これは6年半前に「九輪塔」として買ったのだが、買った時は右の鉢より少し小さいくらいで、九輪塔らしさもあったのだが・・・・。
右にある1リットルの醤油のペットボトルと比較すればわかると思うが、かなり大きな群生株になり、九輪塔らしくない姿に。
ちなみに、鉢は5号で、4年は植え替えていないかも。
肥料も全くやっていないが、それでも良く育ちます。
この辺りには九輪塔らしさも残るが・・・・。
これは6年半前に「九輪塔」として買ったのだが、買った時は右の鉢より少し小さいくらいで、九輪塔らしさもあったのだが・・・・。
右にある1リットルの醤油のペットボトルと比較すればわかると思うが、かなり大きな群生株になり、九輪塔らしくない姿に。
ちなみに、鉢は5号で、4年は植え替えていないかも。
肥料も全くやっていないが、それでも良く育ちます。
この辺りには九輪塔らしさも残るが・・・・。
これは6年位前に買った名無しのハオルシアだが・・・・。
正直、買った時はかなりみじめな状態で、所有者が何らかの原因で栽培管理ができなくなり、1年以上ほとんど
なので、値段も驚くほど安く、思わず連れ帰ったのだが・・・・。
ちなみに、植えてある鉢は「7号」です。
ダイソーで買った鉢で、縁がないため、実質的には8号に近いかも。
高さは買った当時の倍近くになり、最も高い部分は根元から33㎝あります。
どうやらこの辺りが高さの限界に近いようで、最近は脇芽の方が伸びが良くなっています。
裏表両面を写してみたが、右にあるのは1リットルの醤油の空ペットボトルです。
自然に任せると横に広がって大変なので、アルミワイヤーで固定しています。
正直、4年は植え替えをしていません。
なので、そろそろ植え替えないといけないのだが・・・・。
これは7月の中頃に親株から切り離した「大型ミラーボール」の子供たちです。
右が親株で、左は切り離した子供たちです。
それが4ヶ月半後には。
ここまで大きくなるのです。
ちなみに、一口に「ハオルシア」とは言っても、その中にはいくつかの系統があり、系統によってかなりの違いがあります。
なので、その違いを理解しないと大変なことになることもあるが。
で、もっとも難易度が高いのは「万象、玉扇」の系統だろう。
この系統は夏の高温多湿に弱く、夏に衰弱することも。
「レツーサ系」も似たようなものかも。
どちらも夏場は「半休眠状態」になり、主な成長期は「秋から春」にかけてだろう。
が、このミラーボールなどで代表される「オブツーサ系」は別で、ほぼ1年を通して成長を続け、夏の高温多湿にも強く、水も多めを好みます。
だからここまで大きくなるのです。
「十二の巻」を代表とする「硬葉系」も似たようなもので、我が家には驚くほどの大株があるが、これはまた改めて書くことに。
ちなみに・・・・。
左が一般的に出回っている「ミラーボール」です。
左が一般的に見かける「ミラーボール」で、右は大型になるタイプです。
本当はどちらも植え替えてやりたいのだが・・・・。
下手に手を付けるととんでもないことになりそうで、植え替えをしたくてもできないのです。
左はもう5年は植え替えていない。
が、その割には元気そうなので、今回もこの状態を維持します。
問題はこちらです。
これは4年位植え替えていない。
が、それでも問題なく成長を続けていて、最近はやたらと仔を吹き始めています。
そこで、その子たちの一部を外してみようかと。
意外と簡単に外せて、状態も悪くはありません。
これは仔を外してできた隙間だが、太くてきれいな根が伸びています。
仔を別の鉢に植えてみました。
親鉢の方は、出来た隙間に新しい土を補充してあります。
2024.07.19.
追記です。
子供を外して植えてから1ヶ月余り。
もうしっかり根を張っていて、既に一回り大きくなっています。
これも晴れれば40度を超えるところに置いてあり、土は常に湿らせてある。
そう、表面の一部でも乾き始めたら水をやるので、常に土が乾くことはないのだが、それで根腐れを起こすこともないのです。
って言うか、オブツーサの系統はどれも水が好きで、意外と水を欲しがります。
202024.08.30.
