4月1日と言えばエイプリールフールだが、 2016年の今日は電力小売の自由化が始まる日でもある。 それに関連した話で、 世間一般のおばさん達の中には
「他所の会社の電気をどうやって東電の持ち物の電線を使って売ることが出来るの?」
「他所の会社の設備(電線)を使って電気を売ったら、 その分の料金が高くならないの?」
そんな風に疑問を持つ人達がいるそうだ。
余所のおばさんの疑問解消するお手伝いなんか、しなくてもよい話だし、 よそのオバさんが僕のブログを見ているとは想わないが・・・
とりあえず僕だったら、 こんな風に話してみたい。
東京圏で生活していたら日常生活で体験出来る地下鉄の相互乗り入れ、 利用者にとっては乗り換え無しで目的地に行けて便利な面が多い。「線路の所有者はそれぞれ別の電鉄会社。 そこに余所の会社の車両が乗り入れたからと言って、 別に運賃が高くなったりしていないでしょ!」
そうなのだ、 例えば高速道路、東京電力が所有している送電線網、 JRが保有する線路網など、 そこに流れているものは自動車、電気、電車と異なる物ではあるけれど、 いつも目一杯の物が流れている訳では無くて、 余裕がある。 だから余所の会社の車両を通してあげたり、 余所の会社で発電した電気(多量の電子の粒々)を通す事は何も問題なく出来るのだ。
それぞれが所有する設備を相互に利用する場合の合理的な料金の徴収方法を取り決めれば実現出来る話なのです。 今までは、電力会社に地域独占権を握り続けられていたけれど、 福島原発事故で東電の体力が弱ったのを見計らって、 そんな独占権益を奪い、 ユーザーである企業が希望する、エネルギーコスト低下を少しだけ実現する方向に向かって動き出したって所ですかね。
今日の日経新聞には東京電力が発電、送電、小売部門をそれぞれ別会社とする組織に変更した記事が載っていました。
ところで電車の場合は給電方法の違いがあって、 地上を走る電車の場合上空の架線から電気を供給して貰えないと困るから、 相互乗り入れを実現するには地下鉄も架空給電になっている必要があったり、 電気の場合は周波数(50Hz/60Hz)の違いがあって、 その境界地域に設置した周波数変換所を介しての電力のやり取りをしないとならない場合があったりするのですが。
「他所の会社の電気をどうやって東電の持ち物の電線を使って売ることが出来るの?」
「他所の会社の設備(電線)を使って電気を売ったら、 その分の料金が高くならないの?」
そんな風に疑問を持つ人達がいるそうだ。
余所のおばさんの疑問解消するお手伝いなんか、しなくてもよい話だし、 よそのオバさんが僕のブログを見ているとは想わないが・・・
とりあえず僕だったら、 こんな風に話してみたい。
東京圏で生活していたら日常生活で体験出来る地下鉄の相互乗り入れ、 利用者にとっては乗り換え無しで目的地に行けて便利な面が多い。「線路の所有者はそれぞれ別の電鉄会社。 そこに余所の会社の車両が乗り入れたからと言って、 別に運賃が高くなったりしていないでしょ!」
そうなのだ、 例えば高速道路、東京電力が所有している送電線網、 JRが保有する線路網など、 そこに流れているものは自動車、電気、電車と異なる物ではあるけれど、 いつも目一杯の物が流れている訳では無くて、 余裕がある。 だから余所の会社の車両を通してあげたり、 余所の会社で発電した電気(多量の電子の粒々)を通す事は何も問題なく出来るのだ。
それぞれが所有する設備を相互に利用する場合の合理的な料金の徴収方法を取り決めれば実現出来る話なのです。 今までは、電力会社に地域独占権を握り続けられていたけれど、 福島原発事故で東電の体力が弱ったのを見計らって、 そんな独占権益を奪い、 ユーザーである企業が希望する、エネルギーコスト低下を少しだけ実現する方向に向かって動き出したって所ですかね。
今日の日経新聞には東京電力が発電、送電、小売部門をそれぞれ別会社とする組織に変更した記事が載っていました。
ところで電車の場合は給電方法の違いがあって、 地上を走る電車の場合上空の架線から電気を供給して貰えないと困るから、 相互乗り入れを実現するには地下鉄も架空給電になっている必要があったり、 電気の場合は周波数(50Hz/60Hz)の違いがあって、 その境界地域に設置した周波数変換所を介しての電力のやり取りをしないとならない場合があったりするのですが。