■長野高専の岩佐総務課長が、新型コロナ緊急事態宣言中にも関わらず、東京の自宅へ不要不急の往来を毎週末繰り返し、あまつさえ自分たちで決めた緊急事態宣言区域往来時の14日間出勤禁止・在宅勤務命令すら破り、何食わぬ顔で職場に顔を出し続けていたという衝撃の疑惑。その告発を受け、当会では5月25日に長野高専土居校長宛てに事実関係を質す公開質問状を提出したことは、既報のとおりです。
○2020年5月26日:【出張!オンブズマン】外出自粛中に長野高専総務課長が車で週末東奔西走?…真偽確認の公開質問提出!↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3169.html
このあるまじき疑惑に際し、極度の我慢と忍耐と不便を強いられ続けながらも、岩佐氏含む同校幹部らの(密室で決めた)指令に粛々と従ってきている学生や教職員など同校関係者らの不安と怒りは凄まじく、上記記事のコメント欄にもそうした憤りの声が多数寄せられています。そうした状況の中、同校の舵を握る土居信数校長がどのような返答をしてくるか注目されていました。
■すると6月3日の昼過ぎに長野高専から「回答」がありました。しかしそれは、「岩佐氏の私生活に関する事項」であることを理由に、事実関係の有無すらも一切回答拒否とするものでした。つまり同校は、疑惑の一切に答えず隠蔽する方針に出たことになります。
長野高専関係者唖然の長野高専回答FAX内容は次のとおりです。
*****FAX送り状*****
2020 06/03 13:48 FAX 026 295 4356 長野高専 総務課
長野市大字徳間716 長野工業高等専門学校
TEL (026) 295-7003
Fax (026) 295-4356
FAXのご案内
送 付 先: 市民オンブズマン群馬 代表 小川 賢 殿
発 信 元: 長野工業高等専門学校 総務課課長補佐 北原
FAX番号: 027-224-6624
送付枚数: 3枚(送り状を含む)
電話番号: 027-224-8567
日 付: 令和2年6月3日
件 名: 公開質問状に係る回答について
□至急! □ご参考まで ■ご確認ください □ご返信ください □ご回覧ください
長野高専総務課課長補佐の北原でございます。
公開質問状に係る回答につきまして,別添のとおり送信いたしますので、よろしくお取り計らい願います。
**********
*****公開質問状に係る回答について*****
令和2年6月3日
市民オンプズマン群馬代表
小 川 賢 殿
独立行政法人国立高等専門学校機構
長野工業高等専門学校
公開質問状に係る回答について
令和2年5月25日付で依頼のありました,公開質問状について,別紙のとおり回答いたしますので,よろしくお願いいたします。
担当:長野工業高等専門学校
総務課課長補佐(総務担当) 北原 斉
〒381- 8550 長野市徳間716
電話 026-295-7132
**********
*****別紙・公開質問状に係る回答について*****
別紙
公開質問状に係る回答について
質問(1)
貴学の総務課長である岩佐氏について、県境をまたぐ移動の自粛が要請されている緊急事態宣言期間中にも関わらず、毎週末に東京の自宅に帰っていた疑惑が取り沙汰されているようです。事実、(呉高専に勤務していた関係か)特徴的な白の広島ナンバーが付いている岩佐総務課長の車だけが、毎週金曜日から日曜日まで必ず宿舎を不在にしているようです。このことについて、貴殿もしくは貴学では承知していますか?また、この疑惑について事実か否かを回答いただきたく存じます。
質問(2)
一般論として、学生や教職員に外出自粛・移動自粛を命じ、忍耐を強いる側である以上、自ら範を示さなければならない学校幹部らが、仮に自らその通達や要請を破っていた場合、貴学のコンプライアンスや規則に照らして問題はありますか、ありませんか。
質問(3)
貴学の校長であり、今年4月から高専機構の理事に名を連ねた貴殿のご自宅も、前職の東京高専及び機構本部の所在する八王子界隈にあるようですが、緊急事態宣言中に、ご自宅には一切戻ってはいませんか?
