■令和5年4月30日に任期満了を迎える安中市議会議員の選挙が4月16日(日)に告示され、同23日(日)午前7時~午後6時にかけて投票が行われ、即日開票されます。これに先立ち、2月13日に立候補予定者説明会が市役所本庁舎で開かれ、定数20に対して24陣営(現職16、元職1、新人7)が出席しました。
出席者は、高橋由信、池島利明、松本次男、長嶋陽子、吉岡完司、巽久男、桜井喜久江、佐藤貴雄、今井敏博、罍次雄、金井登美雄、小林克行、武者葉子、宇佐美誠、小川剛、原田大、過に阿久雄、上原貴之、佐俣祐次、柳沢浩之、田中伸一、柳沢吉保、青佐貴志、有坂剛の各氏です。(以下、敬称は略させていただきます)
その後、実際に立候補に向けて事前審査を受けた候補者は、同じく24名の方々ですが、古参の田中伸一の名が見当たらないのと、視察研修旅行中に不祥事を起こした小林訂史が掲載されていることが分かります。
■さて、旧態依然の体質を引きずる古参議員が牛耳る新政会がのさばる安中市議会の現状ですが、前回選挙以降、これまで4年間にわたり市議会での活動ぶりを振り返り、何か指標がないかと検討しましたが、結局、一般質問の回数を目安にすることにしました。安中市議会のHPや、議会事務局に問い合わせた結果、以下のとおりとなりました。
質問内容の質はともかく、回数的に10回以上の議員を見てみましょう。
櫻井ひろ江(共産党)、長嶋陽子(公明党)、柳沢浩之(清風クラブ)が16回で毎回質問しています。
続いて、金井久男(共産党)、小林克行(民声クラブ)、小川剛(清風クラブ)が15回とほぼ毎回質問しています。
次に、12回質問したのは、佐藤貴雄(民声クラブ)、11回質問が松本次男(無所属)、10回質問が武者葉子(公明党)です。
■では、回数的に10回未満の議員を見てみましょう。
8回(つまり平均で定例会2回につき1回)質問したのが、金井登美雄(新政会)と罍次雄(新政会)です。
7回質問したのが、小林訂史(無所属)です。
6回が昨年10月に県議選出馬表明して今年2月に市議を辞職した遠間大和(新政会)です。
4回(つまり平均1年に1回)質問したのが高橋由信(無所属)と田中伸一(無所属)です。
2回(つまり平均2年に1回)質問したのが一昨年6月から議長をしている吉岡完司(新政会)です。議長は質問できないので、仮に同じペースで質問した場合、吉岡完司は4回に相当します。
1回しか質問しなかったのは巽久男(新政会)と今井敏博(新政会)です。今井敏博は、令和元年6月から2年間議長だったため、仮に同じペースで質問した場合は2回に相当します。
そして4年間の任期中、ただの一度も質問しなかった議員が二人います。柳沢吉保(新政会)と奥原賢一(新政会)です。
質問が少ない、あるいはまったく質問をしない議員の所属会派を見ると、新政会がほとんどです。回数の少ない順に、柳沢吉保、奥原賢一、巽久男、今井敏博、吉岡完司、遠間大和、金井登美雄、罍次雄です。田中伸一も公選法違反を取りざたされるまでは新政会でした。
■果たして、こうしたメンバーが市議会で幅を利かせている現状は、有権者市民にとって望ましいことでしょうか。
今回、新人として立候補を予定されている7名のかたがたは、ぜひ、市民の代表として執行部のお目付け役であることの自覚をお持ちいただき、市政を巡る様々なテーマで、疑問点、不明点、改善点、提案など積極的に発言を行っていただき、新政会のような数だけを誇る派閥を構成しないようにしていただきたいものです。
■そこで、市議選を前に、当会では、立候補予定者の皆様を対象に、次の内容のアンケートを送り、それぞれの見解についてお伺いすることにしました。
*****4/6安中市議出馬予定者の意識調査*****
市議会議員候補者の意識調査アンケート 令和5年4月6日
「2023年 安中市市議会議員選挙の候補者様へ」
