ゴムボート補修材テスト

2010-07-10 17:07:43 | タナカ君的日常
 一昨日にゴムボートの空気漏れなどの点検をした結果ですが、 ボートの周囲の空気が入るチューブ状部分に空気漏れは無くボートとして使用可能だが、底面をなすゴム引きシート部分には直径1mm以下の小穴が20ケ所以上確認出来た。そこからはジワリジワリと水が沁み込んで来るに違いない。 義弟の話では「水が溜まったら掻き出せば済むから問題無いよ!」との話しだったけれど、 気分よく最上川を下りたいから何かを当てて修理する事にした。 それで布地等を売っているユザワヤに材料探しに行ってきました。 一番のお目当てはゴム引きの布地です。 でも立川店にはゴム引きの生地は有りませんでした。 合成皮革の生地が有って、それは使えそうな感じです。その特性を店員さんに聞いたら「防水ではありませんよ」との事だが、息を吹きつけても通過してこないし、今回の目的には充分使えるかもと思って試しに0.5m幅分買ってきました。購入した生地は布と合成皮革を貼りあわせた2層構造の物です。

 今その生地を小片に切り分けて、ゴム用の接着剤を使って以下の内容を確認するために実験中です。
ちなみに使用した接着剤は 「合成ゴム、皮革、金属 対応」 と記載された、
コニシ株式会社 ボンドG17 クロロプレンゴム系溶剤型接着剤です。

1. ゴム用の接着剤でキチンと接着出来るか? : OK

   接着剤を塗布し圧着、 およそ20分経過後。

   布面   <=> 布面    : 強力に接着出来ている。
   皮革面  <=> 皮革面   : 接着されているが接着力が弱い。
           (引きはがされた接着面の様子を見るに、接着剤の溶剤が充分に乾いていなかった様子。)

   接着剤を塗布し圧着、 およそ1時間経過後。

   布面   <=> 布面    : 強力に接着出来ている。
   皮革面  <=> 皮革面   : 強力に接着出来ている。
        (2層構造の布地から合成皮革部分が引きちぎれて来た)

2. 透水性? : 使用に耐える。

   接着剤を使用して袋状の形を作り、 水を注いで漏れを確認した。 
   完全な非透水性では無い、外側にしっとり感が出てきた。
   ピンホール状小穴からの漏水を防ぐ目的には使用可能と判断する。
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