人が抱く共通認識としての「日本人は金持ちである」との認識があることから、窃盗、すり、引ったくり及び強盗等財産犯罪に遭遇する危険性は十分に認められます。

 ロシア連邦の欧州地域では、極右派の民族過激若者集団が外国人排斥運動を展開してきていますが、2005年頃よりシベリア・極東地域でもそのような動きが見られるようになっており、警戒が必要です。既に当地では、若者グループによる中国人や北朝鮮人に対する襲撃事件が度々発生しており、2005年12月には北朝鮮出身労働者3名が若者グループに路上で暴行を受け2名が死亡する事件が発生しています。

■日本国総領事館のHPには、安全対策上の留意事項も詳説しています。

 当地では様々な民族と勢力(マフィアと呼ばれる者等)が入り混じる特色があることから、それらの対立・抗争に巻き込まれないよう十分注意することが必要です。また、極右派の民族過激若者集団が異様な出で立ち(スキンヘッドで黒皮のジャンパー、ブーツなどを着用)で徒党を組み、中国人や北朝鮮人に対する襲撃事件を起こしていることから、こうした集団を見かけた場合、興味本位などから不用意に近付くようなことは避けるべきです。

 日本人が被害に遭う事件としては、これまで窃盗、暴行、強盗、恐喝、スリ、置き引き等が多くみられる。2006年8月には日本人被害の強盗事件が連続して2件発生。なお、1999年と2002年には在留邦人が殺害される事件が発生しています。

 また、ウラジオストク市内における写真撮影に特段の問題はありませんが、郊外には軍事施設が散在していることから、これらを被写体とすることは避けたほうがよい、ということです。

■日本での生活と比較して、冬場はとくに寒冷地でもあり「かかり易い病気」として特に挙げるべきものはないと思われますが、上水道の問題(当地の水道水は配管サビ等によるさんそい飲料に適していないので飲料水として用いる場合は浄水器を使用し、念のため煮沸することが望ましい)、食品管理の問題などから、夏季には食中毒などの消化管疾患に注意する必要があります。

 冬季には、風邪などの呼吸器疾患に注意することが必要です。暖房のため屋内と屋外の温度差が大きく、また屋内がたいへん乾燥するためか、「風邪」は治りにくいといわれています。冬季は屋外での活動がほとんど出来ないため、屋内で過ごす時間が多くなり、飲酒の機会の増えることが多いが、過度の飲酒にならないよう注意が必要です。

【ひらく会情報部・海外取材班・この項おわり】

コメント (1)
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