■大沢知事の知事公舎を舞台にした一連の彼女お泊り騒動が、7月13日発売の週刊新潮での記事掲載以降、全国的に喧しくなっています。今回は、週刊新潮に掲載された知事公舎の利用方法に関する写真記事と、実際に知事公舎の塀の外から当会が撮影した映像資料を比較しながら、知事と彼女がどのように週刊誌に目撃されていたのかについて検証します。
↑知事公舎正面ゲート。↑
以前は副知事公舎だった現在の知事公舎は、前橋市大手町二丁目13にあります。東西約40m、南北約30mほどの広い敷地の東側には、一方通行の道路を隔てて、11階建てのマンション「パシフィックパレス大手町」があり、西側には、やはり一方通行の道路を隔てて、前橋市立図書館があります。北側には、塀を隔てて駐車場があり、南側には2車線道路を隔てて、前橋市立桃井小学校があります。
↑前橋市役所10階から見下ろした公舎全景と周辺の景色。↑
↑西側のマンション。↑
↑東側の市立図書館と市役所。↑
↑南側は小学校。教育的見地からも公舎の使用は慎重に。↑
↑北側は駐車場なので目隠し用の植え込みが少ない。↑
■今回の週刊新潮の記事によると、「隣接するマンションの住民の一人」の証言がキーポイントの一つとなっています。「彼女はいつも四季を問わず、フード付きの上着や帽子で顔を隠し、周りをキョロキョロ見回しながら、こそこそ入っていく。もうその様がいかがわしくて、不快なんですよ。だいたい金曜日の夕方過ぎに来ることが多く、一泊して、翌日の朝、知事が自家用車でどこかに送っていくというパターンですね。昨年は私が気付いただけで、30回は泊まりに来ています」と語るだけあって、おそらく窓から見える知事公舎でこれまで繰り広げられていた知事の「特別業務」には、かなり早い時期から気付いていたようです。
週刊誌の3ページにわたるグラビア写真のうち、彼女が入るシーンと出るシーンを見ると、同じアングルとなっています。おそらくこの隣接のマンション住民の協力を得て、カメラマンがその時をねらってシャッターを切ったものと思われます。角度からすると、マンションの3階から5階の窓越しに撮影したものと思われます。
ところで、週刊新潮の記事の中で注目すべき個所があります。それは、「しかもこの公舎の改修費に関しては看過できない点がある。それは、公舎玄関のすぐ近くの中庭に、高さ数メートルの垣根までが設置されたことだ。これは明らかに、知事公社を訪れる彼女の姿を、周囲のマンションの住人などの目からさえぎるための“施策”であろう。」と記述されていることです。
■当会が塀の外から撮影した写真を見ると、たしかにマンションのあるほうに高い樹木や植え込みが集中していることが判ります。また玄関のすぐ近くの「中庭に高さ数メートルの垣根」というのは、当会の写真でみると、高さ2mの竹製の垣根のことのようです。隣のマンションから虎視眈々と狙っていたカメラマンと記者にとっては、撮影の邪魔となった竹製の垣根の高さが、異常に高く感じられたことでしょう。無理もありません。
この不自然な垣根の設置については、当会の事務局長が市民オンブズマン群馬の代表として、7月20日に大沢知事に対して行った公文書開示請求の中で、その経緯について情報開示を求めているので、その開示を待って確認したいと思います。
■週刊新潮の写真では、彼女が玄関に出入りするシーンを見ると、知事の自家用車は、後進で玄関前に横付けされており、垣根ギリギリまで接近し、彼女は前かがみで背を丸め、中腰でそそくさと玄関に駆け込んだ様子がうかがえます。また、玄関から出て知事の自家用車に彼女が乗り込む様も、同様な姿勢だったことが容易に想像できます。竹製の垣根が、週刊新潮のいうように数メートルあれば、彼女が車を乗り降りする模様をこれほどはっきりと撮影されることはなかったかもしれません。しかし、垣根が、それこそ数メートルの高さだったら、もっと不自然となるでしょう。
高さ2mの垣根を玄関のすぐ東側に設置したのは、あきらかにマンションの住民の目を意識したものであることがうかがえます。南側に面した公舎の玄関の中には芝生がしつらえてあり、洗濯物の物干し台が置いてあります。垣根を設置したら中庭が使いにくいはずです。垣根の設置目的が、訪問者の様子の目隠しであることは明白です。
