済生会富山病院、健康診断特化の新施設 2024年夏完成
2023年2月14日 (火)配信北日本新聞
済生会富山病院(堀江幸男院長)は、健康診断に特化した新施設を2024年夏までに建設する。13日に同病院で開かれた富山交通との健康増進に関する連携協定調印式の中で明らかにした。職員数も増やして受け入れ体制を拡充し、地域の健康づくりの拠点にする。
施設は4階建てで、3月に着工、24年9月から運用を始める予定。同病院では年間約6千人が健康診断を受けているが、新施設の完成後は、受け入れ人数を倍近くに増やせるという。
富山交通との協定では、社員の脳ドック受診費用の優遇や生活習慣病予防の啓発、生活困窮者や妊婦の通院時の送迎協力などを進める。健康増進に関する同病院と企業の連携協定は初めて。
調印式で亀山智樹副院長は「より一層、地域の疾病予防を推進したい」と述べ、土田英喜社長は「安全輸送のために乗務員の健康増進に取り組んでいく」とあいさつした。
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