■本来であれば、東邦亜鉛安中製錬所によるカドミウム等を含む降下煤塵で汚染された農地の被害者である地元住民らにとって、除染事業の再開は福音なのですが、なにしろこれまでに何度も期待を裏切られてきただけに、今回も、行政側の説明に不信感を抱く住民から、いろいろな意見が出されました。前半の行政側の説明に引き続き、説明会の後半の、住民側と行政側との質疑応答の様子を見てみましょう。

↑はじめて明かされたカドミウム土壌汚染の推移の計測結果。↑
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会長】ありがとうございます。えー、いままでの説明の中で、何か質問があるかたは挙手をお願い致します。
住民A】はい。いいですか?
会長】はい。
住民A】すいませんね。えーとですね、ご説明、松田様から頂ききまして、難点かね、ちょっと事実と違うようなところがありますので。まずあの、水田の入れ替えって言うのは、一部だけで、とくに野殿の人がよく持っているあの安中田圃。あそこは15センチ(土を)乗っけただけです。それからあの、減歩なんですけども、減歩という、その、必要性というのは本来ないわけですね。だけど、前から言っているように東邦亜鉛に近いところで緑地帯、緩衝帯をつくると。こういう話をしておるが、おるからこそ、土地のその余裕が減って、それを道として減歩しなさいということ。これは平成9年、いや平成7年の9月に、推進委員会が発足する時、さっき言ったその緑色のですね、小冊子。この説明の時に私も申し上げたんですけども、そのときは減歩が何パーセントになるんでしょうか、と言った時に、県はまだ未成熟な情報ですから言えませんと。ま、17パーセントだとかね、23パーセントだとかいう、その数字が飛び交っていたようですけども。だけど、本来その緩衝帯がなければね。だから東邦亜鉛に近いところも全部作地にすればですね、耕作地にすれば、要らないんですよ。東邦亜鉛の持っている村の中の土地も放出すればね、これは要らないわけなんですけども、なぜ東邦亜鉛に近いところを緩衝帯作るんですかということについて、疑問を持って、当時環境庁に行ったわけです。そしたらこれは、東邦亜鉛が管理しますと。つまり、東邦亜鉛はね、その当時、10億何がしかを事業費で出すと、その見返りにね。その緩衝帯を自分のものにして、所有地にすると、そういうカラクリがあるわけですよ。だから、そういうところをきちんとね、押さえた上で、この事業計画を立ててもらわないと、またこっち側に進出されて、で、また再汚染ね。再汚染というのは降下煤塵。その問題もありますけども、その辺はね、きちんと押さえてもらいたいんですよ。今の説明には全くない。えーと、あとはね。いくつかあるんですけども、3年間かかると今おっしゃいましたよね。
県担当B】何が?
住民A】要するに、この計画をまとめるまでに。
県担当B】ああ。あのう。
住民A】いろいろな諸手続が、対国とか対県とかいろいろな諸手続でいろいろなものがあると。まず土地改良法だとか、なんだかんだ、我々の憶測を超えるような、いろんな法律があるわけですよ。3年かかるって言ったんだけども、ちょうどその平成7年のね、9月に、推進委員会が発足して、で、その後、その当時皆さんがね、計画を立てた、このスケジュール表を見ると、1年間で、要するに、準備OKになるわけですよ。だから、今回なぜ3年間ね、さらにかかるのかよくわかんないんです。だから、で、一番私が疑問に思うのは、あの時に、えーと、作土で、玄米中で1ppmですよね。農地の汚染度でね。その時に水田のほうはそれで15センチ、客土で乗っけて、で、その後環境白書を見るとですね。一番多いところで安中田圃で、局部的に0.32とか0.33。要するに0.4以下には一応収まっているわけ。その当時、それと同じようなコンセプトで、この客土計画を練った時にね。で、それを、今に照らし合わせて、コーデックス云々で、今おっしゃいましたけども、コーデックスでは国際基準では0.2なんですよね。それは日本の場合、カドミウム汚染地が広大だから、だからロビー活動をしてね、日本だけは倍甘くして、0.4にしてあるわけ。で、私が言いたいのは、当時の客土で近いところは30センチ、中くらいのところは20センチ、遠いところは15センチ。こういうその排客土をね、やるということだったんで、なぜそのまま突っ走らなかったのかと。要するに、この計画書にもですね、コメは0,4ppmということで書いてあるわけですよ。当時は1ppmなんだけども、実際には、0.7ppmを超えるとね、赤札米になると。まず申し上げますけども、私の田圃でまだ赤札米になるところがあったわけで、それは県のほうにお持ちしたらですね、それは引き取れませんということで、突き返されましたけれども、要するになぜこの18年間足踏みしなければいけなかったと、その理由を、よく考えて、それを排除しない限りですね。またさらに18年かかるおそれがある。当時はちゃんというこうアクションプランをね、皆さんお書きになっていたわけです。で、おそらくはそういうのはお書きになっているはずですけども、そういうのをきちんと説明してくださいといってもね。多分説明できないでしょう。さっきの汚染土壌で2ケ所だけ、やっと今見せてもらいましたけども、実際には10何ヵ所ね、測っているはずですよ。そのデータを私が・・・。
県担当B】9箇所。
住民A】9箇所ね。私が見せてくださいといっても、不開示にしたでしょう。今、異議申立していますけど。そういうスタンスだとね、やっぱり不審感、残るわけですよ。だからパーっと全部開いてね。もう皆さん、実はこうなんだと。いま障害になっているのはこれとこれとこれとなんだと。ね。東邦亜鉛が後ろから圧力をかけているんだとか。いろいろね、あると思うんですよ。それをみんなに晒してね。早く突っ走るようにしないと、また、もう一回18年かかるわけです。ぜひお願いしますよ。で、私をぜひ役員にしてください。18年前に私、役員になりたいといったら、おめえなんかダメだと言われたんです。だから私は自分で東邦亜鉛と交渉すると言った。で、柳瀬川の田圃の件で、東邦亜鉛と交渉したんですよ。そしたらね、土地改良の面的な、対応でないと、我が社はやりませんと。個別対応で小川さんの田圃が0.7ppm出たとしてもですね。個別対応はしませんと。こういうわけですよ。なんで、そういうことを言わせるんですかね。そういうスタンスからして、今のまんま、一番、今日は東邦亜鉛が来てませんけどね。あともうひとつは、排客土の、客土の問題。これはいわずもがなでね。あの鷺宮の10町歩のあれが今、工事をしていますよね。あれがが、みすみす・・・みすみす、また埋められちゃうわけですよね。そういうところも、当時の資料を見ると排客土が一番重要だと書いてあるんですよ。この計画のキーポイントのひとつとして。
県担当B】今でもそうですよ。
住民A】今でもそうでしょ。そのところはどうなっているのかというね。そういう道筋で、ここのところは、ここをクリアしないと、3年間ではできませんと。ほんとは1年で皆さん最初は計画しているはずなんですけどもね。だからお願いします。私は全部言っちゃったけどね、自分の思っていることを。それでね、いくつかまとめているのはね。要するに、今言ったこととかかりますけども、アンケート結果はまずOK。だけどその中でね、市長さんが、「私はこの中に莫大な土地を持っている」と。こういうふうにキーパーソンの一人としてご認識されているわけ。その方がちゃんとね。アンケートに答えているのかどうか。これは個人情報だから言えないとおっしゃるのかもしれないけども。で、2つ目。今の客土の問題。これ一番重要だと思いますよ。それからね。東邦亜鉛がこの事業に対する本気度。それを皆さんがどういうふうに認識しているのか。4番目がですね。今言ったように測ったデータ、カドミウムの汚染度、汚染状況、9箇所、見せてくださいね、ホントにね。小川以外に見せてはいけないというならそれはそれでいい。とにかく私はみたい。それから再汚染問題。今でも降り続いているわけですよ。だからその10何年たってね、上が(濃度が)減っているというのは私はどうも納得できない。減っているところだけ測ったのと違いますかと、こういう不信感さえ出てくるわけ。申し訳ないんだけど。見せてくれないんだから。それから今言ったように、安中田圃のね、県道から東邦亜鉛よりは15センチ、一応かぶせてますよ。だからなんとか0.4には今のところ達しない。だけどその外側はやっていないんです、何も。だからうちの田圃も0.7出たんです。おそらくその周辺の田圃も出ると思いますよ。なんとかしてくださいと言ってきたけど、もう18年経った。あの時は1994年産米をね、持ち込んで自分で計って、あの、公的機関ですけども。だから早くやるためには、実はここが問題なんだということをね、きちんとお伝え頂いて、私は役員になりたい。だからお願いします。松田さんがお願いいしますよ。みんな言っちゃったけどね。俺ね。
県担当B】今答えなくてはいけませんか。
住民A】いえいえ、よく認識してもらえばいいですよ。答えはあとで聞きに行くから。
県担当B】それで、個人的な部分についてはあのお答えしませんけども、皆さんに誤解のないように申し上げておきますけども、あのう、小川さんの発言の中で、東邦亜鉛が県にどうのこうのというような、ふうに、取られる発言がありましたけども、あのう、県の方は東邦亜鉛から圧力を受けたりとか、そういうことはございません。それから、質問の中で、東邦亜鉛がどういう認識でいるというふうに県が認識しているのかという部分ですけども、一応ですね、県のほうも東邦亜鉛と面会はしております。で、事業を推進するための準備金については積み立てを始めているということを、確認しておりますので、東邦亜鉛についてはですね。この後の中でもありますけども、概算事業費が決まってこれだけの事業費がかかるというふうになった時点でですね、県、市でですね、東邦亜鉛はいくら持てということでですね。負担金の交渉をすると。そういうような形になっていますので、そこら辺につきましては誤解のないようにですね。東邦亜鉛が裏で糸を引いているとかで、こちらに圧力がかかっているということはありませんので、その辺のところは、ご認識をお願いしたいと思います。
会長】他にありますか。
参加者一同】・・・
県担当B】あのう、あともう1点、小川さんが、ppmの話をしましたけども、国際基準は0.4なんですよね。経緯は小川さんの言っている部分のところで一部あってますけども。あのう、カドミの国際基準、コメの国際基準を立てるときに、世界のほうからは、0.2ppmでどうだというふうに打診があったそうです。ただ、コメを作っているのは日本だけなんだから、日本の基準を優先しろということで、0.4ppmだっていうことで日本が主張して、じゃあ世界のほうも0.4ppmでいいだろうということで納得してますので、今、公式な世界基準は0.4ppmになっているということで、あの、経過は小川さんが言っているところと、あのう、同じなんですけども、結論として世界基準は0.2ではありません。0.4という形で。
住民A】でも中国は0.2ですよ。
県担当B】それは中国の国内基準でしょう?世界基準は0.4ですので。
住民A】いやいや、だから、世界基準をロビー活動、で日本が都合が悪いからっていうんで上げたって言ったじゃないですか。
県担当B】そうかもしれないけれども、それが世界の標準だっていうことで一応なっていますから。
住民A】違う、違う。最初は0.2だったんです。言ったように。
推進委員A】前の説明じゃあ1(ppm)だって言ったんだいのう。それで法律、法律になった。0.4か。
住民A】だから0.2にすると。安全値というのはそれより下でないといけないので、絶対安全というところは、又更に下。昔1ppmというのは危ないから0.7ppmにしたわけでしょう。