また、公舎を外から見ると、一見してその異様さに気付かされます。週刊新潮にも「あの高いフェンスに500万円近くかかっています。・・高いフェンスとは、前頁右上の写真でご覧いただける。もともとあったブロック塀の上にさらに目隠しを施すべく、木製のフェンスがしつらえられたのである」と書かれているように、そのかさ上げフェンスの様子は尋常ではありません。穴あきブロックの隙間まで板で塞いであるからです。
■週刊新潮のグラビア写真には、7月8日の彼女のお泊りの翌朝、庭を散歩する大沢知事の写真が掲載されています。敷石や後ろに見える縁石の位置からすると、正門前の国旗掲揚塔2本のある広場から、公舎の建物の玄関に戻りかけるところを撮影されています。影が、大沢知事の後ろに伸びていることから、真東の方向から撮影されたことがわかります。やはり、マンションの窓越しに朝まで待機していたカメラマンのアングルにすっぽりと入った感じです。
↑公舎の建物が見えにくいような植栽になっている。週刊新潮に朝の散歩風景を撮影されたとき、大沢知事はちょうど敷石の端のあたりを玄関に向けて歩いているところだった。↑
↑国旗掲揚のポールが2本立つ公舎の広い庭。↑
それにしても、塀越しに見た知事公舎の広さと、庭の手入れの行きとどいた様子には驚かされます。これらはすべて県費で賄われているのでしょうが、県庁まで500mたらずの一等地にこれだけの公金を投入しているのに、週刊誌に「大沢知事は知事選前の5月には突如として、『あれだけ広い施設は必要ないと感じている。私があそこに宿泊しているのは、週に1~2回程度』 県民からすれば噴飯ものだが、ここで気になるのが、使用頻度だ。今では週に1~2回しか宿泊しないと仰せである。昨年、彼女が知事公舎に宿泊した回数は30回に及ぶ。割合から考えると、大沢知事が公舎に宿泊する主たる理由は、須田さん(仮名。当会注:本名は「篠原」さん)との逢瀬を楽しむためと言わざるを得ないのだ」と書かれる始末です。
↑カーポートがあるのに、いつも彼女との“業務打合せ”時は、自家用車を玄関に横付け。↑
やはり、選挙前の知事の発言のとおり、早期に公舎を競売にかけて、むだな維持費をなくして、県費の節約を図るべきです。
■公舎建物の外がこのような状況ですので、公舎内の様子について、どうなっているのだろうか、という疑問がわきます。
週刊新潮では、記者が「彼女は公舎のどこに宿泊したんですか」と質問された大沢知事が「彼女は1階の和室。私はその隣の自分の寝室で」と答えています。
一方、7月13日の緊急記者会見で、大沢知事は、「女性は自らが顧問を務める社会福祉法人の経理を担当。月に1度、公舎で知事に事業報告をしていたが、今月8日にはソファで2人きりで飲酒、そのまま宿泊した。知事は妻から「許し難い」と叱責された」と語りました。
■また、昨年から40回以上も女性を公舎に泊め、“愛人”関係にあると記事で指摘された点について、大沢知事は「意味が分からない」と説明しました。
さらに、知事が初当選した平成19年以降、公舎では浴室をユニットバスに改修したり、塀を高くするなど、税金を使って住環境を整備したにもかかわらず、大沢知事は、妻のいる同県太田市の自宅から県庁に通い、公舎は週に1、2度しか使用していなかったという報道もされています。
こうして、改修費は、屋外の目隠し用の塀や植栽や垣根ばかりでなく、屋内のユニットバスや和室、ソファなど、設備や家具についても関心が集まります。7月20日の記者会見で、大沢知事は多額の改修費を投じた公舎から7月中に退去すると発表しました。ぜひ、大沢知事には、退去前に、県民に対して、公舎の内部見学会を開催してもらい、自ら内部を納税者である県民に説明し、県民の疑問や質問に答えていただきたいものです。
↑正門ゲート脇のインターフォンとSECOMの防犯システム。SECOMでは知事の“業務打ち合わせ”の回数を把握しているのだろうか。↑
↑勝手口から見た敷地内の様子。エアコンの室外機が見える。↑