市政をひらく安中市民の会
事務局長 小川 賢
TEL 090-5302-8312
FAX 027-381-0364
市民のために安中市をより良くしようと名乗りを上げた皆様に敬意を表します。現在、安中市では市庁舎建設の問題、道の駅建設の問題、人口減の問題、インフラの老朽化の問題など、多くの予算を必要とする問題を抱えております。つきましては、これらの問題に関する市議会議員候補者の皆さまの考えや意見を把握することで、より的確な候補者選択を市民にアピールする機会として、次のとおり「市議会議員候補者の意識調査アンケート」を実施することにしました。この機会に、あらためて市議会議員候補の皆様の今のご意見をうかがいたく存じます。本アンケートの趣旨をご理解いただき、多忙の折、誠に恐縮でございますが、令和5年4月11日(火)までに同封の返信用封筒にて投函して下さいますようご回答を賜りたくお願い申し上げます。アンケートの結果は公開させていただきます。
質問1.【仮設庁舎について】
安中市の議場は、本庁の旧庁舎3Fにあります。昭和34年竣工(築64年)の旧庁舎は耐震診断でDクラスと判定され、大きな地震で損壊や倒壊の虞があります。安中市は新たな市庁舎建設に際して仮設庁舎を使用しない方針を打ち出しています。旧庁舎に勤務する職員や来訪者の安全を無視して人命軽視も甚だしい判断です。貴方は、市議に当選後、このような庁舎で議員活動をしたいと思いますか?
既存の市有施設を活用すれば容易に仮設庁舎は実現できます。例えば、松井田庁舎2Fの議場は空いています。
市庁舎建設に際し、仮設庁舎を使用しない方針に賛成でしょうか?
① 賛成 ② 反対 ③ わからない
QRコード※耐震診断結
質問2.【市庁舎建設場所について】
安中市は、市庁舎建設について令和2年に4000人の市民を対象に市民アンケートを実施しました。
アンケートの結果、市庁舎建設場所は市役所現在地が1位になりました。2位の安高跡地に7%の差をつけたにもかかわらず、市は安高跡地へ市役所移転を決定しました。市議会は、14:5で市役所移転に賛成しました。
貴方は、市議会の多数派の出した市役所移転の判断に賛成でしょうか?
① 賛成 ② 反対 ③ わからない
QRコード:市民アンケート結果
質問3.【既存庁舎の活用について】
市役所本庁の現在の新庁舎は、平成13年竣工で耐震性の問題は無く、壁や間仕切りの無いオープンオフィス型庁舎です。この庁舎を活用して、足りない部分のみを建設すれば新たに建設する建物の延べ床面積は、4800㎡程度で済み、総事業費は30億円台で住みます。安高跡地に移転して全面的に新築した場合は、総事業費は、約54億円と試算されています。現在地での建て替えと安高跡地に移転する場合の差額は、20億円以上になります。20億円以上も余分に費用をかけるメリットの説明はありません。
貴方は、議員として最小の経費で最大の効果をあげるように努めることに賛成でしょうか?
① 賛成 ② 反対 ③ わからない
QRコード※わかりやすい市庁舎建設の話
質問4.【新庁舎建設の総事業費について】
市役所を安高跡地に移転する場合は、2022年の精査資料では、総事業費は約54億円と見積もられています、しかし、昨今の世界の情勢を鑑みると建築資材や人件費の値上がりで、この金額では収まらないと考えられます。もし、3割アップした場合は、総事業費は、65億円を超えると見込まれます。現在地建替えとの差額は30億円くらいになることが予測されます。土地開発公社を巡る不祥事件で群銀への和解金支払いがあと79年間で15億9千万円残っており、債務者の元職員の死去で22億円余りが回収不能の危機に直面している安中市の財政状況を考慮して、貴方は、総事業費65億円以上になっても市役所移転で進めることに賛成でしょうか?