回答(1)~(3)
(1)から(3)とも,私生活に関する事項であり,学校が事実関係を把握しているかどうかも含め回答はいたしません。
質問(4)
今年3月に退職した電子情報工学科の女性教員について、貴学内において同学科の人物から「セクハラ」ないし「セクハラを超えてストーカー紛いとも思える行為だった」と言う、セクハラが原因の退職だとする疑惑がささやかれているようです。さらには「昨年度1年間殆ど出勤していない」とも聞こえてきております。このことについて、貴学もしくは貴学では事実関係を把握されていますでしょうか?また、把握されていた場合、どのような対応をおとりになったのでしょうか?
回答(4)
個人情報に関する質問のため事案の存否も含め回答はいたしません。
**********
●回答FAXのPDF⇒ 20200603jfax.zip
■読者の皆様はどう思われたでしょうか。元々それほどマトモな対応は期待していなかった当会ですら、ここまでのあまりにもタガの外れた倫理観の崩壊ぶりを信じたくはありませんでした。
国立の教育機関に勤める公務員、しかも管理職ともあろう者が、自ら決定に関わったはずの規則を自ら平然と破り、学生や同僚・部下の健康と生命を脅かしかねない行為に及んでいたという由々しき事態は、きわめて公共的な問題であり、岩佐達也という男のプライベートに矮小化して話をすり替えられるはずがありません。
事実であれば即座に教職員・学生など接触者の特定に動き始めなければならないうえ、重大な規則命令違反として何かしらの処分・通達が下されてしかるべきなのですから、そもそも「私生活に関する事項」などとして岩佐氏の個人問題として留めておけるたぐいの話ではないはずです。にも関わらずこうした強弁を放ってきたところからすると、「済んだこと」としてお咎めなしのまま勝手に水に流す気は満々のようです。
極めつけに、「一般論として」と前置きを入れた質問(2)まで「私生活に関する事項」として回答拒否されているのは、あまりに不条理すぎて理解に苦しみます。日本語が読めないのでしょうか?
■ところで本公開質問状は土居学校長宛てに送ったものでしたが、回答担当は総務課課長補佐の北原氏とされています。総務課長のしでかした重大疑惑に関する回答を、その右腕である総務課長補佐に答えさせること自体、あまりにも常識外れとしか言いようがありません。これでは本人に回答を任せているのとほとんど何も変わりません。こうして保身のためになりふり構わない「回答」を作ることは目に見えています。
もっとも、それが土居信数という男の目論見であり、本件については徹底的に封殺するから追及しても意味がありませんよ、という内外へのメッセージなのかもしれません。
いずれにせよ、「特権階級」はどんな無法もアリ、という長野高専の掟がこの上なく如実に示される形の「回答」となりました。これでは、素直に上層部の決めたことに従い、学校ひいては社会のため筆舌に尽くしがたい犠牲を払ってコロナ禍に延々耐えてきた学生や教職員のかたがたが、まるでバカ同然です。
■そしてオマケのように、長野高専電子情報工学科のセクハラ退職問題も一切回答拒否とされています。
あくまで当会の感想として、当会が活動初めに出したアカハラ公開質問状に対して西尾時代の群馬高専が返した「回答」を彷彿とさせます(参考:https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1590.html)。以後、当会が高専の問題に深く関わる端緒ともなった出来事でありますが、あれから5年以上が経っても、高専組織の体質は何一つ変わっていないのだということを嫌が応にも痛感させられます。
本件に関して、当会に各方面から寄せられた情報によると、退職された被害者の女性教員は、学科の男性准教授Fより一方的な好意で、ストーカー紛いのセクハラを受けていたようです。結果、「同じ学科に戻りたくない」と漏らすようになり、2019年度(つまり土居現校長就任年度)から休暇・休職状態に陥り、遂に同年度末(つまり今年3月末)に退職されたようです。
学校の対応について触れると、休職状態になる前、被害女性教員は、学科長(藤澤教授)や石原校長(当時)に対して被害を訴え対処を求めていたにも関わらず、まったく相手にされなかったとのこと。
