寒い我が家

2011-01-21 17:54:43 | タナカ君的日常
 寒い日が続いている。 我が家の室内に吊るしてある昔ながらの寒暖計を朝食後に確認してみたら13℃だった、 何しろ暖房といったらMax1kwのセラミックヒーターが1台出してあるだけ。 それをMaxパワーの7-8割方の設定で使っているのだから、間違っても部屋全体がエコな適温とされる21℃ほどに暖まる事なんて無い。夕飯の支度でガスコンロを使い、炊飯器が湯気を吹き出している今でさえ室温は15℃。 仕方がないから僕は家の中で雪山用のダウンの上着を羽織って寒さに耐えています。 ガスストーブを以前には使っていた筈だが?と思って妻に「これじゃ寒すぎるぜ、ガスストーブあっただろ?(あるなら出せば良いのに・・・)」と思って聞くと、 妻の答えは「あれは捨てて、もう有りません!」、 「何でガスストーブを捨てる必要があったんだよ?!」と僕、 「私は小型のガスストーブを買いたかったのに、貴方がセラミックヒーターなんか買ったから・・・」さらに「イチャイチャ」「クチャクチャ」と妻の腹の底の恨みつらみが口から垂れ流れ出した。 ヒーター買ったのは、もう1年以上前の話だぜ、まいったなーもう、こうなると僕はそれ以上口を閉ざすしか無い。

 そんな訳で明後日の日曜日、 電気こたつくらい部屋の中に追加で出してあるかもしれませんが、 兎に角家の中が寒いです、その積りで遊びに来て下さいな。
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横たわって救助を待つドジな奴

2011-01-20 10:49:14 | タナカ君的日常
   すでに家の周りの短距離の散歩はスローペースながら出来た。 そうなると、 泊まりがけでの雪祭り見物の旅行に必須な事は電動傾斜ベッドの力を借りることなく自力で寝起き出来る事。  妻が11時を少し廻った頃に「ちょっと買い物に出て来ます」と言って出て行った隙に、そいつをこっそりと試してみようと思い立った。

 電動ベッドから降りて、 隣の間の畳の上に尻をつき、脚を投げ出し、 上体は立てたスタイルをとった。 右腕は首から三角巾で吊っている。 その三角巾で吊った右腕を左手の力で胸の前に寄せておいてから、左手を斜め後方の畳につき、 右腕の重みを上体で受け止められる様に上体を左に少しひねりつつ、 徐々に上半身を傾けて行った。 途中で右腕に嫌な痛み感も走ったがなんとか我慢出来て、1分も掛からずに畳の上に横臥の姿勢になれました。 「第一段階、無事成功!!」です。

 まあ起立状態から、横臥への移行過程では僕の非力な左手でも左手の上腕骨を支えに使いながら、上体を徐々に畳に倒す作業を遂行出来たのです。 しかし、 その逆の動作を実行して立ち上がる事が出来ません。 上体を起こす動作を行おうとすると、無意識に右腕の筋肉にも力が入ってしまい、 強い痛みを感じてしまうのです。 何遍も右腕を上体に預ける位置を変えたり、 頭の下に手近な位置に転がっていた本を重ねて差し込んでみたりと色々トライしてみたのですが、途中の痛みに逆らって上半身を起こす事が出来ません。 11時半くらいまで足掻いてみましたが、あきらめました。 あきらめた途端に寒さが急に気になりだしました。 そこで、これまた手近にたたんで積んであった衣類を上半身に乗せて寒さを防ぎつつ、横たわり続けました。 携帯電話も電動ベッド脇の金剛杖に括りつけて有るので立てない限り使えません。  買い物に出た妻が12時には戻るでしょう。 それだけが頼りです。 なんだか登山者の少ないルートを単独登山中に滑落骨折して身動き出来無いシチュエーションみたいです。

