せっせと買い替え

2011-04-08 22:23:37 | タナカ君的日常
 我が家の電話器が故障で通話不能になってしまった。 電話のベルが鳴り、受話器を持ち上げると、相手の声は聞こえるのだが、こちらの声が相手に届かないらしい。 それで送話器の辺りを点検してみようと手に取ってみたが、送受話器の部分を分解する方法が判らない。昔ながらの黒電話なら、送受話器部分の分解はいとも簡単なのに・・・  そんな事で弄んでいたら、送受話器のケーブル取り出し口直近でケーブルの外被が裂けて中の細い電線が4本見えているのに気がついた。 多分その中の送話器に関係する電線が断線しているために声が届かなくなったんでしょう。 だから断線している部分をほじくり出して半田付けすれば直る可能性は大いに有るのだけれど、我が家のFax兼用電話機は随分と古い機種で電話番号登録可能件数が10件しかなかったり、ナンバーデスプレイの表示部分が小さくて見づらかったり、不満も溜まっていたので買い替えすることにしました。 その買い替えですが、近所の電気やでやればすぐ入手出来るけれど、 価格が1500円ほど安い通販で購入手配したものだから、それが届くのは時間がかかる。 その取り替え工事が完了するまで、我が家の固定電話に電話していただいても通じませんので悪しからず。

 買い替えと言えば、ガスコンロもオーブン部分の着火状態が思わしくなくて、そこを使うときに、妻は長時間「パチパチ・・・・・・・パチ」と火花を飛ばす音を響かせて手こずっている。 そんなこんなで我が家では寿命の来た物が目立ち始めました。 その最たるものが、これを書いている自分自身であったりします。 歯の詰め物の下の虫歯が広がっったために詰め物が取れてしまったり、 別の部分では被せてあった金属が外れかかってしまったりと、今年になって2回も歯医者の治療を受けてます。 そんな風にガタの来た僕達の体が持つのは平均寿命からすると残りは10年とちょっと。 新しく買い替える製品も寿命は10年程度かな。 バランス的には丁度釣り合う時期ですね。

 だから、古くなったり、故障した製品はせっせと買い替えています。 ちなみに去年から買い換えた物を列挙すると、電気冷蔵庫、ヤカン、オーブントースター、デジカメ、パソコン、そして今度の電話機です。
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右腕骨折して以来3ヶ月

2011-04-07 12:41:27 | タナカ君的日常
「右腕機能回復の現状」こんなタイトルで2月の末に記事を書きました。 あれから1ヶ月、スキーで右腕を骨折して以来3ヶ月が過ぎました。 その骨折部位の回復状況を記録しておきます。

 外見からは三角巾で腕を吊るのもとっくの昔にやめたし自転車も両手でハンドルを握って乗っているし「右腕が骨折して、その回復途上にある」なんて風に見られる事は無くなりました。6kmの散歩コースを歩く時には途中で休憩することなく平均時速5kmほどで歩き続けられる様になりました。 新宿あたりへ通勤時間帯の他の乗客と触れ合う様な混雑した電車に乗り込む事も気にしなくなりました。 就寝中に寝返りを打つ事も出来る様になったので、肘の辺りで血流が阻害されて肘から先が痺れる事も無くなりました。 じゃあ完治したのですか? と言われると・・・ 完治していません。 まだ、リハビリを続けて右腕の機能回復に務めているところです。

 リハビリで行う運動の中身は右腕肩関節周辺の可動範囲の拡大に尽きるのですが、最近は捻り動作が加わっています。「右腕機能回復の現状」の記事で☓を付けた項目(左耳をつまむ、腕を伸ばして肩まで持ち上げる等)について言えば、今は全て出来るようになっています。 じゃあ、右手で何が出来ないか? そんな事を書いて置きます。

医師から禁止されていること

XX―1. 腕立て伏せの様な強度なトレーニング。(7月頃まで禁止)

XX―2. 転んで右腕を突くような事。(登山では転ばない様にしなさい)


右腕が出来ない事

X―1. 左肩の上を掻く。
X―2. 背中を掻く。
X―3. 水泳のクロールの時の様な腕の回転動作。
X―4. 右腕だけで電車の吊革に体重を預ける。
X―5. 可動範囲全域を無痛のまま動かす。
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崩壊熱