(当会注:この点、情報提供者の方から、「当時の石原校長は佐野太を失って自分の保身しか考えてなかったのかもしれない」とのコメントあり。あくまで筆者の私見としては、佐野太が失脚していなくても対応に大して差はなかっただろうとは感じるが、とことん間の悪いタイミングであったのは確かかもしれない)
長野高専としては、「個人情報」を理由にこの事件も揉み消そうとしているようですが、「個人情報」と一緒にセクハラ加害教員と学校の悪辣対応まで保護されてはたまりません。体質改善や加害者の処分どころかろくな調査もなされないままでは、加害者は野放し同然です。これでは、味を占めた加害教員により、また女子学生・女性教員が新たな「獲物」とされてしまう危険性は避けられません。
「キラキラ高専ガール」などと銘打って(https://www.kosen-k.go.jp/gender/girl/2012/10/post-1.html)高専への女性進出を呑気に推進しておきながら、セクハラの毒牙から守ろうともせずに退職に追い込み、あげく、取り返しが付かなくなったあとに「個人情報」だけは都合よく守って事件自体を揉み消してしまうのですから、まったく詐欺同然と評するしかありません。
■このように長野高専の呆れた実態が浮き彫りになった今般、当会では引き続き同校の抱える問題を追及していく方針です。
しかし、あえて直言すれば、あくまで学校運営の主体は学生・教職員・後援会等の内部関係者です。忸怩たる思いながら、当会も隣県の第三者の立場から助太刀するのが限界であり、ありとあらゆる悪事について居直るようになってしまった学校をわずかなりとも動かせるのは、やはり当事者である学校関係者ひとりひとりの良識をおいて他にはありません。
本ブログをお読みになっている読者の方々におかれましては、よろしければ、各位の関係する範囲で構いませんので、学生や教員に当会の活動と自学の抱える問題を伝え、呼びかけて認知の和を広げていただければ幸いです。
あわせて、学生各位におかれましては、自分の保護者にも不安と問題を伝え、後援会の問題意識にも火を付けていただくなど、ご協力賜れれば幸いです。
その他、各種報道メディアへの情報提供、SNS上での問題提起も当会として大賛成です。その際、当会HPやブログ等へのリンクは一切遠慮なく自由にお使いください。太っ腹の長野高専は『私生活に関する事項』であれば一切不問にしてくれるようなので、堂々『私生活』で長野高専の問題を訴えても問題がないはずです。
【6/11追記】
■6月10日、 長野高専に2回目の公開質問と開示請求書を提出しました。 詳細は以下続報をご覧ください。
※続報 URL ⇒ https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3174.html
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
○2020年5月26日:【出張!オンブズマン】外出自粛中に長野高専総務課長が車で週末東奔西走?…真偽確認の公開質問提出!↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3169.html
このあるまじき疑惑に際し、極度の我慢と忍耐と不便を強いられ続けながらも、岩佐氏含む同校幹部らの(密室で決めた)指令に粛々と従ってきている学生や教職員など同校関係者らの不安と怒りは凄まじく、上記記事のコメント欄にもそうした憤りの声が多数寄せられています。そうした状況の中、同校の舵を握る土居信数校長がどのような返答をしてくるか注目されていました。
■すると6月3日の昼過ぎに長野高専から「回答」がありました。しかしそれは、「岩佐氏の私生活に関する事項」であることを理由に、事実関係の有無すらも一切回答拒否とするものでした。つまり同校は、疑惑の一切に答えず隠蔽する方針に出たことになります。
長野高専関係者唖然の長野高専回答FAX内容は次のとおりです。
*****FAX送り状*****
2020 06/03 13:48 FAX 026 295 4356 長野高専 総務課
長野市大字徳間716 長野工業高等専門学校
TEL (026) 295-7003
Fax (026) 295-4356
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発 信 元: 長野工業高等専門学校 総務課課長補佐 北原