住民B】なかなかあのう、物理的な分かりやすいppmの関係で議論がされているので、参考になりました。しかしながら、私こういう土地改良について、34年に、この地を離れたんです、そしたらその時に皆で考えていたところ。ですそれは限界の土地改良のもとになる、平成5年ですか。この時のああいう形が最高のものであると、結論出したんです。それから一体何年経ったと思っているんですか。34年から今日まで。私が帰ってきて見たら、農地は荒れ放題で、耕作者はいない。耕作者はいないんですよ。私の部落に64人の高齢者がいるんです。長寿会に。これだけど毎年4人ずつ死んで行くんですよ。それで10年経つと何人になると思うんですか。その中でですね。県庁の方々は、20歳前に採用して40まで仕事をおやりになっているんですよ。で、大体40年働いて退職になっていると。で、ほんとはですね、そういう方がこの流れの中の実際というものをよく見て、よく見てですね、それを採用していかないといけないんです。自分の家の前が道路が狭くて子どもが交通事故にあったり、それから、放置されている農道も、歩道もないようなところを死にそうなおじいさんやおばあさんが歩いていて、ひっくり返ってんですよ。昨日も助けてあげました。家まで送ってあげました。そしたら、生き返ったと喜んで、先ほどですね、お礼に来てくださった。それが農村の実態なんですよ。それがね、あと30年たってね、アンケートを3回とる4回取って。こんな馬鹿なこと、許せないですよ。許せませんよ、これ。総理大臣だって許さないと言いますよ。計画を立てたら、その計画に従って、実施しなけりゃあならない。県のかたは、私はあなたに初めてお会いしますけども、一度そのことを明記したら、4年なら4年と、それに向かってきちんと実行しなければダメなんですよ。ところが何もなくって、県下で実行しているのがいくつあると思いますか。これ皆さんの土地の邪魔するようなところなんて、予算がないので妨害しているところもあるんです。農地の放置化、多様化。道路整備する。それでしかも農村にはですね、住宅地を作らなくてはダメなんですよ。農村に住宅地を作らなければ、住むわけがないじゃないですか。自分の子どもは町にいて住んでいます。孫も町にいって住んでます。生活環境がいいからですず整備をして20%出るということを、あの時確実に出ると言ったんです。ですから市の担当者の個別に折衝したんです。そしたらこの地図が完璧なものとして出来上がったんです。この変な難しいですね、この20何年前のが、これは原点なんです。工場の回り、何mの安全地帯を図ると。どこでも、殆どそういう近代的な会社をそういう作りかたをしているですよ。だからそれはもっともなんです。それを今から、それに沿ってアンケートをとってやり直すと、とでもないことを考えている。子ども会もやってくれたんです。子ども会はいない。もうお祭りやったって、よって来ない。いないんだから。そしてどんどん死んでいっちゃう。その中で、自分たちの生きている内に、本当に農村のことを理解している人たちが、換地処分のところを、余剰地をですね、余剰地に家を建てて子や孫がそこに住んで定住すると。僅かに10町歩じゃないですか。そんなことができないんですかね。大役人がいっぱい揃っていて。みんな群馬県の幹部が政界の要人ですよ。政界の要人、みんな群馬県の幹部が相当いますよ。ああいった人たちが検討したらきっといい会長が出ると思って対応しているんですけども、オリンピックと同じで、やりかたがヘタクソだけで。いくら今日の説明会をやるといっても、そこでやったところで、ppmの純度の問題について争っていたってダメなんです。ppmは変動しますから、流れますアkら、地価に沈みますから、上にも溜まりますから。ものによっては20年。30年って毒性が残っているものもあるんです。確かに。だけどアンケートをまた取りまして、出直しなんて。それは尋常なことではないですよ。
県担当B】よろしいですか。基本的にですね。やり直しということではなくて、平成5年のときに作ったこの地図をベースにですね。具体的な話に入りましょう、ということを提案しているんですよ、で、あのう、今日お配りしたアンケートとは違って皆さんに同ですかというあことでなくて、あなたの持っている土地をどういうふうにしますか、という具体的な話を聞かないと・・・。
住民B】3ヶ月、それはできません。もう、みんな死んじゃうんですから。
県担当B】死んじゃうんじゃなくて、息子さんなり、それを引き継ぐ人の意見。だから、結局皆さんの財産は・・
住民B】だから、ちょっとお待ちください。この中はそういうプランでやりますとと言ったじゃないですか。それを一歩後退退してはいけません。絶対ダメですよ。人はどんどんいなくなっちゃうだから。こういう時代にいって。言い方は悪いけど、(あなた方は)退職でしょう。
県担当B】そういう意味じゃなくって、よろしいですか。
住民B】また新しいことを言って、また、新しく最初から、一からアンケートを取り直していたんじゃ
県担当B】すいません。あの、県は昔の殿様と違ってお前たちの土地を差し出せ、って言って取り上げることはできません。皆さんが持っている土地のことについては皆さんが決断する権利を持っている。
住民B】いやいや立派にやっています。東邦亜鉛の害がないほかの地域では立派にやっていますよ。失敗した地域もありますよ。私はまるごと相談所をやっているから、1千も2千も毎年(相談gあ)あるけども、現地も視察しますけども、ここよりもはるかに進んでいるんですよ。絶対的に。だからこのことをきちんと自覚してかからないと。今日も前にお会いしようと思っていたんですよ。県に。だけど会っている間がないんですよ。今日も前にお会いしようと思っていたんです。県に。だけど会っている間がないんですよ。次々にいろいろなことがあって。市のほうにもね。市には前に一度行ったから、あの若い人がいて、野殿地域もね、耕作地の問題についても安全・安心に勧めるためにはこういうふうだと。新任のあの方が言ったんです。私は信頼しているんですけども。そんなことをいったら、失礼だけど。
住民A】彼は有能ですよ。壁さん有能ですよ、頑張ってね。
推進委員A】岩井か。
市担当C】上後閑です。
住民B】迅速、的確にやると。
県担当B】よろしいですか。おっしゃることは、よく分かるんですけども。ま、いままでこうにひきずって、県も反省する部分もあるでしょうし、市も反省する部分もある。ただ、やっぱり、これからやっていこうとなると、これからやっぱり、行政のルールの中で我々動かなくてはならないんですよね。そのことは理解して頂きたい。そのためにこの、前に作った計画より具体化する、その中にはやっぱり皆さんの、やっぱり考え、意向、それをやっぱり反映させていかないと、できないんですよ。行政で、じゃあ、あなたはここですよ、あなたはここですよって、勝手にやるわけにはいかない。
住民B】そのことは十分に存じていますよ。明治憲法から新憲法に変わって、民主主義の時代になって新政権が誕生したんです。それで、いろいろなことができるようになったんです。これはね。断固として実行してもらいたい。前回の計画に従って実行してもらいたい。それしかないんです。
県担当B】実行するには県と市だけでは決められない。やっぱり皆さんの、やっぱり話し合いを経た中でなければできないっていうことなんですけど・・・。
住民B】それで、皆、アンケートをとっていたんじゃ、皆怒っているんです。本当は。だけど県の皆さんには迷惑をかけちゃいけないし、市の皆さんにも迷惑をかけちゃいけない。西部農政もそうです。皆さんにご迷惑かけちゃいけない。与えてくださるのだから。そうでなくても私たちの農村は、自分たちが死んでいなくなっても、親戚の者がいなくなっても、きちんとその農業が守られると。それをまずこの20町歩を整理することになる。意見はもう聞かないです、これ以上。
県担当B】意見ではなくてこれからどうしようかって言うことをやっぱり。
住民B】もう、どうするかは決まっているんですよ。今。
県担当B】それを具体的に調べてようということ。
住民B】具体的に決まっているんですよ。
県担当B】どういうふうに具体的に決まっているんですか。それをこれかやっぱり詰めていく。
住民B】神田坤六さんの時代から、農業の問題については・・・。
会長】あれですかね。なにか他に質問される方は。
市担当A】今回、先ほど、アンケートのお話が出たんですけどね。毎度毎度皆様方には本当にご迷惑をかけて申し訳ないんですけども、今回もまた今日も、前回は推進委員会のほうでお願いした部分なんですが、今回農林課のほうで皆様方のご意見を伺いたいと、で同じような内容になっているが、これにつきましては、2月に推進委員会さんのほうにご回答を頂いているわけですが、その回答率というのも、先ほど壁のほうからお話申し上げましたように6割に留まっているんですね。それもありまして、こういう機会を利用さして頂いて、皆様方に今後の農業を。どういったものを作っていくか。あるいは作らないかたについては、先ほど県のかたもおっしゃったように、全部非農用地にするのは、それは事業になりませんので、今後農地を持っている方は今後どういう形で、その農地をですね、お考えになっているか。まあ、その辺を、ぜひ聞かせて頂かないと先に進めないと、いった部分もありまして、本来であれば、一軒一軒回って全員の方から、最終的には聞いていくような話にもなろうかと思うんですけれども、その前の計画作りの段階で、できるだけ正確な部分を把握しないといけない。そうしたところで、本当に皆様方にはご迷惑をおかけしているんですが、まあこういう機会を踏まえてですね、アンケートをお願いする次第なんですね。そういった意味もありまして、ぜひ、ご協力にほうを、お願いしたいと思いますが・・・。
推進委員A】私もね、これ見てね・・・
住民C】はい。
住民A】質問者がおりますよ。
住民C】いいですか。
会長】はい。じゃあどうぞ。
住民C】あのアンケートの集計結果なんですけども、130名の方が回答させているんですけども、集計が合わないんですよ。無回答というのも結構あるんでしょうか。それはここには載っけていないんですか。
市担当C】ああ。ええ、そうですね。
住民C】総計が130にならない。
市担当C】あのう、回答によって無回答のものがいくつか。
住民C】そういう欄を設けたほうがよいのではないでしょうか。それと、最後に壁さんがおっしゃって頂いたんですけども、アンケートのところで、最後にこう文章で書くところがありますよね。そこにも貴重な意見があったんですから、これは公に皆に知らせるべきだと思うんですけども。ある程度集約して。まあ、無駄にしないようにお願いします。それから、もうちょっといいですか。フローチャートなんですけども、このフローチャート、事業着工までの工程表でですね。非常にあのう、やるべきこと。県と市、地元、よく書いてあると思うんです。どなたがまとめたのか、わかりませんけども。いろいろな側面から作られています。それで、これをもう少し発展させてですね。いかにもこの「関門」というと、「できませんよ」という、そういう意味合いに聞こえるんですよ。これできないですよ。関門がこんなに3つもありますよ。できないいんですよ。皆さん、できないんですよ、と言っているのと同じですよ。
県担当】うーん、なるほど。
住民C】それで、時期別にですね、スケジュール化するべきでしょう。それ例えば、まあ1ヶ月とは言いませんけども、3ヶ月ごとに、これはどこまでスケジュールが進んでいます。県のほうはここまで進んでます。地元はここまで進んでいます。こういったことで、3者がですね、ある程度検証をして、進めていかないと、ああ、お前のところができてねぇから、俺んちもできていねえよ。お前が悪いんだ、という可能性がありますんで。同時平行的に、進めるというような形で。できれば、こういう検証の機会を持って頂いて、それを、地元にも報告をして頂きたいな、と思うんです。これいつできるかわからないんですよ。これ。
住民B】だからそれはね、いいですか、生意気なことをいってもうしわけないんですが。それは何年に始めて、何年に進行していくと、そういうのは歴史の年代表を作るようですね、一覧表を作るんですよ。経過を年数で。それでこのときにこれをやった。そうすれば、同じことを何度もやっているなと。俺たちの県庁の先輩は、はあ2回もやっているな、3回もやっているなと。それで国際の基準が厳しくなるのを待っているな、また、待っていたら、また待っているなと。分かりにくいんだ。
県担当B】あのう、今ですね。ご意見頂いたんですけども。具体的にですね、どういうふうに進めていくかというところについて、ちょっとですね、お話させて頂きたいと思うんですけども。説明の中でも申しましたけれども、皆さんに集まってもらって、毎回毎回皆さんに集まってもらうのでは申し訳ないということで、先ず役員を選んでください、ということ、お話しました。ここに書いてある以上に、すること沢山あるんです。細かなことが。それなんで、役員のかたが決まりましたら、役員のかたと市、県で、推進委員会みたいな形でですね、定期的に会合を開きながら、何をしなければならないを検証して、それをですね。皆さんのところには、その、役員のかた、委員のかたからですね、こういう状況ですよという形でですね。ペーパーで報告をするというんですか、そんな形でですね、進めていけたらいいな、というふうに考えておりましたので、あの、まあこういった形で、皆さんにお配りするところにも、時期を示すというのも必要なんですけども、一応、あのう、役員のかたをまず地元で選出してもらって、その役員の方とですね、定期的に会合をしながらですね、必要なことを一つずつ進めて、それをチェック、管理して進めていきたいというのがですね、今の考えかたでございます。で、それについてはですね、折々に皆さんのところに、返さなければならない。で、確かに、ご指摘のとおり、「関門」というと、ちょっと難しいなっていう印象と取られてしまいますけれども、一応、まあ、こういったところをクリアしないと、次に進めないんだ、という意味での言葉だったんで、それについてはですね、本当に「ステップ」というふうにしておけばよかったと思いますので、ただ皆さんの資料を「ステップ」というふうにですね、書き直してもらっても構わないと思います。できるだけですね、早く進めたいたいというのがですね、今のこの生産環境室、今現在、この音頭をとっているところでありますけど、そこの考えでございますので、ぜひ皆さんの協力を、重ねてお願いしたいと思います。
住民C】安中市には関門、これだけなんですか?
