新へそ曲がりおじさんの花便り(旧へそ曲がりおじさんの、へそ曲がりなオカヤドカリ飼育法)        

わけあってリニューアルオープンします。オカヤドカリの飼育はやめたので、花便りがメインになります。

シェルターについて

2008-04-30 03:54:21 | オカヤドカリに関する話し
多くのオカヤドカリ愛好家が、シェルターに関して思い違いをしているようである。
辞書を見ると、シェルターとは、①避難所。防空壕。②核シェルター、核攻撃に備える為の地下壕。とある。
要するに、「安全に身を隠せる場所」と言う意味で、飼育する人間がシェルターに入っている@を見るための物ではない。
臆病な@にとっては、害敵(人間も含む)の目に付くような所では、シェルターの意味を成さないのである。
私の場合は、特別にシェルターと言うものは作っていません。(初期の頃はあれこれ考えたのですが・・・・)
特別にシェルターは作っていないのだが、水入れやエサ入れなどをひっくり返されないように、大きなガラス板を置いてその上に置いてあるのだが、@たちにとってはそのガラス板の下が格好の隠れ家(シェルター)になっている。
当然の話であるが、ガラス板の下に入られると@たちの姿を見る事は出来ないため、観賞上は大きなマイナスになるのである。
「水やエサなどを入れた容器をひっくり返される」と言う話がよく出るのだが、別に@が悪さをしているわけではない。
@にとっては、「安全に身を隠す場所」を探し回った結果、「容器をひっくり返す」と言う事になるのである。
容器が大きかったり、重かったりすれば、@たちは間違いなく容器の下に潜り込むであろう。
しかし、現実的には容器が小さいために、@たちはその下に潜り込めず、結果的に「ひっくり返す」と言う事になるのである。
@たちの本来の姿を優先させるか、観賞と言うことを優先させるかは、飼育する人の考え方次第である。
オカヤドカリは「不思議な魅力」を持っているのだが、本来の性質が「臆病」と言う、「観賞の対象としては困った性質」を持っているために、様々な問題が起きるのだろう。
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エサについて

2008-04-27 03:16:36 | オカヤドカリに関する話し
オカヤドカリ愛好家の間で、様々なえさに関する話が出ているのだが、オカヤドカリに関しては「これなら絶対食べてくれる」と言うようなエサは、「殆ど無い」と言ってよいのではないだろうか?。
ポップコーンに関しては、我が家も含めてかなりの確立で食べてくれるようだが、それ以外に関しては、食べたり食べなかったりと、かなり悩まされると思います。
たとえば、他所の所では比較的よく食べると言われている、ニンジン、りんご、ご飯粒、塩鮭、イモ類、ガジュマルなどは、我が家の@たちは殆ど関心を示しませんし、塩土、カットルボーンなども関心を示さないのです。
それでは一体何を食べているのかと言うと、初期の頃は試行錯誤で様々な物を与えていたのですが、少しずつ好みがわかるようになり、現在は、ヤマザキのスイスロール(バニラ)のカステラと、「あげさき」と言って、のしいかに衣を付けて揚げたもの(ソフトタイプ)を中心に、後は多肉植物を与えています。
多肉植物に関しては、岩蓮華、朧月、高砂の翁、シルバーオンレットなどを与えていますが、必ずしも生の物でなくても、干からびた枯葉でも食べています。
「市販のオカヤドカリ専用のえさは食べない」と言う意見もありますが、必ずしも正しいとは言えません。
私自身も何度か試したのですが、「食べる時もあるが、食べないほうが多い」と言った状態なのですが、ペットショップなどでは食べているのを良く見かけますから、条件によっては食べるようです。
沖縄在住の人などの話では、「ドッグフードに群がる」と言う話も聞くので、エサが不足すれば何でも食べるのでしょう。
オカヤドカリは、魚類(金魚、熱帯魚など)と同じ様に、1週間や10日エサが無くても、死ぬ様なことはまずありません。
余り神経質にならず、色々なエサを試して、自分の家の@の好むエサを見つける事です。
ドッグフードにしても、様々な種類が販売されていますが、犬によって好みが違うのと同じ様に、オカヤドカリにも「好みの違い」があるのだから・・・・。
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耐寒温度と耐暑温度