近況報告です。
見ればわかると思うが、さらに一回り大きくなっていて、至って元気です。
ハオルシアにもいろいろと種類があり、夏場は休眠状態になって元気をなくすものもあるが、この系統は夏も元気です。
水も欲しがるので、大目にやった方がよく育ちます。
本当は処分するつもりだったのだが、何となく再生させてみることに。
というのも、これは名無しのどうでもよいようなハオルシアであって、もう10年近くもほとんどほったらかしにしていて、かなりひどい状態だったのです。
で、一見根が少ないので「根腐れを起こしている」と思う人もいるだろうが、これを根腐れだと思うようでは上達は望めないかも。
それでは一体何なのか。
その原因は・・・・。
もう何年もほったらかしにしているため、極度に土の劣化が進み、それが原因で新しい根がうまく育たなくなってしまっただけなのです。
土の劣化。
これは土の中に余分なミネラル分(無機塩類)が蓄積されてしまい、それが原因でべの成長が阻害されるのです。
これは「嫌地」と同じかも。
ちなみに、根腐れだと茎にまで腐りが及ぶことも多いが、この場合は茎まで腐ることはありません。
なので、新しい用土で植えればすぐにまた新しい根を出します。
ということで・・・・。
新しい用土で植えてみました。
長らく根無しに近い状態だったので干乾びかけているが、新しい根が出始めるとまた元に戻ります。
書き忘れていたことが。
ミネラル類(無機塩類)の蓄積によって土の劣化(嫌地?)が起きるのだが、かつてはこのことを書く園芸書もあったのに、今はだれも書かなくなってしまった。
ちなみに、「鉢底から流れ出るくらい水をやる」というのは、そのくらい水をやることで「鉢の中にたまる余分なミネラル類(無機塩類)を排出させる」という意味もあるので。
人間に例えるなら、重度の腎臓病の人がする「人口透析」のようなものかも。
が、今は根腐れを恐れて水遣りを減らしすぎる人だらけ。
正直、根腐れなどそんなに起きるものではないのだがね。
私の栽培法だと、根腐れの発生率は「1%以下」なので。
ただ・・・・。
買ってきたばかりのポット苗や鉢植えは別だがね。
買ってきた時点ですでに根腐れが始まっているものも多く、買ってから1年以内の根腐れの発生率は「10%超え」かも。
そして、1年を過ぎると「1%以下」になるので。
補足。
「無機塩類(ミネラル分)」といってもピンとこない人も多いだろうが、量が増えると用土の表面にカビのような感じで結晶が出来ることもあるが、鉢の縁で結晶ができることもあります。
「塩類」とは言っても、塩(塩化ナトリウム)とは違います。
が、根の成長には悪影響が出ます。
2024.09.29.
さらに追記です。
植え替えをして8日目だが・・・・。
すでにしっかりと根を張っていて、すっかり元気になっています。
病的な根腐れだとこれほど早く回復はしないし、腐りが進行して消えてしまうことだってある。
これを知らずに、何でもかんでも「根腐れだ」とする人も多いが、何とも困ったものです。
今回のケースは、長年植え替えをせずに放置したことで土が劣化をし、それで土の中に根の成長を阻害する物質が蓄積されて「嫌地」と同じ状態に。
人間に例えるなら、「人工透析が必要な状態」と言えるかも。
土が新しくなったことで根の成長を阻害する物質がなくなり、それで一気に根を出したのです。
「鉢底から流れ出すくらいたっぷりと水をやる」というのは、この阻害物質の蓄積を減らす(水で洗い流す)という意味もあるので、水やりを減らしすぎても同じようなことが起きるのだが。
昔の園芸書にはこのことが書いてあったが、それが何時の間にか消えてしまったのだ。
だらしない姿ではあるが、「ピリフェラ錦」です。
買ったのは20年位前だったと思うが、これよりもっと多い量が里子としてもらわれています。
が、その後の消息は分かりません。
で、多分この鉢に植えてから10年近く植え替えなどしていないので、根の状態は最悪かも。
茎が露出していて、根もほとんどない。
が、これは根腐れではありません。
これを「根腐れだ」と勘違いする人も多いが、実際は「根枯れ」であって、根腐れとは違うのです。
根腐れだと根だけで止まらず、茎や本体にまで腐れが及ぶことも多いが、根枯れの場合は及びません。
で・・・・。
思い切って植え替えをすることに。
見ての通りで、根がほとんどありません。
そして、土の劣化による根枯れなので、本体も茎も無事です。
が・・・・。
問題は、これを植える適当な大きさの鉢が見当たらないのです。
今までが5号だったので、6号くらいは欲しいのだが・・・・。
普通の6号ならあるが、それだとチョット深さがあり過ぎる。
そう、「浅目の6号」となるとなかなかないのです。
4号で2つか3つにする手もなくはないが・・・・。
2024.05.16.
追記です。
「浅目の6号」と考えていたが、それではとても無理だということが判明し、7号を探すことに。
が・・・・。
7号でもかなり厳しそうな感じも。
そこで・・・・。
縁の幅が少し広いが、10角形で8号の鉢があったので、それに植えてみました。
15株もあるのだから、8号でもこの有様に。
予定より鉢が大きくなったので、その分何かを減らさないといけないが・・・・。
置く場所も考えないといけない。
2024.05.18.
さらに追記です。
置く場所に余裕がなく、窮余の策で「吊り鉢」にしました。
吊り鉢ならまだ多少の余裕はあるが・・・・。
問題は、冬です。
2024.05.23.