 11時50分、玄関の扉の軋む音が聞こえました。 出来るだけ平静な声で「おーい、ちょいと手を貸して!」と声を掛け、 顔を覗かせた妻に、手当たり次第にセーター等を腹や胸の上に載せ、無様に横たわったままの姿を笑われつつ、助けを借りて起き上がる事が出来ました。 これは昨日のお話です。 今日は夕方まで妻は友達とウオーキングに出かけて戻りません。 昨日のドジは絶対に繰り返さない様に注意して行動します。
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「歩け!」

2011-01-19 20:55:19 | タナカ君的日常
 命令形の 「歩け!」 では無いものの、僕のこれからを心配してくれる人達からの言葉には、誰も彼もがリハビリとして「歩きの勧め」を伝えてくる。 今日届いたメールもそうでした。

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 ブログ拝見すると骨折もいよいよリハビリ開始ですね。ダメージを受けたのは上半身で、
下半身、特に脚は大丈夫なんでしょうか。?
 「歩けるならば、ひたすら歩いてください。」と私はタナカさんに進言したいです。
と言うのも私が手術後のリハビリにひたすら歩いて体力を回復させた体験があるからです。
手術から3ヶ月後に10キロレースを完走した時、俺は復活できると確信しました。
ウォーキングは人間の最も基本的な前進運動です。新陳代謝を促し、
脚に「お前が必要なんだよ。」と言い聞かせる事ができます。
驚異の復活を期待しております。

 それから23日はお世話になります。良かったら最後だけでも歩いてみませんか。
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ちなみに、このメールの送り主は胃の全摘手術なんて大病をしたにも係わらず、その後もハーフマラソンやら、縦走登山やらアクティブな活動を続ける山仲間です。
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リハビリ開始!!

2011-01-18 15:33:39 | タナカ君的日常
 機械的に緩みのある構造物を床面に突き立てる様な「ガチャン」と言う音、次に1拍分の音の休止期間があって、次にはだらしなくゴム底靴をズルリと引摺る様な音、その繰り返し音が廊下の向こうから近付いて来た。 リハビリテーション科での初診を待つ廊下は、そんな松葉杖を使った患者さんの移動音が聞こえたり、僕と同じ三角巾姿の人のいる場でもありました。

 今日は待ちに待ったリハビリ開始の日です。 府中市にある多摩総合医療センターで再診の手続きを専用のマシーンで行うと、 スマートフォンを更に大振りにした患者専用端末が自動的に貸与されます。 その端末の表示画面には、患者(僕)の名前や受診科名などが表示されています。 更に、「どこそこの待合室で待機しなさい」とか、 「X線写真を撮影してこい」等の指示が表示されます。 最初の指示はX線写真撮影でした。 それは前回診療後、次回の診療項目のトップに書かれていた項目でもあります。 それが済んだ頃に「リハビリ科の待合で待機せよ」の表示が出たので、違和感を感じつつも2階の当該ブースへ移動して、待機を始めました。 当初の予定では9:20から整形外科での診察が入り、10:00からリハビリ科となる予定が組まれていたのですから。

 リハビリ科の待合廊下ではそこの椅子があたたまる間もなく、首にぶら下げた端末に着信音と共に、「整形外科の診察室ブースNo△で受診せよ!」との指示が表示されました。 「おいおい、やっぱりリハビリ科で待機せよ! の指示は間違いだったのかい?」と内心毒づきながら急いで1階の診察室へ移動。 先行した妻が診察室の前に到着した時には診察室から看護婦さんが顔を出して「タナカさん、居ないのですか?」状態であったらしい。 ついさっき撮影したX線像と以前の画像を前にして医師は「骨はずれたりしていません、 きょうはこれからリハビリ科に行ってリハビリを始めてもらいます」 「次回は1週間後の○時からの予約でどうですか?」であっさり整形外科の受診は終了。

 ついでリハビリ科の待合で待機する事ほんの少しの時間で診察室への入室指示がでました。 リハビリ科の医師は僕と同年輩か? と思える、 ほとんど白髪の優しい顔をした方でした。 受傷の経緯、受診までの経緯、現状の傷み具合などの確認やX線画像などを眺め、「当面、肩を支点にした腕振り運動を開始」などのリハビリメニューを画面に入力していた。 そして最後には都立の病院の余裕からか、雑談的な話もしてくれます。 「腕の骨折にも色々なレベルが有ります、 あなたの折れ方は不幸中の幸いと言えるレベルのものです。」 「正月早々痛い思いをしたでしょうけれど、頑張ってリハビリして直しましょう」と前向きな気分にしてくれました。

