てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

いざレコーディング・ダイエット

2009-09-09 14:19:00 | 健康と医学
 SAS(睡眠時無呼吸症候群)の治療で、3月末にC-PAP装置を装着してからは即改善がみられ、その後毎月1度の経過観察でも睡眠時の無呼吸症状は殆どなく、喉の不完全な閉塞を含めても5回以内と正常範囲に治まっている。
 今日の診察でも主治医から「これで痩せられればC-PAPマスクは要らなくなる」とまで言われた。

 一方、体重減量策の一環として7月末から朝晩2回(1回1時間=約5㎞)ウオーキングを励行している。ところが40日が経過しても体重変化は殆どみられず、発汗に伴う重量減のみ。
 そのことを医師に告げると「運動だけで体重を減らすのは難しい。歩いてもあまりカロリーは消費しない。食べる量を減らし、夜にでんぷん類などカロリーの高いものを減らす。代わりに野菜類で腹を膨らせるなど、女性がやっているようなダイエットを心がけなければ…」との御託宣である。

 「そんなに食べてはないし、カロリーも常に意識しているのに…」とは思ったが、自分の基礎代謝量1,395 kcalをはるかに上回るカロリーを摂取していることは紛れもない事実。こんなアバウト思考から脱却しなければ、生半可なことでは体重は落とせないと悟った。
 加齢に伴う基礎謝量の低下に拍車がかかり、体がローカロリーに慣れてエコモードに変身という負の連鎖に陥っているようだ。

 そこで手元にある岡田斗司夫の著書「いつまでもデブと思うなよ」を今一度思い起こした。1年で50㎏の減量に成功した氏の究極の思考法『レコーディング・ダイエット』、つまり口にしたものを時間とともにメモすることに尽きる。

 早速に今日の朝食と昼食のメニューを書き出してみた。
朝食679kcal(ピザ1枚318kcal、かぼちゃスープ271kcal、イチジク2個90kcal)
昼食617kcal(カレールウ261kcal、ご飯200g336kcal、キャベツ100g20kcal)
夕食?kcal(飲み会)
 こんな時に困るのが外食で、よりによって今日は飲み会の予定がある。傍らでかみさんが「(飲み会では過飲食に)気を付けんと!」と釘を刺す。

 せっかく糖尿病が改善され空腹時血糖値も正常値を示すまでになった。SASも体重さえ落とせば鬱陶しいマスクから解放される。両病の根源であるウエイトオーバーを何としても改善したいと念じてやまない。
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庭の恵み

2009-09-07 14:48:00 | 農事
 7日は暦の上では「白露」と誠に美しい響きながら、まだまだ日中は夏の余韻どころか夏そのものの暑さ。この時季恒例の庭木の剪定を済ませ、剪定屑の後片付けを2日間に分けてやっと終えたのだが、作業中は玉のような汗がしたたり落ちる。

 小欄「2009/6/8 御用の松の後釜」でも書いた様に、昨年の庭の剪定の折には由緒ある松の苗木を発見し驚いたものだが、続いて今年もその辺りに数本の苗木を見つけ、早速に鉢植えにした。

 わが庭には昔から1本のサルスベリの木があったのだが、36年前の母屋建て替えの際に紛れて姿を消してしまった。
 その後、新しく植えるのだが枯れたり、庭師によって誤って切られたりの憂き目に遭いながらなかなか大きく育つ暇がない。それでも当方の期待に沿うべくへこたれずに切口から芽を出し、今はやっと5、60㎝まで伸びた。

 庭の剪定に先立ち、庭の東端の一角に菜園スペースを空けていたのだが、更にもう一箇所花壇を菜園に変更し畑から掘ってきたミョウガを植えた。その周りにはプランターを並べて、色んな秋野菜の種を蒔いた。
 ほうれん草、春菊、青首大根、カイワレ大根、小松菜、いんげん豆などが秋の食卓を賑わしてくれるのを楽しみに。

【関連記事】
2007/9/9 庭木の管理
2008/9/10 新しい息吹


しぶとく生き残るサルスベリ

昨年に続き芽を出した松の苗木

先輩松に囲まれて(真ん中の4鉢が新しい苗木)

