単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

肘折温泉

2016-04-25 | ちょこっと旅・温泉

 

車検を終えても、一週間くすぶっていた。 

片道一時間ほどの、最近ご無沙汰の温泉は・・、思い当たって、肘折へ。

 


 

大蔵村肘折は、全国でも有数の豪雪地帯。

月山をはじめ周囲の山々はもちろん、農地にも、まだ雪が残る。 

 


 

温泉は、肘折カルデラの底。去年完成したループ橋で降りていく。

 


 

四年前の春、温泉入口の斜面が大規模崩壊し、メインルートが寸断された。

鋼製のループ桟橋。延長240mは、桟橋として全国一の長さと記されてある。

 


 

こじんまりとして落ち着いた温泉街のメインストリート。

この狭さでもバスが通る。バイクとはいえ、駐車出来る雰囲気じゃない。

 


 

新幹線が新庄まで延伸したとは言え、交通アクセスがいいわけじゃない。

あの欽ちゃんが、病み上がりの二郎さんをここに招待するTV番組を観たことがある。

 


 

本日は、公衆浴場「上の湯」。バイクは別の場所に移動してますから。

受付に、あん時の怖いオジさんが不愛想に構えている。今回は、気にしない。

 


 

入浴料250円。脱衣所には古い洗面台がひとつあるだけ。

ボクが入ると同時に、若い男性が上がっていく。そして、ボクひとり。

 


 

ややぬるめで柔らかい湯が掛け流し。カラン、石鹸、何もない。

湯船の正面には、有り難いお地蔵さまが鎮座している。

 


 

最近、肩のコリと上腕の痺れに悩んでますが、ここの湯でも手強かったかあ。

 


 

しっとりとした温泉情緒とは真逆の、地肌むき出しの山々。

国直轄の大規模な地滑り対策の工事が、あちこちで行われています。

厳しい自然環境がが、「肘折」の良さを守っているような気がします。