 実際のリハビリ作業は別室の作業部屋で担当する理学療法士がその指示をみて腕振りなどのリハビリ動作を行い、やり方も教えてくれました。 次に来院する1週間後まで、自宅で1日3回ほど、自分で、そのメニューの振り子運動をこなす事となりました。

 病院の支払いを済ますと時刻は昼少し前、 久しぶりにファミレスに立ち寄って昼食。 食後、妻は家に戻るやいなや「私、プールに行ってきますから!」と道具の入った袋をぶら下げて駅近くのフィットネスクラブにお出かけ。 はいはい楽しんで来て下さいな。

 今日も通院の運転手さんをしてくれて、ありがとさんでしたm(_ _)m
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今日の富士山

2011-01-17 12:32:48 | タナカ君的日常
 日増しになった青首大根の畑の向こう、高尾辺りの山並みを右に置き、左裾を西丹沢の大室山に預けて富士が聳えている。 朝飯も終えてノンビリしている時間に友達から電話が入った、骨折の経過を心配してくれて、自身の体験やら、ネットで調べた話やら、一通りの話の後は「タナカ君、 歩けるんだろ?」、「どんどんと歩いた方が良いよ!」で締めくくりとなった。 そんな事もあって「少し早い気もするけれど、 外に出て歩くか」と散歩に出た途中でのスナップ写真が今日の富士山です。

 部屋着にしているフリースだけでは外に出たら風が突き抜けて寒そうなので、三角巾で吊った腕と胴体に山用のズボンを巻きつけて、更にその上からは弾力性のある布製のコルセットを巻きつけた上で、最上部にはフリースを羽織ったスタイルが出来上がった。 手伝ってくれた妻はズボンを胴体に巻き付けた事に随分と抵抗を感じたらしく「家には巾の広いショールも有る」とか何とかクチャクチャ言ってたけれど、 そんな俺の管理下に無い物を、俺の身体に巻き付ける発想は出てこないし、 ズボンが胴体に巻き付けてあるなんて外見では判らん事だから、 それで良しとした。 家の玄関を出る時のスタイルは、 手には山用のストックを持ち、足拵えはゴム長靴。 頭には耳覆いの付いた防寒帽子を乗せて、 右手のフリースの袖はフワフワと風に揺れて、 首にはカメラのストラップがかかっている、 そんなスタイルでした。

 歩き始めてすぐにGPSも持てば良かったのに・・・ と思ったものの家に引き返すのは止めました。 GPSを持てば、平均速度、トップスピード、移動距離等のデータも採れるからおもしろいんですけどね。 記念すべき散歩の記録をいい加減な数値で表してみますと、

    歩行距離 : 1.3km
    外出時間 : 37分
    歩行速度 : 2km/H (写真撮影時間を除く)

こんな所です。 腕に痛みは走らなかったし、 外歩きしてもOKかな? 明日受診するとき、医者に聞いてみるとするか...
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3週間先を思い煩う

2011-01-16 10:30:48 | タナカ君的日常
 「タナカさん、 ブログを見ると身体の様子も落ち着いて来たらしいね。 そしたら、 1日にたとえ5分でも良いから外に出て歩きなさいよ!」 「あたしの見ている人達も、動かなくなると、本当に動けなくなってしまう人をイッパイ見ているんだから」 介護の仕事をしていて年末・年始も無く働き続けていた友人が「久しぶりに新宿に向かう高速バスに乗っています・・・」なんてメールを妻に送って来たそうなので、新宿に着いた頃を見計らって電話をしたら、そんな風にポンポン言われてしまった。 

