■12月8日(日)午後1時からオンエアされたTBSの「噂の東京マガジン」は、一太知事肝いりの動画スタジオをテーマにした番組で、当会もインタビューを受けた様子が全国放送され、大きな反響をいただきました。あらためてここに厚く御礼申し上げます。あれからまもなく2週間が経過しますが、本日12月20日の東京新聞の群馬版「ウォッチ!一太県政」で「ブログ記載『不正確』認める」というタイトル記事が掲載されました。さっそく内容を見てみましょう。
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**********東京新聞2019年12月20日
<ウォッチ!一太県政>ブログ記載「不正確」認める 来春設置、動画スタジオ巡り
山本一太知事は十九日の定例記者会見で、政策の目玉である動画スタジオの設置について、公式ブログにある知事選の公約に関する記載の一部が「不正確でした」と認めた。
山本知事は十月十六日のブログに「選挙の前に発表した政策集の中でも言及されている『動画(放送)スタジオの設置』は、知事選に立候補した山本一太の重要な公約の一つだった」と投稿。ブログ内で「動画スタジオの設置は重要な公約」などと繰り返している。
しかし、政策目標である政策集には「県の魅力を伝える独自コンテンツ(←当会注:特に、電子的な手段で提供する情報の中身のこと)の制作・発信を強化」などとあるが、スタジオについては触れていない。有権者が公約と受け止める選挙公報にもスタジオの記載はない。
山本知事は「政策集には動画スタジオとは入っていない」と認めた上で「公約の中に入っていないというのは一つの見方だ。そう捉える人もいるかもしれない」と述べた。
一方、山本知事は「選挙期間中に大きな集会や街頭演説で(動画スタジオの設置について)何度も言及した。相当大勢の方々に約束した」と説明した。
スタジオは来年四月、県庁の展望ホールに約一億一千七百万円かけて整備する予定。ただ、県議や県内外の市民から「高額過ぎる」などとの指摘が出ている。 (菅原洋)
**********
■一太知事の10月16日のブログは、次のURLをクリックするとみられますが、本記事の末尾に転載してありますので、そちらも御覧ください。
○2019年10月16日23:33:42:群馬県庁の最上階になぜ動画スタジオ(放送スタジオ)を設置したいのか?!①〜選挙公約と議決の重み↓
https://ameblo.jp/ichita-y/entry-12536378496.html
さて、一太知事が知事選をにらんで有権者への浸透を図るべく、2019年4月26日に、前橋市内のホテルで記者会見して発表した、県のブランド化の確立をはじめ5つの重点政策などで構成する政策集は、21ページにわたる“労作”です。全文は次のURLをご覧ください。
○2019年4月26日発表:「山本一太政策集」(討議資料)↓
https://ichita.com/pdf/Ichita_Yamamoto_Policy_0426.pdf
これをみると、4ページ目の下段で「…例えば、知事自らがメディア番組をプロデュースして群馬のコンテンツを売り込み、アコギを片手にオリジナル曲で群馬をアピールし、地元のスポーツを盛り上げるために、走って、打って、蹴って、シュートをする。SNS等のデジタル技術を駆使して、200万県民と繋がる新しい仕組みを考案する」と記していますが、東京新聞記者の指摘する通り、動画スタジオのことは見当たりません。
■また一太知事は、後日選挙中で選挙公報にも使った5つの重点政策の中では、4番目の「官民連携による行財政改革!」で、「1 県政のデジタル化促進」として「デジタル化による行政サービスの高度化を推進」「AI(人工知能)・RPA(Robotic Process Automationの略語:ホワイトカラーのデスクワーク定型作業を、パソコンの中にあるソフトウェア型のロボットが代行・自動化する概念)などのICT(Information and Communication Technologyの略語:情報処理のみならずインターネット通信技術を利用した産業・サービス等の総称)で行政を効率化」と力説しています。
この中で、「例えば」として「CDO(デジタル化責任者)の設置・公募」と題して「昨今、行政のデジタル化は地方でも大きく進んでいる。例えば市川氏では、SNSで簡単に住民票を申請できるシステムの実験が始まった。茨城県では、ICTによる業務自動化で対象業務の労働直を86%削減した。ICTのプロを招聘してデジタル化を加速させる。全国最先端の県庁を目指して変革を進めたい!」と抱負を述べています。
ところが、一太知事が実際に8月30日に任命したのは、SNSなどを通じた県の情報発信に関わる「ネットメディア戦略アドバイザー」として、ミュージックビデオ制作などを手掛けるREDMusic(東京)代表の宇佐美友章氏でした。一太知事が立ち上げたSNS戦略チームの活動をサポートし、国内外に向けた県の情報発信を加速させるための人事だとしていますが、一太知事の公約である「CDO(デジタル化責任者)の設置・公募」とはずいぶん違和感があるのは否めません。
同じく一太知事は、重点政策の中での5番目「県政の透明化・オープン化!」で、「1 県民との直接対話の拡大」として「SNSなどを活かした県庁のネット発信力を強化」「県政に関する県民とのきめ細かい情報共有を推進」と力説しています。
この中で、「例えば」として「知事&県庁のSNS戦略チームの設置」と題して「例えばTwitterのフォロアー数で言うと,埼玉県庁の13万人に対して、群馬県広報課は1万3千人にとどまる。緊急時の情報伝達に使えるSNSは、もっと強化しておくべきだ。そもそm群馬県では知事の記者会見が他県に比べて少ない。県政への関心を高めるためにも、知事が自らの活動をもっと公開すると同時に、直接、県民委語り掛ける機会を増やす」と抱負を述べています。
しかし、ここでも、ネット発信力の強化という言葉はあるものの、動画スタジオ設置の必要性についての記述はありません。
さらに一太知事は、基本政策として「安全」「社会基盤」「産業」「子ども」「健康」「環境」「地域」「行財政」の8つのキーワードで、合計108の基本政策を掲げています。この中の最後から2番目の107番目に「県の魅力を伝える独自コンテンツの制作・発信を強化!」とありますが、東京新聞の記事が指摘する通り、動画スタジオについてはどこにも見当たりません。
■次に、有権者が公約と受け止める選挙公報も観てみましょう。
○2019年7月21日投開票:群馬県知事選の選挙公報↓
https://www.pref.gunma.jp/contents/100116586.pdf
ZIP ⇒ qnmii.zip
たしかに群馬県の経済関連でGDPや工場誘致、温泉、一部農産品、財政力指数、公債費率の陰と陽を例示して、知事になったらトップセールスで国内外に群馬の魅力を発信とあり、重点政策として、「GDP・県民所得拡大」、「インフラ整備」、「群馬の誇り育成」のための県内メディアとの連携、「官民連携業再生改革」のための県政デジタル化と人材連携、「県政透明オープン化」のための県民との直接対話を掲げてますが、動画スタジオについてはどこにも触れられていません。
これでは東京新聞の記事のとおり、動画スタジオがどこにも公約として示されていないわけで、県民が困惑するのも当然と言えるでしょう。
このことについて、一太知事は東京新聞記者の取材に対して「選挙期間中に大きな集会や街頭演説で(動画スタジオの設置について)何度も言及した」としています。仮にそれがまったくのデタラメでなとすれば、選挙の遊説中に思いついたアイデアだったのでしょうか。
だからこそ、当選後、鳴り物入りで1億2千万円もの動画スタジオをぶち上げた一太知事に、議会も有権者も「なぜそんなに高額な予算を動画スタジオの新設にそそぐのか?」と素朴な違和感を覚えたわけで、当会もそうした疑問から、声を上げたのでした。
■今回、東京新聞の裏付け調査に基づくスクープ記事は、一太知事のいかにも気分的に判断する性格を鋭く突いた形です。もっとも一太知事の公式ブログの名称も「気分はいつでも直滑降」ですから、いちいち以前の発言や記述を覚えているというより、その場その場の気分次第で発言していることを如実に表していると言えるでしょう。
ところで、12月8日のTBSの「噂の東京マガジン」の放送について、やはり一太知事は大きな関心をもって視聴していた様子で、さっそく自身のブログで立て続けに感想をシルしています。
さっそくどんなブログ記事なのか、見てみましょう。当会のコメントはブログ記事の中で赤字で表示しています。
*****ブログ「気分はいつでも直滑降」抜粋(TV放映後)*****
○2019年12月10日 23:50:28
日曜日に放送されたTBS「噂の東京マガジン」の録画を見た率直な感想:その1
23時。ようやくブログを書く時間が出来た。(ふう)
本日は午前9時30分から庁議。県庁(本庁)と地域機関等の幹部がズラリと顔を揃えた。冒頭、沖縄出張やWEIBOとの連携について報告。行財政改革の必要性等についても強調した。
政治家として誰か(何か)と対峙しなければならない時は、徹底的に相手を研究する。出来る限りの情報を集める。当然のことだ。向こうだって、そうしているに違いない!(笑)
知事に就任して4カ月余り。ようやく情報収集の態勢が整いつつある。ついでに言うと、もともと周りが思っている以上に感度のいいアンテナと、キャッチした電波を発信するための装置は、(知事になった後も)バッチリ温存している!👍
どんなことであっても、群馬県と県民のために「そうせざる得ない!」と判断した場合は、一切、逡巡しない!必要な時は、言葉ではなく行動で示す!!知事としてのこの「覚悟」だけは、ぜひ侮らないで欲しいと思う!!