FAX番号: 027-224-6624
送付枚数: 3枚(送り状を含む)
電話番号: 027-224-8567
日 付: 令和2年6月3日
件 名: 公開質問状に係る回答について
□至急! □ご参考まで ■ご確認ください □ご返信ください □ご回覧ください
長野高専総務課課長補佐の北原でございます。
公開質問状に係る回答につきまして,別添のとおり送信いたしますので、よろしくお取り計らい願います。
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令和2年6月3日
市民オンプズマン群馬代表
小 川 賢 殿
独立行政法人国立高等専門学校機構
長野工業高等専門学校
公開質問状に係る回答について
令和2年5月25日付で依頼のありました,公開質問状について,別紙のとおり回答いたしますので,よろしくお願いいたします。
担当:長野工業高等専門学校
総務課課長補佐(総務担当) 北原 斉
〒381- 8550 長野市徳間716
電話 026-295-7132
**********
*****別紙・公開質問状に係る回答について*****
別紙
公開質問状に係る回答について
質問(1)
貴学の総務課長である岩佐氏について、県境をまたぐ移動の自粛が要請されている緊急事態宣言期間中にも関わらず、毎週末に東京の自宅に帰っていた疑惑が取り沙汰されているようです。事実、(呉高専に勤務していた関係か)特徴的な白の広島ナンバーが付いている岩佐総務課長の車だけが、毎週金曜日から日曜日まで必ず宿舎を不在にしているようです。このことについて、貴殿もしくは貴学では承知していますか?また、この疑惑について事実か否かを回答いただきたく存じます。
質問(2)
一般論として、学生や教職員に外出自粛・移動自粛を命じ、忍耐を強いる側である以上、自ら範を示さなければならない学校幹部らが、仮に自らその通達や要請を破っていた場合、貴学のコンプライアンスや規則に照らして問題はありますか、ありませんか。
質問(3)
貴学の校長であり、今年4月から高専機構の理事に名を連ねた貴殿のご自宅も、前職の東京高専及び機構本部の所在する八王子界隈にあるようですが、緊急事態宣言中に、ご自宅には一切戻ってはいませんか?
回答(1)~(3)
(1)から(3)とも,私生活に関する事項であり,学校が事実関係を把握しているかどうかも含め回答はいたしません。
質問(4)
今年3月に退職した電子情報工学科の女性教員について、貴学内において同学科の人物から「セクハラ」ないし「セクハラを超えてストーカー紛いとも思える行為だった」と言う、セクハラが原因の退職だとする疑惑がささやかれているようです。さらには「昨年度1年間殆ど出勤していない」とも聞こえてきております。このことについて、貴学もしくは貴学では事実関係を把握されていますでしょうか?また、把握されていた場合、どのような対応をおとりになったのでしょうか?
回答(4)
個人情報に関する質問のため事案の存否も含め回答はいたしません。
**********
●回答FAXのPDF⇒ 20200603jfax.zip
■読者の皆様はどう思われたでしょうか。元々それほどマトモな対応は期待していなかった当会ですら、ここまでのあまりにもタガの外れた倫理観の崩壊ぶりを信じたくはありませんでした。
国立の教育機関に勤める公務員、しかも管理職ともあろう者が、自ら決定に関わったはずの規則を自ら平然と破り、学生や同僚・部下の健康と生命を脅かしかねない行為に及んでいたという由々しき事態は、きわめて公共的な問題であり、岩佐達也という男のプライベートに矮小化して話をすり替えられるはずがありません。
事実であれば即座に教職員・学生など接触者の特定に動き始めなければならないうえ、重大な規則命令違反として何かしらの処分・通達が下されてしかるべきなのですから、そもそも「私生活に関する事項」などとして岩佐氏の個人問題として留めておけるたぐいの話ではないはずです。にも関わらずこうした強弁を放ってきたところからすると、「済んだこと」としてお咎めなしのまま勝手に水に流す気は満々のようです。
極めつけに、「一般論として」と前置きを入れた質問(2)まで「私生活に関する事項」として回答拒否されているのは、あまりに不条理すぎて理解に苦しみます。日本語が読めないのでしょうか?
