単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

2017ラグビー部OB会(4/4)阿仁

2017-05-08 | 盛岡・岩手・ラグビー仲間

 

盛岡を出て5時間。一息ついて飯でも食いたいけど、人・ひと、ヒト!!

この先を左折、森吉山の麓マタギの里の森吉・阿仁地区を往く。

 


 

一度は走り過ぎたけど、立ち並ぶ旗が妙に気になり、思い切ってUターン。

武家屋敷のような古風な住宅。旗には北秋田市指定文化財の文字が読める。

 


 

江戸時代初期から、代々、この辺りの「長」を務めた長岐家のお屋敷で・・。

長岐某氏は、地域に貢献した・・、走り読みなのでよく覚えていない。

生活感のある屋敷内。今もここで暮らしているのかもしれない。

 


 

見学者に説明をしていた、いいお年の男性が庭先のボクに気付き、会釈をした。

「ここで結構ですから・・」的な会釈を返し、前庭の方へ逃げる。

絶妙な位置にある大木・・欅かな。ふと、「晴耕雨読」の文字が脳裏に浮かぶ。

 


 

国道から離れ、大岱集落への入口に架かる橋で阿仁川を眺めながら一息。

昨日から春の空気を吸い込み続け、過呼吸気味。身体中の血液は春色に変色した。

 


 

森吉の雪解け水を目一杯集めて、粛々と流れている風の阿仁川。

でも、ちょっとした雨が降りゃあ、ヤンチャするんでしょうねえ、この川は。

 


 

阿仁川を遡り山中へ。時々、鳥のさえずりが聞こえるだけ・・、突然、警笛。

見えないけど、崖のすぐ下を秋田内陸縦貫鉄道が走っている。

 


 

さっき寄った道の駅「あに」の混雑にはビックリ! 昼食はあきらめた。

大型連休とはいえ、空きっ腹が腹立つほど、ひと、ヒト、人!(ボクも、そのひとり。)

こんな過疎の道にもドッと観光客が押し寄せる。ものすごいことです。

 


 

随分、雪が残っています。そんなに標高があるとは思えませんが。

仙岩峠だって、これほどは。ものすごい豪雪地帯なんですね。

 


 

峠のピークだろうか。急に視界が開けた。

ナラ枯れか、山火事か。ここだけ樹木が伐採されている。

ん・・、あの白い山は・・?

 


 

森吉山はとうに過ぎた。鳥海は方向が違う。あとは・・秋田駒かあ?

あっちは田沢湖の方向だもんな。たぶん、秋田駒ヶ岳だ。

 


 

護岸でガッチリ固められた桧木内川。

ずーっと見て来た川と違う。無表情・無感情。

 


 

ラーメンと待つ間に追加した既に調理済みの親子丼。

西木町上桧木内「紙風船館」の直売所で、やっと食事にありついた。

小正月の夜空に、巨大な風船がゆらゆらと浮き上がる。幽玄の世界。絶対、見たい。

 


 

角館を過ぎた。さすがに疲れた。多少、気落ちもしている・・OB戦のこと。

コン先輩が言った。「痛いんじゃねえんだよ。壊れるんだもんな。」

そう、昔は、痛くても走った。走れた。

筋肉をつけて、出直すしかないか。



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