① 賛成 ② 反対 ③ わからない
質問5.【道の駅と広域住民避難所の請願について】
令和2年6月議会に、原市地区代表区長他2名から[国道18号線沿いの道の駅設置および災害時等の広域住民避難場所」確保に関する請願〕が出されて市議会で採択されました。しかし、市は議会での採択に関わらず、請願で出された場所を工業団地にすることを決定しました。
国道18号線に面した郷原のこの場所は、集客施設で賑わいの創出が期待できる一等地です。5千世帯を擁する原市地区や松井田地区の地元需要も見込める道の駅の経営条件にも適した立地であり、妙義山、浅間山、荒船山などが遠望できる場所です。災害時の避難所としても使えるメリットも国土強靭化に役立つと考えられます。このような場所を工業団地にしてしまうのはもったいないと思いませんか?
雇用を増やすために工場誘致が重要なことは理解できますが、あなたは、郷原の道の駅候補地を工業団地にすり替えることに賛成でしょうか?
① 賛成 ② 反対 ③ わからない
QRコード※会議録の13項目目参照
質問6.【道の駅の建設場所について】
安中市には道路施設として板鼻パーキングがあります。東西に長い安中市では、市の端部である横川地区に道の駅を造るより令和2年6月議会に請願で出された国道18号線沿いの郷原の方が、安中市全域から出品しやすい、地元需要での黒字化も見込める、などのメリットがあります。
大雪等峠での災害時の待機場所としては横川地区に道の駅ではなくパーキングを設置すれば用は足りると思われます。東西に長い安中市は、中央部に近い辺りに「道の駅」を。東西に「パーキング」を配置するのが摘記していると考えられます。安中市民の生産者の出品が不便で、多くの市民の利用にも不便です。あなたは、横川地区への道の駅設置に賛成でしょうか?
① 賛成 ② 反対 ③ わからない
質問7.【小学校の統廃合について】
この2年間で松井田地区では、中学校2校、小学校3校が廃校になりました。安中地区でも、児童数100人以下の後閑小学校、秋間小学校、200人に満たない、磯部小学校、東横野小学校があります。日本では、小学校区は自治の最小単位のようなものでコミュニティ形成に役立ってきました。小学校の廃校は地域の活力を奪います。地域に学校が無くては都会からの移住者にも敬遠されてしまいます。移住者を呼び込むための先行投資と考えて100人以上の規模の小学校は存続させるべきだと思います。
あなたは、児童数何人以上であれば小学校を存続させるべきだと思いますか?
① 50人 ② 70人 ③ 100人 ④ 150人 ⑤ 170人 ⑥200人
QRコード※細野小、北中は廃校になりました
質問8.【自由意見】
安中市の市議会は、代々に亘り市長に阿る翼賛勢力が幅を利かせており、科学的、客観的視点で市民の側に立った議論が欠如しているように思われます。また、市当局が出す方向性についても同様に翼賛会に陥っており市から出された方針を論破できる能力を備えた議員が居りません。このような市議会の現状についてあなたのご意見をお聞かせください。
(スペースが足りない場合は、別紙を追加してください。)
[回答用紙のほうへ記入してください.]
ご芳名
メアド(任意)
※メアドをご記入していただければ、アンケートの結果をお知らせいたします。
ご協力ありがとうございました。
■なるべく市議候補の皆さんの記入のための労力の負担を軽くするために、回答は単純化しました。
お手間は取らせないよう配慮しましたのでご回答下さいますようお願いいたします。
アンケート用紙は、同封した返信用封筒に入れて投函して下さい。ご負担無きように切手は貼ってあります。尚、返信いただけない場合、及び無記入で返送していただいた場合は、その旨を公開させていただきます。
**********
■4月5日、市議選出馬予定者の皆さんに上記アンケートを発送しました。新政会の4人のメンバーを除く20名です。新政会所属市議でも、会派を離脱させられそうな金井登美雄候補と道の駅請願の紹介議員になった罍次雄候補にはアンケートを発送しました。
また、最新の情報によると、有坂剛候補が実際に立候補されるかどうか熟慮されているらしいとのことですが、安実から慶応の政経学部というユニークな経歴をお持ちなので、ぜひ有権者の選択肢を深めるためにも出馬を促す意味で送らせていただきました。