庁議の後は、組織改正の協議。約2時間、幹部たちと真剣に議論を交わした。直後にランチを食べながらの政策会議に突入。幾つかの重要事項についても話し合った。
午後からも表敬訪問や対談が続いた。14時30分。群馬銀行の頭取等が来訪。台風19号被害に対する義援金を受け取った。「群馬県民を代表して、心からのお礼を申し上げます。お気持ちは、被災者支援に役立てたいと思います!」と挨拶。
15時過ぎ。令和2年度当初予算に関する第1回の知事ヒアリングを実施。4つの部局から次々と説明を受けた。いよいよ行財政改革の前哨戦が始まったという感じだ。
18時。JA群馬役員との農政意見交換会へ。こちらからは、知事と農政部の幹部が出席した。とても勉強になった。大澤会長、 JA幹部の皆さん、ありがとうございました!!😁
さて、ここからは、日曜日に放送されたTBS「噂の東京マガジン」の内容についての感想。月曜の朝、那覇市内のホテルのロビーで番組の録画をチェックする前に、オンタイムで番組を見た複数の知人から電話やメールで意見が寄せられていた。ザックリ言うと、こんな感じだった。
「当然、批判的な論調だったけど、それほど辛辣な感じはしなかった。知事のブログ、相当、効いてるんじゃないかなあ。(笑)」「スタジオのレギュラー出演者の人たちは、かなりマイルドな口調だった。」「この程度の攻撃(?)なら、大したインパクトはない!むしろ、動画(放送)スタジオのいい宣伝になったんじゃないか?」(←当会注:それだけこの番組が客観的な見方から取材をしている証左。一太知事が被害妄想過ぎるのでは)
中には、こんなコメントもあった。
「テレビって恐ろしい。インタビューに登場するひとたちを見て思った。喋り方とか、服装とか、態度とか、雰囲気とかは、とても大事だと痛感した。視聴者がどんな印象を持つかをよく考えておかないといけませんね!(笑)」
録画を見終わった瞬間に思った。「なるほど、連絡をくれた友人たちの感覚は正しい!」と。
あ、そろそろ運動の時間だ。この続きはその2で。
<群馬銀行から台風19号被害の義援金受納>
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<真剣勝負の令和2年度当初予算に関するヒアリング>
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○2019年12月11日23:02:12
日曜日に放送されたTBS「噂の東京マガジン」の録画を見た率直な感想:その2
21時過ぎ。運動する前に、本日2本目のブログ(「噂の東京マガジン」に関する続編)を書く。
予想していたとおり、番組の流れは最初から決まっていた。先ずは、「群馬県知事が1億円もかけて県庁内に税金の無駄使いとしか思えない動画(放送)スタジオを整備しようとしている!」というシナリオを設定する。その結論を導き出すために必要な材料を集めるというお馴染みの手法だ。
番組の内容を見た印象をそのまま言うと、「スゴく簡単に批判出来そうないい加減な企画(格好の攻撃材料)だと思って取り上げたら、思った以上に真面目にやっていることが分かって、番組取材班が批判材料を集めるのに予想以上に苦労した!」みたいな感じだろうか。(笑)
もっと言うなら、番組の制作スタッフが、「知事がブログで、スタジオ設置の目的やコストに関してあそこまで詳しく説明したのは計算外だった。知事インタビューへの受け答えも意外としっかりしていたので、突っ込みどころが少ない!」と思っている気もした。考え過ぎかなあ。(笑X2)
いや、もしかすると、「知事のツイートへの反応を見ても、必ずしも否定的な意見ばかりではない。あまり不正確な中身を放送すると、本気で反撃される恐れもある。知事にはそれなりのネット発信力もある。ネット上で炎上したりすると、ちょっぴり面倒臭い!」みたいに感じたのかも?!😌
番組を見た知人たちが口を揃えて指摘していたように、スタジオに座っていたレギュラー出演者の方々も、とても気を遣って発言しているように見えた。事実、辛辣なコメントは、ほとんどなかったように思う。(←当会注:繰り返しになるが、それだけこの番組が客観的な見方から取材をしている証左。一太知事が被害妄想過ぎるのでは)
「もちろん意地悪な取り上げ方だったけど、この程度の批判なら、むしろいいPRになったと感謝すべきではないか?」という友人の言葉の意味がよく分かった。
全体の感想を述べた上で、幾つか気になった点は、書き残しておきたい。
番組の中では、「現時点では、(スタジオ設置の効果に関する数値目標に関して)あまり不正確なことを言うのは避けたい!」という自分のコメントが何度か使われていたように記憶している。が、今の時点で正確な数値目標を示せない理由については、一切、触れられていなかった。(←当会注:正確な数値目標が示せないのに、1億2千万円の税金を投入するのはいかがなものか、という納税者の素朴な疑問や批判が一太知事には理解できないらしい)
自分は番組スタッフによるインタビューで、次のような趣旨の説明をしたのだ。
「今後、研修や人事交流等を通じて、動画を撮影、編集出来る県庁職員を養成する。何人くらいの職員に、どんな形で担当してもらうのかは、人事部等とも協議してこれから決める。そこが明確にならないと、1週間にどのくらいの数の動画を発信出来るかが明確にならない。」
「だから、今の時点であまり不正確な目標値を示すことは控えたい。が、来年4月にスタジオが稼働する前までには、県庁の人事配置等も完了する。それが整った時点で、具体的な事業計画を示せると考えている。」
しかも全く目標がないわけではない。インタビューでこうも言った。
「現時点で示せる目標があるとすれば2つ。1つは、現在、都道府県が運営する動画サイトの中で動画掲載本数と再生回数でトップを走る「いばキラTV」(茨城県)を追い抜くこと。もう1つは、県庁の展望フロアを訪れる人の数を倍増することだ!」
「県庁スタジオには明確な数値目標がない!」ことを強調したいがために(?)、こうした説明は一切、省かれていた。(苦笑)
「噂の東京マガジン」の取材スタッフは、「いばキラTV」も取材していた。番組では、「(あまり費用をかけずに?)整備した県庁内のスタジオは結局、使われなくなり、今では外で撮影した動画(?)を使って成果を上げている」かのような分析がなされていた。が、この主張には、強い違和感を覚えた。
過去のブログでも言及したが、「いばキラTV」は番組制作を外部に委託している。初年度(平成25年)の委託費は1億8千万円。その後も毎年、1億円超の予算を支出している。
これ以上、細かいことは書かないが、番組としては、「スタジオ整備に1億円もかけるのは無駄だ!」と批判したいんでしょう?!じゃあ、自前のスタジオを設置せずに(外注で)動画を作ったら、予算が少なくて済むとでもいうのだろうか?もっとお金がかかっているではないか!!(笑)論理の立て方に無理がある。(←当会注:既に県広報課は年間9千万円をかけてぐんまちゃんTVを製作しており、さらにその1.3倍もの税金を注ぎ込んで動画スタジオを作るわけだから、既に茨城県の予算をはるかにオーバーしているうえに、一太知事は茨城県庁内の動画スタジオが無用の長物に化している不都合な現実を直視したくないらしい)
もう1つの強烈な印象は、群馬県の「オンブズマン関係者」が登場した場面だった。考えてみたら、初めて「オンブズマン」と呼ばれる人たちの表情や発言を映像で見た。
細かいことは書かないが、自分が「オンブズマン」というものに抱いていたイメージとは、かなり違っていた。TVを見た一般の視聴者は、どう感じたのだろうか?!
この場面で、関係者の1人が黒塗りの書類(想定機材一覧)を示し、「まるで県が情報を隠しているかのように」まくし立てていたのには正直、驚いた。(←当会注:よほど最初の映像で登場した当会代表のインパクトが強烈だったようで、光栄の至りだ)
だってそうでしょう?!まだ入札も行われていないのだ。予算額は示せても、具体的な機材の積算なんて出せるわけがない!そんなことをしたら、県が情報公開条例に違反することになってしまうではないか!!(←当会注:どんな機材がどのくらい調達されるのか、さえも示さない。一太県政では、入札が公示されるまで、一切、調達機材の内訳と数量を県民に開示しないつもりか?群馬県議会には機材の内訳を示しているのに、オンブズマンだけには示したくないらしい。取材の際にこの事実を製作スタッフには説明済み)
優秀な番組スタッフが、こんなことを知らないわけがない。そう、知っていながら、この映像を使ったのだ。(苦笑)
番組の内容に関してまだ言いたいことはあるが、このくらいにしておこう。さあ、運動の時間だ。今晩は「足」だな。
追伸:「噂の東京マガジン」の番組スタッフによる知事インタビューの内容は、どこかでテキスト(全文)を掲載させてもらう。
○2019年12月16日23:53:15
TBS「噂の東京マガジン」で某自民党県議のインタビュー映像が1秒も使われなかった理由とは???
21時30分。高崎の自宅でパソコンを起動させた。
18時。自民党1、2期の県議による勉強会「誠新会」(自民党内の最大勢力)と知事との初めての懇談会に出席。県議側は16名のメンバー全員が参加。約2時間、県政の現状や課題、群馬の未来ビジョン等について議論を交わした。
本年4月の県議会議員選挙では、自民党にも9名の新人県議が誕生した。世代交代の流れの中で、群馬県議会の雰囲気も大きく変わりつつある。以前に比べると、ずっと風通しが良くなっている感じだ。👍 冒頭、星名幹事長も立ち寄って挨拶したと聞いた。
明るくて優しい星名先輩が幹事長だもの!若手県議だって伸び伸びやれるはずだ。(ニッコリ)知事だって、とてもやりやすい!!😄
スゴく楽しくて、情報満載の会合だった。よく笑ったし、政策の議論も出来た。1、2期の県議の皆さん、ありがとうございました!ぜひ2度目の意見交換会も企画してください!喜んで時間を作りますから!!