■ところで本公開質問状は土居学校長宛てに送ったものでしたが、回答担当は総務課課長補佐の北原氏とされています。総務課長のしでかした重大疑惑に関する回答を、その右腕である総務課長補佐に答えさせること自体、あまりにも常識外れとしか言いようがありません。これでは本人に回答を任せているのとほとんど何も変わりません。こうして保身のためになりふり構わない「回答」を作ることは目に見えています。
もっとも、それが土居信数という男の目論見であり、本件については徹底的に封殺するから追及しても意味がありませんよ、という内外へのメッセージなのかもしれません。
いずれにせよ、「特権階級」はどんな無法もアリ、という長野高専の掟がこの上なく如実に示される形の「回答」となりました。これでは、素直に上層部の決めたことに従い、学校ひいては社会のため筆舌に尽くしがたい犠牲を払ってコロナ禍に延々耐えてきた学生や教職員のかたがたが、まるでバカ同然です。
■そしてオマケのように、長野高専電子情報工学科のセクハラ退職問題も一切回答拒否とされています。
あくまで当会の感想として、当会が活動初めに出したアカハラ公開質問状に対して西尾時代の群馬高専が返した「回答」を彷彿とさせます(参考:https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1590.html)。以後、当会が高専の問題に深く関わる端緒ともなった出来事でありますが、あれから5年以上が経っても、高専組織の体質は何一つ変わっていないのだということを嫌が応にも痛感させられます。
本件に関して、当会に各方面から寄せられた情報によると、退職された被害者の女性教員は、学科の男性准教授Fより一方的な好意で、ストーカー紛いのセクハラを受けていたようです。結果、「同じ学科に戻りたくない」と漏らすようになり、2019年度(つまり土居現校長就任年度)から休暇・休職状態に陥り、遂に同年度末(つまり今年3月末)に退職されたようです。
学校の対応について触れると、休職状態になる前、被害女性教員は、学科長(藤澤教授)や石原校長(当時)に対して被害を訴え対処を求めていたにも関わらず、まったく相手にされなかったとのこと。
(当会注:この点、情報提供者の方から、「当時の石原校長は佐野太を失って自分の保身しか考えてなかったのかもしれない」とのコメントあり。あくまで筆者の私見としては、佐野太が失脚していなくても対応に大して差はなかっただろうとは感じるが、とことん間の悪いタイミングであったのは確かかもしれない)
長野高専としては、「個人情報」を理由にこの事件も揉み消そうとしているようですが、「個人情報」と一緒にセクハラ加害教員と学校の悪辣対応まで保護されてはたまりません。体質改善や加害者の処分どころかろくな調査もなされないままでは、加害者は野放し同然です。これでは、味を占めた加害教員により、また女子学生・女性教員が新たな「獲物」とされてしまう危険性は避けられません。
「キラキラ高専ガール」などと銘打って(https://www.kosen-k.go.jp/gender/girl/2012/10/post-1.html)高専への女性進出を呑気に推進しておきながら、セクハラの毒牙から守ろうともせずに退職に追い込み、あげく、取り返しが付かなくなったあとに「個人情報」だけは都合よく守って事件自体を揉み消してしまうのですから、まったく詐欺同然と評するしかありません。
■このように長野高専の呆れた実態が浮き彫りになった今般、当会では引き続き同校の抱える問題を追及していく方針です。
しかし、あえて直言すれば、あくまで学校運営の主体は学生・教職員・後援会等の内部関係者です。忸怩たる思いながら、当会も隣県の第三者の立場から助太刀するのが限界であり、ありとあらゆる悪事について居直るようになってしまった学校をわずかなりとも動かせるのは、やはり当事者である学校関係者ひとりひとりの良識をおいて他にはありません。
本ブログをお読みになっている読者の方々におかれましては、よろしければ、各位の関係する範囲で構いませんので、学生や教員に当会の活動と自学の抱える問題を伝え、呼びかけて認知の和を広げていただければ幸いです。