■群馬県は、前橋市の一等地に知事公舎を県費で維持しているにもかかわらず、肝心の大沢知事が、週に1、2回の頻度しか使っておらず、しかも、そのうちのほとんどが週末の彼女との“業務打合せ”というのですから、明らかに無駄です。
公舎に隣接するマンションに関する情報をみると、「前橋市役所まで200m、群馬県庁まで500m、フレッセイ前橋プラザまで650m」という便利な立地条件を強調しています。不動産の物件情報には、このマンションのことが次のように記載してあります。
上毛電鉄「中央前橋」歩16分 2階以上
管理員常駐 駐車場空有り
即入居可 3日以内 指定なし
販売戸数1戸 総戸数65戸 価格/650万円
群馬県前橋市大手町2 2LDK 54.32平米16.43坪 向き/西 by SUUMO
↑マンションの玄関前から知事公舎のある西側を見ると、奥に県庁と、市役所が見える。↑
■この空き部屋が西向きのどの位置にあるのかは定かではありませんが、マンションの西側にある知事公舎を見降ろす側にあることは間違いありません。まさか、管財課が、ここを押さえて県庁の「社宅」用に購入することはよもやあり得ないと思いますが、2LDKの54.32 平米の部屋が650万円というのです。これに比べれば、2階建ての一戸建ての広大な庭つきの、そして目隠しの付いた塀付きの公舎を、週1、2回しか使わないというのですからもったいないはなしです。
公舎内部の様子は不明ですが、その建坪面積とか部屋数(不詳)とか300万円近くもかけてリフォームした風呂場だとか、彼女との“業務打合せ”の場所としては、例えば目黒雅叙園の1泊最高14万円のスイートルームにも匹敵する設備ではないでしょうか。
http://www.megurogajoen.co.jp/rooms/j_w_style/index.html
■ぜひ、大沢知事には、開かれた県政を示す絶好の機会ですので、県民に対して、ご自身が公舎を退去される前に、特別見学会を開催して、公舎の敷地内の様子はもとより、公舎建物の内部をすべて開放して、どこで業務打合せをしているうちに酒を飲んで眠ってしまい、彼女をどこにお泊まりさせたのか、詳しいご説明をお願いしたいものです。
【ひらく会情報部】
↑知事公舎正面ゲート。↑
以前は副知事公舎だった現在の知事公舎は、前橋市大手町二丁目13にあります。東西約40m、南北約30mほどの広い敷地の東側には、一方通行の道路を隔てて、11階建てのマンション「パシフィックパレス大手町」があり、西側には、やはり一方通行の道路を隔てて、前橋市立図書館があります。北側には、塀を隔てて駐車場があり、南側には2車線道路を隔てて、前橋市立桃井小学校があります。
↑前橋市役所10階から見下ろした公舎全景と周辺の景色。↑
↑西側のマンション。↑
↑東側の市立図書館と市役所。↑
↑南側は小学校。教育的見地からも公舎の使用は慎重に。↑
↑北側は駐車場なので目隠し用の植え込みが少ない。↑
■今回の週刊新潮の記事によると、「隣接するマンションの住民の一人」の証言がキーポイントの一つとなっています。「彼女はいつも四季を問わず、フード付きの上着や帽子で顔を隠し、周りをキョロキョロ見回しながら、こそこそ入っていく。もうその様がいかがわしくて、不快なんですよ。だいたい金曜日の夕方過ぎに来ることが多く、一泊して、翌日の朝、知事が自家用車でどこかに送っていくというパターンですね。昨年は私が気付いただけで、30回は泊まりに来ています」と語るだけあって、おそらく窓から見える知事公舎でこれまで繰り広げられていた知事の「特別業務」には、かなり早い時期から気付いていたようです。
週刊誌の3ページにわたるグラビア写真のうち、彼女が入るシーンと出るシーンを見ると、同じアングルとなっています。おそらくこの隣接のマンション住民の協力を得て、カメラマンがその時をねらってシャッターを切ったものと思われます。角度からすると、マンションの3階から5階の窓越しに撮影したものと思われます。