本日は午前10時から県議会本会議。台風被害対策を含む大型補正予算が議決された。そのまま、知事として初めて臨んだ県議会が閉会。続けて永年勤続議員の表彰式。知事の感謝状を手渡した。
終了後、知事応接室で、公明党からの予算要望に対応。3名の県議と意見を交わした。昼食の後、13時からはリベラル群馬の県議6名が来訪。予算要望書を受け取った。
14時から表敬訪問が2つ。15時。須藤館林市長等が渡良瀬川・利根川架橋推進協議会の要望を携えて来庁。16時からは某企業幹部との面談。16時30分には東毛経済同友会の幹部と会った。関係部局、首席補佐官等との打ち合わせの後、夜の会合(自民党1、2期県議との会食)に向かった。
さて、と。今日のブログはここまで。「さあ、これから運動する!」と言いたいところだけど、今晩は筋トレをやらない日だ。4、5日に一回、休みを取る。毎日、やればいいというものではない。
追伸:今晩の会合で一緒だった1期生県議の1人が、TBS「噂の東京マガジン」から(放送日の少し前に)県庁の動画スタジオに関する取材の要請を受けた。この若手県議は、わざわざ自民党県議団の幹事長の了解を取り、県議団の代表としてインタビューに臨んだそうだ。
この県議によると、「インタビューの時間は約20分。会話の一部を切り取られて放送されたら困ると思って、(確認用に)自分のスマホでも番組スタッフとの会話を録画させてもらった」とのこと。
「ところが、私の言葉は結局、番組の中で全く使われなかったんです!いくら何でもひどい!失礼ですよね!!」と怒っていた。(←当会注:当会の場合、取材は1時間半に及んだものの、インタビュー風景が映されたのは4名にとどまり、あとの3名はインタビューで熱弁を振るったにもかかわらず、ことごとく没になった。限られた放映時間内では、やむを得ないが、一太知事は許せないらしい。だったら来年4月の動画スタジオ完成時には、最初のテーマとして動画スタジオの是非を問うコンテンツを発信してはどうか)
明日、県議のインタビュー動画を見せてもらうことになっている。その上で、改めて感想を述べるつもりだが、この若手県議が動画スタジオに否定的な意見を言っているはずがない。
「だからこそ使われなかった」とすれば、番組そのものの「質」を問われることになると思う。実はもう1つ、他のインタビュー映像でも気になる部分がある。
**********
■以上のとおり、一太知事の公式ブログは思い付きで書き連ねられており、「不正確」という指摘に対して、耐えられるコンテンツになっていません。そこのところ、きちんと認識して自己評価する度量が、改革派知事としてぜひとも必要なのではないでしょうか?そうでしょ、一太知事殿。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
※参考情報1「山本一太・公式ブログ」
*****ブログ「気分はいつでも直滑降」抜粋(動画スタジオ①~④)*****
〇2019年10月21日00:01:20
なぜ動画スタジオ(放送スタジオ)を設置したいのか?!④〜もう1つの狙いは停滞感を打ち破るデモ効果
23時過ぎ。少し気を失っていた。睡魔を押し退けて、もう1本、ブログを書く。
少し前のことになるが、ある場所で、ある有力な政治家が、ある人物を酷評した。そこに(たまたま)複数の群馬県関係者がいた。
詳しいことは書かないが、この政治家の言葉を聞いて、大いに溜飲が下がった。😆心の中でつぶやいた。「ね?皆さん。私の言っているとおりでしょう?!」
少なくともその場に居合わせた人たちには、いつも周りに伝えている自分の評価が、大勢の人たちの共通認識だと分かってもらえたはずだ。いやあ、スッキリしたなあ!👍
その場面を思い出したら、眠気が吹っ飛んだ。(笑)さあ、動画(放送)スタジオ・シリーズの続編(その4)を始めよう。
何度も言ってきたように、県庁の最上階に整備する新しい動画(放送スタジオ)は、群馬の魅力を発信する拠点になると確信している。同時に、開かれた群馬県庁の象徴にしたいとも考えている。
知事選では、あちこちでこう訴えた。政策集の中にも、同じ趣旨のことが記されている。
「山本一太が知事になったからと言って、翌日から群馬県がガラッと変わるわけではない。が、間違いなく空気が変わる!そう信じている。多くの県民の心に、何かが起こるかもしれないという期待感が生まれる。群馬を活性化するためには、心の元気が何より大事なのだ!」と。
その①でも言及したが、群馬の魅力を内外にPRするための動画(放送)スタジオの設置は、知事選での重要な公約の1つだった。新知事としてその約束にいち早く着手し、必要な予算を確保した。来年の4月か5月(?)には、県庁の32階に最新のスタジオが出現する!!
「動画スタジオ」は、故郷の人々に、「なるほど、新知事には実現力がある!」「群馬県は変わり始めた!」と実感してもらうための最初のステップなのだ。
繰り返すが、県庁内に最新のスタジオを設置する最大の目的は、群馬県の発信力を高めることだ。が、この事業を大々的に展開することで、県民の間に漂う停滞感や閉塞感を打ち破るという狙いもある。だからこそ、(このプロジェクトを進めるにあたっては)「デモンストレーション効果」の最大化が、極めて重要な視点となる。
あ、気がつくと午前零時。次回のブログでは、「デモンストレーション効果」について説明する。
追伸:え?まあ、そう焦らないで。(笑)まだシリーズは続く。これからスタジオの運営方法とか、コンテンツの内容とか、予算規模等についても、具体的に解説していきますから!
〇2019年10月19日22:09:54
なぜ動画スタジオ(放送スタジオ)を設置したいのか?!③〜発信コンテンツのアイデアは無尽蔵?!!
20時過ぎ。熱いミルクティーを飲みながらのブログ。夕方。筋トレマシンで背筋と腹筋をやった。最近、運動後に飲むプロテインのドリンク(一太スペシャル)をスゴく美味しく作れるようになった。これ、マジに売れるかもしれない。(笑)
Youtubeで総合格闘技(MMA)の最新情報をチェックした。日本の格闘技の聖地は埼玉スーパーアリーナだ。群馬のGメッセでも大きな試合が組めるといいんだけど…なあ。
午前中、熊川嬬恋村長に電話した。少し前に黒沢上野村長にも連絡を入れた。今回の台風で大きな被害が出た地域には、県としても支援を強めていく。
さあ、ここからは、動画(放送)スタジオに関するブログの続き(その3)を書く。先ずは、県庁内に最新の動画(放送)スタジオを整備する狙い(目的)を整理してみよう。
県民が山本一太新知事に期待しているのは、群馬県の魅力を内外にアピールし、群馬の認知度と存在感を高めることだ。群馬ブランドの強化は、農畜産物を含む群馬のコンテンツの価値を引き上げ、インバウンドの増加を含む観光振興にも繋がる。
そのために公約に掲げたのは、知事による精力的なトップセールス戦略。この戦略を推し進めるため、(僭越ながら)山本一太の独自の発信力と発想力、行動力を最大限に発揮したい。そのための舞台装置が動画(放送)スタジオなのだ。
群馬を世界に発信するための手段は限られている。最大のツールがインターネットであることに異論を挟むひとはいないと思う。新しく県庁内に設置されるスタジオは、群馬の魅力を内外にPRするためのコンテンツ(動画等)を制作し、発信するための拠点になる。
スタジオ内の機材や設備を使って、動画等のコンテンツを制作、編集することはもちろん、このスタジオで、県政情報や県の魅力を伝え、県産品をPRする等の番組を放送する。
え?発信すべき材料や番組のアイデアは山ほどある。この点については、シリーズの中で改めて詳しく触れる。
もちろん、「直滑降ストリーム」のような知事自身がキャスターを務める番組は、目玉の1つになるだろう。現職閣僚や他県の知事、気鋭の研究者等にも、どんどん出演していただこうと思っている。あらゆる場面で知事が先頭に立つ!それがトップセールスというものだ。
ただし、勘違いしないで欲しい。知事の番組(週1回程度?)は、コンテンツの一部に過ぎない。大半を占めるのは、県庁職員や県民による番組になる可能性が大きい。このスタジオは、「県民にとって県庁をより身近な存在にする」ためにも大きな貢献を果たせると信じている。
これも詳しく後述するが、ただ「動画を作って流せばいい!」というものではない。「スマホで撮った映像を流せば済む!」などと言う人がいるが、ネットの潮流というものが全く分かっていない。
視聴者にインパクトを与えるために、「動画の質」は極めて重要なのだ。実際、有名なYouTuberは大抵、照明といいカメラを使っている。例えば、正確な災害情報をタイムリーに伝えるためには、安定したネット環境と鮮明な画像が欠かせない。
加えて、何か新しいことを始める際には、デモンストレーション効果も重要だ。
さあ、少し走ってから、遅めの夕食(栄養?)をとる。続きはその4で。
〇2019年10月19日16:15:08
なぜ動画スタジオ(放送スタジオ)を設置したいのか?!②〜県議会の圧倒的多数による議決に応える責任
昨日の昼も、地下1階の生協食堂で食べた。秘書課長と係長、首席補佐官が一緒だった。とても混んでいる時間帯だったが、何とか席を見つけることが出来た。初めてトライした鳥の照り焼きも美味しかった。👍
食事中、2人の男性から声をかけられた。
「山本知事、養豚協会のものです。豚コレラ問題ではお世話になっています。」
「あ、養豚農家の方ですね。毎日、本当に大変だと思いますが、頑張ってください。豚コレラ対策については、県も(引き続き)あらゆることを、全力でやらせていただきます!」
「ええ。知事には、自ら政府にワクチン接種を働きかけていただいて、感謝しています!これからも、よろしくお願いします!」
この言葉はとても嬉しかった。県の努力をちゃんと評価してくれている人たちもいると分かったからだ。
新たな野生イノシシの感染が見つかり、事態は更に緊迫している。養豚農家の人たちは日々、不安と必死に戦っている。ここは「時間との勝負」だ。1日も早く県内でのワクチン接種を始められる態勢を整えたい。
さて、ここからは「動画(放送)スタジオ」シリーズの続編。その1でも触れたが、動画スタジオの設置を中核とする9月補正予算は、共産党を除く全会派の圧倒的多数(50名中48名の賛成)をもって可決された。このことにとても感謝しているし、重く受け止めている。
ちなみに本会議終了後、共産党を除く全会派を回り、お礼を申し上げた。
国会であれ、地方議会であれ、1人の議員が公式に意思を示すのは、議会での投票だ。補正予算の目玉として盛り込んだ動画スタジオの設置に関しては、常任委員会でも様々な意見が出たと聞いている。が、県議会の本会議において、最終的には96%の県議が補正予算案に賛成票を投じてくれた。この事実は、しっかり書き残しておきたい。
どこかの新聞(群馬版?)に、「(動画スタジオの効果について)首を捻る自民党の県議もいる」などと書かれていた記憶がある。スタジオの狙いや活用方法について「もう少し細かい説明が欲しかった」と感じている県議もいるかもしれない。
何しろ、「県庁の最上階に最新の動画(放送)スタジオを作る」という他府県ではやったことのない事業なのだ。予算が通った後も、しっかり説明の努力を続けたいと思う。
が、仮にそういう県議がいたとしても、「山本知事なら、きっとこの新しい拠点を活用して群馬をもっと内外にアピールしてくれるに違いない!」という期待感を込めて、スタジオ整備の予算を認めてくれたのだと信じている。
だからこそ、圧倒的多数で動画スタジオ設置を了承してくれた48名の県議の人たちの期待に応えねばならないと強く感じている。来年の4月(?)以降、多くの県民に、「群馬を発信する新たな拠点が出来た!」「山本知事が言っていたのは、こういうことだったのか!」と思ってもらわねばならない!!