県担当B】・・・その辺のところは、まあ、今日は言わないほうがいいかと思いますが。いろいろ聞いておりますけども。
参加者ら】(場内苦笑)一番の関門だよな。
住民B】はあ、俺なんかもう、30年もやっているんです。そのことについて細かくね。
推進委員A】この問題はね、俺なんかじゃなくて、俺らの親から始まったんです。親から。俺らが一生懸命やっているっていうけれど、ほんとは家の親から、はあ、代替わりになってずーっと40年。遅々として進まなかったということは確かだよね。
住民B】ショーちゃんがだって支持したんだもの。農業の近代化の問題についても、東邦亜鉛の問題についてはトウジさん、幹部の指導者だった。お父さんだよ。あなたの。
推進委員A】そんなことは知っているけどもさ。たださ、それだからさ。
住民A】いいですか。あのね。やっぱり、一番問題なのは減歩。で、本来我々これは天から降ったカドミという問題で、いじめられて、苦しめられているわけですよね。で、その減歩で、なぜ減歩が出たのか、さっき私が申し上げたとおりなんですよ。東邦亜鉛がね、その緩衝帯とする5町歩、当時5町歩という説明を私は聞いているから。それを奇しくも環境庁の職員ね、言ったように、10億円。あのとき東邦亜鉛の負担は10億数千万円だったと、私は記憶しているんですよ。で、総工費が17億だったかな。まあ、その後膨れて30億を超えたという時もあったけど。とにかくね。その、出費したおカネを取り戻すには、5町歩を自分の土地にすると。こういうね、カラクリがあるわけですよ。だから、それは、緩衝帯はもう無い。今言ったように、下のほうに埋め込めばね。あれですよ、一番長いゴボウとか、あの、要するに、水稲・・・水稲はちょっとムリか。オカボでも縦で吸い上げるやつが、影響が無ければいいわけでしょう?皆さん、今の説明では。
県担当】はい。そのとおりです。
住民A】ほんとかどうか私も知らないんだけど。気持ちは悪いんだけど。だったらね。まあ、将来50年経ったら、もとの木阿弥という話もあるけれども、とりあえずそういう緩衝帯を止めてね、減歩無しでやるんですよ。そうすればね。財産権の侵害もないし、あの、南地区でいろいろ問題が起きたケース、あれは、減歩とか、なんていうんですか、換地云々で、あれは住宅地だからあれだけども。私はね、そこのところを、なぜ緩衝帯・・・あたかも我々住民側から緩衝帯を設けたほうがいいな、というようなご説明が今あったけどもね。当時、いや、もうとにかく安全だったら、工場から近い遠いは関係ないでしょうと。まあ、確かに気持ちは悪いですけどね。再汚染の問題はあるけれど。だけど、それがなければ、もう幅4mにしたってですね。私の計算ではね、緩衝帯を設けなければ、問題ないわけ。問題ない筈なんです。あの、なんというかチャート表を見たけどもね。私もいじってみたけどもね。先ずそれが根本で、そうしないとね、減歩でどうだこうだといって、抵抗ある人がいるわけですよ。いや減歩には応じないという人が。ここにもあったでしょう。買収にしか応じないと。その辺は考えてくださいよ、本当に。で、私を役員にしてください。以上。
県担当B】すいません。あの、減歩の考え方なんですけども、5年当時の計画では、ここのところを緩衝帯にしましょうという話ですけども。今皆さんがこんなの要らないよというふうにすれば、そういう図面を描けばいい話ですので、そういったところも含めてですね、あの、話し合って、決めていきたいと思います。ですので、できるだけ多くのかたが、地域の代表となるようにですね、役員の中に入ってください。また、小川さんが役員になるかならないかについては、今の役員会の皆さんと地元の皆さんで、相談して決めて頂ければと思いますので。
住民A】あのう、もう一言、言わせて頂くと、推進委員会という、あたかも住民の総意のような団体を、まあ、お作りになっているわけ。だけど、じゃあ、その住民のね、総意である、その、すいませんね、推進委員会がね。皆さんと協議をした記録を、見ようと思っても見られないわけですよ。で、私が、どうしたら見られるのですか?と言ったら、事務局に行ってみろと。だけどそれは、見られないんです。情報公開でしか。だから小板橋と壁さんにね、1カ月半も貴重なお時間をとらせて、このぐらい(40センチ)頂きましたけれども。その中には東邦亜鉛と皆さん行政との間の会議録は一切剥ぎ取られているわけ。ね。それと、都合の悪い汚染土壌の実態としれに対する対応案。それも真っ黒けに塗ってるわけ。じゃあ一体、推進委員会というのは誰のための機関・・・組織なのかと、いうところは、クエスチョンマークになるわけですよ。だから、ほんとにこれを進めたいんであればね。もうそういうとこじゃなくて、もう全部ガラス張りにしてですね、もうどんどんやるしかないんですよ。隠しているんだもの、だって。そのほうが都合がいいと。事務事業を円滑にするためには、ね。住民に見せてはいけないところがある。行政機密があると、こういうわけでしょう。困るんですよ、これは。
県担当B】黒塗りの関係については、あのう、一つは、やっぱり調査途上のものであるということと、やはり、役員さんにも、その内容をお知らせしていない。じゃあ、情報開示の中で、特定のかただけにお知らせするというのは適切かどうか、という、その辺のこともあったので、ああいう形になったのだと思いますけども。まあ、これからの部分については、なるべくオープンな形でまあ、やっていきたい。で、特に今も調査を行っていますから、そういう部分に関しては、皆さんにも興味あるかと思います。あのう、可能な限りやっていきたい。ただ、県としてある程度まとめた形で出す必要のあるデータと、途中経過というのは、途中経過のデータの場合、途中経過のデータが一人歩きをする可能性があるわけですよ。
住民A】その途中経過というのがね、未成熟な情報のね、定義というのがね、これはありえないんですよ。未成熟な情報というのはね、じゃあ、どこをもって未成熟だと。じゃあこれが全部終わってから最後に、はい出しますと。そういうことなんですか。だったら、Too Lateというか、遅すぎるじゃないですか。
県担当B】だから、そこは中身よりけりの部分がある。
住民A】そこで、そこで選択をしてね・・・。
推進委員A】そろそろあれかね。話を変えようかね。遅くなってしょうがねえや。他の人にやってもらって。
住民A】あと25分ある。9時までかどうか知りませんが。
住民D】ちょっといいですか。あのう、農業を、農地は要らないんだけど、売却して売りたいと。そういった場合に、この前、売却は安中市にすると。これはしてくれるんですか?
県担当B】売却したい場合。
県担当A】安中市に答えてもらえば。
市担当A】売却についてはですね。まあ、これからの話になりますけども、先ほどの非農用地、そういったところへ、あのう、換地計画の中で、埋め込んでいくと。で、そこであのう、売却の人の面積がどのくらい、あるいは共同減歩の面積がどのくらい。そういった中で売却規模をどの程度、お引き受けできるか、という話になってくると思う。はい。
住民B】あとはあれですねもう一辺いいですか。あの、換地等の関係ですけども、そういう問題が私どもにも持ち込まれて来るんだけども、乱暴なことをやっているかたがいらっしゃるんですね。法律に反してね。今回のような組織も、本当は学識経験者のような方、できれば大学教授とか、そっちの関係の、権利に対する意識のあるひと。安中市役所にもいらっしゃいました。その人が板鼻地区の換地処分にも関与したこともあるんです。その人は実にしっかりしていた。もういなくなってしまいました。あの世に行ってしまったので連れてくるわけには行かないんですけども。要するに学識経験者ですね。まあ大学教授くらいの力を持っているかたがいいんだけども。そうはいないかもしれないけれども。あとは実務経験がね。地方の場でね。実務経験がある人。みんな今はね。隠しちゃうんですよね。個人の情報だからといっても、役所で使った各種の資料を黒塗りして見せなくしちゃうんですよ。それが何人か見えないようにしちゃうんですよ。それはダメなんで。だから開示請求請求なんかいちいちやっているんですよ。文書の開示請求。そうすると開示の結果を知らせてくれると。それで実態が分かると。そういうことも行われているんです。そんなことをやっていると時間がないから。要するに実行あるのみですよ。きちんと目標を定めたんだから。みんなの総意なんだから。
会長】他に質問されるかたは?
推進委員A】カンちゃん何かねえかな。カンちゃん。この際何か聞いておいてくんない。
参加者】・・・。
住民A】あのう、本当に県の皆さん。どのくらいこれをやる気とお考え?
県担当B】なに?
