燻製肉の下処理作業

2016-07-07 08:53:56 | タナカ君的日常
 ワゴンRの荷物としては大き目な手作り燻製器を積み込んで東京から安曇野にやって来た。 だから当然、燻製作りも安曇野生活での重要なイベントです。

 その燻製器の内部には材料を吊るしたり載せたりするための金網があるのだが、 そのサイズは 30 x 45 cm の物だから、 ブロック肉だって10本程度は余裕で吊るす事が出来、 僕一人の食べる分を作るには大きすぎる燻製器なのだ。

 そんな訳で、 安曇野生活カテゴリーにも時折登場して何くれと無く世話をしてくれる「隣のオジサン」の奥さんに「燻製作りをやって見ませんか?」と声を掛けた。 そしたら乗り良く「やって見る」との返事をいただいた。


 そこで材料のブロック肉を入手するために、 スーパーの精肉担当部署の人に先の日曜日に注文を出しておいて、 注文翌日の月曜日の朝一に購入して来たのです。


 500gほどのサイズに切り分けてもらったブロック肉が10本、 それが2軒で仕入れた肉の量です。 スーパーから肉を受け取ってすぐ、 オバサンの所の台所でハーブ入りの岩塩・商品名「クレージー・ソルト」の摺り込み作業を実施しました。

 肉には内部に塩分が染み込み易いように、 太い釘を使って2cm間隔ほどで突き刺して穴を開けました。

 クレージーソルトは肉との重量比1.5%の分量を計り分けました、写真の小皿がそれです。 オバサンの所には1グラム単位でデジタル表示出来る優れ物の秤がありました。

 肉の表面にビニール手袋を装着した手で塩を擦りつけました。 塩を擦り付け終わった肉は一個づつ、 すぐさまスーパーのレジの後方に置かれている薄手のビニール袋に入れ込み、 空気との接触を絶ちました。 作業に要した時間は1時間弱だったかな。 そんな前処理を終えた肉は直ちに、 それぞれの家の冷蔵庫に保管しました。

 その後は、 お茶を御馳走になりながら、 およそ一週間後に実行する事になる燻煙作業の日程調整をし、 最後に「これから毎日一回、 肉の表面を撫でたり、 揉んだりする作業をやって下さい」と告げ、

 無事に燻製用のブロック肉の下処理作業を終えたのでした。
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