 外に出ようと思えば出られるんだけど、 よろける様な事態が生じて右手にショックを与え、くっつきかかっている骨が大きくずれて仕舞い、 手術が必要ですなんて逆戻りになることに極度の恐れを感じて、今はまだ危険を冒す元気が出ないのですよ。 でも今度の火曜日からはリハビリテーション科での治療も始まるので、様子を見ながら外歩きにもトライしてみます。

 ところで、先月に予約を入れた、来月の札幌雪祭り期間の航空券と宿はキャンセルせずに保持してあります。 実際に出掛けるために必須な事は電動傾斜ベッドの力を借りずに、起床と横臥が自力で出来ることなんですが、 今は未だ出来ません。 出発予定日まで後3週間あるので、 なんとかなるんじゃないか? と楽観はしてますが、 どうなるかな?

 雪祭りの雪像を見るだけでは勿体無いから、宿は3泊して粉雪のスキーを楽しむ予定もあったけれど、 さすがにそこまで望むのは無理な話しと分かっている。 「じゃー宿泊予約日数を減らすか?」なんて3週間先の事を思い煩い始めている今日この頃です。
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吸い込む文化

2011-01-15 21:46:13 | タナカ君的日常
 元旦の日の夕食も終わる頃の話し。 当夜の食事を担当したバングラデシュのファーヒム君の言う事には、手掴みでカレーを食べる時「日本人は手で掴んだ食べ物を口に入れる時に口をすぼめてすすり込む動作をするけれど、それは正しくない」 「口は開いたままにしておき、 掴んで口元に寄せた手の指の上にある食べ物は親指を使って口の中に押し込む様な形で入れるのが正しい食べ方である」とのたまう。 そう言われると「日本人の食生活の中には吸う動作が沢山有るよな」と確かに思う。 蕎麦やうどんをすすり、 お吸い物なんて、まさに「吸」の字が組み込まれているものなー。 

 まあ食べてる最中のその話は「そんなものか?」と聞き流していたけれど、食事も終盤、皿にわずかに残ったカレーやご飯粒を右手の親指1本で、こそぎ落として口の中に入れ終わった。 そのお皿の綺麗さと言ったら洗い終わったお皿と見紛うばかり。 その彼に脳外科の実務やイスラムの祈りの時を除くとお笑い芸人と化すDr.脳がまだうっすらとカレーの色が残る隣の女性アイヌラさんの使った皿をファーヒム君の前に突き出して、「ファーヒム、 このお皿も綺麗にしなさい」と迫り、 ファーヒムは「ヤメてくれよ!」とそっぽを向き、 アイヌラさんは大口あけて大爆笑してましたっけ。

 そして2日、 ゲレンデの人出は昨日までより随分と増えた。 レストランなどのある建物脇ではリフト券等をゲット出来る「ジャンケン大会にも人々が群がっていました。

 爺ヶ岳のピークも青空に浮かんでいる、絶好のスキー日和でした。 僕もこの日の夕方にはスキーゲレンデとお別れの予定の日でした。 だからこの日は「タナカさん僕のムービーを撮って下さい」と言うファーヒム君の希望もけって、リフトの一日券を目一杯使って滑ろうとしていたのに、 午後の2本目で接触転倒して、右腕骨折とはね...
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人間、所詮○△袋

2011-01-14 12:29:45 | タナカ君的日常
 「人間は、所詮クソ袋」なんて言い回しがありますけれど、 今の生活はまさにそれを実感する日々が続いています。 朝の6-7時に起床して、袋の中の物を排出する。 次に、その原材料を口から投入すること、日に3度。 日中は元気な時に続けていた筋トレメニューの内、今でも出来る無負荷でのスクワットや片足つま先立ち動作、 左手だけのダンベル上下等をこなす。 でも大半の時間は図書館から借りてきてもらった本を椅子に腰掛け、 左手で本のページをぎこちなくめくるスタイルで読み続けている。 ちなみに昨日読み終わった本は藤沢周平の「麦屋町昼下がり」、 そして今読みつつあるのは浅田次郎の「オーマイガアッー!」 カジノで有名なラスベガスの一風変わった観光ガイド本と言えなくもない。 こんなのどうしても読まなくちゃならない理由なんてコレッポッチもないけれど、 昼間起きている間の暇つぶしには読書が肌に合います。 最近のTVなんか、暇つぶしの対象とすろ気持ちも起きない番組内容やコマーシャルが多すぎて、ほとんど見る気がしない。 インターネットの囲碁も暇つぶしにはなるけれど、 元気な時でも少し慌ただしさを感じる持ち時間だったりしたから、チョイト手を出すのを控えてしまう。 