住民A】この事業。私は、だからね。大体今まで片手以上、いろいろな人。安野さんとか猪熊さんとか、いろいろなかたとお会いして、みんな途中で変わっちゃってね。最初から、また説明したんですよ、元の状況をね。大体2年経つといなくなっちゃうんだから。
県担当B】それはあとで話しましょう。まずは皆さんの意見を。
住民A】だから意見がないから、とりあえず時間つぶしをしたまで。
司会】途中で、さっき小川賢さんの質問に対して、役員の云々というような感じと、県のかたもそんな話をおっしゃっていたんで、この、県に対するアンケートを出しながら推進委員会の会議も開いたりしている中で、ずばり言うと60歳くらいの人で、退職、又は時間の自由のつく人を、協力者に補充していこうという話は出ているんです。それはだから、岩井の藤巻さんや中島さんにもお話してあるし、一緒に会議で出席している時には、望んでもらったようであります。で、中野殿、東野殿については白石さんと、神沢さん。北は、木村さんと、私と宮沢さん、岡田さん、かな。落ちがあったらすいません。また申し上げますけど。そういう中でここでも会議しているんです。だからあのう、近々、現状の推進委員会の拡大、または補充については、ほぼ、構想ができています。で、行動的になっていった時に、事業実施になっていった時の何何部門というような形の時の形態は、いくつその部門ができて、どれくらい必要かというのはまた、市なり県の指示を仰いで、また拡大会議なり、やって行きたいと思っているんですけどね。現状の補充ということであれば、ほぼ案はあります。まああの、賢さんなんかもいい案を持っているんで、ぜひ、時間があるようだら、その中に立候補も含めて、地域で出た役員を市のほうへ申し上げたりして、認めてもらっているので、地域で出てもらうように、お互いに努力しあっていけば、役員選出は済む事ですから。
住民A】まあ、微力ですけどね。
司会】いやいや、ぜひ前向きに進むためにも、そういうことを、まあ、ここで言うのもおかしいけど、お願いしながら、それはいいことだと思わいね。
住民A】まあ、18年前にもね、役員にしてくださいよ、と言ったんだけども、おめえなんかダメだよと、おめえなんかダメだっていうから、ずーっと東邦亜鉛を相手にやってきたんです。お願いします。
司会】まあ、いずれにしても、それはあのう、岩野谷じゅうというか、岩井とこの野殿地域では、役員さん同士で検討していて、この間県知事の陳情を、会長からお話があったように、そのときにもそういう構想のお話だけは触れてきたんです。そうでなくでも、ちょっとこのアンケートや陳情やら何かというと、ちょっと今の役員形態じゃ、もう、ちょっと小さすぎるというか、忙し過ぎてね。ダメなんで、当然、補充的な考えは持っているし、組織形態が必要になったときにはすぐ対応できるように、その人たちと一緒に相談して進行していくという考えは持っています。
住民A】特に国との渉外担当にしてくださいね。
司会】あ、それについては皆の互選ですから。
住民A】希望を言っただけですけど。国、県の渉外担当にお願いします。
県担当B】やはりあの、地元をこうきちんとまとめて行くのが皆さんにとって一番必要なことだと思いますので。そういう、やっぱり熱意を持っていられる方にお願いできればと思うんです。やはり、地元がまとまっていかなければ、いくら国や県にいろいろと言ってもですね、地元がきちんとしなければ、やっぱり、なかなかそこは、いろいろと。
住民A】いや、地元はさっき言ったようにまとまっているんですよ。それを、途中でその「関門」云々というね、本音がたまたま出ちゃった、皆さんのほうからですけども、そこをやっぱりクリアしてもらいたい。
県担当B】私どもとすると、まさにこれが「関門」だと思っているんです。
住民A】事実この18年間ね、足踏みしたのはまさにそこなんですけども。
司会】今日の説明の中にも、俺なんかも含めてそうなんだけども、これだけ頼んだり、陳情したり、動いているんだから、そのうちに県と市が土地改良してくれるだんべと思っているけど、さっきの説明じゃないけどね、この資料をよると、一緒に進行したり、我々もすべき分担が、当然あるんでね、なかなかその認識が実は、ないんです。私にもなかったんだけどね。それはやっぱり、ある程度のものはしなくちゃなんねぇという気持ちはあっても、いつどこで何をすればというような問題も含めて、なかなか、騒いでいりゃあ、そのうちに市と県がやってくれるだんべぇぐらいでいたからね。まあそれに12から13年前に仮同意のときも、前も、はあやってくれるんだんべとか、まだしないんかと。やっぱり一つ一つ聞いてみると、少しはズレもあったりもするけども、それなりの理由が、まあ、そうに放たれてね。これからせっかくあのおう、茂木県議にもおおごとしてもらって、これだけの状況が再現できたんで、ぜひ、補充をした皆さんの中から、また、進行状況の役員形態を作っていくためにも、相当の補充と、先ほどの説明の中にも、自分で役員に立候補したり、また、自分で俺のためにやるんだっていうようなんで、役員さんにしてもらうとか、市や県にしてもらうということを含めて、自分のためにやるんだという意気込みで、参加してもらって、役員を依頼されたときには、無理に辞退しないで欲しいと思うんです。そういう気持ちも合わせて、述べさせていただきました。どうもすいません。
会長】ほかに質問がないようでございますので、時間の制約上、以上で本日の説明会を終わりたいと思います。大変ありがとうございました。
参加者一同】(拍手)
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■今回も、昨年4月の「出前講座」のときと同様に、安中市役所の関係職員らの参加が危ぶまれましたが、さすがに安中市長は出席禁止の指示を出せなかったようで、農林課長をはじめ、事務事業を担当する職員ら計3名が出席しました。
一方、住民側は50名以上参集しましたが、意見を述べる住民は残念ながら限られてしまい、以下にこの事業を取り巻く「関門」の根深さを感じさせるものでした。
行政側が用意した資料は、記事の末尾に掲載してありますが、なぜここまでこの事業計画が遅れてしまったのかについて、分析がいまひとつ掘り下げられていないことがわかります。
■事業実施に向けた「関門」の最大のものは、冒頭に述べたとおり、東邦亜鉛の意向を汲んだ政治家がこの事業の円滑な推進を阻もうとしていることです。
そのためには、事業推進にかかる情報をガラス張りにして、行政、原因企業、住民の間で、きちんと状況を共有し、障害がどこにあるのかを逐次共通認識をして、一致協力して排除していくことが重要だというふうに、当会は意見を述べました。
今回の説明会が、現状を打開するためのマイルストーンになるのか、それとも、さらなる事業の遅延の為の単なるガス抜きに終わるのか、行政と東邦亜鉛の今後の対応を注意深く観察してゆく必要があります。
【ひらく会情報部・東邦亜鉛公害対策調査班・この項終わり】
※説明会での行政側からの配布資料(その2)
【再度のアンケート用紙】

公害防除特別土地改良事業
土地改良事業終了後の農地の利用について(アンケート)
安中市農林課
現在、予定されている公害防除特別土地改良事業は、カドミウムの汚染土の入れ替えとともに、耕作のしやすい傾斜や区画の農地へ作り替える方式(は場整備・区画整理)となっています。(一部には、土の入れ替えだけの農地もあります。)
この事業を進めるために、事業が完了し皆様に引き渡されたのちの、農地の利用方法について、お考えを確認をさせて頂きたいと思いますのでご協力をお願いいたします。
なお、農地以外の用地へ転換したり売却を希望する土地は除いてお考えください。
質問1 ご自身または家族が作付けしようと思っている作物を教えてください。あてはまる作物すべてを○で囲んでください。
陸稲 麦 なす きゆうり だいこん ジャガイモ サトイモ ねぎ カボチャ サツマイモ 白菜 キャベツ ホウレンソウ タマネギ 花き 桑 その他( )
質問2 前問で○をつけられた作付けを予定する作物全体のおおよその面積を教えてください。
①所有地の全部( 反 畝)または( ㎡)
②所有地の一部( 反 畝)または( ㎡)
質問3 ご自身では耕作しない方、前問で所有地の一部だけをご自身または家族で耕作するとお答え頂いた方にお尋ねします。作付けを予定していない農地の利用方法について、希望するものに○をつけてください。(複数可)
①地域の農家に耕作してもらいたい。
②相手を問わず耕作してもらえればよい
③農地を集団化して大規模な農家に耕作してもらいたい。
お名前を教えてください 氏名
ありがとうございました。
【平成25年1月に推進委員会事務局から地元関係者に配布されたアンケート用紙の最後にあった意見欄に当会が記載した意見】
6)公害防除特別土地改良事業などについて、ご意見があれば記入ください。
本来はもっと早期にアンケート調査の回答を提出したかったが、次の述べる理由により遅れてしまった。実際には未だに必要な情報開示をされていないが、アンケート調査未提出を理由に事業の遅延をされてはかなわないため、ここにアンケート調査回答を提出するものである。
この公特事業は、公特事業推進委員会という地元地権者・耕作者ら関係者から構成される任意団体を装っているが、実際には国・県・市行政と原因者の東邦亜鉛が主体の公共事業のようである。なぜなら、開示された会議録を見ても、ごく少数の委員会役員のみに知らされているだけで、私も含め地元関係者にはその議論の経過や課題が全く知らされてこないためである。原因者である東邦亜鉛により、先祖伝来の農地や宅地をカドミウム汚染土壌にされたにも拘らず、その復旧事業がなぜこれほどまで遅れているのか、また、その事業の進め方について地元に情報がもたらされず、事業費を負担する行政と東邦亜鉛との間だけでいろいろなことが決められるのか、誠に不可思議である。実際に、情報開示されたこれまで議事録を見ても、東邦亜鉛と行政との間の協議はすべて不開示とされてしまった。これではせっかくの公害防除事業なのに、行政と東邦亜鉛の都合で進められることになり、だから、平成8年に委員会が結成された後17年経過しても、全く進まない状況にある。
事業の対象となる汚染土壌の範囲についても、行政が測定したデータが公表されない状況では、どのような基準で対象範囲が決められるのか、また工事の方法がどのような基準で決められるのか、地元関係者としては判断できない状況にある。
実際には私の所有する安中の田んぼ(岡田市長の選挙事務所の敷地に隣接)では、1995年までコメをつくっていたが、そこで収穫した玄米中のカドミウムの含有量を計測したところ0.7ppmという高い値がでた。しかし、それを群馬県に提示しても全く対策を取ってもらえず、東邦亜鉛に善処を要請したが、個別対応は一切しないという同社の方針により、行政がこの水田を事業対象範囲に加えない限り、東邦亜鉛はカドミウム汚染対策は何もしないことを言明した。事実、現在に至るまで、汚染土壌はそのままであり、耕作できない状況が続いている。農地の一時転用により、私の別の所有地から土を搬入しようとしたが、北野殿地区に所有する全ての所有地が高濃度にカドミウム汚染されている状況ではどうすることもできずに現在に至っている。
東邦亜鉛がこうした土地を個別対応しないといっている限り、また行政が何の対策もとろうとしない限り、納税者として支払った費用の一部を行政サービスとして受け取ることもできず、きわめて遺憾である。
このような異常な状況が、今回のアンケート調査を契機に打破されるのかどうかについてもきわめて疑問である。
なぜなら、アンケート用紙に回答しても、此れまで同様、その結果については肝心の推進委員会のメンバーに開示される可能性が全くないためである。
市長が東邦亜鉛とウラ取引をしているような現状では、このようなアンケート調査をしても、事業が動き出すという期待を持ちたくてももてない状況にある。
区画整理事業で推進することになっているが、このままでいくといつまでたっても事業は進まず、東邦亜鉛とその手先の安中市長、そして事業の進捗の有無にかかわらず給料が支払われる行政の役人らだけがハッピーとなり、公害被害者である私たち地元関係者だけが、納税義務だけをさせられ続けて、行政や東邦亜鉛のいい面の皮となり続けるのである。
時間とコストをこれ以上かけずに、迅速に計画案と実効ある事業スケジュールを地元関係者に示してほしい。そして、何が障害になっているのかを都度検証して、その理由と対策を私たち地元関係者にも情報共有しない限り、せっかくの区画整理方式による公特事業はいつまでたっても実現しない。
ならば、東邦亜鉛には一切個別対応はしないという姿勢を改めさせて、条件次第では個別対応により直ちに汚染土壌の除染事業を行うよう、行政から強く指導してもらいたい。
2013年7月14日 文責 安中市野殿980番地 小川賢
以上で終了です。ご協力ありがとうございました。

↑はじめて明かされたカドミウム土壌汚染の推移の計測結果。↑
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会長】ありがとうございます。えー、いままでの説明の中で、何か質問があるかたは挙手をお願い致します。
住民A】はい。いいですか?
