なんとも見事な根っこだが、これはテーブルシンビの根です。
テーブルシンビ。
正式な名称ではなく、小型のシンビジウムのことを言うようで、東洋ラン(大磯系?)との交配らしいが。
ちなみに、太さはうどんと同じくらいあります。
これが全体の姿で、3号(9センチ)のポットに植えてありました。
本当はもうシンビジウムは買わないつもりでいたのだが、思いのほか安い値段だったのと、コンパクトな姿(蕾を含めても40センチ弱)につい惚れて連れ帰りました。
普通のシンビだとこに倍くらいになるので。
ちなみに、私が蘭に関心を持ったのもシンビジウムが最初であって、それも「60年以上も前」の事です。
そのころはまだ大卒サラリーマンの初任給が「1万円以下」という時代だったが、シンビジウムの開花株となると「数万円」なんて時代で、「高嶺の花」であるとともに、「高値の花」でもあったのだが・・・・。
蕾は全部で13個。
ネットで調べてもあまり出てこないが、花はすっきりしたグリーンのようです。
で・・・・。
3号のポットでは不安定で小さすぎるので、4.5号も鉢に植えました。
昔はバークや軽石を主に使っていたが、今回はミズゴケを使っています。
2022.12.14.
追記です。
気温が低いので開きが遅いが、ほとんど薄いグリーン一色の花のようです。
シンビジウムはリップに斑点や色模様が入ろことが多いが、これはそれもなさそうな感じが。
和蘭などで「素心」という花のような感じかも。
2022.12.18.
再追記です。
光の加減で本来の色が再現されていないが、すっきりとしたライトグリーンの花です。
リップも斑紋は全くなく、和蘭であれば「素心」と言われる部類かも。
かすかに香りはあるが、「香りがある」というレベルではなく、「香りはない」と思っていいかも。
2022.12.25.
これが今年最後の投稿になると思うが、少し訂正をしておきます。
25日には「香りはない」と書いたが、これは間違いのようで、気温や時間帯によってはそこそこの香りがあるようです。
というのも、たまたま「何か匂う?」と感じ、よくよく確認するとこの花が匂っていたのです。
晴れて少し暖かったことで匂うようで、寒いと余り匂いを感じません。
時間帯によって匂いの強さが変わることもあるので、ウッカリしたとこは書けません。
今回は早とちりをしたようです。
それではまた来年もよろしく。
来年は良い年になると良いのだが・・・・。