あわせて、学生各位におかれましては、自分の保護者にも不安と問題を伝え、後援会の問題意識にも火を付けていただくなど、ご協力賜れれば幸いです。
その他、各種報道メディアへの情報提供、SNS上での問題提起も当会として大賛成です。その際、当会HPやブログ等へのリンクは一切遠慮なく自由にお使いください。太っ腹の長野高専は『私生活に関する事項』であれば一切不問にしてくれるようなので、堂々『私生活』で長野高専の問題を訴えても問題がないはずです。
【6/11追記】
■6月10日、 長野高専に2回目の公開質問と開示請求書を提出しました。 詳細は以下続報をご覧ください。
※続報 URL ⇒ https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3174.html
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
本件に多大な関心をお寄せくださり感謝申し上げます。
当会では6月10日、 本件に関する第二のアクションとして公開質問状等を提出しました 。
詳細は本記事末尾の追記リンクからご覧ください。
市民オンブズマン群馬事務局より
ここまで筋が通らない話というのもそうそうありませんから、貴殿らが強烈な理不尽を感じるのは当然です。
会社や役場でもアウトですが、それにもまして、青少年に範を示さねばならない「教育機関」の長とトップ級幹部がこの乱行ぶりという有様に閉口せざるをえません。
貴殿らが安心して勉学に励める環境作りのサポートに、微力ながら邁進してまいります。
市民オンブズマン群馬事務局より
どんな酷い回答をしてHPに載せられようと、どうせ誰も見ていないし、見ていたとしてすぐ忘れるし、忘れなかったとしても、権限を掌握している自分たちに表立って逆らうことなんかできないだろう、と舐め腐っているのでしょう。実際、高専のシステムは運営者の倫理観とか常識とか良心といったものを前提にしているところがあり、本気で居直られると外部の第三者からはなかなか手の施しようがありません。
ただし、一握りの「幹部」よりも一般の教職員・学生・保護者の方が数としてずっと多いわけですから、長野高専関係者らがしっかり良識を発揮し団結して、腐敗しきった幹部たちを孤立させていくことも、ひとつの手立てであると思います。
>>「通りがかり」さんへ
ごもっともです。大いに同意します。
>>「無題」さんへ
仰る通りです。責任を取るのが嫌なら幹部になどならなければいいし、その分の権限や高給も返上して末端の職員として静かに生きればよいのです。
市役所職員であれ警察官であれ、職務中でないプライベートであっても何かをやらかせば時には報道され、所属組織の見識と倫理観を問われるのが公務員というものであり、日本の常識です。もはやこれでは独立国家長野高専です。
>>「関西の高専関係者」さんへ
仰る通り、まじめになっている他の高専とその関係者が不憫です。高専はよく「マイノリティ」と見られ、それだけに出身者・関係者の帰属意識と仲間意識も強いようですが、裏を返せば赤っ恥も即座に波及するということです。もっとも、元締めの高専機構自体がマトモではないので、どの道関係者の意に関わらず全国高専の問題ということになってしまうのかもしれません。
市民オンブズマン群馬事務局より
後々、決定的な証拠や証言が出されてしまった時のことを考えると、「事実無根だ」と大嘘で返すにもいかず、結果このような対応になったのでしょう。
しかし、これでは逆に悪事を自白しているに等しいうえ、苦しみに耐えている同校関係者の神経を余さず逆なでする暴挙でしかありません。
「FAX送り状」をよく見ると、いつも読点に「,(コンマ)」を用いているところ、一部「、(テン)」が紛れ込んでいることがわかります。
焦っていたことがうかがえますが、しかし回答期限まで2日も残していたのですから、落ち着いてチェックもできたはずです。