加えて言うと、万一、知事の肝入りで発進した動画スタジオ(放送スタジオ)がまともに機能せず、埃をかぶるようなことになってしまったとすれば、知事の予算案を圧倒的多数で議決した群馬県議会の見識そのものが疑われてしまう。心に誓った。県議会の判断が正しかったと必ず証明してみせる、と。
あ、大事な電話がかかってきた。この続きはその3で。いよいよ中身に入っていく。
〇2019年10月16日23:33:42
群馬県庁の最上階になぜ動画スタジオ(放送スタジオ)を設置したいのか?!①〜選挙公約と議決の重み
9月の補正予算の目玉として、県庁の32階に「動画(放送)スタジオ」を整備するための費用(約1億2千万円)を盛り込んだ。補正予算案は県議会の圧倒的多数で可決・成立した。
にもかかわらず、県庁内に「最新のスタジオを作る」ことに関しては、県内外に賛否両論があるようだ。マスコミの関心度も高い。地元メディアでは何度も報道されているし、ネットも反応している。今後、在京の主要メディアでも取り上げられる可能性がある。
こうした流れを踏まえ、久々に「直滑降ブログ」のシリーズ掲載をやることに決めた。県議会の一般質問や定例記者会見では、十分に説明し切れなかった動画(放送)スタジオ設置の目的や活用方法等を丁寧に解説する。
最初にまず断っておきたい2つのことがある。「動画スタジオの整備」が知事選挙の重要な公約の1つだったことと、最新のスタジオ設置を中核とする補正予算案が、共産党を除く全ての会派(50人中の48人)の賛成(=県議会の圧倒的な支持)で議決されているという事実だ。
本年7月下旬の群馬県知事選挙で初当選した。選挙の前に発表した政策集の中でも言及されている「動画(放送)スタジオの設置」は、知事選に立候補した山本一太の重要な公約の1つだった。
実際、千人以上が集まった大集会でも、駅前やスーパー近くの街頭演説でも、「群馬の新たな発信拠点を立ち上げる。県庁内に最新のスタジオを完備する!」と宣言した。「県知事になって最初にやりたいことはそれだ。例えば、県庁の最上階に最新のスタジオが出現すれば、群馬の新しい発信力のシンボルになる!」と熱っぽく訴えた。
どの会場でも、聴衆から大きな拍手が沸き起こった。演説の後、皆が声をかけてくれた。「他県の知事にはない発想だ。スゴく面白いと思うよ!」「一太さんらしくていい!直滑降ストリームもそこで放送するんでしょう?!」「群馬が本当に変わる気がしてきました!」
「動画スタジオの設置」を重要公約の1つに掲げ、知事選に圧勝した。しかも、群馬県知事選史上の最多得票で(かつ県選出の5人の衆議院議員全員の得票数と得票率を上回る数字で)当選を果たした。これは紛れもない事実だ。
公約は県民との約束だ。ましてや、「出来るだけ早く予算を確保し、出来るだけ早く着手する」とまで断言したプロジェクトを実行に移せないとしたら、自分は最初からウソつきになってしまう!(笑)
あ、そろそろお風呂のお湯を入れないと。今日は筋トレを休む日。何とか午前零時前に布団に倒れ込みたい。その2に続く。
**********※上記緑色の箇所が「本当?」と思しきところ
※参考情報2「動画スタジオに触れていない政策集発表」
**********産経新聞2019年4月26日15:44
「パッとしない群馬から脱却」 山本一太氏、知事選へ政策集発表
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↑夏の知事選に出馬予定の山本一太参院議員が政策を発表した=26日、前橋市大手町(糸魚川千尋撮影)↑
夏の群馬県知事選に立候補を表明している山本一太参院議員(61)が26日、前橋市内のホテルで記者会見し、県のブランド化の確立をはじめ5つの重点政策などで構成する政策集を発表した。今後、選挙戦をにらんで有権者への浸透を図っていく考え。
山本氏は会見で立候補の動機に言及、「これまでの61年の人生はすべて知事になるためにあった。どんな大臣になるよりも価値がある」と意気込みを語った。
山本氏は政策集を「自らの言葉で書いた」とした上で、5つの重点政策を主要な柱に据えた。180にわたる基本政策は安全から産業まで網羅的に収めた。
重点政策では、草津温泉など日本有数の観光資源に恵まれながら全国魅力度ランキングで下位に低迷する群馬県の実態を踏まえ、クリエーティブ拠点の整備などを通じブランド力を高めると表明。「『パッとしない群馬』からの脱却を目指す」と主張した。
県内の国内総生産(GDP)は人口比でみると全国上位に位置するなど「「経済指標は堅調だ」(山本氏)としながらも「一部産業に成長が偏っている」と指摘。県独自の自治体外交などを通じ訪日外国人客(インバウンド)らの誘致など観光振興を進め、さらなるGDP拡大を目指すとした。観光産業の将来を見据え、県立高に「国際観光科」を設置し専門人材育成に乗り出す案も披露した。
山本氏は会員制交流サイト(SNS)のツイッターやブログなどを駆使する政治スタイルで知られる。会見でも、トップ自ら、インターネットを通じ国内外へ情報発信を強化する必要性を強調。県民との直接対話を拡大するうえでもSNSを活用する考えを明らかにした。
*****公式ブログ「気分はいつも直滑降」*****
○2019年04月27日21:56:49
山本一太知事選公約(政策集)「世界はまだ群馬を知らない!」〜話題の表紙「群馬発信拳」はこれだ!!