会長】はい。
住民A】すいませんね。えーとですね、ご説明、松田様から頂ききまして、難点かね、ちょっと事実と違うようなところがありますので。まずあの、水田の入れ替えって言うのは、一部だけで、とくに野殿の人がよく持っているあの安中田圃。あそこは15センチ(土を)乗っけただけです。それからあの、減歩なんですけども、減歩という、その、必要性というのは本来ないわけですね。だけど、前から言っているように東邦亜鉛に近いところで緑地帯、緩衝帯をつくると。こういう話をしておるが、おるからこそ、土地のその余裕が減って、それを道として減歩しなさいということ。これは平成9年、いや平成7年の9月に、推進委員会が発足する時、さっき言ったその緑色のですね、小冊子。この説明の時に私も申し上げたんですけども、そのときは減歩が何パーセントになるんでしょうか、と言った時に、県はまだ未成熟な情報ですから言えませんと。ま、17パーセントだとかね、23パーセントだとかいう、その数字が飛び交っていたようですけども。だけど、本来その緩衝帯がなければね。だから東邦亜鉛に近いところも全部作地にすればですね、耕作地にすれば、要らないんですよ。東邦亜鉛の持っている村の中の土地も放出すればね、これは要らないわけなんですけども、なぜ東邦亜鉛に近いところを緩衝帯作るんですかということについて、疑問を持って、当時環境庁に行ったわけです。そしたらこれは、東邦亜鉛が管理しますと。つまり、東邦亜鉛はね、その当時、10億何がしかを事業費で出すと、その見返りにね。その緩衝帯を自分のものにして、所有地にすると、そういうカラクリがあるわけですよ。だから、そういうところをきちんとね、押さえた上で、この事業計画を立ててもらわないと、またこっち側に進出されて、で、また再汚染ね。再汚染というのは降下煤塵。その問題もありますけども、その辺はね、きちんと押さえてもらいたいんですよ。今の説明には全くない。えーと、あとはね。いくつかあるんですけども、3年間かかると今おっしゃいましたよね。
県担当B】何が?
住民A】要するに、この計画をまとめるまでに。
県担当B】ああ。あのう。
住民A】いろいろな諸手続が、対国とか対県とかいろいろな諸手続でいろいろなものがあると。まず土地改良法だとか、なんだかんだ、我々の憶測を超えるような、いろんな法律があるわけですよ。3年かかるって言ったんだけども、ちょうどその平成7年のね、9月に、推進委員会が発足して、で、その後、その当時皆さんがね、計画を立てた、このスケジュール表を見ると、1年間で、要するに、準備OKになるわけですよ。だから、今回なぜ3年間ね、さらにかかるのかよくわかんないんです。だから、で、一番私が疑問に思うのは、あの時に、えーと、作土で、玄米中で1ppmですよね。農地の汚染度でね。その時に水田のほうはそれで15センチ、客土で乗っけて、で、その後環境白書を見るとですね。一番多いところで安中田圃で、局部的に0.32とか0.33。要するに0.4以下には一応収まっているわけ。その当時、それと同じようなコンセプトで、この客土計画を練った時にね。で、それを、今に照らし合わせて、コーデックス云々で、今おっしゃいましたけども、コーデックスでは国際基準では0.2なんですよね。それは日本の場合、カドミウム汚染地が広大だから、だからロビー活動をしてね、日本だけは倍甘くして、0.4にしてあるわけ。で、私が言いたいのは、当時の客土で近いところは30センチ、中くらいのところは20センチ、遠いところは15センチ。こういうその排客土をね、やるということだったんで、なぜそのまま突っ走らなかったのかと。要するに、この計画書にもですね、コメは0,4ppmということで書いてあるわけですよ。当時は1ppmなんだけども、実際には、0.7ppmを超えるとね、赤札米になると。まず申し上げますけども、私の田圃でまだ赤札米になるところがあったわけで、それは県のほうにお持ちしたらですね、それは引き取れませんということで、突き返されましたけれども、要するになぜこの18年間足踏みしなければいけなかったと、その理由を、よく考えて、それを排除しない限りですね。またさらに18年かかるおそれがある。当時はちゃんというこうアクションプランをね、皆さんお書きになっていたわけです。で、おそらくはそういうのはお書きになっているはずですけども、そういうのをきちんと説明してくださいといってもね。多分説明できないでしょう。さっきの汚染土壌で2ケ所だけ、やっと今見せてもらいましたけども、実際には10何ヵ所ね、測っているはずですよ。そのデータを私が・・・。
県担当B】9箇所。
住民A】9箇所ね。私が見せてくださいといっても、不開示にしたでしょう。今、異議申立していますけど。そういうスタンスだとね、やっぱり不審感、残るわけですよ。だからパーっと全部開いてね。もう皆さん、実はこうなんだと。いま障害になっているのはこれとこれとこれとなんだと。ね。東邦亜鉛が後ろから圧力をかけているんだとか。いろいろね、あると思うんですよ。それをみんなに晒してね。早く突っ走るようにしないと、また、もう一回18年かかるわけです。ぜひお願いしますよ。で、私をぜひ役員にしてください。18年前に私、役員になりたいといったら、おめえなんかダメだと言われたんです。だから私は自分で東邦亜鉛と交渉すると言った。で、柳瀬川の田圃の件で、東邦亜鉛と交渉したんですよ。そしたらね、土地改良の面的な、対応でないと、我が社はやりませんと。個別対応で小川さんの田圃が0.7ppm出たとしてもですね。個別対応はしませんと。こういうわけですよ。なんで、そういうことを言わせるんですかね。そういうスタンスからして、今のまんま、一番、今日は東邦亜鉛が来てませんけどね。あともうひとつは、排客土の、客土の問題。これはいわずもがなでね。あの鷺宮の10町歩のあれが今、工事をしていますよね。あれがが、みすみす・・・みすみす、また埋められちゃうわけですよね。そういうところも、当時の資料を見ると排客土が一番重要だと書いてあるんですよ。この計画のキーポイントのひとつとして。
県担当B】今でもそうですよ。
住民A】今でもそうでしょ。そのところはどうなっているのかというね。そういう道筋で、ここのところは、ここをクリアしないと、3年間ではできませんと。ほんとは1年で皆さん最初は計画しているはずなんですけどもね。だからお願いします。私は全部言っちゃったけどね、自分の思っていることを。それでね、いくつかまとめているのはね。要するに、今言ったこととかかりますけども、アンケート結果はまずOK。だけどその中でね、市長さんが、「私はこの中に莫大な土地を持っている」と。こういうふうにキーパーソンの一人としてご認識されているわけ。その方がちゃんとね。アンケートに答えているのかどうか。これは個人情報だから言えないとおっしゃるのかもしれないけども。で、2つ目。今の客土の問題。これ一番重要だと思いますよ。それからね。東邦亜鉛がこの事業に対する本気度。それを皆さんがどういうふうに認識しているのか。4番目がですね。今言ったように測ったデータ、カドミウムの汚染度、汚染状況、9箇所、見せてくださいね、ホントにね。小川以外に見せてはいけないというならそれはそれでいい。とにかく私はみたい。それから再汚染問題。今でも降り続いているわけですよ。だからその10何年たってね、上が(濃度が)減っているというのは私はどうも納得できない。減っているところだけ測ったのと違いますかと、こういう不信感さえ出てくるわけ。申し訳ないんだけど。見せてくれないんだから。それから今言ったように、安中田圃のね、県道から東邦亜鉛よりは15センチ、一応かぶせてますよ。だからなんとか0.4には今のところ達しない。だけどその外側はやっていないんです、何も。だからうちの田圃も0.7出たんです。おそらくその周辺の田圃も出ると思いますよ。なんとかしてくださいと言ってきたけど、もう18年経った。あの時は1994年産米をね、持ち込んで自分で計って、あの、公的機関ですけども。だから早くやるためには、実はここが問題なんだということをね、きちんとお伝え頂いて、私は役員になりたい。だからお願いします。松田さんがお願いいしますよ。みんな言っちゃったけどね。俺ね。
県担当B】今答えなくてはいけませんか。
住民A】いえいえ、よく認識してもらえばいいですよ。答えはあとで聞きに行くから。
県担当B】それで、個人的な部分についてはあのお答えしませんけども、皆さんに誤解のないように申し上げておきますけども、あのう、小川さんの発言の中で、東邦亜鉛が県にどうのこうのというような、ふうに、取られる発言がありましたけども、あのう、県の方は東邦亜鉛から圧力を受けたりとか、そういうことはございません。それから、質問の中で、東邦亜鉛がどういう認識でいるというふうに県が認識しているのかという部分ですけども、一応ですね、県のほうも東邦亜鉛と面会はしております。で、事業を推進するための準備金については積み立てを始めているということを、確認しておりますので、東邦亜鉛についてはですね。この後の中でもありますけども、概算事業費が決まってこれだけの事業費がかかるというふうになった時点でですね、県、市でですね、東邦亜鉛はいくら持てということでですね。負担金の交渉をすると。そういうような形になっていますので、そこら辺につきましては誤解のないようにですね。東邦亜鉛が裏で糸を引いているとかで、こちらに圧力がかかっているということはありませんので、その辺のところは、ご認識をお願いしたいと思います。
会長】他にありますか。
参加者一同】・・・
県担当B】あのう、あともう1点、小川さんが、ppmの話をしましたけども、国際基準は0.4なんですよね。経緯は小川さんの言っている部分のところで一部あってますけども。あのう、カドミの国際基準、コメの国際基準を立てるときに、世界のほうからは、0.2ppmでどうだというふうに打診があったそうです。ただ、コメを作っているのは日本だけなんだから、日本の基準を優先しろということで、0.4ppmだっていうことで日本が主張して、じゃあ世界のほうも0.4ppmでいいだろうということで納得してますので、今、公式な世界基準は0.4ppmになっているということで、あの、経過は小川さんが言っているところと、あのう、同じなんですけども、結論として世界基準は0.2ではありません。0.4という形で。
住民A】でも中国は0.2ですよ。
県担当B】それは中国の国内基準でしょう?世界基準は0.4ですので。
住民A】いやいや、だから、世界基準をロビー活動、で日本が都合が悪いからっていうんで上げたって言ったじゃないですか。
県担当B】そうかもしれないけれども、それが世界の標準だっていうことで一応なっていますから。
住民A】違う、違う。最初は0.2だったんです。言ったように。
推進委員A】前の説明じゃあ1(ppm)だって言ったんだいのう。それで法律、法律になった。0.4か。
住民A】だから0.2にすると。安全値というのはそれより下でないといけないので、絶対安全というところは、又更に下。昔1ppmというのは危ないから0.7ppmにしたわけでしょう。
