単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

早春

2025-03-03 | 暮らし・ジョギング

 

くすんだ色してるし、体長のわりに尻尾は短いし、鳴き声はきついし、正直・・・

ムクドリが大群を離れ、モズよろしくひとり枝に留まってる姿になら可愛さを感じるけどね。

 


 

カラスを撮るなんて普通あり得ないけど、春の陽気でつい魔が差した。

オメエ等も群れている時は大嫌いだけど、ひとり大人しくしてりゃあ可愛げあるよ。

 


 

橋から橋まで300mに足りないほどの内川の水辺に、穏やかで長閑な早春の空気が漂う。

川岸の茂みから出てきたマガモ二羽はまだ幼鳥・・・、たぶんここで生まれたんでしょう。

 


 

オオバン四羽が、向こうの川岸からゆっくりと付かず離れず川面を渡る。

やっぱり仲間と一緒にいるのが、なにより落ち着くよね。

 


 

川下から飛んできたカワウが、静かな川面にすーーーっと着水を決めたよ、これぞ水鳥。

ボクも内川の鳥たちも、長く待ちわびた春のの~~んびりした空気を満喫中。

 


 

二月から三月になっただけで、身体の動きが一気に軽快になった気がする。

そう、気がするだけで、昨日の老体は今日だって老体なんだから。

さあ、ゆっくりゆっくり走りましょう・・・いいねえ、早春の空気。

 


 

押ーーーー忍!! 押ーーーー忍!!

近くの高校のグランドから、聞き覚えのある懐かしい響きが聞こえてきた。

グランドに車が入ってくるたび、キャッチボール中の人たちが動きを止め、押忍!している。

練習しているのは、いつもの生徒たちじゃない・・・フフッ、きっとOB会だね。

昨今、何だかんだ言われる体育会系だけど、OB間での押忍!は、また一味違うんだよね。

 


 

今日の月山は雲に隠れているけど、あの雲だってもう雪雲じゃない。

今日も穏やかな陽気ですが、昨日はもっと光量が多くて春の幸福感に満ち溢れていたよ。

 


 

まだ怪我のしやすい時季だから・・・と思っていたけど、後半はインターバル走を試した。

歳相応に身体にはどうすることも出来ない変化が生じるけれど、走ることは自分の自由意志。

できなくなることを憂うより、今できていることを幸せに思い、できる限り続けましょう。

これからの心構えですかねえ・・・なんちゃって。

 


 

春が来れば、今ボクの脳裏に流れるメロは、♪ Spring Is Nearly Here By THE Shadows 、一択。

走りながら、赤川の春の風景を満喫しながら、ずーーーっと口ずさんでいた。

 

The Shadows - Spring Is Nearly Here (1962) 邦題は、そのまんま「春がいっぱい」

よく日本人の四季への情感は、特別で固有のものだと言う人がいるみたいだけど・・・

この曲を聴いたら、自然に対する情感は、古今東西、みんな変わらないものと思えてくる。


The First Time Ever I Saw Your Face~愛は面影の中に

2025-02-28 | 趣味的音楽

 

大船渡の山火事が一日も早くの鎮静化することをただただ願うばかりです。

そして、ロバート・フラックさんの訃報を目にした瞬間、ボクの心は沈んでしまいました。

ラジオから流れる、まるで静かのせせらぎの様な優しいメロディに魅了されたのは学生時代。

 


 

ヒアリングが苦手なボクに ♪♪ The First Time Ever I Saw Your Face ・・・がはっきり聞き取れた。

その後、なんかの雑誌に見つけた譜面をスクラップした音楽ノートは、今も手元にある。

ちなみに、次ページには小林麻美のデビュー曲「初恋のメロディ」が張り付けてある。

剥がすともなく当時のままの "CO-OP 市民生協"の値札シールは、今にすればとても貴重だよ。

 


 

" The First Time Ever I Saw Your Face " は、彼女のデビューアルバムに収録されている。

学生時代は金なしオーディオなしで、LPを手にしたのは卒業後、給料取りになってから。

初めてLPを聴いた時は地味~~な感じ・・・、いやいや、これがもう沁みてくるんですよ。

ジャケット写真から感じ取れる彼女の感情が、アルバム全曲に表れている感じがします。

 


 

やっぱり、”The First Time Ever I Saw Your Face”(邦題 愛は面影の中に)がイイですねえ。

The first time ever I saw your face” で始まり、The first time ever I kiss your mouth

そして The first time ever I laid with you ・・・当時のボクには縁がなかたなあ。

 

ライブ動画を初めて観ました。

Roberta Flack - First Time Ever I Saw Your Face 1972 

宇崎竜童さんが作った歌にも、歌詞のイメージがこれと同じようなものがありますね。

ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのデビュー曲「知らず知らずのうちに」も好きです。

 


 

奇跡的に残っていたシールの "CO-OP 市民生協" に思いが止まらず、ググってみましたよ。

当時と同じ場所にありました・・・その先の国道4号に架る歩道橋もね。

練習終わりに、毎日ここで三人分の夕食の食材を調達するのが下級生のボクの役目だったんだ。

ボクの思い出は、盛岡、ラグビー、そして、あのマンションに収れんされていくのかなあ。


いたあーーあ!

2025-02-24 | 暮らし・ジョギング

 

いたあーーーあ!!