2011-04-05 11:42:24 | タナカ君的日常
 昨夜の山の会の例会の中での話題の一つに原子炉操業やそれにまつわる”崩壊熱”の話題があった。 アインシュタインさんの有名な E=mc^2 で表現される数式は、物質が持つ質量が変化(減少)する時には物凄いエネルギーに変換される事を予言して原子爆弾が開発されるキッカケになった。 そんな事は知っていたつもりだけれど、 崩壊熱なんて始めて聞く用語のような気がしていました。
 
 原子炉内部で使用される核燃料棒は中性子を吸収する性質を持つ制御棒が挿入されて、運転を停止したからと言って、それによる連鎖反応的に生じる核分裂の回数は小さくなるように制御されただけの事。 依然として燃料棒その物は種々な放射線を出し続け、質量の小さな安定な物質へと変化(崩壊)し続ける。 つまり、 E=mc^2 のエネルギーを周囲に放出し続けるのだから、冷やさなければ高温になってしまう。 言われてみると凄く当然な事なんですね。 原子力発電所における冷却システムが、そんな具合に発電停止後の重大な安全に関わっていたなんて意識していませんでした。

だから、福島原発の津波による非常用電源を含む電源の喪失と、冷却水を循環させる系統のダウンが報じられた初期の段階で、フランスなどの原発を沢山稼働させている国々の政府が「日本に滞在している自国民に退避勧告を出した」 そんな報道を見聞きしても、「何を過剰反応してるのさ!」と思っていましたが... 技術的に推論していけば現状の泥沼の様な状態も予見出来たのですね。

 それなのに日本政府や原子力保安院なんて国の組織の出すコメントは「冷静な対応を」、「放射能物質の漏洩は極微量」なんて類の声明で終始していた。 僕なんか言ってみれば無知であり、完全に舐められていたのです。

 まあそんな蘊蓄話の元ですが、「崩壊熱」をググっている際に見つけた
「科学ニュースの森」と言うブログ

その中から”崩壊熱”を拾い出した「科学ニュースの森・崩壊熱」

(外国の)科学記事を紹介する形で構成されているブログですが、 いづれも素晴らしい内容の記事でお薦めです。 是非ご覧になって見て下さい。
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やったね 孫正義さん!

2011-04-04 22:42:45 | タナカ君的日常
 ソフトバンクの孫さんが震災の義援金として100億円を提供するとのニュースが流れ話題になっている。 日本にも、こんなに気前のよい金持ちが住んでいたなんて素晴らしい事です。
 
 ところで、今日は骨折も治ったので12月以降4ヶ月振りに山の会の例会に出かけてきました。 例会の場はビルの中の赤提灯的なお店で行っているのですが、 いつもならある 「イカ・納豆」をつまみにオーダーしたら、納豆の産地が地震被害で入手困難なため、今は「イカ納豆」はメニューから外している」のだそうです。 そんな環境もありまして当然話題は今回の震災に集中していました。 まあ話は色々出たけれど、 孫さんの格好良さに比べてあまりにもどうしようも無い事故を起こし、被害を拡大させている東電の事故に行き着きます。

 山仲間の一人は昔の仕事での体験を憤慨した口調で語る。 それは東電の仕事に使う測定器を東電の協力会社に納入する際の立会い検査の場での事、納入先企業の社員と東電の社員がいたのだそうだが、 東電を殿様とした場合、納入先企業の社員の立場は家来ではなくて、「それ以下レベルの相手としての接し方、話し方であった」と言う。

 そんな企業の馬鹿殿様、東電の社長のだらし無い事。 体調を崩して入院? 雲隠れ? 「自分の体調管理もできず、原発事故の様な重大なトラブルの前面にに立つ精神的な強さも無いのかよ?」 等々 赤提灯の下のサラリーマン同士の様な話をして来ました。
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花見の自粛?

2011-04-03 18:53:30 | タナカ君的日常
 1年前のこの時期には岡山県、兵庫県、京都と関西方面の桜の名所を廻るドライブに出かけていた。 京都では京都市街西方、広沢の池近くにある宇多野ユースホステルに4連泊したのです。 そこの宿では夜間照明された庭の桜を背景にした写真を撮って、葉書に印刷してくれて「1年後の未来に郵送しますから、住所を書き込み、一言添えて下さい」とスタッフの方に言われたので、記入して置いてきた。 その事は、すっかり忘れていたのだけれど、昨日その葉書が届き、暫し懐かしい遠い目付きになってみたりしていました。 一緒に行ったクマちゃん元気かな?

