てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

魚屋さんの魚

2008-05-30 07:55:07 | グルメと料理
 当地区では火・木・土曜日の週に3日間は、お馴染みのO森魚屋さんが行商に回ってくる。流れてくるお決まりの童謡が来訪を告げる。
 魚食いの我が家では、普段魚は大抵スーパーの鮮魚コーナーで求めるのだが、時に奮発してこのO森魚屋さんのものを買うことにしている。
 食べ比べてみて歴然と味に差がある。やや値段は高いが、鮮度の関係かスーパーのそれとは全然違う。似て非なるものである。孫たちも一遍でそのことを見抜くほど。

 我が家のように二人だけだと、スーパー店頭に並ぶパックだと食べきれないこともある。その点魚屋さんの場合は、リクエストに応じて如何様にでもさばいてくれるので、結局は便利で割安かも知れない。近所の独り住まいの人も、同じ様な人同士が1尾の魚を分け合って調理して貰っているのを見かける。

 このO森魚屋さんの御主人は小生と同姓だが出は違う。若くして丁稚奉公で苦労した甲斐があって今では、町内こぞって来訪が待たれるほど繁盛している。奥さんの方は、彼女が小学生の頃、かみさんがソロバンを教えた縁により、昔からよく知っている仲でもある。
 最近は二世が同乗して行商に来るようになった。無事後継者が出来たようで、O森魚屋の将来は安泰だ。
コメント (6)
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