てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

あるある…の顛末

2007-01-30 13:41:43 | ビジネスと社会
 「あるある大事典」事件では、次々に実験データ捏造が明るみなりつつある。相次いで発覚する捏造で、関テレの業績は大打撃を受けそうだ。最終的には「十数億円から数十億円に上るのではないか」ともいわれている。

 これだけの大事件にもかかわらず、一傍観者として対岸の火事ぐらいに思っていたら、関係者の一人が身近におられることが分かった。
 同番組のレタスの催眠作用についてマウスを使って実験した、千葉科学大の長村洋一教授その人である。
 元々、健康食品学研究の第一人者であられ、「長村洋一」でヤフー検索すると約6,530件ヒットするほどの著名なお方なのだが、今回の事件をきっかけにして、一層「時の人」となられた。
 長村洋一氏は、三男の幼友達恵介君の岳父である。

 「健康」は今も昔も変わらぬ永遠のテーマだけに、同種の番組はますます増えるはず。「納豆ダイエット」の放映後は、全国の小売店で一時納豆の売り切れが相次ぐなど、社会現象となった。

 読者・視聴者はメディア誘導に振り回されない賢明さと、確たる見識を備えたい。
 一方、メディア側は常に読者・視聴者の厳しい目を意識して、自らを律したい。
テレビも新聞も変わりはない。 改めて新聞や放送倫理のあり方が問われるところだ。
 社会を混乱に陥れ、報道の信頼を大きく損なった責任をとらねばならない。

コメント (4)
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