手のひらで体温測定

2013-05-11 10:24:07 | タナカ君的日常
 共稼ぎ両親を持つ孫が保育園で発熱したとて、保育園から「早目のお迎えを」と親の職場に電話が入ったらしい。 それで10時前に「迎えに行ってもらえないか」そんな電話が妻のところに掛かって来た。 そこで午前中は暇な僕は車をだして調布の保育園まで妻を乗せて行きました。

 孫は車に乗って、降りて、自宅の玄関先で小さな靴を脱がされる、 その間中 一言も声を発しない。 「世の中面倒くさい事ばかりだよ・・・」声には出さないが、うつろで弱い視線を空中を彷徨わせている姿は、 そう呟いているようにも見えた。

 「熱はどのくらい有るのかな?」 息子が小さかった時にやっていた方法で調べました。 手のひらを自分のおでこに数秒間当てて、 次いでその手のひらを小さなおでこに当てるのです。 この方法で”平熱を少し上回っている”は勿論、 慣れると37°台、38°台の違いも判定出来る様になるものです。 ガラス棒の体温計で1分間計るより手っ取り早く検温出来ます。

 玄関先で靴を脱がされた後も床にへたり込んだままの姿の孫は妻に任せて、 午後からの公民館囲碁に間に合わせるべく、 僕はさっさと帰宅の途に着きました。 そして夕方、 妻の携帯に電話を入れると、バックグランドに孫の出す声が聞こえていました。 どうやら元気が戻って来たようです。
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