 今年の桜は去年より開花が遅く、多摩地域では今やっと4分咲といったところですから、花見はこれから。 なのに、なにやら花見の宴会に水を差す動きも出ている。 僕なんか「賑やかに花見をしたって良いじゃない」と思う。 「大勢の人が津波で亡くなった直後なのだから」の意見には、 短時間に人が亡くなった特徴はあるけれど、「日本全国の年間自殺者とどっこいどっこいの人数でしょ?」と比較しちゃいけない数字を並べてみたい気持ちもする。 それに、普通は知人が亡くなったのでもなければ、そんなにシンミリした気分にはならないんじゃないですか? 僕なんか前にも書いたかもしれないけれど、父親が入院していた病院で亡くなった知らせを聞いた時には、その日の秋晴れの天気の様に肩の荷が降りた「爽やかな気分」になっちゃいましたからね。

 花見の自粛なんて、 テロ対策にかこつけて駅のホームからゴミ箱を撤去して、ごみ処理費用を浮かせてニンマリしている鉄道事業者さんと同じように、公園などでゴミの後片付けにウンザリしている清掃関係者が喜んでいるだけじゃないかなあ。
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地震の周辺・とりとめない話題

2011-04-02 11:46:44 | 地震の周辺
 第2次世界大戦で敗れた日本やドイツ、そこから苦難の道を辿り復興を果たして来た。 今回の東日本震災の被害範囲や困難さを、その時と同じに見立てて、敗戦後の復興が出来たのだから、「今回も優秀な日本民族は見事復興するだろう」なんて論調も見かける。 僕自身、復興は出来るだろうし、やらなくちゃならないと思っています。しかし、復興の初期段階の今の状況をTV報道などでみていると、当時とは随分異なる様子も見て取れる。 それは今後の復興にプラスに働きもするし、マイナスに作用もする。

農産物の廃棄、作付け中止

 戦争間際の広島と長崎への原爆投下、あの時の周辺地域への放射能汚染と現在の福島原発事故による放射能汚染。 どんな差異があるのかとても興味が有り、それを知りたいと思っているのだが、適当な情報に巡り会えていない。 あの当時作付け制限なんてしなかっただろう、そして知らぬが仏で生育していた野菜など農産物は全部食べていただろう。 地域の井戸や水道の水も普通に生活用水として使用され続けていたでしょう。 今回の放射能汚染騒ぎによる集団移転などの費用、将来発生するであろう農家などへの東電や国による金銭的な補償。 それはいづれ税金の様な形で日本全体へ跳ね返る。 それよりも今現在、農家の方々の収入途絶の不安は生活して行く上で、とんでもないストレスを与えていることでしょう。

 健康のために乳幼児には摂取させたく無いと言われる水や野菜、僕の様な年寄りは「死期が早まる? 」、「健康被害が」といわれても... 「それも構いませんよ!」と言っちゃいます。

瓦礫の除去・処分

 津波被害の残骸で覆われた街では道路スペースの確保作業。 今も各地でそれは行われ、重機を使って作業が進むから比較的スピーディーに作業は進んでいる。 しかし、道路脇によけた建物の残骸等は焼却処分する処理場の能力の制限もあるので、処分に今後何年もかかるだろうと報じられている。 敗戦後にバラックでも良いからと家を再建しようとしていた人達だったら涎が垂れるような資材、屋根の瓦、柱、台所のシンク等が打ち捨てられているようにみえる。

 現在わずかに利用されていると言えば、屋外で暖をとったり、炊事に利用する燃料として廃材が少し使われている程度かな。 子供の頃、利根川の支流、烏川の近くに住んでいたのだが、堤防近くに家のあったお爺さんが毎日河原を歩きまわって流れ着く木の枝などを拾い集め、貴重な燃料として軒先に積み上げてあった風景を想い出す。