告示前には、アンケート結果をご報告できると思います。
【4月8日追記】お詫びと訂正
本日、当会の上記の記事の内容について、事実誤認の指摘が寄せられました。
*****4/8現職市議からの投稿*****
Twitter:ANNAKA CITY 安中市議会議員 さとう貴雄↓
https://twitter.com/itrenchtown
お世話になります。安中市議会議員の佐藤貴雄です。 市民オンブズマン群馬の皆さまにおかれましては、日頃より行政や議会を監視・検証し、市民の立場に立ったご活躍をなさっていることに敬意を表します。 さて、今回貴会の行なった調査に誤り等がありましたので、お知らせいたします。
安中市議会にてこの4年間に行なった一般質問ですが、私は令和元年6月議会に一般質問を行っていないことになっていますが、実際には行なっております。 また、安中市議会では議長だけではなく、副議長や監査委員、議会運営委員長も一般質問を控えるような風潮があります。
令和元年5月から3年5月まで私は副議長をつとめさせていただきましたが、その間も(いつもの半分になってしまいましたが)6月と12月には一般質問をいたしました。 議長でなければ可能なのだから、それをあえて主張する必要があるのか?とのご意見もあるでしょう。
しかしながら議会の閉鎖性や前例踏襲主義は貴会もご存じの通りです。議会改革は私の大事な思いでもあり、市民に開かれた議会を目指すためにも、なんやかや言われながら副議長として一般質問を行いました。 との内部事情がありながらのこと、是非とも正確な情報を広く市民の皆さまにお伝えください。
**********
さっそく添付して送付頂いた安中市議会のHPの平成元年6月定例会の会議録を確認したところ、佐藤貴雄候補の指摘通りでした。この場をお借りして深くお詫び申し上げますとともに、さっそく訂正いたしました。
なお、他にも事実誤認等の個所にお気づきのかたがいらっしゃれば、遠慮なくご連絡をお願いします。併せて、当会のブログ記事について、感想や批評などあればご遠慮なくどうぞ。
【4月14日追記】
本日までに寄せられた候補者のかたがたからの回答は以下のとおりです。
【高橋よしのぶ】↓
【小川剛】↓
【原田大】↓
【宇佐美誠】↓
【金井久男】↓
【佐藤貴雄】↓
【佐俣祐次】↓
【櫻井喜久江】↓
【青佐貴志】↓
以上のかたがたからご回答をいただきました。このほか、有坂剛候補から電話で「3択のアンケートでは思うところを伝えられない」とコメントをいただきました。
【4月15日追記】
本日寄せられた回答はありませんでした。本日時点でのアンケート集計結果と市政に関する自由意見、そして本アンケートに関する意見を以下に示します。
以上のとおり、本アンケートに関して貴重なご示唆やご指摘をいただきました。当会事務局から以下のとおりコメントを差し上げます。
■高橋由信様
ご意見ありがとうございます。
現在、市が発行する選挙公報が有権者が候補者を比較選択する唯一の資料になっておりますが、行政の重要な事案についての候補者の意見や見識が読み取れる資料にはなっておりません。そこで、有権者が候補者を容易に選択できるよう、また、候補者が有権者にアピールできるように用意したのがこのアンケートの主旨です。
有権者には、いろいろな階層の人が居ります。どなたにでもわかりやすいように、「賛成」、「反対」、「わからない」の三択の形式をとらせていただいてます。自由にご意見を書く欄も設けております。
アンケートの趣旨をご理解の上、ご協力願えればと思っております・
■佐藤貴雄様
ご意見ありがとうございます。
〇質問1について
安中市と同様に庁舎の耐震診断で危険と判定された自治体があります。それらの自治体の中では迅速に仮設庁舎に移った自治体があります。例えば、能代市、習志野市、志木市などの例があります。能代市の例では、廃校になった小学校を利用、志木市の例では、市有施設等計5カ所に分かれて仮設庁舎に移っています。議会と執行部の関係で仮設庁舎に移れないというのは、大変硬直した発想からではないかと思われます。人命第一、安全第一で考えていただきたいと存じます。
〇質問3について
4800㎡の総事業費30億円台の件、市が公開している「市役所新庁舎建設問題の精査」に関する報告書をご存じでしょうか?
