
民家の傍に立った電波塔
突如、近所に携帯電話基地局の電波塔が出現した。早速に「なかい」の掲示板にも町内の人から電波塔が人体へ健康被害を及ぼさないか不安の声が寄せられた。
そもそもこの電波塔は、昨春安養寺の寺下に建設計画が持ち上がり、総代の総意で反対した経緯がある。 電磁波対策研究会の報告にもあるように、『送電線や家電製品などから発生する超低周波電磁波や、携帯電話から発生する高周波電磁波などに長期間曝されると、がんなどの健康影響を発生する怖れがある』と言われている。「電磁波の健康リスク」については、意外と知られざる課題懸案事項である。
お寺の下の設置趣意書には『携帯電話基地局から発する電波は、国が安全かつ安心して電波を利用するために制度化した「電波防護のための基準値」をはるかに下回る極めて微弱なものです』との説明書があったが、今回の中井への電波塔設置にあたっては、地域住民に対して事前に何らの説明会などもなかった。
遅きに失した感があるが、「疑わしきは許さじ」の観点に基づき、今からでも善後策を講じたい。さて何から取り掛かればよいのやら。