思うに、自分自身が追及されることになるとは思ってもおらず、かつ土居校長の優待で回答権を掌握できた岩佐氏にとって、一刻も早く本件を鎮火させたい気持ちがはやったのでしょう。
岩佐氏個人としては、追及が一切無駄であることを内外に誇示し、保身に成功したつもりなのでしょうが、自高専の名を使って回答を出した以上、悪しき前例として他高専や他教育機関に波及していくのは必至です。高専組織を普遍的に蝕む「私物化」の病弊もここまで来ています。
>>「しがない高専関係者」さんへ
全くその通りです。これでは、他の高専にも悪しき前例として波及しかねません。
しかし、「オンブズマン案件」である以上、長野高専も高専機構本部に余さず報告している気もします。平素から万事について気持ち悪いほどに「情報共有」を行い、それをタテに時間稼ぎを図っているからです。場合によっては、御用達の銀座の弁護士にアドバイザーをしてもらっているはずです。
本件に関して機構本部の関与はどの程度なのか、国立高専全体を統括している高専機構本部としていったいどのような見解を持っているのか、不思議です。
市民オンブズマン群馬事務局より
仰る通り、普通の感性をしたマトモな大人であれば、こんな恥も外聞もない所業に対しては申し訳なさで心がいっぱいになるものです。
総務課長様は学校長とグルになって「コロナなんか知らねえよ」と言わんばかりの自由で優雅な生活を謳歌しているというのに、その当の一味が作った「ルール」をどんな気持ちで守れというのでしょう。教員のかたがたは、どんな顔をして学生たちに「ルール」を伝えればよいというのでしょう。心を鬼にして彼らの学生生活と青春を犠牲に捧げさせなければならない現場の方々の胸中は、どれほどのものでしょう。
ところで長野高専J科セクハラ退職問題については、被害女性教員がセクハラを受け、J学科長藤澤と石原に揉み消され、休職に追い込まれていた最中にも、ずっと当会は(別件とはいえ)長野高専への追及を続けていたはずでした。それにも関わらず、これほど根の深い問題がこれまで浮上していなかったことを考えると、長野高専内での情報分断もまた相当に深刻であると結論されます。よって、当会は長野高専関係者の方々の情報プラットフォームとしても機能すべく、今後も活動に邁進してまいります。得た情報は遠慮なく当会にタレコミ下さい。
市民オンブズマン群馬事務局より
うちの高専にも波及しない心配です。
女性教員もここまで根が深かったのかと驚いてます。多分情報提供者の内容がほぼほぼ事実なのでしょう。J科学生のコメントが多いのも、女性教員と同じ学科だからと言った関係もあるかもしれません。女性教員もパッタリと見なくなったのでどうしてるか心配です。
岩佐氏がどんな顔をして自らの補佐にこの滅茶苦茶な保身回答を書かせたのか、まったく見てみたかったものです。恥という概念がないのでしょう。
貴君らの反応を見ていると、J科セクハラ退職事件に関しても見事に学校側の情報封鎖が功を奏してしまっていた様子が見て取れます。治外法権で加害教員をどうにもできない場合、残念ながらもはや女子各位には自衛を図ってもらうほかありません。そのためにも情報共有が重要になってくるかと思います。
団結すればするほど学校側も手出ししにくくなるはずです。慎重に事を運びつつ、学業に差し障りない程度で、問題提起と自衛を進めていただければ幸いです。もちろん、未来ある諸君らに無理はしてほしくありませんから、内部者では処分が怖くてできないような「穢れ仕事」は全部当会にお任せください。
市民オンブズマン群馬事務局より
心中お察しします。公務員の管理職ともなれば一挙手一投足に相当な責任が伴うものと理解していましたが、長野高専ではどうも上に行くほど責任が軽くなっていくようです。こんなコンビニの学生バイト未満の責任感覚で高給だけは一丁前に貰っているのですから、ふざけているにも程があります。
問題意識をFACE TO FACEで広く伝えていくことは内部者にしかできないことですから、どうかよろしくお願いします。当会としても、多岐にわたる高専関連タスクのひとつとして、可能な限り全身全霊をもって対処していきたいと存じます。
市民オンブズマン群馬事務局より