大変良くできている報告書です。報告書の10頁、11頁の新庁舎建設事業費の試算をご覧ください。
項目⑱で旧庁舎と中庁舎計3800㎡を合併特例債を使用して建て替える事例が載っています。総事業費は、25.7億円と書いてあります。
4800㎡の例は、載ってませんが保健センターも含めて立て直した方が使い勝手が良いでしょう。市のデータを元に単位面積当たりの建設単価で計算すれば、4800㎡で32.46億円になります。なお、資料等で30億円と断定した数値は今まで使っていないと思います。概算ですので30億円台という表現をしているはずです。
〇質問4について
市民の不安を徒に煽りかねないフェイクニュースまがいというご指摘について、土地開発公社は、経営状況、財政的なリスクの現状で総務省から経営健全化方針の通知を受けている団体です。いつ潰れてもおかしくありません。裁判所が103年にわたるローンで返済してはどうかと和解条項を示したのも、そうしたことが背景になっています。潰れれば連帯保証人である安中市が全債務を引き継ぐことになります。
ちなみに、28年前に発覚し旧安中市を震撼させた巨額詐欺横領事件を受けて、当会は当時の市長が椅子を投げ出したため急遽実施された出直し市長選に候補を擁立しました。
その際、貴殿のご尊父の紹介で、自民党県連の重鎮だった戸塚一二氏と面談し、この史上空前の不祥事件に対する当会の取組み方針として、真相解明、責任所在の明確化、そして再発防止策の徹底を説明したことが昨日のように思い出されます。
貴殿はご存じないかもしれませんが、当時、公社と安中市は不可分であることから、安中市が潰れるかもしれないと、貴殿のご尊父も含め、市民の誰もが(元職員の関係者を除いて)憂いていました。
公社と市は別法人だという論法は、当会が元職員をはじめ市・公社の歴代幹部24名を相手取って損害賠償請求訴訟を提起した過程で、当時の小川勝寿市長兼公社理事長のツテで公社が東京から連れて来た弁護士らが主張し始めて、新島出身の市の訴訟代理人弁護士がそれを援用し、その結果、裁判所もそれを認めて、「公社は市とは別法人だから、市には損害がないので、住民には訴訟資格がない」という理屈で門前払いの判決が言い渡されたのでした。
総事業費について、いい加減な予測でしかない数値というのは、元になっている市の「市役所新庁舎建設問題の精査」に関する報告書の作成者や岩井市長に失礼だと思います。
アンケートの3択形式採用には、有権者の誰でもが候補者の考えを容易に判断できるように配慮しております。
〇質問7について
長いURLなので老眼の身にはなかなか誤読が多くてサイトにたどり着けず苦慮しております。できましたらQRコードか検索キーワードでお願いしたいと思います。
〇質問8について
矜恃をもって行動する議員さんは安中市にとって貴重な財産です。ぜひ市民の立場に立って50年後、100年後の安中市の姿を考えていただきたいと思います。
**********
16日からいよいよ選挙戦が始まりますが、選挙告示前の慌ただしい時間を割いて、回答にご協力くださった皆様にこの場をもって厚く御礼申し上げます。なお、まだ回答されていない候補者の皆さんにおかれましても、お忙しい最中のところ誠に恐縮ですが、ぜひご回答賜りたく、引続きお待ち申し上げております。
【4月18日追記】
選挙戦も3日目に突入し、普段、陳情をお願いしても誠意ある対応をしてくれない古参の現職議員も、この1週間ばかりは平身低頭「しっかり働きます。お願いします。どうか市議会に皆さんのお力で送り出してください」と連呼して回っています。
こうした中、新人候補のかたから、アンケートの回答をお寄せいただきましたのでご紹介します。質問用紙にもコメントをいただきましたので、回答用紙とあわせて掲載します。選挙戦の中の貴重な時間を割いて、当会にご回答くださり誠にありがとうございます。
【有坂剛】↓
【市政をひらく安中市民の会事務局からの報告】
※参考情報「新人候補のプロフィール」
これまでに事前審査を終えたことが確認されている新人候補について、ネット情報や巷間情報に基づき簡単にまとめてみました。順不同。敬称略。内容に誤りがあればご指摘ください。
【池島利明】
原市の酒屋(池田屋)経営。
〇有限会社池田屋:群馬県安中市原市3-3-19、Tel 027-385-8621
http://park21.wakwak.com/~ikedaya/
〇政治団体の名称/代表者の氏名/会計責任者の氏名/主たる事務所の所在地/届出年月日
池島としあき後援会/池島利明/半田国明/安中市原市3-3-19/令和4年8月2日
【宇佐美誠】
市職員(2023年1月退職)、安総同窓会長、上後閑地区。
〇2023年4月1日付安中市人事:保健福祉部福祉課主任=昇格(高崎市・安中市消防組合・派遺終了主事)宇佐美誠
〇FB:宇佐美誠↓
https://www.facebook.com/makoto.usami1213/?locale=ja_JP
【原田大】
共産党桜井ひろえ市議の後継者、元共産党市議の原田求氏の次男、秋間地区。
〇HP:日本共産党↓
https://www.jcp.or.jp/list/member/1021132
自治体:群馬県安中市
選挙区:安中市
生まれ:1968年5月
荒廃した地元農地の現状打開のため地元に戻り農業を起業。地域を動かすワンマイルスマイル活動を展開中!