住民B】なかなかあのう、物理的な分かりやすいppmの関係で議論がされているので、参考になりました。しかしながら、私こういう土地改良について、34年に、この地を離れたんです、そしたらその時に皆で考えていたところ。ですそれは限界の土地改良のもとになる、平成5年ですか。この時のああいう形が最高のものであると、結論出したんです。それから一体何年経ったと思っているんですか。34年から今日まで。私が帰ってきて見たら、農地は荒れ放題で、耕作者はいない。耕作者はいないんですよ。私の部落に64人の高齢者がいるんです。長寿会に。これだけど毎年4人ずつ死んで行くんですよ。それで10年経つと何人になると思うんですか。その中でですね。県庁の方々は、20歳前に採用して40まで仕事をおやりになっているんですよ。で、大体40年働いて退職になっていると。で、ほんとはですね、そういう方がこの流れの中の実際というものをよく見て、よく見てですね、それを採用していかないといけないんです。自分の家の前が道路が狭くて子どもが交通事故にあったり、それから、放置されている農道も、歩道もないようなところを死にそうなおじいさんやおばあさんが歩いていて、ひっくり返ってんですよ。昨日も助けてあげました。家まで送ってあげました。そしたら、生き返ったと喜んで、先ほどですね、お礼に来てくださった。それが農村の実態なんですよ。それがね、あと30年たってね、アンケートを3回とる4回取って。こんな馬鹿なこと、許せないですよ。許せませんよ、これ。総理大臣だって許さないと言いますよ。計画を立てたら、その計画に従って、実施しなけりゃあならない。県のかたは、私はあなたに初めてお会いしますけども、一度そのことを明記したら、4年なら4年と、それに向かってきちんと実行しなければダメなんですよ。ところが何もなくって、県下で実行しているのがいくつあると思いますか。これ皆さんの土地の邪魔するようなところなんて、予算がないので妨害しているところもあるんです。農地の放置化、多様化。道路整備する。それでしかも農村にはですね、住宅地を作らなくてはダメなんですよ。農村に住宅地を作らなければ、住むわけがないじゃないですか。自分の子どもは町にいて住んでいます。孫も町にいって住んでます。生活環境がいいからですず整備をして20%出るということを、あの時確実に出ると言ったんです。ですから市の担当者の個別に折衝したんです。そしたらこの地図が完璧なものとして出来上がったんです。この変な難しいですね、この20何年前のが、これは原点なんです。工場の回り、何mの安全地帯を図ると。どこでも、殆どそういう近代的な会社をそういう作りかたをしているですよ。だからそれはもっともなんです。それを今から、それに沿ってアンケートをとってやり直すと、とでもないことを考えている。子ども会もやってくれたんです。子ども会はいない。もうお祭りやったって、よって来ない。いないんだから。そしてどんどん死んでいっちゃう。その中で、自分たちの生きている内に、本当に農村のことを理解している人たちが、換地処分のところを、余剰地をですね、余剰地に家を建てて子や孫がそこに住んで定住すると。僅かに10町歩じゃないですか。そんなことができないんですかね。大役人がいっぱい揃っていて。みんな群馬県の幹部が政界の要人ですよ。政界の要人、みんな群馬県の幹部が相当いますよ。ああいった人たちが検討したらきっといい会長が出ると思って対応しているんですけども、オリンピックと同じで、やりかたがヘタクソだけで。いくら今日の説明会をやるといっても、そこでやったところで、ppmの純度の問題について争っていたってダメなんです。ppmは変動しますから、流れますアkら、地価に沈みますから、上にも溜まりますから。ものによっては20年。30年って毒性が残っているものもあるんです。確かに。だけどアンケートをまた取りまして、出直しなんて。それは尋常なことではないですよ。
県担当B】よろしいですか。基本的にですね。やり直しということではなくて、平成5年のときに作ったこの地図をベースにですね。具体的な話に入りましょう、ということを提案しているんですよ、で、あのう、今日お配りしたアンケートとは違って皆さんに同ですかというあことでなくて、あなたの持っている土地をどういうふうにしますか、という具体的な話を聞かないと・・・。
住民B】3ヶ月、それはできません。もう、みんな死んじゃうんですから。
県担当B】死んじゃうんじゃなくて、息子さんなり、それを引き継ぐ人の意見。だから、結局皆さんの財産は・・
住民B】だから、ちょっとお待ちください。この中はそういうプランでやりますとと言ったじゃないですか。それを一歩後退退してはいけません。絶対ダメですよ。人はどんどんいなくなっちゃうだから。こういう時代にいって。言い方は悪いけど、(あなた方は)退職でしょう。
県担当B】そういう意味じゃなくって、よろしいですか。
住民B】また新しいことを言って、また、新しく最初から、一からアンケートを取り直していたんじゃ
県担当B】すいません。あの、県は昔の殿様と違ってお前たちの土地を差し出せ、って言って取り上げることはできません。皆さんが持っている土地のことについては皆さんが決断する権利を持っている。
住民B】いやいや立派にやっています。東邦亜鉛の害がないほかの地域では立派にやっていますよ。失敗した地域もありますよ。私はまるごと相談所をやっているから、1千も2千も毎年(相談gあ)あるけども、現地も視察しますけども、ここよりもはるかに進んでいるんですよ。絶対的に。だからこのことをきちんと自覚してかからないと。今日も前にお会いしようと思っていたんですよ。県に。だけど会っている間がないんですよ。今日も前にお会いしようと思っていたんです。県に。だけど会っている間がないんですよ。次々にいろいろなことがあって。市のほうにもね。市には前に一度行ったから、あの若い人がいて、野殿地域もね、耕作地の問題についても安全・安心に勧めるためにはこういうふうだと。新任のあの方が言ったんです。私は信頼しているんですけども。そんなことをいったら、失礼だけど。
住民A】彼は有能ですよ。壁さん有能ですよ、頑張ってね。
推進委員A】岩井か。
市担当C】上後閑です。
住民B】迅速、的確にやると。
県担当B】よろしいですか。おっしゃることは、よく分かるんですけども。ま、いままでこうにひきずって、県も反省する部分もあるでしょうし、市も反省する部分もある。ただ、やっぱり、これからやっていこうとなると、これからやっぱり、行政のルールの中で我々動かなくてはならないんですよね。そのことは理解して頂きたい。そのためにこの、前に作った計画より具体化する、その中にはやっぱり皆さんの、やっぱり考え、意向、それをやっぱり反映させていかないと、できないんですよ。行政で、じゃあ、あなたはここですよ、あなたはここですよって、勝手にやるわけにはいかない。
住民B】そのことは十分に存じていますよ。明治憲法から新憲法に変わって、民主主義の時代になって新政権が誕生したんです。それで、いろいろなことができるようになったんです。これはね。断固として実行してもらいたい。前回の計画に従って実行してもらいたい。それしかないんです。
県担当B】実行するには県と市だけでは決められない。やっぱり皆さんの、やっぱり話し合いを経た中でなければできないっていうことなんですけど・・・。
住民B】それで、皆、アンケートをとっていたんじゃ、皆怒っているんです。本当は。だけど県の皆さんには迷惑をかけちゃいけないし、市の皆さんにも迷惑をかけちゃいけない。西部農政もそうです。皆さんにご迷惑かけちゃいけない。与えてくださるのだから。そうでなくても私たちの農村は、自分たちが死んでいなくなっても、親戚の者がいなくなっても、きちんとその農業が守られると。それをまずこの20町歩を整理することになる。意見はもう聞かないです、これ以上。
県担当B】意見ではなくてこれからどうしようかって言うことをやっぱり。
住民B】もう、どうするかは決まっているんですよ。今。
県担当B】それを具体的に調べてようということ。
住民B】具体的に決まっているんですよ。
県担当B】どういうふうに具体的に決まっているんですか。それをこれかやっぱり詰めていく。
住民B】神田坤六さんの時代から、農業の問題については・・・。
会長】あれですかね。なにか他に質問される方は。
市担当A】今回、先ほど、アンケートのお話が出たんですけどね。毎度毎度皆様方には本当にご迷惑をかけて申し訳ないんですけども、今回もまた今日も、前回は推進委員会のほうでお願いした部分なんですが、今回農林課のほうで皆様方のご意見を伺いたいと、で同じような内容になっているが、これにつきましては、2月に推進委員会さんのほうにご回答を頂いているわけですが、その回答率というのも、先ほど壁のほうからお話申し上げましたように6割に留まっているんですね。それもありまして、こういう機会を利用さして頂いて、皆様方に今後の農業を。どういったものを作っていくか。あるいは作らないかたについては、先ほど県のかたもおっしゃったように、全部非農用地にするのは、それは事業になりませんので、今後農地を持っている方は今後どういう形で、その農地をですね、お考えになっているか。まあ、その辺を、ぜひ聞かせて頂かないと先に進めないと、いった部分もありまして、本来であれば、一軒一軒回って全員の方から、最終的には聞いていくような話にもなろうかと思うんですけれども、その前の計画作りの段階で、できるだけ正確な部分を把握しないといけない。そうしたところで、本当に皆様方にはご迷惑をおかけしているんですが、まあこういう機会を踏まえてですね、アンケートをお願いする次第なんですね。そういった意味もありまして、ぜひ、ご協力にほうを、お願いしたいと思いますが・・・。
推進委員A】私もね、これ見てね・・・
住民C】はい。
住民A】質問者がおりますよ。
住民C】いいですか。
会長】はい。じゃあどうぞ。
住民C】あのアンケートの集計結果なんですけども、130名の方が回答させているんですけども、集計が合わないんですよ。無回答というのも結構あるんでしょうか。それはここには載っけていないんですか。
市担当C】ああ。ええ、そうですね。
住民C】総計が130にならない。
市担当C】あのう、回答によって無回答のものがいくつか。
住民C】そういう欄を設けたほうがよいのではないでしょうか。それと、最後に壁さんがおっしゃって頂いたんですけども、アンケートのところで、最後にこう文章で書くところがありますよね。そこにも貴重な意見があったんですから、これは公に皆に知らせるべきだと思うんですけども。ある程度集約して。まあ、無駄にしないようにお願いします。それから、もうちょっといいですか。フローチャートなんですけども、このフローチャート、事業着工までの工程表でですね。非常にあのう、やるべきこと。県と市、地元、よく書いてあると思うんです。どなたがまとめたのか、わかりませんけども。いろいろな側面から作られています。それで、これをもう少し発展させてですね。いかにもこの「関門」というと、「できませんよ」という、そういう意味合いに聞こえるんですよ。これできないですよ。関門がこんなに3つもありますよ。できないいんですよ。皆さん、できないんですよ、と言っているのと同じですよ。
県担当】うーん、なるほど。
住民C】それで、時期別にですね、スケジュール化するべきでしょう。それ例えば、まあ1ヶ月とは言いませんけども、3ヶ月ごとに、これはどこまでスケジュールが進んでいます。県のほうはここまで進んでます。地元はここまで進んでいます。こういったことで、3者がですね、ある程度検証をして、進めていかないと、ああ、お前のところができてねぇから、俺んちもできていねえよ。お前が悪いんだ、という可能性がありますんで。同時平行的に、進めるというような形で。できれば、こういう検証の機会を持って頂いて、それを、地元にも報告をして頂きたいな、と思うんです。これいつできるかわからないんですよ。これ。
住民B】だからそれはね、いいですか、生意気なことをいってもうしわけないんですが。それは何年に始めて、何年に進行していくと、そういうのは歴史の年代表を作るようですね、一覧表を作るんですよ。経過を年数で。それでこのときにこれをやった。そうすれば、同じことを何度もやっているなと。俺たちの県庁の先輩は、はあ2回もやっているな、3回もやっているなと。それで国際の基準が厳しくなるのを待っているな、また、待っていたら、また待っているなと。分かりにくいんだ。
県担当B】あのう、今ですね。ご意見頂いたんですけども。具体的にですね、どういうふうに進めていくかというところについて、ちょっとですね、お話させて頂きたいと思うんですけども。説明の中でも申しましたけれども、皆さんに集まってもらって、毎回毎回皆さんに集まってもらうのでは申し訳ないということで、先ず役員を選んでください、ということ、お話しました。ここに書いてある以上に、すること沢山あるんです。細かなことが。それなんで、役員のかたが決まりましたら、役員のかたと市、県で、推進委員会みたいな形でですね、定期的に会合を開きながら、何をしなければならないを検証して、それをですね。皆さんのところには、その、役員のかた、委員のかたからですね、こういう状況ですよという形でですね。ペーパーで報告をするというんですか、そんな形でですね、進めていけたらいいな、というふうに考えておりましたので、あの、まあこういった形で、皆さんにお配りするところにも、時期を示すというのも必要なんですけども、一応、あのう、役員のかたをまず地元で選出してもらって、その役員の方とですね、定期的に会合をしながらですね、必要なことを一つずつ進めて、それをチェック、管理して進めていきたいというのがですね、今の考えかたでございます。で、それについてはですね、折々に皆さんのところに、返さなければならない。で、確かに、ご指摘のとおり、「関門」というと、ちょっと難しいなっていう印象と取られてしまいますけれども、一応、まあ、こういったところをクリアしないと、次に進めないんだ、という意味での言葉だったんで、それについてはですね、本当に「ステップ」というふうにしておけばよかったと思いますので、ただ皆さんの資料を「ステップ」というふうにですね、書き直してもらっても構わないと思います。できるだけですね、早く進めたいたいというのがですね、今のこの生産環境室、今現在、この音頭をとっているところでありますけど、そこの考えでございますので、ぜひ皆さんの協力を、重ねてお願いしたいと思います。
住民C】安中市には関門、これだけなんですか?
