ずいぶん行儀よく並んでる。
穏やかな秋の日差しを受けて、とても気持ちがいいんだ。
大型の鳥類は威圧感があって近寄りがたいけど、カワウにはどこか可愛げがある。
このぐらいの距離から眺めているのが丁度いい。
まだそこを動かないのかよ。
いつもながら、内川の水鳥たちを見ていると気持ちが安らぐよ。
こんなに気持ちのいい日は、ハァーハァーしながら走りたくない。
ゆっくりのんびり楽しく走ろう・・・としたのに、そうはならないんだ。
半分の折り返し地点ですら、膝に手を当てながら息をつく始末だ。
超スローな動きの太極拳が、実は物凄い筋力と持久力を必要とするのと同じ理屈?
ボクの場合はそうじゃない、これが老化というもんなんだ。
秋の日差しを受けてキラキラ光る赤川の川面に、何やらうごめく影が・・・
遡上して来た鮭? ほんの数匹ですけど。
付かず離れず不規則な動きを見せるこの二匹は、もしかしてここで産卵・・・?
大変な思いをして長いこと泳いできたんだろうなあと思ったら、見てるのが辛くなったよ。
最上川峡にかかる霧雲をみつけ、そこを濡れ鼠になってバイクで走った時を思い出した。
ここんところ温泉に入っていないなあ・・・四輪でもいい、転地気分に浸ってみたいね。
ふらーーっと、あの山の向こうに行ってみたくなったよ。