地区連絡先:西毛地区委員会
事務所連絡先:群馬県安中市中秋間1522-1
dai.harada@proton.me
〇政治団体の名称/代表者の氏名/会計責任者の氏名/主たる事務所の所在地/届出年月日
原田大後援会/桜井ひろ江/中嶋昇太郎/安中市安中954-1/令和4年11月22日
【上原貴之】
1975年生、元会社員。
〇上原貴之後援会:URL↓
https://ueharatakayuki.crayonsite.com/
安中市立安中小学校→安中市立第一中学校→新島学園高等学校→早稲田大学政治経済学部政治学科卒業
「地元安中市の活性化を目指して、全力で頑張ります!」
379-0116群馬県安中市安中4520番地1
Tel:027-382-6365
E-mail:officeueh@gmail.com
【佐俣祐次】
松井田人見地区、建設業、高工同窓の伊藤県議支援。
〇佐俣祐次FB↓
https://www.facebook.com/people/%E4%BD%90%E4%BF%A3-%E7%A5%90%E6%AC%A1/100004324950901/?locale=ja_JP
〇政治団体の名称/代表者の氏名/会計責任者の氏名/主たる事務所の所在地/届出年月日
佐俣祐次後援会/佐俣祐次/佐俣祐次/安中市松井田町人見49-4/令和4年10月21日
【青佐貴志】
松井田地区、建設業、参政党、大分県出身。
〇青佐貴志FB↓
https://www.facebook.com/aosa.talashi/
〇政治団体の名称/代表者の氏名/会計責任者の氏名/主たる事務所の所在地/届出年月日
青佐たかし後援会/青佐貴志/相川建次/安中市松井田町松井田596-1/令和4年12月20日
【有坂剛】
安実→慶応経済学部卒、自動車修理販売業。
〇有坂自動車整備工場GO GO MOTORのHP↓
https://arisaka-seibi.wpro.work/
㈲有坂自動車整備工場代表取締役
https://arisakajidosya.wixsite.com/site/blank-5
〇西毛三田会(群馬県西毛地区の慶應義塾大学OB会)のHP↓
https://seimomitakai.com/2020/10/03/go-arisaka/
2020.10.03 有坂 剛(平成25年・経済)
コメントありがとうございます。
岩野谷地区を地盤とする候補が、選挙前に北野殿公会堂で座談会を計画して、開催直前に急遽会場を変更したのは事実です。
他の地区では、公会堂や公民館を選挙の際に選挙事務所として、あるいは政治報告会の会場として使用するケースは珍しくありませんが、北野殿地区の場合、2代続けて市長を輩出したこともあり、選挙の際に使用を認めると、不公平だとする意見に対して説明が必要となります。
そうした調整が煩わしいとして、北野殿地区では、20年ほど前から公会堂を特定の候補者の政治的活動に使用することを禁じる旨の規則が作られていました。
今回、そうした規則を知らずに市議候補者が地元北野殿地区の後援会幹部に座談会開催の手配を依頼したところ、幹部も20年前に作った規則があることを失念していて、公会堂での開催準備を進めている最中に思い出し、急遽、会場を別の場所に変更したという経緯があったと聞き及んでおります。
ひらく会情報部より