私有財産権

 垂れ下がった電線を何十mか掻払おうとして捕まった人がいたなんてエピソードや被災者の遺体を探して目印を立ててある、それを目印にして効率的に遺体に近づき、懐を探る悪者の話が立ち読みした週刊誌の記事にあった。 道路を塞ぐボートも所有者に無断で勝手に運んで捨てることは出来ない、だから店頭に居座って商売の邪魔になるボートも撤去出来ないなんて話も聞く。 もちろん、そんな他人の持ち物を勝手に持ち去ろうとしたら法律に違反している事だろうから、警察が捕まえるなら捕まえれば良いだろう・・・ とは思うものの、 電線なんかそんな形で再資源化のルートに乗ったり、船などの装備品で使える物を外して(盗んで)中古品として再利用し、解体撤去の時期が早まる。 そんなの有っても良いだろうと思うのです。

 ただなー、泥棒野郎が遺体の懐を探ぐって現金や貴金属など盗むのは頂けない。 これを防ぐには今の作業も大変なご苦労をなさっているのを承知の上で、遺体探索作業をなさっておられる自衛隊や消防の方々に、遺体の懐を探る追加作業をお願いしたらどうだろう? と思うのです。 身元が分からない場合も多いでしょう。 そんな人が現金を持っていたら、その中身は災害復興の義援金扱いにするのです。 ネコババする捜索隊員が居るかも知れないって? それはそれで良いじゃないですか! そんなの少数派だと想い、目を瞑りましょう。


親族間での助け合い

 ある人々は昔の様に強い絆で助け合いを始めているようです。 2・3度このブログでも取り上げた被災地に実家を持つ知人Aさん。 東北地方の高速道路の通行規制が解除された先月末、津波ですべてを流された牡鹿半島の漁村のお兄さんと、石巻付近で住居の1階部分がめちゃめちゃになった親戚の救援に車で向かうと連絡があった。

 Aさんは、まづ石巻に向かい、1階がめちゃめちゃになった親戚の家の片付けを手伝い。 今日あたりは、高速バスを利用して石巻まで追いかける奥さんと落ちあい、次いで牡鹿半島で避難所生活しているお兄さんのもとを訪れて帰ってくる予定とか。

 最近の地震関連TV報道では避難所を訪れたキャスターが「今不足している物は何ですか?」 「今、必要な物は何ですか?」とインタビューしている風景が報じられている。 それに対して「飲んでいた薬が不足してます」とか「一刻も早い仮設住宅への入居」を希望するなどと答えているが。 このAさんが電話連絡のついた避難所生活しているお兄さんに必要な物を聞いた時の返事は

○ 「食料は足りている」

○ 「何か持って来てくれるなら、避難生活を一緒に過ごしている
   他の人々とも分け合える物を用意してきてくれると有り難い」

○ 「今、金をもらっても、物を買える場所が近所に無いし、
   町にも出かけられないから、今はいらない」

○「車が欲しい」

 そんな電話でのやりとりが有ったそうだ。  それでAさん、 乗って出かけた車は、すべてを流され避難所生活をしているお兄さんのリクエストに応えて、急遽入手した軽の中古車を、救援かたがた陸送して行ったのだ。 もちろん現地ではガソリンの入手も困難だから、予備の燃料タンク40リッター分ほども積んでだそうです。 軽自動車でそんな量の予備燃料を車内に積むなんて違反。 でも救援に向かうにも、現地で車を使って貰うにも、予備の燃料は絶対に必要と判断しての事でしょう。
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地震の周辺・ルームドナー

2011-04-01 09:45:26 | 地震の周辺
 昨日の午後「ウチのお父さん、今朝車で、石巻に出かけて行ったワ・・・」牡鹿半島に実家を持つ知人からの電話はこんな話から始まって 「ところで、タナカさんがブログに載せた話、どうなってる?」、「誰か家を使わせてくれって連絡あったの?」の話題で終わった。

 その「地震の周辺・僕達もボランティア」のタイトルの記事に載せた”家を貸す”件については、先日の高尾山ハイキングの時に一緒に歩いた山仲間からも聞かれたし、 つい最近ブログを通じて知り合ったUSA在住の方からも、経過を気にしたメールを頂いた。 そんな風に興味を持って経過を知りたい方が他にもいらっしゃるかと思うので報告しておきます。