 3度目の食事を済ませた後は、もう一つの小便袋を出来るだけ空にする努力をしてから、ベッドに横たわる。 動かすと相変わらず強い痛みを感じる右手は、眠っている間に動かさなくても痺れておかしくなって来る。 右腕を支える役目のタオルの位置を微妙に変化させたり、 軽く左手でさすって痺れ感を軽減させてから、再度眠りに就く。

 そして朝が来て、クソ袋の中身を処分する作業が繰り返されるのだが、 温水便器なんて設備の無い我が家のこと。 トイレットペーパーを動かせる左手で千切り、出口の清掃に努めるのだけれど上手く拭ききれない。 そこで今は写真のように個室内部にタオルを10等分くらいに切り分けた布と、お湯の入ったテルモスを備えてもらい。 布切れに少々の湯を降り注ぎ、 そいつで最終的な仕上げ拭きをしています。 勿論、タオルの布切れを流す訳には行きませんから、 燃えるゴミ扱いで廃棄していますけどね。
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次の次の日曜日の計画

2011-01-13 11:40:33 | タナカ君的日常
 東武東上線沿線に住む山仲間2人から、23日の日曜日に遊びに来てくれると連絡が来た。 なにやら西武新宿線の小平駅に集合して、およそ9kmの道のりを玉川上水脇の遊歩道等を歩いてやって来る計画らしい。 妻まで小平駅まで出かけていって、皆と一緒に歩いて来るとはしゃいでいる。 暇な人はヨシノブさんか、トオルさんに連絡して遊びに来て下い。 きっと我が家で準備するのは温かい豚汁くらいなものだろうから、人数増えても問題ないと思います。 なにせ、案内メールには「昼食各自で準備」と書いてくれてあるからね。

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1月23日(日)のウォーキングは添付した地図の行程で行いたいと思います。

概要は下記のとおりです。

09:30西武小平駅南口発~ 一ツ橋学園~ 小平桜橋~ 玉川上水~ 小川橋~ 

 (距離、約9km)   昼食は各自で準備(途中購入可)

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落ち着きつつある療養生活

2011-01-12 18:30:28 | タナカ君的日常
 ”タイガーマスクあるいは伊達直人”現象とも言うべき仮名の寄附行為が報じられている。 新聞やTV等のメディアに取り上げられて、全国的にランドセルが本流だが、現金、はては野菜などの農産物を寄付する行為が拡散しているようだ。 子供の苛めが原因とか言われる自殺の連鎖に較べると、タイガーマスク現象はなんだかホットします。

 ホットすると言えば、骨折による家庭内療養生活にも落ち着きが生まれつつあり、 ベッドを離れてトイレに立つのも自力で出来るようになったため、妻が日中の半分くらいの時間を買い物等で家を明けても困らなくなりました。 その妻が玄関先でウオーキング仲間と拝島大師あたりまで出掛ける相談を楽しそうにしています。 僕の日常生活が元に復するのは当分先の話しだけれど、 こうやって妻の日常が回復するだけでも、随分と嬉しいことです。 「ただなあー、拝島大師は高幡不動の方に向かって行けば良いんじゃなかったかしら?」 そんなトンチンカンな事を口走る妻達の話しには、呆れ返りとともに、「でもこんな人に助けられて、今の生活は成り立っているんだよな」の複雑さを交えた口調で「何を馬鹿な事を言ってるんだ!!」、「多摩川のアッチとコッチ、方向も全然違うだろう!」と玄関先で話し込んでいる所へ大声で割り込んでみたりしています。
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