県担当B】・・・その辺のところは、まあ、今日は言わないほうがいいかと思いますが。いろいろ聞いておりますけども。
参加者ら】(場内苦笑)一番の関門だよな。
住民B】はあ、俺なんかもう、30年もやっているんです。そのことについて細かくね。
推進委員A】この問題はね、俺なんかじゃなくて、俺らの親から始まったんです。親から。俺らが一生懸命やっているっていうけれど、ほんとは家の親から、はあ、代替わりになってずーっと40年。遅々として進まなかったということは確かだよね。
住民B】ショーちゃんがだって支持したんだもの。農業の近代化の問題についても、東邦亜鉛の問題についてはトウジさん、幹部の指導者だった。お父さんだよ。あなたの。
推進委員A】そんなことは知っているけどもさ。たださ、それだからさ。
住民A】いいですか。あのね。やっぱり、一番問題なのは減歩。で、本来我々これは天から降ったカドミという問題で、いじめられて、苦しめられているわけですよね。で、その減歩で、なぜ減歩が出たのか、さっき私が申し上げたとおりなんですよ。東邦亜鉛がね、その緩衝帯とする5町歩、当時5町歩という説明を私は聞いているから。それを奇しくも環境庁の職員ね、言ったように、10億円。あのとき東邦亜鉛の負担は10億数千万円だったと、私は記憶しているんですよ。で、総工費が17億だったかな。まあ、その後膨れて30億を超えたという時もあったけど。とにかくね。その、出費したおカネを取り戻すには、5町歩を自分の土地にすると。こういうね、カラクリがあるわけですよ。だから、それは、緩衝帯はもう無い。今言ったように、下のほうに埋め込めばね。あれですよ、一番長いゴボウとか、あの、要するに、水稲・・・水稲はちょっとムリか。オカボでも縦で吸い上げるやつが、影響が無ければいいわけでしょう?皆さん、今の説明では。
県担当】はい。そのとおりです。
住民A】ほんとかどうか私も知らないんだけど。気持ちは悪いんだけど。だったらね。まあ、将来50年経ったら、もとの木阿弥という話もあるけれども、とりあえずそういう緩衝帯を止めてね、減歩無しでやるんですよ。そうすればね。財産権の侵害もないし、あの、南地区でいろいろ問題が起きたケース、あれは、減歩とか、なんていうんですか、換地云々で、あれは住宅地だからあれだけども。私はね、そこのところを、なぜ緩衝帯・・・あたかも我々住民側から緩衝帯を設けたほうがいいな、というようなご説明が今あったけどもね。当時、いや、もうとにかく安全だったら、工場から近い遠いは関係ないでしょうと。まあ、確かに気持ちは悪いですけどね。再汚染の問題はあるけれど。だけど、それがなければ、もう幅4mにしたってですね。私の計算ではね、緩衝帯を設けなければ、問題ないわけ。問題ない筈なんです。あの、なんというかチャート表を見たけどもね。私もいじってみたけどもね。先ずそれが根本で、そうしないとね、減歩でどうだこうだといって、抵抗ある人がいるわけですよ。いや減歩には応じないという人が。ここにもあったでしょう。買収にしか応じないと。その辺は考えてくださいよ、本当に。で、私を役員にしてください。以上。
県担当B】すいません。あの、減歩の考え方なんですけども、5年当時の計画では、ここのところを緩衝帯にしましょうという話ですけども。今皆さんがこんなの要らないよというふうにすれば、そういう図面を描けばいい話ですので、そういったところも含めてですね、あの、話し合って、決めていきたいと思います。ですので、できるだけ多くのかたが、地域の代表となるようにですね、役員の中に入ってください。また、小川さんが役員になるかならないかについては、今の役員会の皆さんと地元の皆さんで、相談して決めて頂ければと思いますので。
住民A】あのう、もう一言、言わせて頂くと、推進委員会という、あたかも住民の総意のような団体を、まあ、お作りになっているわけ。だけど、じゃあ、その住民のね、総意である、その、すいませんね、推進委員会がね。皆さんと協議をした記録を、見ようと思っても見られないわけですよ。で、私が、どうしたら見られるのですか?と言ったら、事務局に行ってみろと。だけどそれは、見られないんです。情報公開でしか。だから小板橋と壁さんにね、1カ月半も貴重なお時間をとらせて、このぐらい(40センチ)頂きましたけれども。その中には東邦亜鉛と皆さん行政との間の会議録は一切剥ぎ取られているわけ。ね。それと、都合の悪い汚染土壌の実態としれに対する対応案。それも真っ黒けに塗ってるわけ。じゃあ一体、推進委員会というのは誰のための機関・・・組織なのかと、いうところは、クエスチョンマークになるわけですよ。だから、ほんとにこれを進めたいんであればね。もうそういうとこじゃなくて、もう全部ガラス張りにしてですね、もうどんどんやるしかないんですよ。隠しているんだもの、だって。そのほうが都合がいいと。事務事業を円滑にするためには、ね。住民に見せてはいけないところがある。行政機密があると、こういうわけでしょう。困るんですよ、これは。
県担当B】黒塗りの関係については、あのう、一つは、やっぱり調査途上のものであるということと、やはり、役員さんにも、その内容をお知らせしていない。じゃあ、情報開示の中で、特定のかただけにお知らせするというのは適切かどうか、という、その辺のこともあったので、ああいう形になったのだと思いますけども。まあ、これからの部分については、なるべくオープンな形でまあ、やっていきたい。で、特に今も調査を行っていますから、そういう部分に関しては、皆さんにも興味あるかと思います。あのう、可能な限りやっていきたい。ただ、県としてある程度まとめた形で出す必要のあるデータと、途中経過というのは、途中経過のデータの場合、途中経過のデータが一人歩きをする可能性があるわけですよ。
住民A】その途中経過というのがね、未成熟な情報のね、定義というのがね、これはありえないんですよ。未成熟な情報というのはね、じゃあ、どこをもって未成熟だと。じゃあこれが全部終わってから最後に、はい出しますと。そういうことなんですか。だったら、Too Lateというか、遅すぎるじゃないですか。
県担当B】だから、そこは中身よりけりの部分がある。
住民A】そこで、そこで選択をしてね・・・。
推進委員A】そろそろあれかね。話を変えようかね。遅くなってしょうがねえや。他の人にやってもらって。
住民A】あと25分ある。9時までかどうか知りませんが。
住民D】ちょっといいですか。あのう、農業を、農地は要らないんだけど、売却して売りたいと。そういった場合に、この前、売却は安中市にすると。これはしてくれるんですか?
県担当B】売却したい場合。
県担当A】安中市に答えてもらえば。
市担当A】売却についてはですね。まあ、これからの話になりますけども、先ほどの非農用地、そういったところへ、あのう、換地計画の中で、埋め込んでいくと。で、そこであのう、売却の人の面積がどのくらい、あるいは共同減歩の面積がどのくらい。そういった中で売却規模をどの程度、お引き受けできるか、という話になってくると思う。はい。
住民B】あとはあれですねもう一辺いいですか。あの、換地等の関係ですけども、そういう問題が私どもにも持ち込まれて来るんだけども、乱暴なことをやっているかたがいらっしゃるんですね。法律に反してね。今回のような組織も、本当は学識経験者のような方、できれば大学教授とか、そっちの関係の、権利に対する意識のあるひと。安中市役所にもいらっしゃいました。その人が板鼻地区の換地処分にも関与したこともあるんです。その人は実にしっかりしていた。もういなくなってしまいました。あの世に行ってしまったので連れてくるわけには行かないんですけども。要するに学識経験者ですね。まあ大学教授くらいの力を持っているかたがいいんだけども。そうはいないかもしれないけれども。あとは実務経験がね。地方の場でね。実務経験がある人。みんな今はね。隠しちゃうんですよね。個人の情報だからといっても、役所で使った各種の資料を黒塗りして見せなくしちゃうんですよ。それが何人か見えないようにしちゃうんですよ。それはダメなんで。だから開示請求請求なんかいちいちやっているんですよ。文書の開示請求。そうすると開示の結果を知らせてくれると。それで実態が分かると。そういうことも行われているんです。そんなことをやっていると時間がないから。要するに実行あるのみですよ。きちんと目標を定めたんだから。みんなの総意なんだから。
会長】他に質問されるかたは?
推進委員A】カンちゃん何かねえかな。カンちゃん。この際何か聞いておいてくんない。
参加者】・・・。
住民A】あのう、本当に県の皆さん。どのくらいこれをやる気とお考え?
県担当B】なに?