21時過ぎ。高崎の自宅でブログ更新画面に向かっている。
午前10時30分。太田市運動公園野球場で開催された日本女子ソフトボールリーグ(太田大会:デンソーVSビックカメラ高崎)の試合へ。清水太田市長と2人で始球式に臨んだ。
先に投げた清水市長は、スピードの乗った見事なストライク!さすがは若い頃にソフトボールをやっていだだけのことはある。続けて群馬県ソフトボール協会長である山本一太がマウンドに。力まず、軽く投球した。ワンバウンドしたのは残念だったが、ほぼストライクボールだった。(ふう)
始球式の後は、そのまま清水市長に同行。市内の野外イベントに顔を出した。しっかりと知事選出馬をアピールさせてもらった!👍
さて、昨日の政策発表記者会見が、地元の上毛新聞を含むほぼ全ての全国紙(群馬版)に掲載されている。群馬TVでも報道されたようだ。
会見には10名以上の地区後援会の幹部も足を運んでくれた。ある出席者から連絡があった。「他の政治家ではあり得ない(?)政策集の表紙が一太さんらしいね!(笑)まあ、勢いがあっていいんじゃないかなあ!」だって。
公約(政策集)の中身は、全てこのブログ(+近く立ち上げる知事選の特設HP)で見られるようにするつもりだが、その前に話題になっている表紙の写真だけ掲載しておく。繰り返すが、政策州の表紙はブッ飛んでいても、中の政策はかなりしっかり纏めてあります!!(笑)
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**********
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ZIP ⇒ 20191220vliehbij.zip
**********東京新聞2019年12月20日
<ウォッチ!一太県政>ブログ記載「不正確」認める 来春設置、動画スタジオ巡り
山本一太知事は十九日の定例記者会見で、政策の目玉である動画スタジオの設置について、公式ブログにある知事選の公約に関する記載の一部が「不正確でした」と認めた。
山本知事は十月十六日のブログに「選挙の前に発表した政策集の中でも言及されている『動画(放送)スタジオの設置』は、知事選に立候補した山本一太の重要な公約の一つだった」と投稿。ブログ内で「動画スタジオの設置は重要な公約」などと繰り返している。
しかし、政策目標である政策集には「県の魅力を伝える独自コンテンツ(←当会注:特に、電子的な手段で提供する情報の中身のこと)の制作・発信を強化」などとあるが、スタジオについては触れていない。有権者が公約と受け止める選挙公報にもスタジオの記載はない。
山本知事は「政策集には動画スタジオとは入っていない」と認めた上で「公約の中に入っていないというのは一つの見方だ。そう捉える人もいるかもしれない」と述べた。
一方、山本知事は「選挙期間中に大きな集会や街頭演説で(動画スタジオの設置について)何度も言及した。相当大勢の方々に約束した」と説明した。
スタジオは来年四月、県庁の展望ホールに約一億一千七百万円かけて整備する予定。ただ、県議や県内外の市民から「高額過ぎる」などとの指摘が出ている。 (菅原洋)
**********
■一太知事の10月16日のブログは、次のURLをクリックするとみられますが、本記事の末尾に転載してありますので、そちらも御覧ください。
○2019年10月16日23:33:42:群馬県庁の最上階になぜ動画スタジオ(放送スタジオ)を設置したいのか?!①〜選挙公約と議決の重み↓
https://ameblo.jp/ichita-y/entry-12536378496.html
さて、一太知事が知事選をにらんで有権者への浸透を図るべく、2019年4月26日に、前橋市内のホテルで記者会見して発表した、県のブランド化の確立をはじめ5つの重点政策などで構成する政策集は、21ページにわたる“労作”です。全文は次のURLをご覧ください。
○2019年4月26日発表:「山本一太政策集」(討議資料)↓
https://ichita.com/pdf/Ichita_Yamamoto_Policy_0426.pdf
これをみると、4ページ目の下段で「…例えば、知事自らがメディア番組をプロデュースして群馬のコンテンツを売り込み、アコギを片手にオリジナル曲で群馬をアピールし、地元のスポーツを盛り上げるために、走って、打って、蹴って、シュートをする。SNS等のデジタル技術を駆使して、200万県民と繋がる新しい仕組みを考案する」と記していますが、東京新聞記者の指摘する通り、動画スタジオのことは見当たりません。
■また一太知事は、後日選挙中で選挙公報にも使った5つの重点政策の中では、4番目の「官民連携による行財政改革!」で、「1 県政のデジタル化促進」として「デジタル化による行政サービスの高度化を推進」「AI(人工知能)・RPA(Robotic Process Automationの略語:ホワイトカラーのデスクワーク定型作業を、パソコンの中にあるソフトウェア型のロボットが代行・自動化する概念)などのICT(Information and Communication Technologyの略語:情報処理のみならずインターネット通信技術を利用した産業・サービス等の総称)で行政を効率化」と力説しています。
この中で、「例えば」として「CDO(デジタル化責任者)の設置・公募」と題して「昨今、行政のデジタル化は地方でも大きく進んでいる。例えば市川氏では、SNSで簡単に住民票を申請できるシステムの実験が始まった。茨城県では、ICTによる業務自動化で対象業務の労働直を86%削減した。ICTのプロを招聘してデジタル化を加速させる。全国最先端の県庁を目指して変革を進めたい!」と抱負を述べています。
ところが、一太知事が実際に8月30日に任命したのは、SNSなどを通じた県の情報発信に関わる「ネットメディア戦略アドバイザー」として、ミュージックビデオ制作などを手掛けるREDMusic(東京)代表の宇佐美友章氏でした。一太知事が立ち上げたSNS戦略チームの活動をサポートし、国内外に向けた県の情報発信を加速させるための人事だとしていますが、一太知事の公約である「CDO(デジタル化責任者)の設置・公募」とはずいぶん違和感があるのは否めません。
同じく一太知事は、重点政策の中での5番目「県政の透明化・オープン化!」で、「1 県民との直接対話の拡大」として「SNSなどを活かした県庁のネット発信力を強化」「県政に関する県民とのきめ細かい情報共有を推進」と力説しています。
この中で、「例えば」として「知事&県庁のSNS戦略チームの設置」と題して「例えばTwitterのフォロアー数で言うと,埼玉県庁の13万人に対して、群馬県広報課は1万3千人にとどまる。緊急時の情報伝達に使えるSNSは、もっと強化しておくべきだ。そもそm群馬県では知事の記者会見が他県に比べて少ない。県政への関心を高めるためにも、知事が自らの活動をもっと公開すると同時に、直接、県民委語り掛ける機会を増やす」と抱負を述べています。
しかし、ここでも、ネット発信力の強化という言葉はあるものの、動画スタジオ設置の必要性についての記述はありません。
さらに一太知事は、基本政策として「安全」「社会基盤」「産業」「子ども」「健康」「環境」「地域」「行財政」の8つのキーワードで、合計108の基本政策を掲げています。この中の最後から2番目の107番目に「県の魅力を伝える独自コンテンツの制作・発信を強化!」とありますが、東京新聞の記事が指摘する通り、動画スタジオについてはどこにも見当たりません。
■次に、有権者が公約と受け止める選挙公報も観てみましょう。
○2019年7月21日投開票:群馬県知事選の選挙公報↓
https://www.pref.gunma.jp/contents/100116586.pdf
ZIP ⇒ qnmii.zip
たしかに群馬県の経済関連でGDPや工場誘致、温泉、一部農産品、財政力指数、公債費率の陰と陽を例示して、知事になったらトップセールスで国内外に群馬の魅力を発信とあり、重点政策として、「GDP・県民所得拡大」、「インフラ整備」、「群馬の誇り育成」のための県内メディアとの連携、「官民連携業再生改革」のための県政デジタル化と人材連携、「県政透明オープン化」のための県民との直接対話を掲げてますが、動画スタジオについてはどこにも触れられていません。
これでは東京新聞の記事のとおり、動画スタジオがどこにも公約として示されていないわけで、県民が困惑するのも当然と言えるでしょう。
このことについて、一太知事は東京新聞記者の取材に対して「選挙期間中に大きな集会や街頭演説で(動画スタジオの設置について)何度も言及した」としています。仮にそれがまったくのデタラメでなとすれば、選挙の遊説中に思いついたアイデアだったのでしょうか。
だからこそ、当選後、鳴り物入りで1億2千万円もの動画スタジオをぶち上げた一太知事に、議会も有権者も「なぜそんなに高額な予算を動画スタジオの新設にそそぐのか?」と素朴な違和感を覚えたわけで、当会もそうした疑問から、声を上げたのでした。
■今回、東京新聞の裏付け調査に基づくスクープ記事は、一太知事のいかにも気分的に判断する性格を鋭く突いた形です。もっとも一太知事の公式ブログの名称も「気分はいつでも直滑降」ですから、いちいち以前の発言や記述を覚えているというより、その場その場の気分次第で発言していることを如実に表していると言えるでしょう。
ところで、12月8日のTBSの「噂の東京マガジン」の放送について、やはり一太知事は大きな関心をもって視聴していた様子で、さっそく自身のブログで立て続けに感想をシルしています。
さっそくどんなブログ記事なのか、見てみましょう。当会のコメントはブログ記事の中で赤字で表示しています。
*****ブログ「気分はいつでも直滑降」抜粋(TV放映後)*****
○2019年12月10日 23:50:28
日曜日に放送されたTBS「噂の東京マガジン」の録画を見た率直な感想:その1
23時。ようやくブログを書く時間が出来た。(ふう)
本日は午前9時30分から庁議。県庁(本庁)と地域機関等の幹部がズラリと顔を揃えた。冒頭、沖縄出張やWEIBOとの連携について報告。行財政改革の必要性等についても強調した。
政治家として誰か(何か)と対峙しなければならない時は、徹底的に相手を研究する。出来る限りの情報を集める。当然のことだ。向こうだって、そうしているに違いない!(笑)
知事に就任して4カ月余り。ようやく情報収集の態勢が整いつつある。ついでに言うと、もともと周りが思っている以上に感度のいいアンテナと、キャッチした電波を発信するための装置は、(知事になった後も)バッチリ温存している!👍
どんなことであっても、群馬県と県民のために「そうせざる得ない!」と判断した場合は、一切、逡巡しない!必要な時は、言葉ではなく行動で示す!!知事としてのこの「覚悟」だけは、ぜひ侮らないで欲しいと思う!!