庭の東にあるぶどう棚

先日用意した菜園スペース

新しく花壇を菜園に

剪定を終えすっきりした庭

剪定を終えすっきりした庭
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我が人生の鏡

2009-09-05 11:01:00 | 暮らしと生活
 
e-hon「ターシャの庭」より

 以前NHKで「ターシャの庭」を観て感動した覚えがある。その「ターシャ・テューダー展」が岡山市内の天満屋岡山店葦川会館で始まったのでのぞいて来た。

 「ターシャは1830年代のライフスタイルを好み、56歳から昨年92歳で亡くなるまでバーモント州の山奥に住んだ。絵本を創作しながら、30万坪(約100㌶)といわれる広大な庭でガーデニングを楽しみ、自然の恵みで衣食住をまかなう生活は、日本でも注目を集めた」(9月2日付山陽新聞夕刊より)

 会場には本邦初公開となる絵本の原画や、彼女が日々使っていた食器や手書きのレシピ、手作りの人形、生活用品、家具などが数多く展示されている。
 また会場の一角には、ターシャの自宅とポーチと庭を模して再現したコーナーがあり、置かれた椅子には先ほどまでターシャ座っていたような錯覚に陥った。

 「人生は短いのよ。充分に楽しむためには、まず手に入れたものに感謝すること。文句を言っている暇などないの。目の前にある幸せを、精一杯味わうことよ」のメッセージが心に残った。

 4人の子供を育て上げ、60才前から30年間掛けて作り上げた究極のナチュラルガーデン「ターシャの庭」。それこそ猫の額ほどのわが庭などはるか及ぶべくもないが、ターシャが大切にしたように「花を愛し、生き物を慈しみ、自然を敬い、その恵みに感謝を忘れないよう」スローライフを目指したいと思う。ターシャの庭こそ我が人生の鏡としたい。今からでも遅くはない。
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猫の額菜園

2009-09-03 10:14:00 | 農事

グリーンカーテン前(5月4日)

猫の額菜園(9月3日)

 民主党が地すべり的大勝利を遂げ、歴史的なものとなった夏の終わりの衆院選だった。
 一方、気象庁は9月1日、6~8月の夏の天候まとめを発表し、その中で今夏東北の梅雨明けを断念していたが、いったん梅雨が明けたとしていた中国地方と北陸についても、「梅雨明けを特定しない」と修正するなど、こちらでも歴史的なものになった。

 そんなこんなで明けた9月だが、1日のテレビ東京「火曜日エンタテイメント」では、都会の真ん中で、野菜作りにトライする家族に密着取材し、ほのぼのとした姿を放映していた。
 これに触発され、我が家でも庭の一角の役目を終えた朝顔とゴーヤのグリーンカーテンを片付け、更に石灯籠や石畳を移動して半坪ほどの“猫の額菜園”を確保した。
 あと2日ほどしたら庭の剪定に見えるので、それが終わり次第秋野菜を植えてみたいと色んな種を用意して満を持している。

 3日付の山陽新聞によればベランダや庭で野菜を育てる「フードニング人気」を紹介している。フードニングとは「フード」と「ガーデニング」を合わせた造語で、主に食べられる野菜、ハーブを育てる家庭菜園を指すそうだ。

 折りしも昨日からターシャ・テューダー展が開幕した。「ターシャは1830年代のライフスタイルを好み、56歳から昨年92歳で亡くなるまでバーモント州の山奥に住んだ。絵本を創作しながら、30万坪(約100㌶)といわれる広大な庭でガーデニングを楽しみ、自然の恵みで衣食住をまかなう生活は、日本でも注目を集めた」(9月2日付山陽新聞夕刊より)
 倅が前売券を用意してくれているので会期中にのぞいてみようと楽しみにしている。

※夕方、NHK「ゆどきネットワーク」を観ていたら、家庭で食べた野菜や果物の種をまき、リサイクルしている達人が登場した。その注目に値するサイト「種はゴミじゃない」はこちら。お見事!!
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