
これは先日作った胡蝶蘭用のケースです。
骨組みはアルミ製で、周りは透明なマルチフィルムで囲いました。
加温用の熱源は「ペット用」のものを使っているが、何分にも「13W」という低W数なため、温度は室温より「2度か3度位高くなる」という程度で、このままだと「温度不足」の可能性も。
そこで・・・・。
急遽、外側に「クッション用のプチプチシート」を重ね張りすることに。

これはプチプチシートを重ね張りいたところです。
ところで、このプチプチシート。
普通のものとは違います。

普通のシートが手元にないので、比較のために「1円硬貨(直径は2㎝」を置いてみたが。
そう、普通のものの倍の大きさで、厚味も倍あります。
また、透明度もこの方が少し良いです。
が・・・・。
これを使ったとしても、多分1度位しか上がらないだろう。
2024.11.10.
追記です。
実際使用してみたところ、条件によって保温効果には差が出ています。
で、一番心配している部分「明け方の最も寒い時期」に関しては期待以上の効果が出たかも。
当初の予想では「3度高く保てるか?」としていたのだが、「4度から5度」は高く保てるようです。
たまたま在った、「2ヶ所同時に計測できる最高最低記録温度計」でケース内とケース外を測定したところ、朝起きて暖房を使い始めると「内外の温度差はあまりない」という状態になるが、暖房を切って室温が下がり始めると、ケースの外の温度低下の速度より内部の温度低下の速度が遅く、条件次第では「6度近く」も差が出ることも。
おかげで、今のところは未だ17度を下回ることもなく、胡蝶蘭も順調に育っています。
そして、胡蝶蘭栽培には温度とともの重要な「高い湿度」に関しても問題ありません。
継続的に確認してはいないが、大体「80%以上」には保たれているようです。
なので、「葉水」は一度もしていません。
が、まだ冬は始まったばかりで、この先どうなるかはまだ不明だが・・・・。
2024.12.01.
近況報告です。

「至って順調」とまでは言えないが、意外と元気そうな感じも。
ちなみに、年が明けてから寒い日が続いていて、室温は「8度台」まで下がっていて、これでいつも胡蝶蘭が枯れるのです。
ところが、今回は最も低くなったときでも「12度台」を保ってくれていて、そこそこの成長もし、一部の株は花芽を伸ばしています」

これは暖房中にケースを開いて写したものなので、内部の温度も20度になっているが、湿度は「70%以上」と、胡蝶蘭には適した湿度に。
ただ・・・・。
順調に育ったことで、いささか「過密状態」になりつつあるが・・・・。
ということで、今のところは特に問題は出ていないようです。
2025.01.15.
その後の事でも。
前回追記した後からのことだが、想定以上に温度が高く保たれることが増え、当初は「3度位高く保てれば」という程度だったのが、それが何故か少しずつ高くなり始め、最近では「9度」も差が出る日もあり、平均すると「8度」くらいは高く保っているかも。
そのため、立春寒波で冷え込んだ日でも「17度(室温は9度)」は保たれています。
が、その原因はよくわかりません。
わずか「13W」という熱源なので、ここまで高く保てるのが不思議です。
なので、胡蝶蘭自体は順調に育っています。