庁議の後は、組織改正の協議。約2時間、幹部たちと真剣に議論を交わした。直後にランチを食べながらの政策会議に突入。幾つかの重要事項についても話し合った。
午後からも表敬訪問や対談が続いた。14時30分。群馬銀行の頭取等が来訪。台風19号被害に対する義援金を受け取った。「群馬県民を代表して、心からのお礼を申し上げます。お気持ちは、被災者支援に役立てたいと思います!」と挨拶。
15時過ぎ。令和2年度当初予算に関する第1回の知事ヒアリングを実施。4つの部局から次々と説明を受けた。いよいよ行財政改革の前哨戦が始まったという感じだ。
18時。JA群馬役員との農政意見交換会へ。こちらからは、知事と農政部の幹部が出席した。とても勉強になった。大澤会長、 JA幹部の皆さん、ありがとうございました!!😁
さて、ここからは、日曜日に放送されたTBS「噂の東京マガジン」の内容についての感想。月曜の朝、那覇市内のホテルのロビーで番組の録画をチェックする前に、オンタイムで番組を見た複数の知人から電話やメールで意見が寄せられていた。ザックリ言うと、こんな感じだった。
「当然、批判的な論調だったけど、それほど辛辣な感じはしなかった。知事のブログ、相当、効いてるんじゃないかなあ。(笑)」「スタジオのレギュラー出演者の人たちは、かなりマイルドな口調だった。」「この程度の攻撃(?)なら、大したインパクトはない!むしろ、動画(放送)スタジオのいい宣伝になったんじゃないか?」(←当会注:それだけこの番組が客観的な見方から取材をしている証左。一太知事が被害妄想過ぎるのでは)
中には、こんなコメントもあった。
「テレビって恐ろしい。インタビューに登場するひとたちを見て思った。喋り方とか、服装とか、態度とか、雰囲気とかは、とても大事だと痛感した。視聴者がどんな印象を持つかをよく考えておかないといけませんね!(笑)」
録画を見終わった瞬間に思った。「なるほど、連絡をくれた友人たちの感覚は正しい!」と。
あ、そろそろ運動の時間だ。この続きはその2で。
<群馬銀行から台風19号被害の義援金受納>
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<真剣勝負の令和2年度当初予算に関するヒアリング>
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○2019年12月11日23:02:12
日曜日に放送されたTBS「噂の東京マガジン」の録画を見た率直な感想:その2
21時過ぎ。運動する前に、本日2本目のブログ(「噂の東京マガジン」に関する続編)を書く。
予想していたとおり、番組の流れは最初から決まっていた。先ずは、「群馬県知事が1億円もかけて県庁内に税金の無駄使いとしか思えない動画(放送)スタジオを整備しようとしている!」というシナリオを設定する。その結論を導き出すために必要な材料を集めるというお馴染みの手法だ。
番組の内容を見た印象をそのまま言うと、「スゴく簡単に批判出来そうないい加減な企画(格好の攻撃材料)だと思って取り上げたら、思った以上に真面目にやっていることが分かって、番組取材班が批判材料を集めるのに予想以上に苦労した!」みたいな感じだろうか。(笑)
もっと言うなら、番組の制作スタッフが、「知事がブログで、スタジオ設置の目的やコストに関してあそこまで詳しく説明したのは計算外だった。知事インタビューへの受け答えも意外としっかりしていたので、突っ込みどころが少ない!」と思っている気もした。考え過ぎかなあ。(笑X2)
いや、もしかすると、「知事のツイートへの反応を見ても、必ずしも否定的な意見ばかりではない。あまり不正確な中身を放送すると、本気で反撃される恐れもある。知事にはそれなりのネット発信力もある。ネット上で炎上したりすると、ちょっぴり面倒臭い!」みたいに感じたのかも?!😌
番組を見た知人たちが口を揃えて指摘していたように、スタジオに座っていたレギュラー出演者の方々も、とても気を遣って発言しているように見えた。事実、辛辣なコメントは、ほとんどなかったように思う。(←当会注:繰り返しになるが、それだけこの番組が客観的な見方から取材をしている証左。一太知事が被害妄想過ぎるのでは)
「もちろん意地悪な取り上げ方だったけど、この程度の批判なら、むしろいいPRになったと感謝すべきではないか?」という友人の言葉の意味がよく分かった。
全体の感想を述べた上で、幾つか気になった点は、書き残しておきたい。
番組の中では、「現時点では、(スタジオ設置の効果に関する数値目標に関して)あまり不正確なことを言うのは避けたい!」という自分のコメントが何度か使われていたように記憶している。が、今の時点で正確な数値目標を示せない理由については、一切、触れられていなかった。(←当会注:正確な数値目標が示せないのに、1億2千万円の税金を投入するのはいかがなものか、という納税者の素朴な疑問や批判が一太知事には理解できないらしい)
自分は番組スタッフによるインタビューで、次のような趣旨の説明をしたのだ。
「今後、研修や人事交流等を通じて、動画を撮影、編集出来る県庁職員を養成する。何人くらいの職員に、どんな形で担当してもらうのかは、人事部等とも協議してこれから決める。そこが明確にならないと、1週間にどのくらいの数の動画を発信出来るかが明確にならない。」
「だから、今の時点であまり不正確な目標値を示すことは控えたい。が、来年4月にスタジオが稼働する前までには、県庁の人事配置等も完了する。それが整った時点で、具体的な事業計画を示せると考えている。」
しかも全く目標がないわけではない。インタビューでこうも言った。
「現時点で示せる目標があるとすれば2つ。1つは、現在、都道府県が運営する動画サイトの中で動画掲載本数と再生回数でトップを走る「いばキラTV」(茨城県)を追い抜くこと。もう1つは、県庁の展望フロアを訪れる人の数を倍増することだ!」
「県庁スタジオには明確な数値目標がない!」ことを強調したいがために(?)、こうした説明は一切、省かれていた。(苦笑)
「噂の東京マガジン」の取材スタッフは、「いばキラTV」も取材していた。番組では、「(あまり費用をかけずに?)整備した県庁内のスタジオは結局、使われなくなり、今では外で撮影した動画(?)を使って成果を上げている」かのような分析がなされていた。が、この主張には、強い違和感を覚えた。
過去のブログでも言及したが、「いばキラTV」は番組制作を外部に委託している。初年度(平成25年)の委託費は1億8千万円。その後も毎年、1億円超の予算を支出している。
これ以上、細かいことは書かないが、番組としては、「スタジオ整備に1億円もかけるのは無駄だ!」と批判したいんでしょう?!じゃあ、自前のスタジオを設置せずに(外注で)動画を作ったら、予算が少なくて済むとでもいうのだろうか?もっとお金がかかっているではないか!!(笑)論理の立て方に無理がある。(←当会注:既に県広報課は年間9千万円をかけてぐんまちゃんTVを製作しており、さらにその1.3倍もの税金を注ぎ込んで動画スタジオを作るわけだから、既に茨城県の予算をはるかにオーバーしているうえに、一太知事は茨城県庁内の動画スタジオが無用の長物に化している不都合な現実を直視したくないらしい)
もう1つの強烈な印象は、群馬県の「オンブズマン関係者」が登場した場面だった。考えてみたら、初めて「オンブズマン」と呼ばれる人たちの表情や発言を映像で見た。
細かいことは書かないが、自分が「オンブズマン」というものに抱いていたイメージとは、かなり違っていた。TVを見た一般の視聴者は、どう感じたのだろうか?!
この場面で、関係者の1人が黒塗りの書類(想定機材一覧)を示し、「まるで県が情報を隠しているかのように」まくし立てていたのには正直、驚いた。(←当会注:よほど最初の映像で登場した当会代表のインパクトが強烈だったようで、光栄の至りだ)
だってそうでしょう?!まだ入札も行われていないのだ。予算額は示せても、具体的な機材の積算なんて出せるわけがない!そんなことをしたら、県が情報公開条例に違反することになってしまうではないか!!(←当会注:どんな機材がどのくらい調達されるのか、さえも示さない。一太県政では、入札が公示されるまで、一切、調達機材の内訳と数量を県民に開示しないつもりか?群馬県議会には機材の内訳を示しているのに、オンブズマンだけには示したくないらしい。取材の際にこの事実を製作スタッフには説明済み)
優秀な番組スタッフが、こんなことを知らないわけがない。そう、知っていながら、この映像を使ったのだ。(苦笑)
番組の内容に関してまだ言いたいことはあるが、このくらいにしておこう。さあ、運動の時間だ。今晩は「足」だな。
追伸:「噂の東京マガジン」の番組スタッフによる知事インタビューの内容は、どこかでテキスト(全文)を掲載させてもらう。
○2019年12月16日23:53:15
TBS「噂の東京マガジン」で某自民党県議のインタビュー映像が1秒も使われなかった理由とは???
21時30分。高崎の自宅でパソコンを起動させた。
18時。自民党1、2期の県議による勉強会「誠新会」(自民党内の最大勢力)と知事との初めての懇談会に出席。県議側は16名のメンバー全員が参加。約2時間、県政の現状や課題、群馬の未来ビジョン等について議論を交わした。
本年4月の県議会議員選挙では、自民党にも9名の新人県議が誕生した。世代交代の流れの中で、群馬県議会の雰囲気も大きく変わりつつある。以前に比べると、ずっと風通しが良くなっている感じだ。👍 冒頭、星名幹事長も立ち寄って挨拶したと聞いた。
明るくて優しい星名先輩が幹事長だもの!若手県議だって伸び伸びやれるはずだ。(ニッコリ)知事だって、とてもやりやすい!!😄
スゴく楽しくて、情報満載の会合だった。よく笑ったし、政策の議論も出来た。1、2期の県議の皆さん、ありがとうございました!ぜひ2度目の意見交換会も企画してください!喜んで時間を作りますから!!
