『松江の町は黒い』
作家 阿刀田 高(たかし)さんは書いている
(「和の心 日本の美 松江」 編集発行 松江観光協会)
しっとりした黒い町・・・・・と
それは、黒松のせいと・・・・
久しぶりに黒松の銘木を見る、城山お堀の松たち
ほんとにりっぱである。
太い
黒い
曲がっている
倒れている
なによりも
黒々としている
堀の水は光り
舟が行き
鳥が飛ぶ
うっそうとしている対岸
侍が歩く
商人が歩く
小泉八雲、せつさんが歩く
籠が走る
魚屋も行く
金魚売
とうふ売りも歩いたかな?
むかしむかしの
城下町
松江の黒松は
城山の松
何本か枯れたけれども
また植えられる
嫁島の黒松
夕日を写して
横に並ぶ
道の脇にも黒松
こぎれいに散発されて
植えられたばかりの
ニューフェイス
青年の黒松
島根の木
作家 阿刀田 高(たかし)さんは書いている
(「和の心 日本の美 松江」 編集発行 松江観光協会)
しっとりした黒い町・・・・・と
それは、黒松のせいと・・・・
久しぶりに黒松の銘木を見る、城山お堀の松たち
ほんとにりっぱである。
太い
黒い
曲がっている
倒れている
なによりも
黒々としている
堀の水は光り
舟が行き
鳥が飛ぶ
うっそうとしている対岸
侍が歩く
商人が歩く
小泉八雲、せつさんが歩く
籠が走る
魚屋も行く
金魚売
とうふ売りも歩いたかな?
むかしむかしの
城下町
松江の黒松は
城山の松
何本か枯れたけれども
また植えられる
嫁島の黒松
夕日を写して
横に並ぶ
道の脇にも黒松
こぎれいに散発されて
植えられたばかりの
ニューフェイス
青年の黒松
島根の木