てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

アルハンブラの道遠し

2008-05-04 19:25:28 | 音楽
 いくら頑張って弾いてもそれらしく聴こえなかった「アルハンブラの思い出」だが、突然今日になって少しそれっぽく弾け出した。

 伊勢ギター友の会・広垣進さんのブログ「クラシックギター・レッスンノート」の中で、
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私の場合、「最近、アルハンブラがうまく弾けないな」と思ったときは、
・どれかの指だけが不自然に力んでいないか
・関節の自然な動きにさからった弾き方をしていないか
・爪の長さやかたちは適当か
・力を抜いて弾けるテンポで弾いているか
・指の動きが大きすぎて空振りをしたり、小さすぎて音がつまったりしていないか
・体全体が自然な演奏姿勢をとってリラックスしているか
・指の動きはしなやかかどうか
・指の曲がり具合はどうか
・32分音符の最後の音(音の変わり目)は、きちんと出ているか
・・・・・・などと、あれこれと原因をさぐります。
ただ回数多く弾くだけでは、ロスが大きいと思います。
私の場合、疲れていないときに、静かな環境で、落ち着いてゆっくりと弾きながら考えてみないと、絶対そこに「発見」はありません。
したがっていつまでたっても上手く弾けるようになりません。
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と書いておられるが、このことを肝に銘じてこの3カ月、集中練習に励んだ成果といえよう。

 もうひとつ気付いたことは、『トレモロは、右手親指(低音部と伴奏の分散和音を担当)が安定して弾けないとダメ』ということ。これまで今をときめく村治佳織さんの演奏を手本に繰り返し聴き、いつも低音部が耳に残りながら、それが上手く出せなかった。今やっとそのニュアンスを出せるようになった。
 われながらトレモロ奏法が大分安定して来たので、もっと軽快な速度で弾ければと思っている。でも、まだまだ道遠しで、或いは生涯かかるかも。

【参照サイト】
クラシックギター・レッスンノート
ギターワンポイントレッスン
コメント (2)
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