単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

紙やすり

2015-04-29 | 暮らし・ジョギング

 

焦らず、急がず、淡々とやれば、いつかは終わる。

前・後輪 72 本のスポークのサビ落とし。

 


 

ここまでサビると、「ピカール」では歯が立たない。紙やすりのお出まし。

TV番組で研磨職人の凄腕を観たことがある。職人魂に感動した。

スポーク磨きだって、根気・丁寧・謙虚・等々、出来栄えに人間性が出る。

 


 

近道はない。ひたすら磨く。真面目にやれば、出来ないところはない。

もう少し磨けばいいのに、次のスポークに移る自分がいる。人間性が試されている。 

焦ることはない。今日は18本で切り上げ、残りはこの次にしよう。

 


 

手強いサビと格闘して、疲れ果て、ボロボロになった「紙やすり」。

己は文句も言わず、ただ擦りつけられ、そして、捨てられる。

「FWなんか、いつも踏みつけられ、ボロボロだもんな。BKは、いいよ。」 

学生の頃、よく言っていたなあ、FWのボク。