この画像が何を意味するのか。
先日ブロ友さんからいただいたカトレアが植えてあった鉢です。
植え込み材料は「バーク」で、鉢は「プラスチック」。
この組み合わせ、植え替えて2年くらいは良いのだが・・・・。
2年もすると突然状態が悪くなり、とんでもないことが起きるのです。
正直、いただいた時点で葉の色が気になっていたが、悪い予感が的中です(笑)。
鉢から抜いたところです。
表面の根は何とか生きているが、少し下は真っ黒になって腐っている。
中間にある根も、黒くはなっていないだけで、すでに枯れている。
黒く腐った根と、枯死した根を取り除いてみた。
これ以上取るとチョット心配なので、ここでやめる。
これが取り除いた根です。
取り敢えず植えてみた。
今までは「プラ鉢」だったが、私は素焼きの鉢に。
植込み材料は「シンビジウム用」として売られているもの。
が、カトレアにはあまり向いていないようなので・・・・。
表面はミズゴケで覆います。
シンビジウム用の用土は軽石が主体なので、バークのように腐ることはない。
植え替えにはよくない時季ではあるが、植え替えないとさらに根腐れがひどくなってしまう。
背に腹は代えられないのです。
なので、とりあえずは「湿度保持」の意味でポリ袋をかぶせました。
こうすることで、傷んだ根の負担を軽減させるのです。
保温効果はあまり期待できないが・・・・。
参考までに。
私も数年前まではバークを主体に使っていたが、手持ちの在庫が切れたのをきっかけに使うのをやめました。
その理由は、バークは安くて使い勝手もよいが、一つ間違うとこのようなことになるからです。
生産者もよく使っているが、これには裏があるのだが・・・・。
私がバークを使わなくなったのは・・・・。
その裏事情を知ったからです。
その裏事情に関しては改めて書くつもりです。
2017.11.11
追記です。
この記事を書いたのは1年余り前のことです。
その後は無事に冬を越し、春には新しい芽も出ました。
その後も順調に成長はしたものの、根腐れによるダメージもあり、花を咲かせるまでには回復せず。
で、今も枯れずにいるので、今年は何としても花を咲かせたいものです。
新しい根も順調に伸びているので、今年は咲いてくれると思うが。
かつてはうまく育たないことが多かったカトレアたちも、最近は比較的よく育つようになりました。
実はこれ、私の腕が上がったわけではないようです。
かつてはバークを主体に植えていたが、今はミズゴケを主体に植えていて、そのミズゴケも上質なものに変えています。
かつてはホームセンターでも売っている「500グラムパック」を使っていたが、今は「AAA」の「3キロパック」を使っています。
そして、それも今ではだいぶ少なくなってきました。
そのため、半年ほど前に「AAAA」という最高クラスのミズゴケを見つけた購入済みです。
そう、ミズゴケも上質なものの方が結果もよいようです。
ちなみに、ホームセンターなどで売っている質の良くない500グラムパックのミズゴケ。
これを6個(3キロになります)買うのとほぼ同じ値段で最上級(AAAA)のミズゴケが買えるのです。