 


 

ただただ、見惚れてしまいますねえ。

「創造主が優しさを具象化してみせたのがハクチョウ」

とでも言ったら、今のボクの気持ち伝わりますか。

 


 

いち、にい、さん・・・数えてみれば、ちょうど10羽。

今季、ここに来ることはないと諦めていたから嬉しいよ。

 


 

オオバンに興味あんのかなあ・・・遠慮しないで寄っていけばいいのに。

オオバンに話しかけたそうなこのハクチョウの表情が、微笑ましくていいね。

 


 

ハクチョウを追っかけてここまで下ってきたら、街中コースには戻れない。

雪の深さが気になるけど、赤川堤へ行くしかない。

 


 

今日のものと思われる人間二人とイヌ一匹の足跡をなぞるように走った。

雪の負荷がボディブローのように効いてきて、折り返し点の羽黒橋でピークに達した。

疲労は下肢より腰から腹斜筋にかけて集中し、もうヘロヘロ状態。

 


 

さあ、帰りはどうする? どっち行く?

左に下りれば「楽~な街中コース」、右を行けば今来た「過酷な体幹トレーニング・コース」

オメエの真価が問われてんだよ。

 


 

ああ、まだここにいたんだね。

さっき、キミたちに背中を押されたよ。


冬の落ち着き

2025-02-22 | 暮らし・ジョギング

 

この二羽はつがいですかねえ。

マガモの世界にも 「三歩後ろを・・・」 って、そんなのあるはずがない。

 


 

色合いと嘴の特徴から、先日見つけたカワアイサだと思うのですが、どうでしょう。

このまま内川に棲みついてくれたら嬉しいんですけど。

 


 

苦しいのが嫌でゆっくり走って来たのに、坂道を上り終えたところで心臓バクバク。

年明けから色んな用事が続け様に起きて、ラン・シューズを履く日が少なかったからなあ。

 


 

周囲が白一色となるこの時季は、羽黒橋の朱色がとても鮮やかに映えますね。

それを見ているボクの目は雪目状態で、開けているのが辛いんですけど。

 


 

赤川の川面に、潜っては現れ、また潜っては・・・を繰り返すたった一羽の水鳥。

デルスウ・ウザーラが ”黒い水くぐり鳥” と表したオオバンでしょうね、たぶん。

 


 

風があるかないかで、冬景色がこんなに変わるものかと思うほど、今日は穏やかな朝です。

春は待ち遠しいけど、春ならではのあの喧騒を思うと、勝手ながら冬の落ち着きもいいよね。


ランチ会 in 真柴

2025-02-17 | 盛岡・岩手・ラグビー仲間

 

山形県最上町の国道47号沿いにある道の駅もがみ「あっつぇ」

併設するのは「ヤナ茶屋もがみ」という観光施設です。

 


 

「あっつぇ」が町内の温泉地にちなんだ ”熱っつぇ” かどうかは不明ですが、ここは鮎で有名。

近くを流れる小国川には簗場が設けられ、シーズン中は釣り人も多く見かけます。

ここで小休止後、鳴子から一迫を経由し、一関のコン先輩んちを目指します。

 


 

再び寒波襲来の予報が出ていますが、国道4号に出ると期待通りの春の陽気です。

岩手入りというと国道46号ルートが多かったけど、今はこのルートがほとんどですね。

いろんな事やいろんな変化があってのこの道に、何とも言いようのない感慨を覚えます。

 


  

あとでみんなと一緒に来ようかなと思ったけど、素通りはやっぱりできません。

いつもの「黒」に手を伸ばした時、懐かしの「銀河高原」の文字が目に入ったんです。

たまには変わったノド越しを味わってみてください。

 


 

午前10時半、カマさんが先かなあと思っていましたが、まだのようですね。

まいどーーー!!  いつ以来かなあ、昨秋のリーグ戦の時はセプターの丘に寄っただけ?

「前のことは聞かねえで。すぐ忘れるから」 今が充実のキクちゃん、なによりです。

 


 

正午過ぎ、カマさんが奥さん同伴で現れて、早速のランチ会。

名店「ベル」をイメージしたハンバーグ、ケンミンSHOWで紹介されたひっつみ汁、鮭のサラダ。

いつものボク等のバカ話を笑いながら楽しそうに聞いているカマさん奥サンの笑顔が素敵でした。

あっ、そうだ。みんなに春以降の予定を話さなきゃあ・・・仕事中に御免と、ヤス君にも。

 


 

「一緒に楽しもうよ」というキクちゃんの誘いに、カマさん奥サンが快く了解してくれた。

部屋の確保はボクの役目。五月は追加予約できたし、七月は参加不可のヤスの分で対応した。

カマさん車に同乗して、みんなで「セプターの丘」に行った後もお喋り会は続く・・・

「Okaさん、今日はどこ泊るの?」 今日、帰るよ・・・そうか、遠いボクが先かあ。

カマさんらしいというか、ボクが鈍感なんだね。

 


 

午後三時、五月の再会を約束して、カマさん夫婦を見送り、ボクもコン先輩んちを辞した。

予報通り、鳴子で雨が本降りとなり、行く先の空を見れば雨じゃ済まない、もう絶望的だよ。

 


 

県境を越え、山形県最上町に入ると、御覧の通り。

平野部の庄内に入ると雪は降らなかったけど、ハンドルを取られるほどの強風が吹いていた。

帰りの車中、当時を思い出しながら、ずーーーっと「風」のアルバムを聴いていた。

ありがたい「縁」にめぐり会えたもんだよなあ・・・楽しい春が訪れそうな予感がした。