ところで、週刊新潮の記事の中で注目すべき個所があります。それは、「しかもこの公舎の改修費に関しては看過できない点がある。それは、公舎玄関のすぐ近くの中庭に、高さ数メートルの垣根までが設置されたことだ。これは明らかに、知事公社を訪れる彼女の姿を、周囲のマンションの住人などの目からさえぎるための“施策”であろう。」と記述されていることです。
■当会が塀の外から撮影した写真を見ると、たしかにマンションのあるほうに高い樹木や植え込みが集中していることが判ります。また玄関のすぐ近くの「中庭に高さ数メートルの垣根」というのは、当会の写真でみると、高さ2mの竹製の垣根のことのようです。隣のマンションから虎視眈々と狙っていたカメラマンと記者にとっては、撮影の邪魔となった竹製の垣根の高さが、異常に高く感じられたことでしょう。無理もありません。
この不自然な垣根の設置については、当会の事務局長が市民オンブズマン群馬の代表として、7月20日に大沢知事に対して行った公文書開示請求の中で、その経緯について情報開示を求めているので、その開示を待って確認したいと思います。
■週刊新潮の写真では、彼女が玄関に出入りするシーンを見ると、知事の自家用車は、後進で玄関前に横付けされており、垣根ギリギリまで接近し、彼女は前かがみで背を丸め、中腰でそそくさと玄関に駆け込んだ様子がうかがえます。また、玄関から出て知事の自家用車に彼女が乗り込む様も、同様な姿勢だったことが容易に想像できます。竹製の垣根が、週刊新潮のいうように数メートルあれば、彼女が車を乗り降りする模様をこれほどはっきりと撮影されることはなかったかもしれません。しかし、垣根が、それこそ数メートルの高さだったら、もっと不自然となるでしょう。
高さ2mの垣根を玄関のすぐ東側に設置したのは、あきらかにマンションの住民の目を意識したものであることがうかがえます。南側に面した公舎の玄関の中には芝生がしつらえてあり、洗濯物の物干し台が置いてあります。垣根を設置したら中庭が使いにくいはずです。垣根の設置目的が、訪問者の様子の目隠しであることは明白です。
また、公舎を外から見ると、一見してその異様さに気付かされます。週刊新潮にも「あの高いフェンスに500万円近くかかっています。・・高いフェンスとは、前頁右上の写真でご覧いただける。もともとあったブロック塀の上にさらに目隠しを施すべく、木製のフェンスがしつらえられたのである」と書かれているように、そのかさ上げフェンスの様子は尋常ではありません。穴あきブロックの隙間まで板で塞いであるからです。
■週刊新潮のグラビア写真には、7月8日の彼女のお泊りの翌朝、庭を散歩する大沢知事の写真が掲載されています。敷石や後ろに見える縁石の位置からすると、正門前の国旗掲揚塔2本のある広場から、公舎の建物の玄関に戻りかけるところを撮影されています。影が、大沢知事の後ろに伸びていることから、真東の方向から撮影されたことがわかります。やはり、マンションの窓越しに朝まで待機していたカメラマンのアングルにすっぽりと入った感じです。
↑公舎の建物が見えにくいような植栽になっている。週刊新潮に朝の散歩風景を撮影されたとき、大沢知事はちょうど敷石の端のあたりを玄関に向けて歩いているところだった。↑
↑国旗掲揚のポールが2本立つ公舎の広い庭。↑
それにしても、塀越しに見た知事公舎の広さと、庭の手入れの行きとどいた様子には驚かされます。これらはすべて県費で賄われているのでしょうが、県庁まで500mたらずの一等地にこれだけの公金を投入しているのに、週刊誌に「大沢知事は知事選前の5月には突如として、『あれだけ広い施設は必要ないと感じている。私があそこに宿泊しているのは、週に1~2回程度』 県民からすれば噴飯ものだが、ここで気になるのが、使用頻度だ。今では週に1~2回しか宿泊しないと仰せである。昨年、彼女が知事公舎に宿泊した回数は30回に及ぶ。割合から考えると、大沢知事が公舎に宿泊する主たる理由は、須田さん(仮名。当会注:本名は「篠原」さん)との逢瀬を楽しむためと言わざるを得ないのだ」と書かれる始末です。
↑カーポートがあるのに、いつも彼女との“業務打合せ”時は、自家用車を玄関に横付け。↑
