キビナゴの釘煮

2013-04-09 07:01:02 | タナカ君的日常
 3月中旬に囲碁仲間から「これ美味しいですから食べてみて!」そう言って渡されたコウナゴの佃煮みたいな物が入ったビニールの小袋。 早速家でいただくと山椒の香りが口の中に広がり、噛んだ時の食感、確かに美味しいものだった。 ご飯のおかずとしても良かったけれど、 酒のつまみにも最高です。 

 渡された時に聞いた名前は「キビナゴの釘煮」、我が家にもその時に乾燥したやや塩味のするコウナゴの在庫が沢山あったので真似して作ってみた。 しかし出来上がった物の色とツヤ、味と食感は頂いた「釘煮」のそれとは似て非なるものになりました。

 そこで、「真似してコウナゴで作ってみたけど、味がぜんぜん違っちゃったよ、レシピを教えて」小分けしたコウナゴの袋を渡しながら、Nさんに頼んで見た。 そしたら「あれは明石の親戚から送って来てくれた物、家の女房じゃ判らないかもしれないけど聞いてみる」そう言われました。 その翌日に会うと 「タナカさん、レシピ持って来た」、「でも生の”キビナゴ”って魚で作るらしいよ、だから同じ様に作るの難しいってさ」そう言ってワープロで打って印刷したレシピを渡してくれた。 その他に釘煮の歴史を紹介したページのコピーや 「少ししか無いけれど・・・」そう言いながら、先日と同じ釘煮の現物も。

 キビナゴ漁の最盛期だと言う来年の3月、生のキビナゴを手に入れて”釘煮”つくりにトライして見ようと思います。 そのためには今年、これからどこかの山で山椒に出会ったら実を摘んで来て、来年まで冷凍保存することも考えなくちゃならないね。
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