本日は午前10時から県議会本会議。台風被害対策を含む大型補正予算が議決された。そのまま、知事として初めて臨んだ県議会が閉会。続けて永年勤続議員の表彰式。知事の感謝状を手渡した。
終了後、知事応接室で、公明党からの予算要望に対応。3名の県議と意見を交わした。昼食の後、13時からはリベラル群馬の県議6名が来訪。予算要望書を受け取った。
14時から表敬訪問が2つ。15時。須藤館林市長等が渡良瀬川・利根川架橋推進協議会の要望を携えて来庁。16時からは某企業幹部との面談。16時30分には東毛経済同友会の幹部と会った。関係部局、首席補佐官等との打ち合わせの後、夜の会合(自民党1、2期県議との会食)に向かった。
さて、と。今日のブログはここまで。「さあ、これから運動する!」と言いたいところだけど、今晩は筋トレをやらない日だ。4、5日に一回、休みを取る。毎日、やればいいというものではない。
追伸:今晩の会合で一緒だった1期生県議の1人が、TBS「噂の東京マガジン」から(放送日の少し前に)県庁の動画スタジオに関する取材の要請を受けた。この若手県議は、わざわざ自民党県議団の幹事長の了解を取り、県議団の代表としてインタビューに臨んだそうだ。
この県議によると、「インタビューの時間は約20分。会話の一部を切り取られて放送されたら困ると思って、(確認用に)自分のスマホでも番組スタッフとの会話を録画させてもらった」とのこと。
「ところが、私の言葉は結局、番組の中で全く使われなかったんです!いくら何でもひどい!失礼ですよね!!」と怒っていた。(←当会注:当会の場合、取材は1時間半に及んだものの、インタビュー風景が映されたのは4名にとどまり、あとの3名はインタビューで熱弁を振るったにもかかわらず、ことごとく没になった。限られた放映時間内では、やむを得ないが、一太知事は許せないらしい。だったら来年4月の動画スタジオ完成時には、最初のテーマとして動画スタジオの是非を問うコンテンツを発信してはどうか)
明日、県議のインタビュー動画を見せてもらうことになっている。その上で、改めて感想を述べるつもりだが、この若手県議が動画スタジオに否定的な意見を言っているはずがない。
「だからこそ使われなかった」とすれば、番組そのものの「質」を問われることになると思う。実はもう1つ、他のインタビュー映像でも気になる部分がある。
**********
■以上のとおり、一太知事の公式ブログは思い付きで書き連ねられており、「不正確」という指摘に対して、耐えられるコンテンツになっていません。そこのところ、きちんと認識して自己評価する度量が、改革派知事としてぜひとも必要なのではないでしょうか?そうでしょ、一太知事殿。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
※参考情報1「山本一太・公式ブログ」
*****ブログ「気分はいつでも直滑降」抜粋(動画スタジオ①~④)*****
〇2019年10月21日00:01:20
なぜ動画スタジオ(放送スタジオ)を設置したいのか?!④〜もう1つの狙いは停滞感を打ち破るデモ効果
23時過ぎ。少し気を失っていた。睡魔を押し退けて、もう1本、ブログを書く。
少し前のことになるが、ある場所で、ある有力な政治家が、ある人物を酷評した。そこに(たまたま)複数の群馬県関係者がいた。
詳しいことは書かないが、この政治家の言葉を聞いて、大いに溜飲が下がった。😆心の中でつぶやいた。「ね?皆さん。私の言っているとおりでしょう?!」
少なくともその場に居合わせた人たちには、いつも周りに伝えている自分の評価が、大勢の人たちの共通認識だと分かってもらえたはずだ。いやあ、スッキリしたなあ!👍
その場面を思い出したら、眠気が吹っ飛んだ。(笑)さあ、動画(放送)スタジオ・シリーズの続編(その4)を始めよう。
何度も言ってきたように、県庁の最上階に整備する新しい動画(放送スタジオ)は、群馬の魅力を発信する拠点になると確信している。同時に、開かれた群馬県庁の象徴にしたいとも考えている。
知事選では、あちこちでこう訴えた。政策集の中にも、同じ趣旨のことが記されている。
「山本一太が知事になったからと言って、翌日から群馬県がガラッと変わるわけではない。が、間違いなく空気が変わる!そう信じている。多くの県民の心に、何かが起こるかもしれないという期待感が生まれる。群馬を活性化するためには、心の元気が何より大事なのだ!」と。
その①でも言及したが、群馬の魅力を内外にPRするための動画(放送)スタジオの設置は、知事選での重要な公約の1つだった。新知事としてその約束にいち早く着手し、必要な予算を確保した。来年の4月か5月(?)には、県庁の32階に最新のスタジオが出現する!!
「動画スタジオ」は、故郷の人々に、「なるほど、新知事には実現力がある!」「群馬県は変わり始めた!」と実感してもらうための最初のステップなのだ。
繰り返すが、県庁内に最新のスタジオを設置する最大の目的は、群馬県の発信力を高めることだ。が、この事業を大々的に展開することで、県民の間に漂う停滞感や閉塞感を打ち破るという狙いもある。だからこそ、(このプロジェクトを進めるにあたっては)「デモンストレーション効果」の最大化が、極めて重要な視点となる。
あ、気がつくと午前零時。次回のブログでは、「デモンストレーション効果」について説明する。
追伸:え?まあ、そう焦らないで。(笑)まだシリーズは続く。これからスタジオの運営方法とか、コンテンツの内容とか、予算規模等についても、具体的に解説していきますから!
〇2019年10月19日22:09:54
なぜ動画スタジオ(放送スタジオ)を設置したいのか?!③〜発信コンテンツのアイデアは無尽蔵?!!
20時過ぎ。熱いミルクティーを飲みながらのブログ。夕方。筋トレマシンで背筋と腹筋をやった。最近、運動後に飲むプロテインのドリンク(一太スペシャル)をスゴく美味しく作れるようになった。これ、マジに売れるかもしれない。(笑)
Youtubeで総合格闘技(MMA)の最新情報をチェックした。日本の格闘技の聖地は埼玉スーパーアリーナだ。群馬のGメッセでも大きな試合が組めるといいんだけど…なあ。
午前中、熊川嬬恋村長に電話した。少し前に黒沢上野村長にも連絡を入れた。今回の台風で大きな被害が出た地域には、県としても支援を強めていく。
さあ、ここからは、動画(放送)スタジオに関するブログの続き(その3)を書く。先ずは、県庁内に最新の動画(放送)スタジオを整備する狙い(目的)を整理してみよう。
県民が山本一太新知事に期待しているのは、群馬県の魅力を内外にアピールし、群馬の認知度と存在感を高めることだ。群馬ブランドの強化は、農畜産物を含む群馬のコンテンツの価値を引き上げ、インバウンドの増加を含む観光振興にも繋がる。
そのために公約に掲げたのは、知事による精力的なトップセールス戦略。この戦略を推し進めるため、(僭越ながら)山本一太の独自の発信力と発想力、行動力を最大限に発揮したい。そのための舞台装置が動画(放送)スタジオなのだ。
群馬を世界に発信するための手段は限られている。最大のツールがインターネットであることに異論を挟むひとはいないと思う。新しく県庁内に設置されるスタジオは、群馬の魅力を内外にPRするためのコンテンツ(動画等)を制作し、発信するための拠点になる。
スタジオ内の機材や設備を使って、動画等のコンテンツを制作、編集することはもちろん、このスタジオで、県政情報や県の魅力を伝え、県産品をPRする等の番組を放送する。
え?発信すべき材料や番組のアイデアは山ほどある。この点については、シリーズの中で改めて詳しく触れる。
もちろん、「直滑降ストリーム」のような知事自身がキャスターを務める番組は、目玉の1つになるだろう。現職閣僚や他県の知事、気鋭の研究者等にも、どんどん出演していただこうと思っている。あらゆる場面で知事が先頭に立つ!それがトップセールスというものだ。
ただし、勘違いしないで欲しい。知事の番組(週1回程度?)は、コンテンツの一部に過ぎない。大半を占めるのは、県庁職員や県民による番組になる可能性が大きい。このスタジオは、「県民にとって県庁をより身近な存在にする」ためにも大きな貢献を果たせると信じている。
これも詳しく後述するが、ただ「動画を作って流せばいい!」というものではない。「スマホで撮った映像を流せば済む!」などと言う人がいるが、ネットの潮流というものが全く分かっていない。
視聴者にインパクトを与えるために、「動画の質」は極めて重要なのだ。実際、有名なYouTuberは大抵、照明といいカメラを使っている。例えば、正確な災害情報をタイムリーに伝えるためには、安定したネット環境と鮮明な画像が欠かせない。
加えて、何か新しいことを始める際には、デモンストレーション効果も重要だ。
さあ、少し走ってから、遅めの夕食(栄養?)をとる。続きはその4で。
〇2019年10月19日16:15:08
なぜ動画スタジオ(放送スタジオ)を設置したいのか?!②〜県議会の圧倒的多数による議決に応える責任
昨日の昼も、地下1階の生協食堂で食べた。秘書課長と係長、首席補佐官が一緒だった。とても混んでいる時間帯だったが、何とか席を見つけることが出来た。初めてトライした鳥の照り焼きも美味しかった。👍
食事中、2人の男性から声をかけられた。
「山本知事、養豚協会のものです。豚コレラ問題ではお世話になっています。」
「あ、養豚農家の方ですね。毎日、本当に大変だと思いますが、頑張ってください。豚コレラ対策については、県も(引き続き)あらゆることを、全力でやらせていただきます!」
「ええ。知事には、自ら政府にワクチン接種を働きかけていただいて、感謝しています!これからも、よろしくお願いします!」
この言葉はとても嬉しかった。県の努力をちゃんと評価してくれている人たちもいると分かったからだ。
新たな野生イノシシの感染が見つかり、事態は更に緊迫している。養豚農家の人たちは日々、不安と必死に戦っている。ここは「時間との勝負」だ。1日も早く県内でのワクチン接種を始められる態勢を整えたい。
さて、ここからは「動画(放送)スタジオ」シリーズの続編。その1でも触れたが、動画スタジオの設置を中核とする9月補正予算は、共産党を除く全会派の圧倒的多数(50名中48名の賛成)をもって可決された。このことにとても感謝しているし、重く受け止めている。
ちなみに本会議終了後、共産党を除く全会派を回り、お礼を申し上げた。
国会であれ、地方議会であれ、1人の議員が公式に意思を示すのは、議会での投票だ。補正予算の目玉として盛り込んだ動画スタジオの設置に関しては、常任委員会でも様々な意見が出たと聞いている。が、県議会の本会議において、最終的には96%の県議が補正予算案に賛成票を投じてくれた。この事実は、しっかり書き残しておきたい。
どこかの新聞(群馬版?)に、「(動画スタジオの効果について)首を捻る自民党の県議もいる」などと書かれていた記憶がある。スタジオの狙いや活用方法について「もう少し細かい説明が欲しかった」と感じている県議もいるかもしれない。
何しろ、「県庁の最上階に最新の動画(放送)スタジオを作る」という他府県ではやったことのない事業なのだ。予算が通った後も、しっかり説明の努力を続けたいと思う。
が、仮にそういう県議がいたとしても、「山本知事なら、きっとこの新しい拠点を活用して群馬をもっと内外にアピールしてくれるに違いない!」という期待感を込めて、スタジオ整備の予算を認めてくれたのだと信じている。
だからこそ、圧倒的多数で動画スタジオ設置を了承してくれた48名の県議の人たちの期待に応えねばならないと強く感じている。来年の4月(?)以降、多くの県民に、「群馬を発信する新たな拠点が出来た!」「山本知事が言っていたのは、こういうことだったのか!」と思ってもらわねばならない!!
