単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

Cloudy・・・曇り空の二曲

2024-11-28 | 趣味的音楽

 

♪♪ Cloudy ・・・Cloudy ・・・

曇り空の下を走りながら、ふと口をついて出るメロディ。

しょっちゅう聴いている訳じゃないから、歌えるのは ♪♪ Cloudy ~~んとこだけですが。

 


 

サイモン&ガーファンクル の LP "パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム" 

Cloudy  は1966にリリースされたこのLPのA面3曲目に収録されています。

 


 

サイモン&ガーファンクル は今更説明の必要もない・・・いや、ボク等だけの思いかなあ。

ハーモニーの美しさはもちろん、アート・ガーファンクルの歌声は天使の歌声と言われた。

動画で初めてポール・サイモンのギター演奏を観た時なんか、その超絶な巧さに驚いたよ。

 


 

曇り空に口ずさむ二曲目は、ママス・アンド・パパス の "♪♪ 夢のカリフォルニア"

どういう訳か・・・the sky is grey・・・on a winter's day だけは、今も耳に残ってる。

まさしく、今日は ♪♪ on a winter's day ~ だし、だから口をついて出てくるんだね。

 


 

中学三年の時、"オレこの人が好きなんだ" ってミシェルの写真を友達に見せたことがあった。

あとでギター弾いてるフィリップとデキているって知って、ガッカリした思い出があるよ。

ミシェルってどっちだってか? 今の世の中、分るだろとも言えないしなあ。

 


 

どっちも歌詞の意味は解んないけど、曲調からしても湿っぽい内容じゃないよ、きっと。

今はどんよりした気分だけど、きっと明日は晴々とした気分になるよ‼ 的な歌だと思うよ。

いい歌は永遠だね・・・さあ、あと残り半分、頑張って走ろう。


銀杏の木

2024-11-26 | 暮らし・ジョギング

 

朝の日差しを受けて白く光る鳥海山が目に飛び込んできた。

いつの間にか半分白くなっていたんだ。

 


 

東に位置する月山にはまだ陽が当たないけど、この神々しさが月山らしいんです。

一週間足らずで十二月だというのに、赤川の川面は早春を思わせるような煌めきだね。

 


 

あれ・・・

あんなところに銀杏の木なんて、あったっけえ?

 


 

ああ、これね・・・確かにここにあったわ。

さっき、これを横目に走っていたばかりなのにね。

 


 

桜並木には、その日その日の季節感を感じながら走っていたのにね。

申し訳ないけど、銀杏の木に惹かれるのは、この時季だけなんだ。

毎日のように見ている景色の中にも、時々こういうことがあるから楽しいよ。


意志の力

2024-11-23 | 暮らし・ジョギング

 

俳優高橋光臣さんの水彩画が、TV番組「プレバト」で才能ありの一位を獲った。

査定員の野村重存先生が、空の掻き方と「見上げる構図」がいいと評価していました。

 


 

ボクに高橋さんほどの絵心はないし、容貌では完敗、ラグビーもボクの方が下手だろうな。

でも、「見上げる構図」だったら、ボクも同じ感性を持ち合わせているよ。

この構図、ラグビーには ”あるある” だよね。

 


 

風雲急を告げるかのような今日の空模様、直前まで雨が降っていました。

北西の風が吹き付ける中、一週間ぶりに走った。

 


 

寒空のせいか、土曜なのに出会ったランナーは二人だけ、しかも女性ランナーだぜ。

ひとりは、堀江翔太選手並みのドレッドヘアーの黒人女性。

もうひとりは、"間違いなくランナーだね" と分かる日本人女性で、どちらも速いよ。

そしてあと一人いたねえ、70過ぎの老いぼれよ。

 


 

あれ? なんでわざわざ足場の悪い土手の下を歩いてんだろ???

いつもは土手の道をノルディックウォーキングしながら健康維持を図っているおばあさん。

すぐその理由が分かったよ・・・強風のせいだ。土手の上は吹き曝しで危ないもんね。

それでも練習を怠らないって凄いよ、意志だね、おばあさんの意志の力って凄いよ。

 


 

いつもは二人なのに・・・と思っていたら、少し先で旦那さんが待っていました。

おばあさんの意志を支えているのは、・・・・・って話かあ。


段取りました

2024-11-18 | 暮らし・ジョギング

 

今朝は冷えました。

朝露に濡れたネコジャラシが陽の光を受けて、晩秋らしい輝きを見せています。

 


 

ようやく秋色に染まる路を走られるようになった。

幸せな気分で走り出したのに、一転、思いもかけぬ感傷的な気分に落ち込んだ。

カサカサ、カサカサ・・・・踏み出すたびにボクに何かを語りかけてくるような落ち葉の声。

足元の落ち葉に己を投影しいる自分にハッ!として、妙な感情を払いのけながら走った。

 


 

春にバイクを手放してから、そのせいにするわけじゃないけど、何かが欠落してしまった。

気付けば錦秋の頃を迎えても、今年は八幡平や仙岩峠の光景が全く浮かんでこない。

シートカバーを掛けられたCBから受ける「圧」が、あちこち足を伸ばす動機になっていた。

みんなに会う機会も作ってくれたしなあ、寂しいやね・・・と思った瞬間!スイッチが入った。

 


 

自宅に戻って早々、自称「永久幹事」が勝手ながら動きました。

いつ頃からだろう、盛岡に週末の宿を探すのがこんなに難しくなったのは。

今から来年五月の宿を探しても、GWはもちろん週末は皆無(あっても高えーー!!)

みなさん、もうそろそろ土曜の宿に限らなくてもいいんじゃないかなあ。

で、なんとか今年の五月と同じ頃に、とりあえず五部屋を確保した。

今から知らせたんじゃあドン引きされそうだから、そのうち追々ね。


探検と冒険

2024-11-15 | 暮らし・ジョギング

 

この写真の人物は、南極点に到達後、帰還途上で遭難死したイギリス人探検家スコットです。

世界ノンフィクション第三巻に納められた「世界最悪の旅」は、彼の最後についての著書。

スコット隊の一員であった著者による、遭難から十年後に書かれた「旅」の記録とその総括。

 


 

「極点は、高原部の他のいかなる地点よりも、とりたてて重要なところではなかった」

自分等の目的は、極地での地理的観測と多種多様の標本採取だったとする言葉が驚きでした。

それ故、極点到達に手間と時間を労し、食糧・燃料の不足を招いたことが悲劇の要因であると。

同時期に「極点一番乗り」を唯一の目的としたアムンゼンとの違いが、成否を分けたと言います。

死を覚悟しその直前まで書かれたスコットの日記にノンフィクションならではの臨場感が溢れる。

氷点下50度の強風の中、飢餓と凍傷に苦しみながら最後を迎えるスコットの無念。

読み終えて、ふと思ったのは、探検と冒険は似て非なるもの・・・、曖昧にしていたね。

 


 

第一巻から読み始め、今日読み終えた第三巻で、ボクの苦手な探検ものはひとまず読了。

第四巻には「第一次世界大戦」という、ボクの関心が向きそうな大見出しがついている。

第一巻の初版が1967年、当時は真実と思われたことが今もそうとは限らない。

この全集が五十年間なぜ実家の書棚に眠っていたのか、なぜ今読むのかは、以前ここに記した

この調子で読んでいたら、全二十四巻を完全読了するのに何年かかるんだよ・・・

タイムマシーンに乗って大いなる時間旅行をしている気分で、気長に読み続けてみますわ。