近況報告です。
2ヶ月余り前に殆ど「根無し」の状態で植え替えたが、今は完全に根を張っていて、盛んに成長をしています。
日当たりの良い場所なので、その分昼間は高温(40度以上)になります。
時には45度を超えることもあるが、それでもこうして元気に育つのです。
土が乾くことの無いように水をやっているが、それで根が腐ることもないので。
2024.07.28.
近況報告です。
日当たりが良くて高温になる環境に吊るしてあるが、それでも至って元気です。
植え替えをしてから3ヶ月余りだが、新しい葉が沢山出来ています。
そして・・・・。
仔吹きも始まっています。
晴れれば40度をこ得るのが当たり前の所で、水は土が乾かないように管理。
それでもこうして元気に育つので。
これは6年位前に買った比較比小型のタイプの「竜麟」です。
買った後この鉢に植えたのだが、初めは猛烈に増えたのだが、その後はほとんどほったらかしに。
なので、気が付くとこの有様です。
多分「最盛期の2割」残っているかどうかです。
何とか生き残ったのはこれだけです。
とりあえず鉢を一回り小さいものに変えて植えました。
竜麟は比較的丈夫なので、また復活すると思うが。
これは5年前に買った葉が長くなるタイプの竜麟です。
これもほとんどほったらかしにしていたが、こちらは意外と元気です。
ばらすと大変なので、これは一回り大きな鉢に鉢増しをしました。
これも比較的よく増えるタイプなので、いずれはもっと密生するかも。
ちなみに、写すのを忘れていたが、我が家には40年以上も前に買った竜麟がいます。
2024.08.13.
追記です。
これは最初に植え替えた方だが、土の表面が乱れていて、何か虫がいそうな感じが。
今年はコガネムシ類をあまり見かけないが、ネキリムシがいるのかも。
そこで、急遽確認をすることに。
苗を抜いてきたところ、思いのほか根が少なく、ネキリムシがいそうです。
まだ小さいながら、1匹だけ見つかりました。
いったい何時産卵されたのか。
時期的には産卵期なので、何時産卵されてもおかしくはないが。
有機質の少ない用土なので、1匹しか生き残れなかった?。
鉢の数が多いので全部を確認はできないので、他にも産卵されているかも。
取り敢えず植え直したが、用土にはネキリムシ退治の薬剤を混ぜておきました。
これはもう10数年も前に買った「鼓笛錦」です。
で、買った時の名札には「鼓筍錦」と書いてあったが、字を書き間違えたのだろう。
で、この前植え替えたのが何時だったか全く記憶になく、少なくとも、5年は経っていると思うが。
そこで、これも植え替えをすることに。
白いのが新しい根で、黒ずんでいるのは古い根です。
で、これを「根腐れだ」と勘違いする人もいると思うが、これは根腐れではありません。
それでは一体何なのか。
単純に言うと「生理現象」です。
この仲間の根は3年もすると新しい根と交代するので、古い根は枯れてこうなるのです。
まので、根腐れとは違い、本体にまで影響が出ることはありません。
見ての通りで、長く植え替えをしていなかったのが原因で、思いのほか新しい根は少ないです。
植え替えた後です。
土が新しくなったので、また元気になるだろう。
過去に2回株分けをしていて、これと同じくらいの量を里子に出しています。
毎度おなじみに「臥牛」です。
そして、今年もまた元気に花芽を伸ばし始めています。
実は、どれも同じクローン株だが、株によって花芽が伸びる時期が違うことも多く、真ん中の2つは1ヶ月以上も前に花芽を伸ばしています。
が、花茎が長く伸びるうえに、花はもう見飽きるほど見ているので、ほとんどは咲かせることなく摘み取っています。
今回もこのように摘み取りました。
「少し細いアスパラガス」とよく似ています。
10年あまり前に買ったガステリアの「墨鉾」です。
買った時は1芽だけで、かすかに「斑入り?」と思わせるような細いスジが入っていただけで、その後めの数が増え、一本だけがはっきりとした斑入りに。
きれいな縞斑にはなったが、もう何年も植え替えをしていないので、最近はあまり元気がありません。
そこで、急遽植え替えることに。
正直、何年も植え替えを怠っていたので、根の状態は良くありません。
こちらはさらにひどいです。
ちなみに、これは「根腐れ」ではなく、「根枯れ」です。
根腐れだと腐りが本体にまで及ぶことも多いが、根枯れはほとんど本体にまで及ぶことはありません。
正直、ガステリアの根はひ弱なようで、このような根枯れを起こすことが多いかも。
で、今までは3.5号の鉢2つに植えていたが、今回は一鉢にまとめようと思う。
6号の鉢の方が良かったかもしれないが、あえて今回は5号にしました。