電気工事見物-2 @2020

2020-03-23 11:53:20 | タナカ君的日常
 先日見物した電柱入れ替えの工事、 その翌日には変圧器等の移設と配線の繋ぎ変え作業は終わった。 移設工事中の配線状況はグチャグチャしていて、 高所作業車のクレーン上に乗った作業員は回路図を眺めながら作業をしている風も無く 「あれで大丈夫なのか?」と不安を抱いたものだった。 しかし工事は終了した模様で変圧器は新しい電柱に移設が完了し、 作業のために部分的に切り離された高圧側の電線も接続が復旧している。 しかし相変わらず変圧器廻りの配線は密集していて遠目には今もグチャグチャ状態にみえる。 そこで望遠レンズで撮影してじっくりと眺めてみた。 そんな写真をご覧ください。


単純化した各家庭への給電回路図


新設された電柱、
電柱は上部に金属製の円筒が被せてあるタイプ。
金属筒の厚みは6mm以上の分厚い物でした
(5Φの棒を近接させての判断)。


電柱の識別標識


変圧器の保持方法(今回の工事対象とは別の電柱の変圧器)
トランスは2本の金属ベルトで電柱に縛り付けてあり
トランスの底面は電柱から伸びた横棒で重量を支えている。


移設完了した変圧器周辺の様子。


変圧器上部に設置されたD型アーム(*1)周辺の状況。


変圧器から各家庭への分岐配線端子部分
黒いタコの吸盤の様に見える。
白い円筒状の物は多分フューズ。


各家庭への引き込み線への分岐。
変圧器から離れた二本の電柱の中間部分。



(*1) D型アーム 資料 (株) 東京富士商会 架線材料 より転載
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