 現時点で、メールでの問い合わせは1件もありません。

 あの記事を載せた日から一週間ほど経過しても何も反応が無いのでもしかしたら掲載しておいた「連絡先のメールアドレスに誤記でもあったか?」と思って、そのアドレスにメールを送って間違いなく受信出来るか確認しました。 やはり、僕のこのブログの様な読者数が100人を少し上回る程度の場所に掲載しても部屋を必要としている方々に情報は届かないよな・・・ と想いつつもそのまま放置してあります。

 経過を気にしてメールを下さった方からは、そのメールの中で、被災者の方と僕のような気持ちを持った人々を結び付ける目的で今回の災害後に立ち上げられたサイトを紹介して下さいました。
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ルームドナ― :

家に住むことが困難な被災者の方と
住宅/部屋を提供してくださるルームドナーのマッチングサイト

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 このサイトの事は日経新聞でも紹介記事が載ったほどですから、みなさんも既に御存知かもしれません。 僕も昨夜、アクセスしてみました。

 Topページの下部に流れるツイートされた内容を見ていると、続々と部屋や家を提供しようと申し出た人がいることが見て取れます。 これを住む場所を必要とする人々がどれほど利用出来るか? そこら辺が利用が広がる鍵かもしれません。 その点は、サイトの運営者側も理解しており、
【「roomdonor.jp」を被災者に広めてくださる方にお願い】
としてこれから被災地に向かう方や、その近くに住む方などに、ルームドナーの活動や使用方法を記したチラシのファイルをダウンロードして印刷して、それを被災地付近で配布してもらいたいと呼びかけています。

 ところで、同じような趣旨で被災者をホームステイとして受け入れる仲介活動を始めたNPOの活動の様子をレポートしたTV番組がありました(たしかNHKだったかな?)。 そこでも2000件を越す受け入れ家庭がたちどころに登録されたのだけれどその収録時点では「実際に具体化したのはほんの数件にしか達していない」、「人間系が介在した活動がニーズを結びつけるために必要」といった内容だったと記憶する。

 住む場所が無くなったとは言え、被災者側にも事情があって、「どこでも良いから住む場所が欲しい」なんて人は極めて少数なんでしょうね。 住み慣れた土地の近く(友人知人の近く)に住みたい。 収入を得るための仕事がないと困る。 先々の行政からの支援を受けるためには「個人的にポイッと何処かに引っ越してしまうのは不利だ」なんて思惑と現実もあるようです、 その最たる現象が町村単位での集団移転に現れているように感じます。 そんな種々の条件に基づく判断に、第3者の僕達が介入出来るものでも無いですし。

 善意を見知らぬ人に渡すには喜捨する程の心構えで行わないとお互いが不幸になるってよく有ることです。 現実に家を貸すとなると、ルームドナーのサイトから転載した記事の内容から推察出来るように、善意だけの単純な関係から外れる場合も有ることを承知しないといけません。
 ブログに書いた事は知人友人の反応からすると、結構興味を持たれ浸透したようです。 僕としてはそんな繋がりの中で「部屋を使わせて」と希望する人、なにかの縁で僕のブログを見てコンタクトを取る人が現れたら話をすすめる。 そんなスタンスでノンビリ構えるつもりです。 したがって、Room Donor には登録しません。

****** ルームドナー・受け入れガイドライン ページより転載 ******
3.受け入れ時について

待ち合わせを行う際には必ず自宅や人目につかない場所は選ばず、
  人通りの多い場所を指定してください。



受け入れを行う際には必ずルームドナー登録者の個人認証のため、公的機関の発行する身分証明書(パスポート、住基カード、健康保険証、運転免許証、外国人登録証明書など)のコピーされたものを受け入れ希望者の方に渡してください。

受け入れ希望者の公的機関の発行する身分証明書のコピーを取得してください。(受け入れ希望者が被災の影響で身分証明書を保有していない場合は、被災者側と相談を行い、の親類や知人で保証を行ってくださる)

受け入れを行う前に以下のような双方での合意書を書面にて作成を行ってください。(被災者の方が身分証明書を保有していない場合は、保証人の設定などを双方でご相談下さい)

光熱費や賃料以外の諸経費の負担の有無
鍵を紛失した際の対応について
住居以外に提供するものの有無(車や、食料など)
受け入れの期間・退去日について
退去の延長を行う際の賃料の発生の有無について
提供した家や部屋における盗難、事故、故障、火災、天災、雨漏りに関する
    各種の損害賠償について
その他想定外のトラブルが生じた場合の責任の所在について
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