加えて言うと、万一、知事の肝入りで発進した動画スタジオ(放送スタジオ)がまともに機能せず、埃をかぶるようなことになってしまったとすれば、知事の予算案を圧倒的多数で議決した群馬県議会の見識そのものが疑われてしまう。心に誓った。県議会の判断が正しかったと必ず証明してみせる、と。
あ、大事な電話がかかってきた。この続きはその3で。いよいよ中身に入っていく。
〇2019年10月16日23:33:42
群馬県庁の最上階になぜ動画スタジオ(放送スタジオ)を設置したいのか?!①〜選挙公約と議決の重み
9月の補正予算の目玉として、県庁の32階に「動画(放送)スタジオ」を整備するための費用(約1億2千万円)を盛り込んだ。補正予算案は県議会の圧倒的多数で可決・成立した。
にもかかわらず、県庁内に「最新のスタジオを作る」ことに関しては、県内外に賛否両論があるようだ。マスコミの関心度も高い。地元メディアでは何度も報道されているし、ネットも反応している。今後、在京の主要メディアでも取り上げられる可能性がある。
こうした流れを踏まえ、久々に「直滑降ブログ」のシリーズ掲載をやることに決めた。県議会の一般質問や定例記者会見では、十分に説明し切れなかった動画(放送)スタジオ設置の目的や活用方法等を丁寧に解説する。
最初にまず断っておきたい2つのことがある。「動画スタジオの整備」が知事選挙の重要な公約の1つだったことと、最新のスタジオ設置を中核とする補正予算案が、共産党を除く全ての会派(50人中の48人)の賛成(=県議会の圧倒的な支持)で議決されているという事実だ。
本年7月下旬の群馬県知事選挙で初当選した。選挙の前に発表した政策集の中でも言及されている「動画(放送)スタジオの設置」は、知事選に立候補した山本一太の重要な公約の1つだった。
実際、千人以上が集まった大集会でも、駅前やスーパー近くの街頭演説でも、「群馬の新たな発信拠点を立ち上げる。県庁内に最新のスタジオを完備する!」と宣言した。「県知事になって最初にやりたいことはそれだ。例えば、県庁の最上階に最新のスタジオが出現すれば、群馬の新しい発信力のシンボルになる!」と熱っぽく訴えた。
どの会場でも、聴衆から大きな拍手が沸き起こった。演説の後、皆が声をかけてくれた。「他県の知事にはない発想だ。スゴく面白いと思うよ!」「一太さんらしくていい!直滑降ストリームもそこで放送するんでしょう?!」「群馬が本当に変わる気がしてきました!」
「動画スタジオの設置」を重要公約の1つに掲げ、知事選に圧勝した。しかも、群馬県知事選史上の最多得票で(かつ県選出の5人の衆議院議員全員の得票数と得票率を上回る数字で)当選を果たした。これは紛れもない事実だ。
公約は県民との約束だ。ましてや、「出来るだけ早く予算を確保し、出来るだけ早く着手する」とまで断言したプロジェクトを実行に移せないとしたら、自分は最初からウソつきになってしまう!(笑)
あ、そろそろお風呂のお湯を入れないと。今日は筋トレを休む日。何とか午前零時前に布団に倒れ込みたい。その2に続く。
**********※上記緑色の箇所が「本当?」と思しきところ
※参考情報2「動画スタジオに触れていない政策集発表」
**********産経新聞2019年4月26日15:44
「パッとしない群馬から脱却」 山本一太氏、知事選へ政策集発表
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↑夏の知事選に出馬予定の山本一太参院議員が政策を発表した=26日、前橋市大手町(糸魚川千尋撮影)↑
夏の群馬県知事選に立候補を表明している山本一太参院議員(61)が26日、前橋市内のホテルで記者会見し、県のブランド化の確立をはじめ5つの重点政策などで構成する政策集を発表した。今後、選挙戦をにらんで有権者への浸透を図っていく考え。
山本氏は会見で立候補の動機に言及、「これまでの61年の人生はすべて知事になるためにあった。どんな大臣になるよりも価値がある」と意気込みを語った。
山本氏は政策集を「自らの言葉で書いた」とした上で、5つの重点政策を主要な柱に据えた。180にわたる基本政策は安全から産業まで網羅的に収めた。
重点政策では、草津温泉など日本有数の観光資源に恵まれながら全国魅力度ランキングで下位に低迷する群馬県の実態を踏まえ、クリエーティブ拠点の整備などを通じブランド力を高めると表明。「『パッとしない群馬』からの脱却を目指す」と主張した。
県内の国内総生産(GDP)は人口比でみると全国上位に位置するなど「「経済指標は堅調だ」(山本氏)としながらも「一部産業に成長が偏っている」と指摘。県独自の自治体外交などを通じ訪日外国人客(インバウンド)らの誘致など観光振興を進め、さらなるGDP拡大を目指すとした。観光産業の将来を見据え、県立高に「国際観光科」を設置し専門人材育成に乗り出す案も披露した。
山本氏は会員制交流サイト(SNS)のツイッターやブログなどを駆使する政治スタイルで知られる。会見でも、トップ自ら、インターネットを通じ国内外へ情報発信を強化する必要性を強調。県民との直接対話を拡大するうえでもSNSを活用する考えを明らかにした。
*****公式ブログ「気分はいつも直滑降」*****
○2019年04月27日21:56:49
山本一太知事選公約(政策集)「世界はまだ群馬を知らない!」〜話題の表紙「群馬発信拳」はこれだ!!
21時過ぎ。高崎の自宅でブログ更新画面に向かっている。
午前10時30分。太田市運動公園野球場で開催された日本女子ソフトボールリーグ(太田大会:デンソーVSビックカメラ高崎)の試合へ。清水太田市長と2人で始球式に臨んだ。
先に投げた清水市長は、スピードの乗った見事なストライク!さすがは若い頃にソフトボールをやっていだだけのことはある。続けて群馬県ソフトボール協会長である山本一太がマウンドに。力まず、軽く投球した。ワンバウンドしたのは残念だったが、ほぼストライクボールだった。(ふう)
始球式の後は、そのまま清水市長に同行。市内の野外イベントに顔を出した。しっかりと知事選出馬をアピールさせてもらった!👍
さて、昨日の政策発表記者会見が、地元の上毛新聞を含むほぼ全ての全国紙(群馬版)に掲載されている。群馬TVでも報道されたようだ。
会見には10名以上の地区後援会の幹部も足を運んでくれた。ある出席者から連絡があった。「他の政治家ではあり得ない(?)政策集の表紙が一太さんらしいね!(笑)まあ、勢いがあっていいんじゃないかなあ!」だって。
公約(政策集)の中身は、全てこのブログ(+近く立ち上げる知事選の特設HP)で見られるようにするつもりだが、その前に話題になっている表紙の写真だけ掲載しておく。繰り返すが、政策州の表紙はブッ飛んでいても、中の政策はかなりしっかり纏めてあります!!(笑)
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