やはり、選挙前の知事の発言のとおり、早期に公舎を競売にかけて、むだな維持費をなくして、県費の節約を図るべきです。
■公舎建物の外がこのような状況ですので、公舎内の様子について、どうなっているのだろうか、という疑問がわきます。
週刊新潮では、記者が「彼女は公舎のどこに宿泊したんですか」と質問された大沢知事が「彼女は1階の和室。私はその隣の自分の寝室で」と答えています。
一方、7月13日の緊急記者会見で、大沢知事は、「女性は自らが顧問を務める社会福祉法人の経理を担当。月に1度、公舎で知事に事業報告をしていたが、今月8日にはソファで2人きりで飲酒、そのまま宿泊した。知事は妻から「許し難い」と叱責された」と語りました。
■また、昨年から40回以上も女性を公舎に泊め、“愛人”関係にあると記事で指摘された点について、大沢知事は「意味が分からない」と説明しました。
さらに、知事が初当選した平成19年以降、公舎では浴室をユニットバスに改修したり、塀を高くするなど、税金を使って住環境を整備したにもかかわらず、大沢知事は、妻のいる同県太田市の自宅から県庁に通い、公舎は週に1、2度しか使用していなかったという報道もされています。
こうして、改修費は、屋外の目隠し用の塀や植栽や垣根ばかりでなく、屋内のユニットバスや和室、ソファなど、設備や家具についても関心が集まります。7月20日の記者会見で、大沢知事は多額の改修費を投じた公舎から7月中に退去すると発表しました。ぜひ、大沢知事には、退去前に、県民に対して、公舎の内部見学会を開催してもらい、自ら内部を納税者である県民に説明し、県民の疑問や質問に答えていただきたいものです。
↑正門ゲート脇のインターフォンとSECOMの防犯システム。SECOMでは知事の“業務打ち合わせ”の回数を把握しているのだろうか。↑
↑勝手口から見た敷地内の様子。エアコンの室外機が見える。↑
■群馬県は、前橋市の一等地に知事公舎を県費で維持しているにもかかわらず、肝心の大沢知事が、週に1、2回の頻度しか使っておらず、しかも、そのうちのほとんどが週末の彼女との“業務打合せ”というのですから、明らかに無駄です。
公舎に隣接するマンションに関する情報をみると、「前橋市役所まで200m、群馬県庁まで500m、フレッセイ前橋プラザまで650m」という便利な立地条件を強調しています。不動産の物件情報には、このマンションのことが次のように記載してあります。
上毛電鉄「中央前橋」歩16分 2階以上
管理員常駐 駐車場空有り
即入居可 3日以内 指定なし
販売戸数1戸 総戸数65戸 価格/650万円
群馬県前橋市大手町2 2LDK 54.32平米16.43坪 向き/西 by SUUMO
↑マンションの玄関前から知事公舎のある西側を見ると、奥に県庁と、市役所が見える。↑
■この空き部屋が西向きのどの位置にあるのかは定かではありませんが、マンションの西側にある知事公舎を見降ろす側にあることは間違いありません。まさか、管財課が、ここを押さえて県庁の「社宅」用に購入することはよもやあり得ないと思いますが、2LDKの54.32 平米の部屋が650万円というのです。これに比べれば、2階建ての一戸建ての広大な庭つきの、そして目隠しの付いた塀付きの公舎を、週1、2回しか使わないというのですからもったいないはなしです。
公舎内部の様子は不明ですが、その建坪面積とか部屋数(不詳)とか300万円近くもかけてリフォームした風呂場だとか、彼女との“業務打合せ”の場所としては、例えば目黒雅叙園の1泊最高14万円のスイートルームにも匹敵する設備ではないでしょうか。
http://www.megurogajoen.co.jp/rooms/j_w_style/index.html
■ぜひ、大沢知事には、開かれた県政を示す絶好の機会ですので、県民に対して、ご自身が公舎を退去される前に、特別見学会を開催して、公舎の敷地内の様子はもとより、公舎建物の内部をすべて開放して、どこで業務打合せをしているうちに酒を飲んで眠ってしまい、彼女をどこにお泊まりさせたのか、詳しいご説明をお願いしたいものです。
【ひらく会情報部】