住民A】この事業。私は、だからね。大体今まで片手以上、いろいろな人。安野さんとか猪熊さんとか、いろいろなかたとお会いして、みんな途中で変わっちゃってね。最初から、また説明したんですよ、元の状況をね。大体2年経つといなくなっちゃうんだから。
県担当B】それはあとで話しましょう。まずは皆さんの意見を。
住民A】だから意見がないから、とりあえず時間つぶしをしたまで。
司会】途中で、さっき小川賢さんの質問に対して、役員の云々というような感じと、県のかたもそんな話をおっしゃっていたんで、この、県に対するアンケートを出しながら推進委員会の会議も開いたりしている中で、ずばり言うと60歳くらいの人で、退職、又は時間の自由のつく人を、協力者に補充していこうという話は出ているんです。それはだから、岩井の藤巻さんや中島さんにもお話してあるし、一緒に会議で出席している時には、望んでもらったようであります。で、中野殿、東野殿については白石さんと、神沢さん。北は、木村さんと、私と宮沢さん、岡田さん、かな。落ちがあったらすいません。また申し上げますけど。そういう中でここでも会議しているんです。だからあのう、近々、現状の推進委員会の拡大、または補充については、ほぼ、構想ができています。で、行動的になっていった時に、事業実施になっていった時の何何部門というような形の時の形態は、いくつその部門ができて、どれくらい必要かというのはまた、市なり県の指示を仰いで、また拡大会議なり、やって行きたいと思っているんですけどね。現状の補充ということであれば、ほぼ案はあります。まああの、賢さんなんかもいい案を持っているんで、ぜひ、時間があるようだら、その中に立候補も含めて、地域で出た役員を市のほうへ申し上げたりして、認めてもらっているので、地域で出てもらうように、お互いに努力しあっていけば、役員選出は済む事ですから。
住民A】まあ、微力ですけどね。
司会】いやいや、ぜひ前向きに進むためにも、そういうことを、まあ、ここで言うのもおかしいけど、お願いしながら、それはいいことだと思わいね。
住民A】まあ、18年前にもね、役員にしてくださいよ、と言ったんだけども、おめえなんかダメだよと、おめえなんかダメだっていうから、ずーっと東邦亜鉛を相手にやってきたんです。お願いします。
司会】まあ、いずれにしても、それはあのう、岩野谷じゅうというか、岩井とこの野殿地域では、役員さん同士で検討していて、この間県知事の陳情を、会長からお話があったように、そのときにもそういう構想のお話だけは触れてきたんです。そうでなくでも、ちょっとこのアンケートや陳情やら何かというと、ちょっと今の役員形態じゃ、もう、ちょっと小さすぎるというか、忙し過ぎてね。ダメなんで、当然、補充的な考えは持っているし、組織形態が必要になったときにはすぐ対応できるように、その人たちと一緒に相談して進行していくという考えは持っています。
住民A】特に国との渉外担当にしてくださいね。
司会】あ、それについては皆の互選ですから。
住民A】希望を言っただけですけど。国、県の渉外担当にお願いします。
県担当B】やはりあの、地元をこうきちんとまとめて行くのが皆さんにとって一番必要なことだと思いますので。そういう、やっぱり熱意を持っていられる方にお願いできればと思うんです。やはり、地元がまとまっていかなければ、いくら国や県にいろいろと言ってもですね、地元がきちんとしなければ、やっぱり、なかなかそこは、いろいろと。
住民A】いや、地元はさっき言ったようにまとまっているんですよ。それを、途中でその「関門」云々というね、本音がたまたま出ちゃった、皆さんのほうからですけども、そこをやっぱりクリアしてもらいたい。
県担当B】私どもとすると、まさにこれが「関門」だと思っているんです。
住民A】事実この18年間ね、足踏みしたのはまさにそこなんですけども。
司会】今日の説明の中にも、俺なんかも含めてそうなんだけども、これだけ頼んだり、陳情したり、動いているんだから、そのうちに県と市が土地改良してくれるだんべと思っているけど、さっきの説明じゃないけどね、この資料をよると、一緒に進行したり、我々もすべき分担が、当然あるんでね、なかなかその認識が実は、ないんです。私にもなかったんだけどね。それはやっぱり、ある程度のものはしなくちゃなんねぇという気持ちはあっても、いつどこで何をすればというような問題も含めて、なかなか、騒いでいりゃあ、そのうちに市と県がやってくれるだんべぇぐらいでいたからね。まあそれに12から13年前に仮同意のときも、前も、はあやってくれるんだんべとか、まだしないんかと。やっぱり一つ一つ聞いてみると、少しはズレもあったりもするけども、それなりの理由が、まあ、そうに放たれてね。これからせっかくあのおう、茂木県議にもおおごとしてもらって、これだけの状況が再現できたんで、ぜひ、補充をした皆さんの中から、また、進行状況の役員形態を作っていくためにも、相当の補充と、先ほどの説明の中にも、自分で役員に立候補したり、また、自分で俺のためにやるんだっていうようなんで、役員さんにしてもらうとか、市や県にしてもらうということを含めて、自分のためにやるんだという意気込みで、参加してもらって、役員を依頼されたときには、無理に辞退しないで欲しいと思うんです。そういう気持ちも合わせて、述べさせていただきました。どうもすいません。
会長】ほかに質問がないようでございますので、時間の制約上、以上で本日の説明会を終わりたいと思います。大変ありがとうございました。
参加者一同】(拍手)
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■今回も、昨年4月の「出前講座」のときと同様に、安中市役所の関係職員らの参加が危ぶまれましたが、さすがに安中市長は出席禁止の指示を出せなかったようで、農林課長をはじめ、事務事業を担当する職員ら計3名が出席しました。
一方、住民側は50名以上参集しましたが、意見を述べる住民は残念ながら限られてしまい、以下にこの事業を取り巻く「関門」の根深さを感じさせるものでした。
行政側が用意した資料は、記事の末尾に掲載してありますが、なぜここまでこの事業計画が遅れてしまったのかについて、分析がいまひとつ掘り下げられていないことがわかります。
■事業実施に向けた「関門」の最大のものは、冒頭に述べたとおり、東邦亜鉛の意向を汲んだ政治家がこの事業の円滑な推進を阻もうとしていることです。
そのためには、事業推進にかかる情報をガラス張りにして、行政、原因企業、住民の間で、きちんと状況を共有し、障害がどこにあるのかを逐次共通認識をして、一致協力して排除していくことが重要だというふうに、当会は意見を述べました。
今回の説明会が、現状を打開するためのマイルストーンになるのか、それとも、さらなる事業の遅延の為の単なるガス抜きに終わるのか、行政と東邦亜鉛の今後の対応を注意深く観察してゆく必要があります。
【ひらく会情報部・東邦亜鉛公害対策調査班・この項終わり】
※説明会での行政側からの配布資料(その2)
【再度のアンケート用紙】

公害防除特別土地改良事業
土地改良事業終了後の農地の利用について(アンケート)
安中市農林課
現在、予定されている公害防除特別土地改良事業は、カドミウムの汚染土の入れ替えとともに、耕作のしやすい傾斜や区画の農地へ作り替える方式(は場整備・区画整理)となっています。(一部には、土の入れ替えだけの農地もあります。)
この事業を進めるために、事業が完了し皆様に引き渡されたのちの、農地の利用方法について、お考えを確認をさせて頂きたいと思いますのでご協力をお願いいたします。
なお、農地以外の用地へ転換したり売却を希望する土地は除いてお考えください。
質問1 ご自身または家族が作付けしようと思っている作物を教えてください。あてはまる作物すべてを○で囲んでください。
陸稲 麦 なす きゆうり だいこん ジャガイモ サトイモ ねぎ カボチャ サツマイモ 白菜 キャベツ ホウレンソウ タマネギ 花き 桑 その他( )
質問2 前問で○をつけられた作付けを予定する作物全体のおおよその面積を教えてください。
①所有地の全部( 反 畝)または( ㎡)
②所有地の一部( 反 畝)または( ㎡)
質問3 ご自身では耕作しない方、前問で所有地の一部だけをご自身または家族で耕作するとお答え頂いた方にお尋ねします。作付けを予定していない農地の利用方法について、希望するものに○をつけてください。(複数可)
①地域の農家に耕作してもらいたい。
②相手を問わず耕作してもらえればよい
③農地を集団化して大規模な農家に耕作してもらいたい。
お名前を教えてください 氏名
ありがとうございました。
【平成25年1月に推進委員会事務局から地元関係者に配布されたアンケート用紙の最後にあった意見欄に当会が記載した意見】
6)公害防除特別土地改良事業などについて、ご意見があれば記入ください。
本来はもっと早期にアンケート調査の回答を提出したかったが、次の述べる理由により遅れてしまった。実際には未だに必要な情報開示をされていないが、アンケート調査未提出を理由に事業の遅延をされてはかなわないため、ここにアンケート調査回答を提出するものである。
この公特事業は、公特事業推進委員会という地元地権者・耕作者ら関係者から構成される任意団体を装っているが、実際には国・県・市行政と原因者の東邦亜鉛が主体の公共事業のようである。なぜなら、開示された会議録を見ても、ごく少数の委員会役員のみに知らされているだけで、私も含め地元関係者にはその議論の経過や課題が全く知らされてこないためである。原因者である東邦亜鉛により、先祖伝来の農地や宅地をカドミウム汚染土壌にされたにも拘らず、その復旧事業がなぜこれほどまで遅れているのか、また、その事業の進め方について地元に情報がもたらされず、事業費を負担する行政と東邦亜鉛との間だけでいろいろなことが決められるのか、誠に不可思議である。実際に、情報開示されたこれまで議事録を見ても、東邦亜鉛と行政との間の協議はすべて不開示とされてしまった。これではせっかくの公害防除事業なのに、行政と東邦亜鉛の都合で進められることになり、だから、平成8年に委員会が結成された後17年経過しても、全く進まない状況にある。
事業の対象となる汚染土壌の範囲についても、行政が測定したデータが公表されない状況では、どのような基準で対象範囲が決められるのか、また工事の方法がどのような基準で決められるのか、地元関係者としては判断できない状況にある。
実際には私の所有する安中の田んぼ(岡田市長の選挙事務所の敷地に隣接)では、1995年までコメをつくっていたが、そこで収穫した玄米中のカドミウムの含有量を計測したところ0.7ppmという高い値がでた。しかし、それを群馬県に提示しても全く対策を取ってもらえず、東邦亜鉛に善処を要請したが、個別対応は一切しないという同社の方針により、行政がこの水田を事業対象範囲に加えない限り、東邦亜鉛はカドミウム汚染対策は何もしないことを言明した。事実、現在に至るまで、汚染土壌はそのままであり、耕作できない状況が続いている。農地の一時転用により、私の別の所有地から土を搬入しようとしたが、北野殿地区に所有する全ての所有地が高濃度にカドミウム汚染されている状況ではどうすることもできずに現在に至っている。
東邦亜鉛がこうした土地を個別対応しないといっている限り、また行政が何の対策もとろうとしない限り、納税者として支払った費用の一部を行政サービスとして受け取ることもできず、きわめて遺憾である。
このような異常な状況が、今回のアンケート調査を契機に打破されるのかどうかについてもきわめて疑問である。
なぜなら、アンケート用紙に回答しても、此れまで同様、その結果については肝心の推進委員会のメンバーに開示される可能性が全くないためである。
市長が東邦亜鉛とウラ取引をしているような現状では、このようなアンケート調査をしても、事業が動き出すという期待を持ちたくてももてない状況にある。
区画整理事業で推進することになっているが、このままでいくといつまでたっても事業は進まず、東邦亜鉛とその手先の安中市長、そして事業の進捗の有無にかかわらず給料が支払われる行政の役人らだけがハッピーとなり、公害被害者である私たち地元関係者だけが、納税義務だけをさせられ続けて、行政や東邦亜鉛のいい面の皮となり続けるのである。
時間とコストをこれ以上かけずに、迅速に計画案と実効ある事業スケジュールを地元関係者に示してほしい。そして、何が障害になっているのかを都度検証して、その理由と対策を私たち地元関係者にも情報共有しない限り、せっかくの区画整理方式による公特事業はいつまでたっても実現しない。
ならば、東邦亜鉛には一切個別対応はしないという姿勢を改めさせて、条件次第では個別対応により直ちに汚染土壌の除染事業を行うよう、行政から強く指導してもらいたい。
2013年7月14日 文責 安中市野殿980番地 小川賢
以上で終了です。ご協力ありがとうございました。
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