てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

ダウンバースト

2009-07-22 10:03:00 | 気象・気候

1.3㎞にわたって31本の電柱が林立

1.3㎞にわたって31本の電柱が林立

1.3㎞にわたって31本の電柱が林立

 とうとう新聞屋が新聞ネタになってしまった。
 19日に岡山県北美作市で突風が発生、住宅2棟が全壊、窓が割れるなど71棟が一部損壊するなどして2人が軽傷を負うなど突如大惨事が襲った。(7月20日19時6分配信、毎日新聞の記事


 全壊2棟の一つは新聞販売所であった。現役時代に取引先として懇意にして頂いたF田所長夫婦の悲痛な表情が、NHKの全国放送で何度も流れた。まさかこんな形で再会するとは思いも掛けなかった。天災とはいえ慰めの言葉も見つからない。
 「いろいろな人に支えられて本当にありがたいと思っています。元気が出ました。」と健気に話す奥さんの一言に救われる思いがした。

 竜巻かダウンバーストと見られるが、1991年6月27日に近所で起きたダウンバーストの惨事が蘇る。岡山市雄町(おまち)から同四御神(しのごぜ)にかけて南北に延びる直線道路1.3㎞(大昔の条里跡?) に沿って31本の電柱が林立するが、その内18本の電柱がダウンバーストによってなぎ倒された。けが人が出なかったのが不幸中の幸いだった。

 この度の梅雨前線による記録的な豪雨の影響で土石流が相次いで発生。山口県では老人ホームの裏山が崩れるなど、大きな爪あとを残している。被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げると共に、一日も早い復旧と梅雨明けが待たれる。
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晩御飯はウ・ナ・ギ

2009-07-19 09:46:00 | グルメと料理
 今日は土用の丑の日、ウナギ受難の日である。新聞報道によれば、嬉しいことに今年はウナギの市場価格が下落傾向にあるそうだ。

 昨年はギョーザ中毒事件をきっかけに、中国産食品への食の安全が問われ、消費者の足が遠のいていた。ところが、喉元過ぎれば何とやらで、不景気風のもと消費者の安値志向が強く、値段の安価な中国産に、またぞろ目が向いているという。

 かくいうわが家では、元々は敬遠していた中国産だが、年中食卓に上るほどのウナギ大好物のため、最近では安さにかまけて、時に中国産に手を出すことがある。
 それは兎も角として、今日の晩御飯は勿論ウ・ナ・ギ!

【関連記事】
2005/7/28 本日、土用の丑の日
2007/7/26 鰻(マン)パワー

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うらなりのグリーンカーテン

2009-07-19 08:05:00 | ノンジャンル






 わが部屋のグリーンカーテンは、朝顔、フルーツトマト、ゴーヤの三者がプランターで共生している。
 共生といえば聞こえはいいのだが、お互いが栄養を取り合っていずれもが末生り(うらなり)に留まった。写真でご覧の通り、樹と樹がスケスケでネット丸見えとなり、貧弱なことこの上ない。到底“グリーンカーテン”などといえた代物ではない。来年こそはは地に下ろそうと反省している。

 それでもトマトとゴーヤは、小振りながらも成熟し食卓に上った。そして遅ればせながら、今朝は紫の朝顔が一輪花開いた。先日行く末を案じていた所、suzieさんから「朝顔は、小さいつぼみがいつの間にか大きくなってますよ。大丈夫です(^^)」と慰めの言葉を掛けて頂いたばかりだ。
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順調生育

2009-07-18 09:51:00 | 農事

順調に生育

ヒエが目立つ田圃

イネとヒエの見分け

 田草取りでかみさんが腰を痛めただけの甲斐あって、今年はイネの生育が順調。肥料の効きもよく他所の田圃よりも緑が濃くて背が高いので、今から台風被害によるイネの倒れが心配だ。

 ただ、同じ様に手を掛けても2枚の田圃で生育が違ってくる。写真では見分けにくいかも知れないが、小さい田(写真下)は、あちらこちらにヒエがみられる。酷かった昨年の様なことはないものの、明らかに大きい田(写真上)よりヒエが目立つ。

 イネは順調に成長しているが、ヒエ抜きが充分に行われていないところは、ヒエの成長に負けて、イネが小さく、風通しも悪いので病気や害虫が発生しやすい。夕方の少しは涼しい頃を見計らってヒエ抜きに精を出すとしよう。


 ここまで書いた所で、エンピロさんから「稗は背丈が高いから目立ちますよね。(ヒエ抜きは)もう少し後でもいいんじゃないかなあ」とのコメントを頂いた。
 それもそうだなと思い直して、5日ぶりのウオーキングに出かけた。そして、わが田圃に差し掛かると、所々にかたまって茂るヒエが否が応でも目に入る。もうウオーキングどころではない。

 結局、午後6時前から1時間半、かみさんと二人でヒエ抜きに大汗を流した。「日本人のDNAには、ヒエを見れば抜きたくなる性分が組み込まれている」というような話を思い出しながら…。

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アルハンブラへの道

2009-07-16 08:08:00 | 舞台、ライブ
 ギターのトレモロの名曲「アルハンブラの思い出」は、スペインのギタリスト、 F.タルレガがアルハンブラ宮殿を訪れたときの印象をギター曲として残したもの。 メロディーをマンドリンのように細かく弾くトレモロ技法の練習曲として書かれたそうで、作曲された当初は 「祈り」 という副題もあったという。

 この曲に魅せられて、一意専心取り組んで1年半が過ぎた。余程のことがない限り休むことなく、毎日の積み重ねなので、500回以上は挑戦したと思うのだが、そんな矢先に追い討ちをかけるように「少なくとも1万回は弾きこなさなければものにならない」と聞かされた。

 一時期右指のスピ-ドアップばかりに心を奪われていたが、今は原点に立ち返りa・m・i(薬指・中指・人差指)の連続する音が均一に粒が揃うまでは早く弾かずに、むしろ遅く練習し、きれいに揃ってきたら少しピッチを上げようと言い聞かせながら弾いている。
 それとa・m・iを弾くとき「a」を少し強く弾くように心がけている。薬指はなかなか強い音が出難く粒を揃えようにも、どうしてもaの音が弱くてなかなか揃わないから。

 タルレガだからこその“練習曲”で、凡人にはマネのできない業だ。副題にあるように「祈り」をイメージして、根気よく、確実に、丁寧に弾くように心がけている。1万回の道のりは遠くて険しい。
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