2008-04-25 04:27:48 | オカヤドカリに関する話し
耐寒温度については、15度くらいから「要注意」と言う感じになり、10度になると「危険」と考えた方が良いだろう。
大体、20度以下になると「半冬眠状態」になるようで、砂に潜っている事が多くなり、15度くらいになると「殆ど潜ったまま」になるようである。
それでは「耐暑温度」はどれくらいであろうか?。
私の飼育している状況の中では、昨年の猛暑の時に35度と言う日が2日あったのだが、特別問題は無かったように覚えている。
大体、人間が耐えられる程度の温度には耐えられるようなのだが、飼育条件によっては危険になる事もあるだろう。
私の場合は手作りの容器で、側面に開口部があり、開口部はバーベキューで使う網を使っているため、非常に空気の流通が良く、「蒸れる」と言うことがありません。
一般的に「蒸れる」と言う事は、「衛生状態が悪くなる」と言うことを意味し、オカヤドカリの健康に悪い影響を及ぼすでしょう。
エサも腐りやすくなるばかりか、「有害な細菌の発生」と言う危険も出てきます。
私のような飼育法が出来ない場合は、出来る限り温度を低く保つようにする必要があるでしょう。
「上部にある開口部を金網にする」と言う方法もあるのですが、側面と比べれば空気の流通量に大きな差があります。
オカヤドカリは「脱走の名人」と言われるくらい良く逃げ出しますから、脱走防止対策をしっかりしなくてはいけません。
夏場は、湿度に気を使うよりも、「空気の流通」の方に重点を置くべきだと思うのだが・・・・。
清潔な飲み水さえ確保されていれば、一般に言われているほど乾燥に弱くはありません。
50%以下の湿度の中で「空中脱皮」と言う離れ業をした@が、我が家には2匹いるのです。
湿度を気にするよりも、空気の流通を良くして「衛生状態を良くする」と言うほうが大事だと思うのだが・・・・。
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最近のオカヤドたち

2008-04-23 19:09:50 | オカヤドカリに関する話し
昨年の10月に冬用にセッティングしてはや半年、そろそろ夏用に変える準備をしなくてはいけないのだが、秋に室内に取り込んでおいた鉢植えの植物を外に出すのが忙しくて手が回らない。
飼育ケースの中は20度くらいしかない為、イマイチ動きが悪いのだが、エサはそれなりに減っているので大丈夫だろう。
さて、「オカヤドカリは乾燥すると、干からびて死ぬ」などと言うことが言われているのだが、健康なオカヤドカリであれば、「干からびて死ぬ」などと言う事はありません。
「湿度を60~80%に保つ」と言われているが、余り神経質になる必要は無いだろう。
私の飼育下でのことだが、昨年の7月8月の猛暑の時でも全く湿度対策をとらなかったため、40%以下と言う日も2日あったくらい(平均で50%くらい)乾燥した状態が続いたのだが、オカヤドカリたちは元気に動き回っていた。
断言は出来ないが、「オカヤドカリが死ぬ原因」は、乾燥が原因ではなく、「流通過程での管理不足による衛生状態の悪化」で、何らかの細菌・ウイルスなどに感染した事が原因ではないだろうか?。
私の場合は、4月中頃から4回、合計で14匹買ったのであるが、買って1週間たらずで死んだ@も含め4匹が秋までに死に、2匹を脱走で失った以外は、その後1年半問題は起きていない。
「共食い」と言うことが心配されているのだが、かなりの過密状態で飼育しているのだが、共食いは起きておらず、体の一部が欠けた固体も見た事が無い。
多くの人の場合、頻繁(月に1~2回)に砂を洗ったり、乾いたからと言って霧吹きで水をかけるなど、@たちに「過度のストレス」を与えている為ではないだろうか?。
私の場合は、エサと水の交換は月に3~4回くらいで、それ以外は殆ど「手をかけない」と言うのが基本で、砂の交換も年に2回です。
臆病な生き物なので、できるだけ「そっと」しておくのが良いように思うのだが・・・・。
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へそ曲がりおじさんのひとり言から分離しました

2008-04-23 05:28:22 | オカヤドカリに関する話し
「へそ曲がりおじさんのひとり言と」、「へそ曲がりおじさんの花便り」に続く第3弾です。
ジャンル別に独立させる事で、まとまりのあるブログにしたいと思いますが、これから少しずつ書いてゆくため、少々お待ちください。
「へそ曲がりおじさんのひとり言」、の中にも書いてあるので、取り敢えずはそちらを見てください。
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